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投稿者: master

飲食店に特化した接客英会話レッスン 10日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

先週に引き続き、今週もノートを見ないで「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習を全て英語で行っていただきます♪
先週 FUKA と MOEMI が挑戦してくださったので、今週は MARIE とYUJI の番です。

ただ、その前に今日は「よくある食物アレルギー」についての講義を行いました。
食物アレルギーはどんな食材からでも成りえる為、「これとこれを覚えておけば大丈夫!」なんて事はありません。
ただ、最低でもよくある食材を覚えておけば、柔軟にご対応できる可能性はグンッと高くなります。
「世界にはこういう食物アレルギーを持つ人がいる」
という知識を持ち、そのような方にもご満足頂けるお料理をご提供できるといいですね★

 

世界で多い食物アレルギー

※「世界で多い」なので、日本で多い「そば」は入っていません。

Salmon ヒラメ Halibut
Tuna Crab
ロブスター Lobster 海老 Shrimp / Prawn
二枚貝
(あさり/はまぐり)
Clams ムール貝 Mussels
牡蠣 Oyster 烏賊 Squid
Octopus 帆立 Scallops
小麦 Wheat 大豆 Soy
ごま Sesame 牛乳 Milk
Egg ピーナッツ Peanut
アーモンド Almond ブラジルナッツ Brazil nut
カシューナッツ Cashew nut Chestnut
ヘーゼルナッツ Hazelnut マカダミアナッツ Macadamia nut
ペカンナッツ Pecan nut 松の実 Pine nut
ピスタチオ Pistachio くるみ Walnut

必ず知って頂きたいのは、食物アレルギーは命に関わる場合もあるという事。
もし海外のお客様のおっしゃっている事が理解出来ない時は、紙とペンをお渡しして

Could you please write it down?
(書いて頂けますか?)

とお願いし、辞書で調べる等の対応を取りましょう。
曖昧な理解のままお料理を提供するなんて事が絶対にない様、ご注意ください。

 

MARIE による接客英会話 ~実践練習~

それでは、本日のメインである実践英会話練習をご紹介します。
今日のトップバッターは MARIE です。
※お店が営業中であるため、レッスンはお店の会議室で行いました。

MARIE の実践練習を見て驚いたのは、その完成度の高さ!
もちろん、先週挑戦してくださった FUKA と MOEMI も素晴らしかったのですが、MARIE も全く引けを劣らず。
嬉しさと感動のあまり、動画を何本も撮ってしまいました(^ ^)♪

私がなぜ、MARIE にこんなに感動したかと言いますと、MARIE はこのレッスンを始めるまで、英語に触れる機会が全然なかったからです。
初日のレッスンで「好きな洋画や海外ドラマはありますか?」と皆さんに聞きましたが、MARIE は「洋画も海外ドラマもほぼ見ないです。。。」との事。
しかも、海外に行った経験もありませんでした。

これまでにレッスンを通じて多くの方々とお会いしましたが、MARIE ほど「英語」や「海外」と触れる機会がなかった方は初めてでした。
そうなると当然、海外留学経験がある方、海外ドラマが好きでよく見る方とはスタートが異なります。
これまで触れてこなかった分、相当な努力をしないとこのレッスンについてこれないのでは…と密かに心配していました。

しかし、私の心配を一気に吹っ飛ばすほど、MARIE の実践練習は素晴らしかった!
これまでにレッスンソングとしてお出しした接客英会話や、レッスン内でその都度追加したフレーズはもちろん、宿題で他のメンバーが持ってきた

Would you like to pay together or separately?
(お支払いはご一緒が宜しいですか?別々にされますか?)

までもスラスラッと聞けちゃうなど、完成度の高さが私の予想を遥かに超えていたのです!
初日(9週前)では殆ど英語を話す事ができなかった MARIE が、こんなにペラペラと英語で接客が出来ている…
私はこの様に、「大丈夫かな…?」と心配していた方が大きく羽ばたく事を「変態(さなぎが蝶になる事)」と呼んでいるのですが、MARIE も変態してくれました!
接客英会話講師をやっていて、最高に嬉しい瞬間です♡

3才のお子さんを育てながら働き、さらに接客英会話も勉強されるなんて、並大抵の努力では出来ません。
それでもやってのけた MARIE は本当にすごい!!
MARIE の上司の郷田さん、どうか MARIE に拍手喝采を送って下さい。

 

ちなみに、MARIE の接客英語が素晴らしかったのは先述の通りですが、実はお客様役をやってくださった MOEMI と FUKA も同じくらいお見事でしたので、お二人の功績もご紹介させてください。
この実践練習は、生徒さん(1人)がスタッフの役になり、他の生徒さんは海外のお客様役をやっていただく事が多いです。
お客目線で改めてメニューを見てみると、今まで見えなかった部分に気づけたり、何よりお客様の英語も覚える事が出来ますので、このお客様役は意外に大切なのです。
しかし、お客様役が注文に時間をかけすぎていたり、店員役の生徒さんに全然質問をしないと、レッスンの空気感がシラ~っとなりがちです。
ですので、実践練習をきちんと行う上で、お客様役は非常に責任重大なのです。

そんな中、MOEMI と FUKA のお客さん役としての素晴らしさたるやっ!
2週間前に学んだ「お客さんの英語」は既にしっかり頭の中に入っていましたし、今日やったばかりのアレルギーまでも取り入れる柔軟性には感銘を受けました。

What do you recommend?(何がおすすめですか?)
I can’t eat tomato.(トマトが食べられません。)
How big is it?(これはどれ位の大きさですか?)

等、お二人が質問をたくさんしてくださったお蔭で MARIE の接客英会話の量も増え、海外のお客様と店員がやり取りをしながらオーダーを決めていくという、理想的な空間を作る事が出来ました。

「今週はお客さん役だから。」
と気を抜く生徒さんもいる中、こちらのお二人はいつでも全力投球です。
本当にありがたいですね。
この様な生徒さんと出会えた私は幸せ者ですし、何よりも、この様な方々が働いている「未来食カフェレストランつぶつぶ」のオーナーさんはさぞかし鼻が高いことでしょう★

 

YUJI による接客英会話 ~実践練習~

さて、実践練習の大鳥を飾るのは、店長の YUJI です。
実は私は、YUJI も「大丈夫かなぁ…」と心配していましたし、これまでに一番エールを送っていた方でもありました。
と言うのも、過去に何回もフラッシュカードを使いながらの復習を行いましたが、YUJI はダントツで覚えていなかったからです!(ドーン!)
ですので、今回 FUKA, MOEMI に続き MARIE も素晴らしい実践練習を披露されたので、「YUJI は大丈夫だろうか…?」とドキドキしていました。
しかし、見事に取り越し苦労でしたね。
YUJI の実践練習もアッパレでした!

数週間前に行った復習の時は、「あれれ?YUJI だけで遅れているぞ。」感が否めなかったのですが、今日の実践練習では、あの時はまだ覚えていなかったフレーズがスラスラ出て来ていましたヽ(^◇^*)/
先週お伝えしたご注文の確認もきちんと行い、オーダーミスなくお料理を提供する事が出来ました。
また、海外のお客様役のつぶつぶ3人娘(勝手に命名)が MARIE の時同様、様々な質問をぶつけましたが、しっかり質問内容も理解し、ご対応出来ていたではありませんか!

個人的に「すごい!」と思ったのが、お客様にお勘定をお渡しする際に言う

Whenever you are ready.

という一言。
「お支払いはお客様のタイミングで。」という、「すぐに払ってさっさと出てけ」みたいな誤解を一掃出来るフレーズなのですが、YUJI はこの思いやりの一言もちゃんと忘れずに言えていました。
絶対に言わなくてはいけない訳ではありませんが、この一言があるだけで、お客様への気遣いを表せる言葉ってありますよね。
“Whenever you are ready.” は正にそれです。
それを YUJI がしっかり覚えててくださっていたなんて…、さすが店長です!

そして、最後は

Have a good one!(よい一日を!)

でお客様をお見送りされました。
全体を通して何て自然な英語なんでしょう!
何度でも言っちゃいますが、素晴らしい!!!

さて、来週はいよいよ外国人講師をお招きする番です。
本物の海外のお客様相手に英語で接客していただきます。
25回あるレッスンの一番盛り上がる部分です♪
4人共今回の実践練習が驚異的したので、私はなーんの心配もしておりません(笑)
みなさんの英語力で、外国人講師をあっと驚かせてあげましょう!

 

今日新たに学んだ接客英会話

これまで既に多くの接客英会話を学んで頂きましたが、まだまだ「これは英語で何て言うんだろう?」という疑問が湧き出てくる様です。
その姿勢がまたステキ♡

「こちらの箱に鞄をお入れください」って英語で何て言う?

Please put your bag in this box.

“put” は「置く」以外でも「(●●の中に物を)入れる」と言う時に使います。
“Put ●● in ▲▲.” で、「▲▲の中に●●を入れる」という表現です。

 

「こちらにコートをお掛けください」って英語で何て言う?

Please hang your coat here.

“hang ●●” で「●●を掛ける」です。
ちなみに、「(コートではなく上着をお掛けください」であれば

“Please hang your jacket.”

となります。
また、「こちら (here)」は手元にある物を指します。
もしコートをかける場所が少し離れていて、「あちらにコートをお掛けください」であれば、

“Please hang your coat there.”

となります。

 

「トマトはお抜き致しますね」って英語で何て言う?

I can take out tomato for you.

例えばトマトアレルギーをお持ちのお客様から
「トマトは抜いて頂けますか?」とご依頼頂いた際の返答として、

“Sure. I can take out tomato for you.”

と使えます。
“take out” で「取り出す」という意味です。

“I can take tomato out for you.” とも言えます。

 

「Mサイズのサラダを1つ」って英語で何て言う?

One medium salad

日本語ですと「1つ」という数は最後に持ってきますが、英語では最初にきます。
また、英語では”M size” とは言わず、”medium” と言います。
こちらはLサイズもSサイズも同様で、”large” “small” になります。
覚えて頂きたいのは、こちらの順番です。

One medium salad
①数  ②大きさ  ③料理

余談ですが、英語では物を装飾する形容詞がいくつもある場合(今回の場合「数」と「大きさ」)、どの形容詞を先に述べるかという順番が決まっています。

  1. 数 (例:1つ/2つ/いくつかの)
  2. 意見 (例:綺麗な/おいしい/豪華な)
  3. 大きさ (例:大きい/小さい/高い)
  4. 温度 (例:熱い/冷たい)
  5. 年齢 (例:20歳の/若い/ご年配の)
  6. 形 (例:丸い/四角い)
  7. 色 (例:赤い/青い)
  8. 起源 (例:国産の/アメリカの)
  9. 素材 (例:木で出来た/ガラス製の)

 

これらを踏まえて形容詞を重ねる場合、この様になります。

  • Two large hot coffee please.(Lサイズのホットコーヒーを2つお願いします。)
  • 3 young Chinese women.(3人の中国人女性)
  • One gorgeous round white Japanese glass toy(日本製の丸くて白い豪華なグラスのおもちゃ)

 

「シェアされますか?」を英語で何て言う?

Would you like to share?

このブログに何度も登場している “would you like ~” は「~はいかがですか?」という意味で、ご提案する際の定番フレーズです。

 

「サイズはどちらにされますか?」を英語で何て言う?

Which size would you like?

この “Which ●● would you like?” は非常に使い勝手のいい質問文です。
今回は●●に “size” を入れましたが、

Which dressing would you like?(ドレッシングはどちらにされますか?)
Which wine would you like?(どちらのワインがよろしいですか?)

等、選択肢がある物に対してかなり幅広く使う事が出来ます。

 

「この料理に●●は使っていません」を英語で何て言う?

海外には食物アレルギーや宗教、ベジタリアン等の関係で、口に出来ない食材をお持ちのお客様が大勢いらっしゃいます。
例えばお客様から、

I can’t eat tomato because I have a tomato allergy. Do you use tomato in it?
(私はトマトアレルギーなのでトマトが食べられないのですが、この料理にトマトは使っていますか?)

と聞かれた場合の返答として、

No, we don’t use tomato in it.

とお答えする事が出来ます。
そうするとお客様は安心してお料理を注文できますね★

 

「デザートと一緒にコーヒーか紅茶はいかがですか?」を英語で何て言う?

Would you like a coffee or a tea with your dessert?

とても嫌らしい言い方ですが、お客様により多くのお金を使って頂ける方がお店としてはありがたいですよね?
そして、海外のお客様は「店員さんにもっと提案をしてもらいたい」と思っている事が弊社の独自調査から分かりました。
それであれば、デザートごご注文されたお客様にコーヒーか紅茶のご提案をされてみてはいかがでしょうか?
断られるかもしれませんが、「デザートと一緒にコーヒーか紅茶はいかがですか?」と聞かれて嫌な気分になる人はいないはず。
少なくとも、私はこの様な提案が出来るサーバーは優秀だと思います。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 9日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

さて、今日からいよいよ、ノートを見ないで「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習を全て英語で行っていただきます♪

立候補で「1番に挑戦したい人?」と募ったところ、勇敢なる FUKA が我こそはと手を挙げてくださいました★
この積極性が彼女の一番の魅力です^ ^
では、まずは FUKA の実践練習からご紹介します。

※お店が営業中であるため、会議室で行いました。

 

FUKA による接客英会話 ~実践練習~

さて、FUKA の実践練習ですが、一言で申し上げるなら「素晴らしい!!!」
これまでに学んだ接客英会話を全て習得され、「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までを全て英語で、とてもスムーズに接客出来ていました!o(TヘTo)

こういう言い方は失礼かもしれませんが、FUKA はお世辞にも初日から英語力が高かったわけではありませんでした。
しかし、それからたったの2か月で、お店で使う接客英語をこんなにスラスラ言えるようになるなんて…
これは紛れもなく、FUKA が努力をされた証拠です。
本当に素晴らしい!!

上記にも述べましたが、彼女の最大の魅力は「失敗を恐れない心」です。
レッスン中に一番多くの質問をしてくださるのは FUKA ですし、今回の様に「だれが最初に行きますか?」と聞くと率先して手を挙げてくださるのも FUKA です。
これまで多くの生徒さんと出会い、成長を見届けてきた私ですが、一番伸びる人は FUKA の様に前向きな方なんですよね。
失敗なんてして当たり前なんです。
だってまだ練習中なんですから。
「人が成長する時は失敗をした時」という様な言葉も多くある様に、失敗をし、その失敗からどれだけの物を得る事が出来るかで、その後が大きく変わります。
でも、失敗を恐れている人は、そもそも「出来る範囲内」でしか挑戦しないので、失敗はないんですよね。
しかしその分、大きな成長もないのです。

今回の実践練習では特に大きな失敗をしなかった FUKA ですが、仮に出てこなかったフレーズがあったとしても、FUKA は「忘れちゃった。何だっけ?」とケロッとしているでしょう。
それでいいのです。
それ位ドーンと大きく構えている方が間違いなく伸びます。
私は常に積極的で、ひょうひょうとしている FUKA が大好きなのです♡

 

MOEMI による接客英会話 ~実践練習~

さて、FUKA と同じく、「今日やります!」と手を挙げてくださったのが MOEMI です。
MOEMI は海外留学経験がおありで、4人の中では群を抜いて高い英語力をお持ちです。
そして今日の実践練習では、相変わらず高いスキルをご披露してくださいましたよ^ ^
終わった後、ご本人は「全然ダメでした。。。」とおっしゃっていましたが、そんな事はありません!
そもそも、まだ8日しか勉強していないのに、もう「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までを全て英語で言えるようになったのですから、どうぞ胸を張って下さい!

MOEMI の最大の魅力は、その高い向上心です★
今日の実践練習では、まだレッスンでは教えていないフレーズまでも言っていたり、レッスン中には質問を多く出してくれる等、常にチームに刺激を与え、最年少ながらチームを引っ張ってくれています。

また、高いリスニング力も驚いた点の1つです。
私がパパッと早口英語の様に言ったことでも、ちゃんと聞き取れているのです!
チームの中で MOEMI だけが理解出来ている、なんて事もしばしばある程です。
きっと英語が好きで、日頃から英語に触れる努力をされているのでしょうね。
好きこそものの上手なれ。
英語が好きならば、これからもっともっと上達できますよ!
その「好き」という気持ちを、これからも大切にして頂きたいです^ ^

 

今日新たに学んだ英語

「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習をやってみると、今まで気づかなかった「これは英語で何て言うんだろう?」というものが改めて見えてきます。
というわけで、こちらが本日新たに学んだ英語です。↓

Beer の発音

日本語だと「ビール」ですが、「ビール」と言ってもほぼ通じないでしょう。
正しくは

Beer (ビアー)

です。
レッスンが後半に入ったら発音の練習をやりますので、具体的な事はその時にお伝えしますが、「R」は舌をのど仏の方に巻くのが特徴です。
ただ、多くの方が「ビ」の時に既に巻いてしまっているので、「ビ」では巻かず、「ア」の時にグッと巻くようにしましょう。

 

“Why not?” ってどういう意味?

お客様に

“would you like to see a dessert menu?”

とご提案すると、

“Why not?”

と返ってくる事があります。
(つまり、”Why not?” はお客様が言うセリフです。)

「むむっ、こちらが質問したのに質問をし返されている・・・」
「提案したのに “Why” から始まる質問・・・つまり『なんで?』って聞かれてる?」
「しかも “not” って事は否定されてる!?」

と、せっかく提案してみたのに “Why not?” って返されたら困惑しますよね(^ ^;)
ご安心ください、“Why not?” は「そうしましょう!」という同調の意味なのです。

恐らくですが、”Why not?” =「なぜそうしないの?」→「そうしない訳がないじゃない」→「もちろんそうするわ」という、3回転くらいしてようやく本来の意味にたどり着いたのではないかと。

ちなみに “Why not?” は日常生活でもよく使います。

A:Let’s go to a party tonight!(今夜パーティーに行こうよ!)
B:Sure, why not?(いいよ!)

提案や誘いを受けた時に返す、肯定的な意味ですので、是非覚えておきましょう!

 

「ご注文を確認します。」は英語で何て言う?

海外のお客様のオーダーを取った際に、必ずしていただきたいのはご注文内容を確認する事。
自分では理解していたつもりでも聞き取れていなかったり、お客様が勘違いをされている場合ももちろんあります。
注文内容の確認を行うだけで、オーダーミズを大幅に減らすことが出来ますので、必ずご注文を復唱するようにしましょう。

では、「ご注文を確認します。」は英語で何て言うのか?
とてもシンプルで、

“So, …”

でいいのです。
この “So, …” の後に、ご注文いただいたお料理の名前を1つ1つ言っていけばOKです。
例えば、

“So, one apple juice, one organic beer, and two umeshu on the rocks.”
(ご注文を確認します。りんごジュースが1つ、オーガニックビールが1つに、梅酒のロックが2つですね。)

高級店であれば “So, …” ではなく、”Let me repeat your order.” でもいいですね。

 

「●●は△△の様な味です。」を英語で何て言う?

●● tastes like △△.

“taste” は「味がする」という動詞です。
“like” は「~の様な」という時によく使います。

お客様:How does Takakibi tastes like?(高キビってどんな味ですか?)
店員 :It tastes like beef.(高キビは牛肉の様な味ですよ。)

 

「PINをご入力ください」って英語で何て言う?

Please enter your PIN.

“enter” は「入力する」という動詞です。
“PIN” は “Personal Identification Number(個人認証番号)” の略です。

丁寧に言うのであれば “Could you please enter your PIN?”

 

「こちらにサインをお願いします」って英語で何て言う?

Could you please sign here?

よく、”sign(サインする)” という動詞と “signature(サイン・署名)” という名詞がごちゃ混ぜになっている方がいます。
“sign” を使うのであれば “Could you please sign here?”
“signature” を使うのであれば、”May I get your signature?”
と覚えておきましょう!
(2つも覚えられん!という方は覚えやすい方を1つだけ覚えましょう^ ^)

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

上野で外国人に街頭インタビュー!「日本の飲食店の英語力はどうですか?」

35人の外国人に街頭インタビュー

※「外国人」という言葉は失礼だと思うので極力使わないようにしているのですが、タイトルでのみ使用しています。

こんにちは、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

桜が咲き始める直前の3月中旬に、上野で海外のお客様に街頭インタビューを行いました。
今回お伺いした質問はこちら。

「日本の飲食店の英語力はどうですか?」

前回浅草で行った調査では、海外の方は母国よりも日本の接客の方が質が高いとお考えでした。
中でも多かったのが、

「英語が話せなくても思いつく限りのベストなサービスをしようとしてくれている。」
「日本の飲食店は全体的にレベルが高い。店内はとても綺麗だし、サービスもとても良い。チップなどの見返りを全く求めず、笑顔で接してくれる。」

と、チップがないにも関わらず、言葉以外の方法で何とかコミュニケーションを取ろうとする日本人の気持ちが高く評価されている事が分かりました。

それでは、こと「英語力」に関してはどのようにお考えなのでしょうか?

 

外国人の出身国

※インタビューさせていただいた方は、「明らかに日本人とは違う外見」という基準で話しかけています。よって、中国や韓国といった東アジアの方々のお話はなかなか聞けていません。

前回の浅草調査では出身国に偏りがありましたが、今回は多くの国・地域の方々にお話を伺う事が出来ました。
インタビューは全て英語で行ったため、英語が話せる方のみにお話を聞けたことになりますが、印象としては「中国の方は英語が得意ではない。」という事でした。
前回の浅草での調査時も何名かの中国人に話しかけたのですが、「英語は話せますか?」と聞いても全ての方に断れてしまいました。
(もちろん、知らない人に話しかけられたので話せないふりをしたのかもしれませんが。)

一方で、英語が話せる方はほぼ全ての方がインタビューを快く承諾してくださいました。
海外旅行で陽気になっているのか、もともとそういう性格なのか・・・
なんにせよ非常にありがたいです。
ご協力くださった35名の皆様、ありがとうございました!

 

外国人の男女比

前回の浅草では男性が圧倒的に多かったのですが、上野では女性客を多くお見かけした印象です。
場所によって外国人観光客の男女比は異なるのでしょうか?

 

インタビューの結果

「日本の飲食店の英語力は十分ではない」と答えられた方が約半数!

具体的な数字で表しますと、この様になりました。

▼35人中
-「日本の飲食店の英語力は十分」:4名
-「十分ではない」:16名
-「十分ではないが問題ない」:7名
-「どちらとも言えない」:8名

 

「日本の飲食店の英語力は十分」と答えた方々の意見

ブラジルの男性:
最低限の英語は通じると思う。

ニュージーランドの男女:
とても助けてもらっているし明るくて元気もある。英語のメニューもあるから、総じて問題ないと思う。

タイの女性:
英語のメニューはあるしいつも助けようとしてくれるし、ジェスチャーでコミニケーションをしようとしてくれているから、会話をするのに支障は全く無い。

 

「日本の飲食店の英語力は十分ではない」と答えた方々の意見

ブラジルの男性:
悪くは無いとは思うけど、電話で予約が取れなかったり、ウェブサイトの英語も充分じゃないから、満足できるレベルではない。

ロシアの女性:
助けようとしてはしてくれるけども、英語力が足りているとは思わない。

インドネシアの女性:
5〜6年前よりかは良くなってはいるけども、まだ英語は通じず、ジェスチャーでのやりとりがメイン。

モロッコ&モーリシャス共和国の女性:
英語力が高いとは言えない。悪戦苦闘しているし、数字ですら通じないこともある。

マレーシアの女性:
通じないことが多い。私たちはムスリムだから豚が食べられないけど、この間ラーメン店に入っても、どのラーメンが豚が入っていないのかがわからず困った。

ブラジルの女性:
英語力が高いとは言えない。こちらが言ってることは理解してくれているけども、向こうが言っていることがこちらにはわからない所が多い。多分発音の問題かな。

オーストリアの男女:
英語のメニューがあるから注文するのに問題は無いけれど、何か聞きたいことがあっても何回も言わなきゃいけなかったり、辞書で調べてもらったりと時間がかかるから。

ドイツの女性:
高いとは言えないかな。英語力もだし、後は英語を話しているんだろうけども、発音が難しすぎて聞き取れないことがある。

 

「日本の飲食店の英語力は十分ではないが問題ない」と答えた方々の意見

スペインの男性:
十分とは言えないかもしれないけど、ジェスチャーで大概のことが伝わるし、僕たちも基本的な英語しか話せないから、問題は無い。

ドイツの男女:
英語は片言でも、英語のメニューやメニューに写真があるし、店頭にも写真付きのメニューも置いてあるから、注文する分には問題は無い。

香港の男女:
なめらかな英語を喋ってはいないけれども、テクノロジーの発達で iPhoneとかでオーダーできているので問題ない。

ブラジルの男性:
良くはないけど悪くもない英語だと思う。これまで困ったこととかは特にない。

 

「どちらとも言えない」と答えた方々の意見

イタリアの男女:
彼らの英語力がどうかはわからないけど、英語のメニューがあるから特に不便や問題は起きていない。

フィリピンの女性:
すごく良いわけでもないけども、決して悪いわけでもないと思う。とりあえず今まで困った事は起きてない。返事の仕方がおかしいとは思うけど。

スイス&アメリカの男性:
お店に寄る。とても良い英語を話すお店もあるけども、日本語しか話せないお店もある。

ポーランドの男女:
お店によるかな。英語を話せてるお店もあれば指差しだけでしか通じないお店もあった。ただ、この間スペインに行った時は、指差しでも通じなかったことがあったけど、日本人はジェスチャーで理解しようとしてくれてるからコミニケーションは成立している。

 

番外編:「日本の飲食店はもっと英語を勉強した方がいいと思いますか?」

▼回答者:23人中
- 「勉強の必要性あり」:16人
- 「勉強の必要性なし」:4人
- 「勉強してもらえるとありがたい」:3人

 

「勉強の必要性あり」と答えた方の意見

マレーシアの女性:
これから海外の人はもっと増えるだろうし、ムスリムでも日本食をすごく好きで、食べたいと思っている人が多いから。

香港の男女:
これから海外の人ももっと増えてくるし、よりコミニケーションをとる上で英語が必要だと思う。店員さんが英語をしゃべれたら、もっと店員さんと話したいと思う。

イタリアの女性:
私もそんなに英語が上手じゃないから大きな事は言えないけど、日本は海外旅行で人気の国だし、もっと英語を勉強したほうがいいと思う。

オーストリアの男女:
もう少し勉強したほうがいいと思う。そうすれば私たちも「何がおいしい?」とか「何が入ってるの?」とか聞けるから。

ドイツの女性:
日本食とドイツの食事は全然違うから、いろいろ聞けるとより楽しい。

 

「勉強の必要性はない」と答えた方の意見

タイの女性:
英語の勉強の必要はないと思う。日本人は本当に親切で優しくて困ったときにいつも助けてくれるから大好き。

スペインの男性:
英語力が高いに越したことはないと思うけど、今のままでも充分だと思う。

香港の男女:
時間があるのであれば英語を勉強した方がいいとは思うけども、大事なのは言語よりもジェスチャーなので、そういう意味では日本人は身振り手振りで十分会話できてると思う。

ブラジルの女性:
私もそんなに英語が話せないから、お互い様かな。

 

「勉強してもらえるとありがたい」と答えた方の意見

ドイツの男女:
英語を話せてもらう方がこちらとしてはありがたい。何を食べても美味しいけど、注文の前に「何が入っているの?」とか、「牛なの?豚なの?魚なの?」とか、そういう物がわかるとより良いかなと思う。

ブラジルの男性:
できるならもっと英語を勉強したほうがいいと思う。彼らがもっと英語を話せたら、メニューについて色々聞いてみたい。

 

まとめ

約半数の方が「英語力は十分ではない」と答えてはいますが、「十分」や「十分ではないが問題はない」、「英語を勉強する必要はない」と返答された方々の意見を聞くと、

「英語がカタコトでも、ジェスチャー、英語のメニュー、料理の写真があればそんなに困る事はない。」

とお考えの方も多くいらっしゃる事が分かりました。

また、「英語力はどうですか?」と質問したにも関わらず、「ジェスチャーが素晴らしい」と、英語ではない事を挙げて「特に支障はない」とお答えになった方が複数いらっしゃった事もとても印象的でした。
これはおそらく、私達日本人が考える「英語」と、彼らが考える「英語」は違うからです。

日本人は

英語 = 文法、発音、リスニングやスピーキング

という方程式を出し、やたら難しく考えてしまいがちです。
しかし、海外の方にとっては「英語」はコミュニケーションの1つの手段にすぎず、香港の方がおっしゃっていた様に、

「大事なのは言語よりもジェスチャー」

なので、話せなくてもジェスチャーでの会話が通用するなら、それで十分、との事でした。

とは言え、

「店員さんが英語を話せたら、もっと料理について聞きたい。」

という声が多かったのも事実です。

今後は今よりもさらに(宗教やアレルギー、趣向の関係で)口に出来ない食材をお持ちの方が増えるでしょう。
その様な方々にも安心と満足をどうご提供していくのか、今後の飲食業界の動向が楽しみです。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 8日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

さて、そんな訳で、今日のレッスンも宿題の確認からスタートです。

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

 

Please be careful, it is very hot.
(とても熱いのでお気を付けください。)

ー どこかのサイトより ー

こちらは “Please be careful.” と “It is hot.” の2文から構成されている文ですが、どちらもとても簡単な単語しかないので、解説の必要性はありませんね^ ^

ちなみに、実際に生徒さんがお持ちくださった文は “Be careful” ではなく、”Watch out” でした。
つまり、

Please watch out, it is very hot.

でした。

しかし、「確かに “watch out” も “be careful” も『気を付けて』という意味なんだけど、この場面では “be careful” の方が適切だよなぁ。」と思い、”be careful” に変更していただきました。

 

“watch out” と “be careful”の違い

先述の通り、どちらも意味は「気を付けて」です。
しかし、緊急性の度合いや何に気を付けるかによって、どちらを使うかは変わってきます。

—– “watch out” を使うシーン —————————————————

ディズニーの映画 “Finding Nemo” をご覧になった方はいますか?
あの映画の最初の方のシーンで、マーリンとドリーが出会う場面がありますよね?
ニモがさらわれ、「どこだ?どこに行った?」とニモを探しているマーリンに、ドリーがぶつかるシーンです。
あの時、二人がぶつかる直前に、ドリーはマーリンに対して “Watch out!!” と叫んでいます。

つまり、

  • 緊急性の高い危険が近づいている場合
  • 危険となる対象が目で見える場合(ボールが飛んできている/床に穴が開いている 等)

☝こういう時は “watch out!” と言って相手に危険をお知らせします。

 

—– “be careful” を使うシーン —————————————————

一方で、”be careful” はこの様なシーンで使います。

  • Please be careful, it is very hot.(とても熱いのでお気を付け下さい。)
  • Be careful when you drive.(運転に気を付けてね。)

つまり、”be careful” は “watch out” に比べて、

  • 緊急性が高くはない時
  • 危険となる対象が目に見えない時(熱さは目に見えない/運転そのものが危険なわけではない)

☝こういう時に使います。

  • 今、危険が迫ってきている!
  • 危険な物は目に見える物

☞この場合は “watch out!”

  • 今すぐ危険という訳ではない(危険は迫ってきていない)
  • 危険な物は目に見えない

☞この場合は “be careful!”

 

I’m going to go with the cheese pizza.
(チーズピザにします。)

ー HAPA英会話より ー

“Go with ●●” で「●●にする」「●●を選ぶ」という意味になります。
こちらも接客英会話として覚えていただきたいのですが、このフレーズを言うのは店員さんではなく、お客様ですね。
例えばこの様なシーンで使えます。

店員:What can I get for you?
(お決まりですか?)

お客:I’m going to go with the tiramisu.
(ティラミスをお願いします。)

もちろん、お客様がご注文をされる際に言う言葉は、この “I’m going to go with ●●.” 以外にもたくさんありますが、詳しくは今日のレッスン後半でお伝えします★

 

Please help yourself.
(ご自由にお召し上がりください。)

ー “マダム・マロリーと魔法のスパイス” より ー

“Please help yourself.” をそのまま訳すと「あなた自身を助けなさい」となり、「はぁ?」って感じですよね(^ ^;)
もちろん意味はそうではなく、例えば立食パーティーやビュッフェの時に、主催者の方が
「お料理はご自由に取ってお召し上がりください。」
という時に使います。

他によくあるシーンですと、例えば飲食店で、「お水はお客様ご自身でお取りください。」という時は

“Please help yourself to some water.”

になります★

 

ちなみに、飲み物や食べ物以外でも、自由に取っていい物であれば何にでも使えます。
例えば、朝にファミレスに行くと「新聞はご自由にお取りください。」って書いてあるサインを見かける事があります。
それは英語では

“Please help yourself to the newspaper.”

と言います。

「ご自由にお取りください。」は “Please help yourself.” ですが、「●●はご自由にお取りください。」と明確にする場合は、”Please help yourself to ●●.” と、”to” を付ける事をお忘れなく★

 

We’ll take another round.
(同じ物をもう一杯ずつお願いします。)

ー “Sex and the City the movie” より ー

こちらはお客様が注文する際に言うフレーズですね。
“round” で「人数分のお酒」という意味があります。

また、”another” は「別の」という意味もあれば「おかわり」にもなりますが、この場合は次に飲むものを特に提示していないので、「同じ物」という認識になります。
(「別の」と「おかわり」は反対の意味なので解釈が難しいのですが、状況にあわせて判断するしかないです。がんばれ!)

ちなみに、店員である皆さんが

“Would you like another round?”
(皆さんもう一杯ずついかがですか?)

と聞く事も出来ます。
こういう「提案」は海外の方にとても喜ばれますので、是非積極的に提案してみましょう♪

 

お客様が使う英語も学ぼう!

来週から始める実践練習に備えて、今日は「お客様が使う英語」を学んでいただきたいと思います。
なぜなら、店員さんが使う英語を覚えたとしても、お客様からいただいた質問を理解できなければ、いい接客とは言えないですよね?
ですので、海外のお客様がよく使うフレーズに絞って、シーン別にご紹介します。

 

おすすめを知りたいとき

弊社が行った街頭インタビューの結果、88%の海外のお客様は、

「何がおいしいか分からないから、どれがおすすめなのかを教えてもらえると嬉しい」

と考えている事が分かりました。
(街頭インタビューの結果はこちらをご覧ください。)

つまり、海外のお客様から
「何がおいしいの?」
「どれがおすすめ?」
と聞かれる可能性は十分にあります。
その際、大抵このように聞かれます。

  • What is good?(何がおいしい?)
  • What do you recommend?(何がおすすめ?)
  • What is your recommendation?(何がおすすめ?)

 

さて、この様に聞かれておすすめを紹介する時、みなさんなら何て言いますか?
実は答え方はとてもシンプルで、この様に言えばOKです!

  • I recommend this fried chicken.(このから揚げがおすすめです。)
  • The fried chicken is very good!(から揚げがとてもおいしいですよ!)

ここで大切なのが、感情を込めてお勧めする事です。
無表情で平坦におすすめを提案しても、全然おすすめ感は伝わりません。
一方で、笑顔で、イイネ!というジェスチャーと共におすすめしたり、”very good!” の “very” にアクセントを置くなどすると、お客様の感情が動いてくれますので、必ず表情や「どう提案するか」も注意しながらおすすめしましょう。

 

 

食べられない物があるとき

お客様の中には、

  • 宗教の関係で口にしてはいけない食材をお持ちの方
  • 食物アレルギーをお持ちの方

など、食べられない食材をお持ちの方は多くいらっしゃいます。
せっかくお客様が、事前に「私は●●が食べれません。」とお伝えくださったのに、英語を理解出来ずに誤ってその食材が入ったお料理を提供してしまったら…
命に関わる大事故に繋がる可能性も十分にあります。

以前のブログにも書きましたが、飲食店がお客様に届けるものは、おいしさや楽しい空間よりも、まずは「安全」です。
どんなお客様でも安心してお食事を楽しんでいただけるよう、最大限の注意を払いましょう。

口にする事が出来ない食材をお持ちのお客様は、大抵このような事をおっしゃります。

  • I can’t eat yogurt.(ヨーグルトが食べられません。)
  • I’m allergic to yogurt.(ヨーグルトアレルギーを持っています。)
  • I have a yogurt allergy.(ヨーグルトアレルギーを持っています。)

ここでご注意いただきたいのが、「アレルギー」の発音です。
間違いなく「アレルギー」とは言わず、「アラジー」という音に近いです。

I’m allergic to yogurt.
(アイム アラージック トゥー ヨーグゥト)

I have a yogurt allergy.
(アイ ハヴァ ヨーグゥト アラジー)

また、店員さんの方からアレルギーの有無を確認する場合、この様に質問します。

Do you have any food allergies?
(食物アレルギーはお持ちではありませんか?)

くどい様ですが「アレルギー」ではなく「アラジー」ですよ、「アラジー」。

 

料理についての質問

メニューに英訳とお写真があればそんなに質問される事もないと思うのですが、どちらか一方しかない(もしくは英語のメニューも写真もない)となると、お客様からこの様なご質問をいただく場合もあります。

  • What is this?(これは何ですか?)
  • Is it hot or cold?(これは温かい料理ですか?冷たいものですか?)
  • How big is it?(どれくらいの大きさですか?)
  • What is in it?(中には何が入っていますか?)
  • Is this big enough for 2?(2人で十分な大きさですか?)

 

—– What is this?(これは何ですか?) ——————————————

この様に質問されたら、お料理(食材)の詳細を説明します。

お客: (出し巻き卵を指しながら)What is this?
店員: It’s Japanese-style rolled omelette.(日本風のオムレツです。)

お客: What is Karashi?(からしって何ですか?)
店員: It’s Japanese mustard.(日本風のマスタードです。)

 

—– Is it hot or cold?(これは温かい料理ですか?冷たいものですか?) ——–

和食の中には、海外のお客様が初めて目にするお料理もたくさんあります。
そうなると、それが温かいお料理なのか、はたまた冷たい物なのか分からないという方もいらっしゃいます。
そういう場合は “Is it hot or cold?” と質問されますので、

温かいお料理の場合:It’s hot.

冷たいお料理の場合:It’s cold.

と回答すればOKです。

 

—– How big is it?(どれくらいの大きさですか?) ——————————

例えば私たちがアメリカに旅行に行くと、一皿の大きさに「でかっ!!」と度肝を抜かれる事がありますよね(笑)
逆を言えば、アメリカのあのサイズに慣れている方が日本に来ると、一皿の小ささに「ちっちゃ!!」と驚くわけです。
ただ、事前にお皿の大きさやお料理のボリュームが分かっていれば、「あともう一皿頼もう」という判断が出来ますのでよね?
ですので、この様に “How big is it?” と質問される事もあります。

さて、”How big is it?” と聞かれて何て答えるか…覚えていますか?
正解は

“This big.” (これくらいの大きさです。)

“This big.”と言う際は必ず、手でその大きさを表現する事をお忘れなく★

 

—– What is in it?(中には何が入っていますか?) ——————————

この様な質問を受けたら、そのお料理で使っている食材を1つ1つ言えば大丈夫です。
例えばこちら↓

お客: (カレーを指しながら)What’s in it?
店員: We use onion, carrot, potato, and curry powder in it.
(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、カレーパウダーを使用しています。)

 

—– Is this big enough for 2?(2人に十分な量ですか?) ———————-

こちらは YES / NO の質問なので、2人に十分な量であればこの様にお答えできます。

お客: Is this big enough for 2?
店員: Yes, it is.

「いいえ、こちらは1人前ですよ。」とお伝えするのであれば、

お客: Is this big enough for 2?
店員: No, this is for 1.

 

注文するとき

今日の宿題で出た “I’m going to go with the cheese pizza.” 以外でも、この様な注文の仕方があります。
大抵注文の商品は文末なので、最初の方が聞き取れなくても大丈夫です★
(以下は丁寧さが違いますが、意味は全て同じです。)

  • I will have ●●.
  • I will take ●●.
  • Can I have ●●?
  • Could I get ●●?
  • May I get ●●?

ちなみに、お客様からこの様なご注文をいただいた時、店員のみなさんは何て返事をすればいいのか・・・、覚えていますよね?
念のため記載しておきます(・ω<)

  • Sure.
  • Of course.
  • Certainly.
  • OK.
  • Thank you.

 

お会計のとき

お会計に関して、海外のお客様からよく聞かれる質問と言えば、こちらの2つではないでしょうか?

「どこで支払えばいいのか?」
「カードは使えるのか?」

上記を英語ではこの様に聞きます。

  • Where should we pay?(どこでお支払いすればいいですか?)
  • Should we pay at this table or at the cashier?(テーブル会計ですか?レジ会計ですか?)
  • Can I use credit cards?(カードは使えますか?)
  • Do you accept credit cards?(カードは使えますか?)

 

—– Where should we pay?(どこでお支払いすればいいですか?) ————-

こちらの答えは2択ですよね。
レジ(キャッシャー)、もしくはテーブルのどちらかです。

Please pay at the cashier. / Please pay at this table.

この様にどちらかを言えればバッチリです★

 

—– Should we pay at this table or at the cashier?
(テーブル会計ですか?レジ会計ですか?) —————————————

こちらは上記の “Where should we pay?” と同じ質問ですので、答え方も同じになります。

本来であれば、お客様からこの様なご質問をいただかなくても良い様に、どこで支払うのかを明記するサインがあると分かりやすいですよね。
ちなみに、サインをお作りする際も、記載する文章は

Please pay at the cashier. / Please pay at this table.

☝こちらでOKです。
凡庸性が高いって素晴らしいですね♪

 

—– Can I use credit cards?(カードは使えますか?) ————————–

こちらは YES / NO の質問なので、使えるのであれば “Yes.” 使えないのであれば “No.” と答えます。
但し、 YES / NO だけの返答はとてもぶっきらぼうで、お客様に対して失礼です。
ですので、YES でも NO でも、この様にお答えしましょう。

お客: Can I use credit cards?
店員: Sure. You can use VISA, Master, and AMEX.

☝この様に、ただ「使えますよ。」だけではなく、「何のカードが使えるのか?」もお伝え出来ると、お客様は喜ばれます。

お客: Can I use credit cards?
店員: I’m afraid not.

まずは “I’m afraid. “(申し訳ありません。)という気持ちをお伝えする事です。
この様な言葉がなく、”No, you can’t.” だけだと、「はぁ?この時代に何でカード使えないの?」とお客様の怒りを買う恐れもありますが、きちんと謝罪をすれば、大抵の方は「それなら現金で支払いますね。」と気持ちを切り替えて下さります。
とっても大切な事ですので、「出来ません」や「ありません」とお伝えする際は、まず “I’m afraid.” から始めるようにしましょう。

 

—– Do you accept credit cards?(カードは使えますか?) ———————

こちらの質問は “Can I use credit cards?” と意味は全く同じです。
よって、お答えの仕方も同じでOKです★

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

 

飲食店に特化した接客英会話レッスン 7日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

今週も
「最近、海外のお客様はご来店されましたか?」
と生徒さんに聞いてみましたが、「言えた!」「通じた!」が増えてきて、初回のレッスン時にと比べるととてもイキイキとされ、英語に対して自信が増えてきた様に思えます。
新しい言語を学ぶとき、最も嬉しい瞬間って自分の言った言葉が伝わった瞬間ですよね。

私の話で恐縮ですが、アメリカの大学で栄養学の授業中に、突如発言をする機会がありました。
とても急だったので緊張しまくってカミカミのしどろもどろでしたが、私の言わんとしている事を先生や周りの生徒さんが汲み取って下さり、恥ずかしかったけどとても嬉しかったことを今でも覚えています。
そういう「やった!」とか「嬉しい!」という気持ちの積み重ねが、英語上達の最大のポイントです。

でもこれって、話さないと絶対に得る事が出来ない体験なのです。
なので、生徒さんには恥ずかしがらず、失敗を恐れず、いっぱい英語を話す機会を自ら設けて、たくさん「やった!」を積み上げていただきたいなと思っています★

 

宿題の確認

さて、そんな訳で、今日のレッスンも宿題の確認からスタートです。

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

I got to meet a lot of people at the seminar.
(セミナーで多くの人たちと会う機会がありました)

ー HAPA英会話より ー

これはもう、HAPAのJUNさんの解説をそのまま引用させていただきますね↓

「この場合の“get to”は「何かをする機会を得られる」を意味し、“Have the opportunity to”の代わりに使われる口語的な表現の仕方です。例えば、「セミナーで多くの人たちと会う機会がありました」は「I got to meet a lot of people at the seminar.」になります。」

ちなみに、この動画がこちら。

JUNさんの英語はとても聞き取りやすく、解説も分かりやすいので非常におすすめです。
Podcast もやられているので、「日常的に聞く」という練習にはもってこいです!

 

Have you ever been to Abu Dhabi?
(アブダビに行った事はありますか?)

ー Sex and the City movie 2 より ー

“Have you ●●?” で、「●●した事はありますか?」と聞いています。
“ever” は「今までに」という意味で、”been” はこの場合「行く」です。

この質問は、来店された海外のお客様にも聞けますね♪
例えば、
「都内でおすすめの場所はありますか?」
と聞かれた時に、

Have you ever been to Asakusa?
(浅草に行かれた事はありますか?)

Have you ever been to Tokyo Tower?
(東京タワーにはもう行きましたか?)

とお答えできれば、つまりはそこ(浅草/東京タワー)がおすすめだという事が伝わります★

もしくは、
「当店は初めてですか?」
と聞きたい時はこの様にアレンジできます。

Have you ever come here?

動詞を “been” から “come” に変更するだけで、「行った事がありますか?」から「来た事がありますか?」に変えられます。
こういうアレンジの効く文はどんどん覚えたいですね♪

Would you like to pay together or separately?
(お支払いはご一緒にされますか?別々がよろしいですか?)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

 

こちらの動画での一幕です。(6:19辺り)

“Would you like to pay together or separately?” は一見すると長い質問文ではありますが、新しい単語は “separately” だけなので、そう考えると気持ちがラクに覚えられますよね?

まず、このレッスンでも何度も登場している “Would you like ●●?” は「●●はいかがですか?」と提案する時に使う定番のフレーズです。
接客では本当によく使いますので、必ず覚えましょう!

“pay” は「支払う」という動詞です。
“together” はわざわざ書かなくてもご存知ですよね?「一緒に」という意味です。
(現在、T. M. Network の ”Be Together” が私の頭の中で流れています。懐かしい…)

で、新しいのが “separately” ですね。
“separately” は “separate”(離す、離れる) という動詞が元になっている副詞です。
(副詞とは動詞を飾る言葉です。”speak fast” で「速く話す」という様に、「話す」という動詞により具体性を持たせる時に副詞が使われます。)

“pay separately” をそのまま訳すと「離して払う」なので、つまりは「別々に払う」となるのです。

“separately” は「セパレイトゥリー」と、「レイ」にアクセントを置いて発音します。
Rの音がなかなか難しいと思いますが、これはもう慣れです!
何回も使って “separately” に慣れましょう♪

 

講師によるお手本

さて、今日は25回のレッスンの中で唯一、講師が接客英会話のお手本をご披露する日です。
「25回が終わる頃には、これくらいスムーズに接客できるようになりましょうね♡」
という、脅迫という名の一言を添えてお手本をお見せしました。

このお手本、接客はもちろんですが、どう話すか?にご注目頂きたいのです。
もうすでに何度もお伝えしていますが、大切なのは「何て言うか」ではなく、「どう言うか」です。
習った英語を話すだけでいっぱいいっぱいになり、笑顔が消えてしまったり、たどたどしさや堅苦しさが出てしまうのはよく分かります。
でも、海外のお客様の心を掴むポイントはまさにそこなのです。
いわゆる非言語コミュニケーションです。

今はまだ「接客英会話を覚える」という段階なので、非言語コミュニケーションにそこまでの意識を置いて頂かなくてもいいのですが、25回の前半が終了し、ちゃんと覚えられたら、次は以下の点に重点を置いていきましょう。

 

笑顔

「この世界の共通言語は英語ではなく笑顔だと思う」

という素晴らしい歌詞をご存知ですか?
堀北真希さんがご出演されていた東京メトロのCMで流れていた、高橋優さんの「福笑い」という歌のサビの部分です。

本当に、そう思います。

海外の方に街頭インタビューをしても、多くの方が
「日本人は笑顔とホスピタリティに溢れているよね」
というお褒めの言葉を、世界中の方々から聞きます。

きれいな英語なんて話せなくていいのです。
笑顔で温かさや優しさ、歓迎の意を出せれば、それで十分です。
どんな時でも、笑顔を忘れないでくださいね。

 

声を変えるだけで印象はずいぶん変わります。
通常、「声に意識をしていた事がない」という方は地声で話しています。
しかし、大抵地声は低いので、地声で話すと「機嫌が悪そう」「怒ってるのかな?」という印象を相手に与えてしまいます。

おすすめは、地声が「ド」だとするとド、レ、ミ、ファの「ファ」の高さまで上げる事。
そうすると、高すぎず、丁度いい程度に明るさや親近感を出すことが出来ます。

声を「ファ」まで上げたら、話し方をどうするかです。
心理学者として有名な植木理恵先生曰く、
「ゆっくり話すことで起こるデメリットは、心理学上何もない」
らしいのです。
速く話す人よりも、ゆっくり話す人の方が信頼感や親近感を得られるとの事。
ですので、「ファ」の高さまで声を上げ、気持ちゆっくりめに話すと、よりお客様に空間を楽しんで頂けますよ。

 

抑揚

抑揚をつける事で、話し手の感情を聴き手に伝える事が出来ます。
だから、抑揚は絶対に必要なのです。

なぜ感情が大事か?
それは、人は感情によって動かされるからです。
同じ「こんにちは」でも、抑揚のない「こんにちは」と、抑揚がある、感情のこもった「こんにちは!」では、相手に与える印象は全然違いますよね?

仮に飲食店に入って店員さんに抑揚のない「こんにちは」を言われた場合、
「マニュアル通りやってます、って感じだな」
「とりあえず言っている感がすごいな」
と、決していい気持ちはしません。

しかし、抑揚があって感情のこもった「こんにちは!」を言われたら、
「歓迎されている(嬉しい…)」
「ホシピタリティに溢れているお店だな」
と、お客は「ここを選んで良かった」と入店早々思えるのです。

ちなみに、抑揚は声の強弱だけではありませんよ。
話す際のスピードや表情、身振り手振りでも緩急をつける事ができます。
ただ、慣れるまでは練習が必要です。

では、いきなりですが練習してみましょう!
日本語で構いませんので、まずは「当店のティラミスは別格です。」を特に感情を込めず、今まで通りに読んでください。
次に、「別格」のところでこちらを意識して、もう一度「当店のティラミスは別格です。」を声に出してみましょう。

  1. 右手をパッと開く
  2. 目を大きく開ける
  3. 表情もより笑顔に
  4. 別格の「っ」を多めに(「べっっかく」くらい)

するとどうでしょう?
同じ「当店のティラミスは別格です。」でも全然違いますよね?
抑揚を付けた「当店のティラミスは別格です。」だと、「おいしい」や「おすすめ」という感情が伝わってきますので、「それなら食べてみようかな」と思わず思ってしまいます。

こういう店員との会話も、海外の方はとても楽しみにされています。
ですので、抑揚を付けながら感情を込めて話し、お客様に「良かった!」「嬉しい!」「楽しい!」と思ってもらえる努力をしましょう。

 

姿勢

お客様の前に立つ以上、立ち振る舞いにも気をつけましょう!
異国の地で初めて行くお店は、わくわくもありますが、多少は不安もつきものです。
しかし、そこにピンと伸びた背筋の店員が現れ、堂々とお客様に接客が出来れば、
「ここなら大丈夫そう!」
とお客様の不安を払拭できるかもしれません。

飲食店がお客様にご提供するのはおいしさだけではありません。
安心できるからおいしく食べる事が出来ます。
ですので、安心をお届けするのは、サーバーの大切な役割の1つなのです。

 

アイコンタクト

接客する上で注意すべきは、お客様全員に平等にアイコンタクトを配る事です。

お客様が1名で来店された場合、1人のお客様だけを見て接客すればいいのですが、例えばお客様が4人で来店された場合、4人全員に平等にアイコンタクトを配るのはとても技術のいる事です。
なぜなら、4名の中にはアイコンタクトを配りやすい人とそうでない人がいるからです。

話しさすそうな人、優しそうな人の目はみやすいですが、怖そうな人、寡黙そうな人目はどうしても見にくいものです。
また、お客様が座っている場所でも見やすさ・見にくさは異なり、手前に座っている方は見づらく、奥の、自分の正面の方に座っている方にはアイコンタクトが取りやすいです。

ただ、これらを踏まえた上でも、全員に平等に目を合わせるのがマナーです。
なぜなら、目をあまり合せなかった人に、仲間外れをされた様、疎外感を味わせてしまうからです。

おすすめは、目配りがしにくい方に意識的にあわせる事。
そうすれば、比較的全員に平等に配る事が出来ます。

 

身振り手振り

身振り手振りも、やった方がいい理由は抑揚と同じです。
身振り手振りがある話し手とない話し手では、聞き手にとって伝わり方が大きく異なります。
もちろん、ある方がより伝わる、という意味です。

こちらも抑揚と同じで、いきなり「はい、身振り手振りを交えて話して!」と言われて、すぐに出来るものではありません。
日頃の練習をコツコツ積み重ねる事で、1つ、また1つと自分の中で身振り手振りの引き出しが増えていきます。

ですので、まずは日本語を話す時から身振り手振りを交えるように意識しましょう!
そうすれば、英語を話す時も少しずつ出てくるようになりますから。

 

ノートを見ながら実践練習開始!

本日最後のレッスンは、実践練習です!
今はまだノートを見ながらで大丈夫なので、「いらっしゃいませ」~「お越しくださりありがとうございました」までの一連の流れを全て英語で、実際にやっていただきました。
(写真を撮るのを忘れてしまった・・・)

2人でチームを作り、1人が海外のお客様役、もう1人が店員役となり、実際に入口からご案内し、メニューをお出しし、オーダーを取って・・・という、本当に実践的な練習です。

さて、実践練習でお客様役になってみると、新たな課題が出てきます。
それが、

「これください。」って英語で何て言うの?

です。
つまり、お客様の英語です。
ですので、次回は「お客様の英語」に的を絞り、海外のお客様がよく質問してくるこれらを英語で何て言うかを学んでいただきます♪

  • これください
  • 何がおすすめですか?
  • 私は●●が食べられません
  • これは何ですか?
  • これは2名で十分な量ですか?
  • お支払いはどこですればいいですか?
  • カードは使えますか?

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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自店に合った簡単な英会話だけ覚えたいなら
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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

柏商工会議所で飲食店に特化したインバウンドセミナーを実施しました!

飲食店に特化したインバウンドセミナーとは?

こんにちは、(株)華ひらく代表で、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

柏商工会議所 保健環境衛生部会主催で開催された、飲食店に特化したインバウンドセミナーが無事に終了しました!
セミナーでは2時間かけて以下の内容をお伝えしました。

  1. OpenTableが発表した「レストラン経営者の訪日外国人集客・対応に関する意識調査」
  2. 良い英語メニューの作り方
  3. 海外のお客様にとって「入りやすい飲食店」と「入りにくい飲食店」の違い
  4. 海外のお客様を集客する効果的な方法
  5. 口コミを投稿してもらう為の仕掛け
  6. 【おまけ】おみやげの説明

ご参加いただいた方にアンケートを書いていただいた訳ではないので、受講者の満足度がいかほどかは分からないのですが、商工会議所のご担当者の方はSNSでこの様に書いて下さいました(^ ^)

 

柏商工会議所 保健環境衛生部会主催
インバウンドセミナー
飲食店向け 海外のお客様を集客する方法

Ohh I see!!の連続でした。
メニューひとつとってもそう。
自分が海外に行った時に、どんなメニューだったらわかりやすいか?
メニューに限らず、WiFiの有無、口コミサイト掲載の有無、禁煙分煙、
使えるクレジットカードの種類、などの表示があると入りやすいですよね!

キーワードは
自分が海外に行った時に置き換えて考えること!
英語メニューを作る時のポイントや
SNSや口コミサイトに投稿してもらう方法など
実践的なテクニックが多くとても参考になりました
本日の講師は、
接客英会話コーチ&インバウンド接客術で大活躍の
株式会社華ひらく 代表取締役 内木美樹さんでした!
http://hana-hiraku.com/

商工会議所等関係者の皆さん
インバウンドセミナー開催する時は、業種を絞って
開催すると受講者の満足度が上がりますよ!

実は柏商工会議所では、2年前にもインバウンドセミナーを実施された様です。
しかし、その時は今回の「飲食店限定」様にターゲットを絞らなかった為、比較的広く浅くという内容だった様です。
しかし、今回は2度目という事もあり、思い切って飲食店に絞ったセミナーを開催してくださいました。

通常、どこの商工会議所も「ターゲットを絞る」事に難色を示されます。
恐らく、絞る事で人が集まりにくくなるからでしょう。

しかし、柏商工会議所さんは量よりも質に重きを置かれました。
そして、大人数は集まらなかったけれど、他の商工会議所に向けて
「インバウンドセミナー開催する時は、業種を絞って開催すると受講者の満足度が上がりますよ!」
というアドバイスまで書いて下さいました。
とてもとても嬉しいお言葉でした(T^T)

弊社が担当させておただくセミナーでお伝えする内容は、ほぼ全てで弊社が独自で行った調査による結果を基にしています。
約600人の訪日&在日外国人に「日本の飲食店に関してお伺いします。」と街頭インタビューを行った結果が全てですので、他のどこのサイトを見ても見つける事が出来ない情報です。

飲食店に特化した海外の方々の声をこれほど集めている企業は、日本で弊社しかいないと自負しています。
商工会議所はもちろん、商店街や飲食店が集まる団体の皆様、飲食店に特化したセミナーにご興味がありましたら、いつでもお問合せフォームからご依頼お待ちしております!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

お試しコースもご用意!飲食店専門英会話レッスンはこちら
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自店に合った簡単な英会話だけ覚えたいなら
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商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 6日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

レッスンを始める前の軽いトークとして、レッスンをご受講下さっている4名の皆さんに、毎回
「最近、海外のお客様はご来店されましたか?」
とご質問しています。
すると、さすがはビーガンレストランとして人気の高いつぶつぶさん。
ランチもディナーも、毎週何名かお見えになっているそうです。
この間は一晩に6名ご来店されたと驚かれていました。

そこで、
「レッスンで習った接客英会話、何か使えましたか?」
と聞いてみると、
「”Here is the menu.” が言えた!」
「”This way please.” と言ったら通じた!」
という報告を毎週いただけます(*^ ^*)

習って復習して、頑張って覚えた英語が通じると嬉しいですよね♪♪♪
私は皆さんから「話せた!」「通じた!」というお話を聞くだけで鳥肌が立つというか、感極まるというか…。
「あぁ、この仕事が出来て幸せだなぁ」
と感じる瞬間です♡

 

宿題の確認

さて、そんな訳で、今日のレッスンも宿題の確認からスタートです。

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

Can I have french fries instead of salad?
(サラダの代わりにポテトフライを頂けますか?)

ー HAPA英会話より ー

これは本当に、海外の方ならではのご質問ですよね!
私もアメリカでウエイトレスとして働いていた頃、毎日の様にこの様なご注文を頂きました。

さて、では1つずつ解説していきましょう。

“Can I have ●●?” で「●●を頂けますか?」です。
ポテトフライは “french fries” です。”potato fries” ではないのでご注意を★
“instead of ●●” で、「●●の代わりに」という意味です。
つまり、「サラダの代わりにポテトフライを頂けますか?」となります。

少し厄介なのが、日本語だと「Aの代わりにBをください。」という順番ですが、この “instead of” を使うの場合は、”Can I have B instead of A?” と、欲しい物が先に来ます。
なぜなら、英語では往々にして結論を先に言います。
よって、最終的に欲しい物を先に伝えるのです。

この、「AをBに変えて下さい。」という注文は、欧米では本当によくある事です。
ハンバーガーをご注文されたお客様が、
「ポテトの代わりにオニオンリングにして下さい。」
とか、
「ケチャップの代わりにマヨネーズを下さい。」
とか。

当たり前の様にある依頼なので、皆さんも心の準備をしておくと、急に言われても対応が出来ると思いますよ^ ^

 

Can I interest you in a dessert?
(デザートはいかがですか?)

ー トミーのおいしいレストランより ー

“Can I interest you in ●●?” は、何かを提案したり誘ったりするときに使う、丁寧なフレーズです。
“interest” は「関心を持たせる」という動詞です。
“interesting” で「面白い」「興味がある」という形容詞なので、この動詞と形容詞の2つはセットで覚えるといいでしょう★

ちなみに、レッスンソングでは “Would you like to see a dessert menu?” を習いましたね♪
どちらを使ってもOKです。
使いやすい方でどうぞ!

 

I’m coming right up!
(すぐに伺います!)

ー My blueberry nights より ー

“I’m coming!” で「今行きます!」です。
例えば子供が “Mommy!” と言いながら泣いていて、お母さんが “I’m coming!” (今いくからね!)と言いながら近寄る、とか。

“right up” は「すぐに」という意味です。
“right now”, “in a second”, “in a minute”, “in a moment” と同じですね★

ちなみに、私はアメリカのホテルでウエイトレスとして働いていた頃は、
“I’ll be with you in a second!”
をよく使っていました。
“I’ll be with you” で「あなたのところに行きます」、”in a second!” で「すぐに」なので、こちらも「すぐにお伺いします!」という意味です。

言い方がたくさんあると
「どれを使えばいいんだ~(´*ω*`)」
と悩みますが、一番覚えやすくて使いやすいのでOKですよ!
まずは全部を覚えようとせず、1つの言い方をスラッと言えるようになる事を心がけましょう★

 

I’m out of excuses.
(言い訳がもうない)

ー プラダを着た悪魔より ー

パリでのロマンチックなワンシーンですね♡

さて、”out of” は「~がない」「~を切らしている」「故障中」等を表す時に使います。
例えば、駅の切手券売機。
日本語で「調整中」と出ますが、英語だと “OUT OF SERVICE” と表示されています。
バスも同様で、「回送」は英語だと “OUT OF SERVICE” です。
また、例えば小売店等で在庫を切らしている時は

“I’m sorry, but they are out of stock.”
(申し訳ありませんが、この商品は在庫を切らしております。)

と言えますし、「在庫切れ」というサインは、単純に “OUT OF STOCK” でOKです。

ちなみに、売り切れは “SOLD OUT” です。

“I’m sorry, but they are sold out.”
(申し訳ありませんが、この商品は売り切れです。)

これは個人的な意見ですが、
「在庫を切らしている。」
と言われると、
「ちゃんと数字の管理をしましょうよ。(-ε-)ブーブー」
と思ってしまいますが、
「売り切れです。」
と言われたら
「あら、人気なのね。(^ー^* )」
と好印象で終わる事が出来ます。
なので、(あくまでも個人の意見ですが、)同じ「無い」だとしても、「在庫を切らしている」よりかは「売り切れ」の方が「また買いに来よう」と思ってもらえるのでは?と思います。

 

先週までに習った事の復習

来週から本格的な実践練習(ロールプレイング)に入りますので、今日はしっかり復習しました。
これまでに習ったこれらの英語を、フラッシュカードを使いながら全て英語で言えるか?の最終確認です。

  • どういたしまして
  • 承知しました
  • ありがとうございます
  • すみません/失礼します
  • 申し訳ありません
  • すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?
  • すみませんが、もう少しゆっくりお願いできますか?
  • 申し訳ありませんが、理解出来ません
  • いらっしゃいませ
  • 何名ですか?
  • 申し訳ありませんが、当店は全席禁煙です。
  • こちらへどうぞ
  • こちらがお席です
  • お飲み物は何にされますか?
  • 飲み方はストレートとロックのどちらがよろしいですか?
  • ご注文はお決まりでしょうか?
  • どちらがよろしいですか? ※選択肢がある時の質問
  • 以上でよろしいでしょうか?
  • こちらがご注文された●●です。 ※料理や飲み物を配膳する時
  • 他に必要なものはありませんか?
  • ごゆっくりどうぞ!
  • お味はいかがですか?/足りないものはありませんか?
  • お水のおかわりはいかがですか?
  • 別のお飲み物はいかがですか?/同じ物をお持ちしましょうか?
  • お皿をお下げしてもよろしいですか?
  • デザートメニューはご覧になりますか?
  • こちらがお勘定です。
  • レジはあちらです。
  • (お支払いは)お客様の準備が整ってからで構いませんので。
    (今すぐ出ていけという意味ではないですよ)
  • お楽しみいただけましたでしょうか?
  • おつりとレシートのお返しです。
  • ご来店、ありがとうございました!

厳密にはこれだけではなく、これまでに宿題でお持ちいただいたフレーズも含まれていますので、上記の倍くらいの量がありました。
それにも関わらず、皆さん、歓喜する程しっかり覚えていらっしゃるのです!!
もうほんと、皆さんの努力を想像するだけで涙が出てきますよ。
とても前向きに、コツコツと努力を重ねています。
この様な方々と一緒にレッスンが出来て、私は幸せ者です♡

 

【番外編】「これって英語で何て言いますか?」

レッスン中、もしくはレッスンが終わった後に、LINEグループにていただいたご質問をご紹介します♪

 

「(お電話にて)少々お待ちください。」を英語で何て言う?

海外のお客様からお電話をいただいた際、
「(確認しますので)少々お待ちください。」
を何て言えばいいか?
答えはこちら↓

“Could you please hold on a second?”

“Could you please” はレッスン内で何度も登場しましたね(^ ^)
お願いをする時に使う定番のフレーズです。

“hold on” は「ある状態を維持する」という意味です。
「動かないで(電話の場合は切らないで)待っててください。」というニュアンスです。

ちなみに、「少々」は “a second” 以外にも、”a minute” “a moment” を使ってもOKです。
言いやすいもの、覚えやすいものをどうぞ★

 

「お手洗い」は英語で何て言う?

一言で「お手洗い」と言っても、色々な言い方があります。
ざっと書くとこのような↓

  • restroom
  • bathroom
  • lady’s room (ladies’ room) ☞ 女性用トイレ
  • man’s room (gentlemen’s room) ☞ 男性用トイレ
  • powder room ☞ 化粧室
  • washroom
  • toilet

国や地域によってよく使う言葉は違うのですが、私の感覚ですと “restroom” が一番無難かなと思います。
ただ、お客様がどの単語を使うかは分からないので、全部を覚えておくと安全ですね★

 

「申し訳ありませんがご対応出来ません。」を英語で何て言う?

例えばお客様に、この様にご注文いただいたとします。

“Could you get rid of onion from bolognese pasta, please?”
(ボロネーゼパスタから玉ねぎを抜いていただく事は可能ですか?)

ただ、玉ねぎはすでにソースの中に入っていて、取り除く事は出来ない…。
そんな時はこの様にお断りします。

“I”m afraid not.”

もしくは、

“I’m sorry, but we can not do that.”

“afraid” は「怖い」という形容詞ですが、それとは別で「残念ながら」という意味もあるのです。
ですので、「残念ながら出来ません」という事で “I’m afraid not.” です。

上記のどちらを使うにせよ、大切なのは「申し訳ありません」という気持ちを表情や声でも表現する事です。
この様な断りのフレーズは、感情を込めないとぶっきらぼうになり、お客様を怒らせてしまう要因になります。
ですので、気持ちを込めていう事を忘れないようにしましょう!

尚、「なぜ対応できないのか?」という理由も説明できると、よりお客様にご納得頂けます。
その場合はこの様に説明しましょう。

“It’s already in the sauce.”
(既にソースの中に入っているのです。)

ですので、会話の流れとしてはこの様な感じです↓

お客様:Could you get rid of onion from bolognese pasta, please?
(ボロネーゼパスタから玉ねぎを抜いていただく事は可能ですか?)

店員: I’m afraid not. It’s already in the sauce.
(申し訳ありません。玉ねぎは既にソースの中に入っているのです。)

 

「申し訳ありませんが、ただ今満席です。」を英語で何て言う?

上記の “I’m afraid” や “I’m sorry but” を使い、この様に言います。

“I’m sorry, but we are full now.”

もしくは

“I’m afraid we are full.”

ちなみに、看板や張り紙に「ただ今満席」と書く場合、シンプルに

“Sorry, We’re FULL”

でOKです。

“FULL” と全て大文字で書く事で、目だってより分かりやすいです。

 

「貸切」は英語で何て言う?

“Fully Booked”

 

口頭で「申し訳ありませんが、今夜は貸切です。」と伝える場合は、

“I’m sorry, but we are fully booked tonight.”

“I’m afraid we are fully booked tonight.”

何度も書きますが、声や表情で「申し訳ありません感」を出す事をお忘れなく!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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自店に合った簡単な英会話だけ覚えたいなら
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商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

 

 

 

 

飲食店に特化した接客英会話レッスン 5日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

今日も宿題の確認から行いました。
毎週ドラマや映画を見るのは大変ですが、英語に触れる習慣を付けることはとっても大切です。
「宿題だから」と嫌々見るのではなく、積極的に楽しく見れるようになるといいですね♪

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

Have a nice day!
(よい一日を!)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

これは皆さん、解説の必要もない程、よく知っているフレーズですよね。
飲食店ではもちろんですが、日常会話でも “Good bye!” の代わりに別れ際のあいさつとして使います。

ただ、この “Have a nice day!” を言えるのはお昼(早めの午後)くらいです。
夕方以降になると “Have a nice day!” とは言いませんので、そこはご注意くださいね★

ちなみに、私が住んでいたアメリカ・ネバダ州では、 “Have a nice day!” よりも “Have a good one!”  が頻繁に使われていました。
意味は “Have a nice day!” と同じなのですが、 “Have a good one!” はどの時間帯でも使えますので、覚えるのであれば “Have a good one!” の方が簡単かなと思います。

では、ここで飲食店で使える別れ際のあいさつをいくつかご紹介します!

 

どの時間帯でも使える別れ際のあいさつ

Thank you!
Good bye!
Bye!
Have a good one!

 

午前中に使える別れ際のあいさつ

Thank you!
Good bye!
Bye!
Have a good one!
Have a good day!
Have a nice day!

 

午後に使える別れ際のあいさつ

Thank you!
Good bye!
Bye!
Have a good one!
Have a good day!(午後の早い時間)
Have a nice day!(午後の早い時間)
Have a good afternoon!(午後の早い時間)
Have a good evening!

 

夜に使える別れ際のあいさつ

Thank you!
Good bye!
Bye!
Have a good one!
Good night!

 

I think we can manage that!
(お任せください!)

 ー Coffee and cigarettes より ー

「マネージャー」でお馴染みの “manage” という動詞ですが、「何とか成し遂げる」「何とかやっていく」という意味があります。
上記の英文をそのまま訳すと「何とか出来ると思います!」ですが、つまりは「お任せください!」と翻訳されていた様です。

ちなみに、 “We can manage that!” 以外でも、「お任せください!」という意味の、よく使われている英文はこちら。↓

  1. You can rely on me(us)!
  2. You can count on me(us)!

 

You can rely on me(us)!

“Rely on ●●” で「●●を頼りにする」という意味です。
「あなたは私を頼りにしていいですよ!」、つまり、「お任せ下さい!」となるのです。

(us) となっているのは、”me” だと「(私に)お任せ下さい!」となり、”us” だと「(私たちに)お任せ下さい!」となるからです。

 

You can count on me(us)!

“Count on ●●” も “Rely on ●●” と同じく、「●●を頼りにする」という意味です。
“I’m counting on you!” で、「あなたを頼りにしているよ!」となります。

(us) となっているのは、”me” だと「(私に)お任せ下さい!」となり、”us” だと「(私たちに)お任せ下さい!」となるからです。

 

Here is your cash.
(現金のお返しです)

ー 恋するレストランより ー

自然な日本語で考えると、「お釣りのお返しです。」の方がいいですかね。

これまでにも何度も出てきましたが、”Here is ●●” はとてもよく使う接客英語です。
何かを手渡すとき、お出しするとき、お見せするときは “Here is ●●” でOKです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

How big?
(どれくらいの大きさですか?)

ー HAPA英会話より ー

500人以上の外国人を対象に日本の飲食店に関する街頭インタビューを行ったところ、
「料理のサイズが分からない」
という声は少数ながらも上がりました。

皆さんも、海外旅行に行った際、出された料理(お皿)を見て
「え、こんなに大きいの!?」
と驚いた経験、あるのではないでしょうか?
それは日本とその国のサイズ感にギャップがあるが故に生じる驚きです。

海外の方も日本に来て、
「え、こんなに小さいの!?」
と驚くことがあるようです。
ですので、事前に大きさを確認することが出来れば、
「それであればもう1品頼もうか」
となるのです★

“How big?” と聞かれた場合、おすすめの返答方法は以下の2つです。

  1. 手(ジェスチャー)でその大きさをお見せする。
  2. 実際に使っているお皿を持ってくる。

 

逆に、おすすめしないのが
「Mサイズのパスタは100gです。」
と、グラムでお応えすることです。

なぜなら、世界には「グラム」という単位を使わない国もあります。
私が住んでいたアメリカでは、「グラム」ではなく「ポンド」でした。
ですので、アメリカ人に「100gです。」とお伝えしたところで、それがどれくらいの大きさなのか、さっぱり伝わらないのです。

よって、大きさをお伝えする際は「手で示す」「実際に使用しているお皿をお見せする」のどちらかを強くお勧めします★

ちなみに、「これ位の大きさです。」を英語でなんて言うか、ご存知ですか?

This big.

と言います。
ですので、流れとしてはこの様になります。

お客:How big is this spaghetti?
(このスパゲッティはどれ位の大きさですか?)
店員:(手で示しながら)This big.
(これ位です。)

 

先週までに習った事の復習

復習をきちんとやるか・やらないかで、英語の上達は大きく異なります。
ですので、復習の確認はとっても大切。
今日も、これまでにレッスン内で習ったすべての英語を覚えているか、確認を行いました。

  • どういたしまして
  • 承知しました
  • ありがとうございます
  • すみません/失礼します
  • 申し訳ありません
  • すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?
  • すみませんが、もう少しゆっくりお願いできますか?
  • 申し訳ありませんが、理解出来ません
  • いらっしゃいませ
  • 何名ですか?
  • 申し訳ありませんが、当店は全席禁煙です。
  • こちらへどうぞ
  • こちらがお席です
  • お飲み物は何にされますか?
  • 飲み方はストレートとロックのどちらがよろしいですか?
  • ご注文はお決まりでしょうか?
  • どちらがよろしいですか? ※選択肢がある時の質問
  • 以上でよろしいでしょうか?
  • こちらがご注文された●●です。 ※料理や飲み物を配膳する時
  • 他に必要なものはありませんか?
  • ごゆっくりどうぞ!
  • お味はいかがですか?/足りないものはありませんか?
  • お水のおかわりはいかがですか?
  • 別のお飲み物はいかがですか?/同じ物をお持ちしましょうか?

確認したのは、上記のすべてと宿題でお持ちいただいたフレーズ全部です。
フラッシュカードを使いながら、サッサッサッと1人ずつ言って頂きました。
相当な量ですが、これらを言えるようになればどんなお店でも英語で接客できる程のレベルですね。

 

レッスンソング②

さて、ここからは今日新しく学んでいただいた事です。
(復習で結構な時間が取られてしまいましたが、本日のメインはこの部分です★)
弊社のレッスンの真髄でもある、「飲食店に特化した接客英会話レッスン」の中心となる、レッスンソング②の歌詞の和訳や不要な文の削除、必要な文の追加を行いました。

レッスンソングとは?

弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!

今日行った、レッスンソング②の歌詞の確認がこちら↓

  • May I clear your plates?
  • Would you like to see the dessert menu?
  • Here is your check
  • The cashier is over there
  • Whenever you are ready
  • We hope you enjoyed it
  • Here is your change and receipt
  • Thank you very much for coming today!

 

レッスンソング②を和訳しよう!

生徒さんに一文ずつ、どういう意味か?を考えていただきました。

ここで弊社が大切にしているポイントをご紹介します。
講師が「○○の意味は△△です。」とお伝えするのは簡単で、時間も有効に使えますが、それでは生徒さんの「考える力」が身に着きません。
時間がかかっても構いませんので、「自分で意味を考える力」をつけて頂きたい。
よって、講師は「どう思いますか?」と問題提起をし、生徒さんに答えを出して頂く様、心がけています。

 

May I clear your plates?

お皿をお下げしてもよろしいですか?

“May I ●●?” で、「●●してもよろしいですか?」という許可を聞いています。
“Clear” は「片付く」という動詞ですので、「お皿を片付けてもよろしいですか?」と聞いています。

 

Would you like to see the dessert menu?

デザートメニューはご覧になりますか?

“Would you like ●●?” で「●●はいかがですか?」と聞いています。
この文では●●の個所に “to see the dessert menu?” が入っていますので、「デザートメニューを見るのはいかがですか?」つまり、「デザートメニューはご覧になりますか?」となるのです。

日本ではこの様に聞くお店は高級店くらいだと思いますが、アメリカではファストフード店でない限り、ほぼ全てのお店でサーバーはお客様にこの様に尋ねます。
なぜなら、サーバーの仕事の中にはいい物をご提案する事も含まれているからです。
ここが日本とアメリカ(おそらく他の欧米も)の仕事内容の違いではないでしょうか?

誤解を恐れずに書くと、日本のサーバーは「お客様から言われた事をやる」のが仕事になっています。
「お水をください」と言われてからお出しする、という様な。

しかし、アメリカでそのような仕事をしたら、サーバー失格です。
つまり、いいチップはもらえません。
お客様は何かを欲している時、必ずサインを出しています。
お水がグラスに入っていないとか、サーバーを探す様に店内を見ている等、意識していれば何かしら気づく事が必ずあります。
しかし、意識をしていなければこの様な事には気づかず、結果、言われてからやる、となってしまいます。

ここはもはや接客英会話とは関係のない部分になりますが、どんな仕事であれ、「言われてからやる(言われないとやらない)」では「いい仕事をしている」とは言えません。
お客様から言われる前に気づいて声をかける。
この様なサーバーが日本にもっと増えるといいなぁと切に願います。

 

Here is your check

こちらがお勘定です

もう何度もこのブログに登場しているので、詳しい説明は不要ですよね★
“Here is ●●.” で、「こちらが●●です。」となります。

 

The cashier is over there

レジはあちらです

最近だいぶテーブル会計も増えてきましたが、キャッシャーでのお会計を求めるお店もまだ多いのでは?
“Over there” で「あちら」となりますので、”●● is over there.” と使えます。
もちろん、

“The restroom is over there.” (お手洗いはあちらです。)

という風にもお使いいただけます♪
この時必ず、ジェスチャーで「あちら」方面を示す事もお忘れなく!

 

Whenever you are ready

(お支払いは)お客様の準備が整ってからで構いませんので
(今すぐ出ていけという意味ではないですよ)

こちらも何とも英語ならではと言いますか、日本語ではほぼ聞かないフレーズですね。
よって和訳が少し難しいのですが・・・。

“Whenever” は「いつでも」という意味です。
ですので、”Whenever you are ready.” をそのまま訳すと「お客様の準備が出来ましたらいつでも。」となり、もう少し付け加えると、上記の様な意味になります。

このフレーズは、決して言わなくてもいい(絶対に必要ではない)一言ですが、言えるとお客様への思いやりがぐっと高まります。
と言いますのも、仮にお客様の方から “Check please.”(お勘定お願いします。)とお声をいただいたとしても、まだ席にいるお客様に伝票を渡すのは多少なりとも「早くお会計して出て行って下さいね。」感が出てしまいます。
ただ、そこでこの “Whenever you are ready.” を言う事で、「早くお会計して出て行って下さいね。」感は一切なくなり、お客様は「まだここにいてもいいんだ。」と安心されます。

たかが一言、されど一言。
どんな時でも、大事なのは「自分がお客だったら、何て言ってもらうと嬉しいか?」を考える事に尽きますね★

 

さて、突然ですがここで問題です!
“Whenever” が「いつでも」という意味であれば、これらは英語で何て言うでしょうか?

  • どこでも
  • 何でも
  • 誰でも
  • どっちでも

 

正解はこちら★

  • どこでも ⇒ Wherever
  • 何でも ⇒ Whatever
  • 誰でも ⇒ Whoever
  • どっちでも ⇒ Whichever

これらは結構日常英会話で使います。
例えばこちら。

Wherever(どこでも)

Please have a seat wherever you like.
(お好きな席をお選びください。)

Whatever(何でも)

A : What do you want to eat for dinner?(夕飯何が食べたい?)
B : Whatever. It’s all up to you.(何でもいいよ。君に任せるよ。)

Whoever(誰でも)

Whoever comes will be welcomed.(どなたが来ても歓迎します。)

Whichever(どっちでも)

A : Which one do you want? A or B set meal?(A定食とB定食のどっちがいい?)
B : Whichever.(どっちでもいいよ。)

ね?結構日本語でも使っていますよね?
特に “Please have a seat wherever you like.” (お好きな席をお選びください。)は飲食店でもよく言うフレーズですので、覚えておくといいですね。

 

We hope you enjoyed it

お楽しみいただけましたでしょうか?

このフレーズは解説が必要ですね。
まず、”We hope ●●” で「●●であることを望む」という意味になります。
ビジネスメールで頻繁に使う “We hope to see you again.” で、「またお会いできる事を願っています。」など。
このフレーズの場合、●●は “you enjoyed it.” とありますので、「お客様が楽しまれた事を願っています。」となり、自然な日本語に直すと「お楽しみいただけましたでしょうか?」と訳すことが出来ます。

ちなみに、この一言はお客様の感想を求めていますので、必ず何かしらコメントが返ってきます。
例えばこちら。

店員:We hope you enjoyed it.
お客:It was great! (とてもおいしかったよ!)
店員:Thank you. I will pass it on to the chef.(ありがとうございます。シェフに伝えます。)

店員:We hope you enjoyed it.
お客:Everything was amazing! We will be back.(全てが素晴らしかったわ!また来ますね。)
店員:Thank you very much. Bye!(ありがとうございました。さようなら。)

ですので、”We hope you enjoyed it.” を言った後に感想が返ってくると想定して、その答え(上記の会話の場合、”Thank you. I will pass it on to the chef.” や “Thank you very much. Bye!”。)も用意しておくと、スムーズな会話が出来るようになりますよ!

 

Here is your change and receipt

お釣りとレシートのお返しです。

またもや登場!”Here is” フレーズ!
何回目!?と数えたくなるくらい、飲食店内では度々使います。
もう覚えましたよね?

 

Thank you very much for coming today!

お越しくださりありがとうございました!

お見送りのシーンで使う一言です。
“Thank you for ●●.” で、「●●してくれてありがとう。」となります。
(●●には名詞が入りますので、「来てくれて」の様に「来る」という動詞を使う際は、その動詞に ing を付けます。)
例えばこちら。

Thank you for your hard work.(がんばってくれてありがとう。)
Thank you for your e-mail.(メールどうもありがとうございます。)
Thank you for listening.(ご拝聴ありがとうございます。)
Thank you for calling me.(電話してくれてありがとう。)

この様に、ビジネスのシーンでもカジュアルなシーンでも、”Thank you for ●●.” はよく使いますので、覚えておくと便利です。

 

ちなみに、日本では「またのお越しをお待ちしております。」や「またお越しください。」と言いますが、英語ではあまり言わないような…。
念のため英訳するとこの様になります。

  • またのお越しをお待ちしております。:We look forward to seeing you again.
  • またお越しください。:Please come again.

とは言え、アメリカに住んでいた頃、レストランを出る際にサーバーから “See you tomorrow!(また明日!)” と言われて、「なるほど!」と感銘を受けたというか、思わず笑ってしまったというか・・・。
こういう茶目っ気があると、更にまた来たくなりますよね♪
カジュアルなお店ではおすすめです^ ^

さてさて、一通り接客英会話は覚えられたので、次週からは実践練習に入ります。
来週はまだノートを見ながらでOKですが、次の週からはもうノート見NGです!
ですので、今の内から出来る限り覚えておき、直前になって詰め込むなんて事がないようにしましょう!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 4日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

今日も宿題の確認から行いました。
今週もとても日常で使えるフレーズを持ってきて下さいました!
早速今日から使っちゃいましょう♪

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

 

Do you have a reservation?
(ご予約のお客様ですか?)

ー 幸せのレシピより ー

そのまま訳すと「予約をお持ちですか?」になります。
日本語と英語は大分異なる言語なので、そのまま訳すのではなく、1捻りや2捻り入れて考える必要がある事が多いです。
いい脳トレになりますね!

尚、「ご予約のお客様ですか?」は上記以外でもこの様な聞き方も出来ます★

  • Have you got a reservation?
  • Have you reserved?

“Reservation” は予約という名詞で、”Reserve” は予約するという動詞です。

 

Would you like your coffee before or after the meal?
(コーヒーはお食事の前と後、どちらがよろしいですか?)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

“Would you like” は飲食店内でとてもよく使うフレーズなので、是非覚えていただきたいです!
“Would you like” は “Do you want” を丁寧にした言い回しで、日本語にすると「~はいかがですか?」という提案の時によく使います。
ちなみに、”Meal” は「お食事」という意味です。

もちろん、お客様がアイスティーをご注文された場合は
“Would you like your iced tea before or after the meal?”
と、”coffee” の個所を別の飲み物に変換すれば、使えるチャンスは色々です。

 

Let me show you to your table.
(お席までご案内致します。)

ー 幸せのレシピより ー

レッスン2日目に “This way please.” を学びましたが、意味は全く同じです。
ただ、”Let me show you to your table.” の方が丁寧な言い方です。
カジュアルなお店であれば、 “This way please.” で十分ですよ★

“Let me ●●” というフレーズはご存知でしょうか?
日常英会話では頻繁に出てくる言い回しで、「私に●●させて」という意味です。
例えば、

Let me show you something.
(見てもらいたいものがあるの。)

Let me know when you are ready.
(準備が出来ましたら呼んで下さい。)

こちらも1捻り2捻り必要になってきますので、慣れるまでに若干時間がかかるかと思いますが、よく使う事は間違いないので、覚えておいて損はないですよ^ ^

 

先週レッスンで習った事の復習

1に復習、2に復習!
というわけで、今日もこれまでに習ったことを復習する事から始めました。
当然ですが、日を追うごとに復習する量も増えていきます。
今日のレッスンではこれらを全て英語で言えるかな?の確認でした。

  • どういたしまして
  • 承知しました
  • ありがとうございます
  • すみません/失礼します
  • 申し訳ありません
  • すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?
  • すみませんが、もう少しゆっくりお願いできますか?
  • 申し訳ありませんが、理解出来ません
  • いらっしゃいませ
  • 何名ですか?
  • 申し訳ありませんが、当店は全席禁煙です。
  • こちらへどうぞ

「こんなに覚える事があって、皆さん大丈夫かしら・・・?」
と心配していましたが、全く問題ありませんでした!さすが!!

今日から接客英会話レッスンの真髄に入ります。
その調子で、トントーン!と覚えていきましょう♪

 

レッスンソング②

さて、ここからは今日新しく学んでいただいた事です。
弊社のレッスンのメインでもある、「飲食店に特化した接客英会話レッスン」の中心となる、レッスンソング②の歌詞の和訳や不要な文の削除、必要な文の追加を行いました。

レッスンソングとは?

弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!

今日行った、レッスンソング②の歌詞の確認がこちら↓

  • Here you are.
  • Would you like something to drink?
  • How would you like that? Straight or on the rocks?
  • Are you ready to order?
  • Which one would you like?
  • May I get anything else for you?
  • Here is your ●●.
  • May I get anything else?
  • Please enjoy!
  • Is everything OK?
  • Would you like more water?
  • Would you like another drink?

 

レッスンソング②を和訳しよう!

生徒さんに一文ずつ、どういう意味か?を考えていただきました。

ここで弊社が大切にしているポイントをご紹介します。
講師が「○○の意味は△△です。」とお伝えするのは簡単で、時間も有効に使えますが、それでは生徒さんの「考える力」が身に着きません。
時間がかかっても構いませんので、「自分で意味を考える力」をつけて頂きたい。
よって、講師は「どう思いますか?」と問題提起をし、生徒さんに答えを出して頂く様、心がけています。

 

段々と難易度が上がってきているにも関わらず、皆さん和訳もバッチリで驚きました!
先ほどの歌詞の意味がこちらです。↓

 

  • Here you are.(こちらがお席です。)
  • Would you like something to drink?(お飲み物は何にされますか?)
  • How would you like that? Straight or on the rocks?(飲み方はストレートとロックのどちらがよろしいですか?)
  • Are you ready to order?(ご注文はお決まりでしょうか?)
  • Which one would you like?(どちらがよろしいですか?) ※選択肢がある時の質問
  • May I get anything else for you?(以上でよろしいでしょうか?)
  • Here is your ●●.(こちらがご注文された●●です。) ※料理や飲み物を配膳する時
  • May I get anything else?(他に必要なものはありませんか?)
  • Please enjoy!(ごゆっくりどうぞ!)
  • Is everything OK?(お味はいかがですか?/足りないものはありませんか?)
  • Would you like more water?(お水のおかわりはいかがですか?)
  • Would you like another drink?(別のお飲み物はいかがですか?/同じ物をお持ちしましょうか?)

では、1文ずつ解説します!

 

Here you are.

こちらがお席です。

お客様の席(テーブル)を指しながら “Here you are.” とご案内しましょう。
ちなみに、 “Here you are.” はとっても汎用性の高いフレーズです。
なぜなら、何かを差し出す時、手渡す時に使えるからです。

例えば、お水をお出しする時に “Here you are.” 。
お料理を配膳する時も “Here you are.” 。
レジにてお釣りをお渡しする際も “Here you are.” 。

ね?使えるシーンは飲食店内だけでもいっぱいありますよね?
是非覚えて頂きたいフレーズの1つです!

 

Would you like something to drink?

お飲み物は何にされますか?

“Would you like ●●” は既に先ほどご説明の通り、「●●いかがですか?」という提案の時に使う質問文です。
“Something to drink” で「何か飲むもの」という意味です。
ですので、”Would you like something to drink?” をそのまま訳すと「何かお飲み物はいかがですか?」になります。

 

How would you like that? Straight or on the rocks?

飲み方はストレートとロックのどちらがよろしいですか?

こちらのお店では、梅酒をご注文された方にのみ、飲み方を聞くそうです。
“How” は「どの様に?」という質問ですので、”How would you like that?” は「どの様に飲まれますか?」と聞いています。

当然ですが、この質問をするのはお客様が梅酒をご注文された場合のみです。
ですので、流れはこの様になります。

お客:Could I get umeshu?
(梅酒をいただけますか?)
店員:Sure. How would you like that? Straight or on the rocks?
(承知しました。飲み方は飲み方はストレートとロックのどちらがよろしいですか?)

「ストレート」は英語でもそのままですが、「ロック」は “rock” だけではなく、”on the rocks” となりますので、ご注意を。

 

Are you ready to order?

ご注文はお決まりでしょうか?

“Are you ready?” は馴染みのあるフレーズですよね^ ^
「準備は出来てますか?」と聞いています。
何の準備かと言いますと、”to order” つまり、オーダーする準備、という事です。
お飲み物とお料理のご注文を一度に聞く場合は、”Would you like something to drink?” はカットし、”Are you ready to order?” のみでOKですよ。

 

Which one would you like?

どちらがよろしいですか?

こちらのお店では「今日のランチ」が3種類あるらしく、仮にお客様が「今日のランチをください」とおっしゃった場合は、この “Which one would you like?” と質問しましょう。
ここで大切なのが、選択肢を指しながら「どちらがよろしいですか?」と聞く事です。
そうすれば、お客様は選択肢が何なのかがすぐに分かりますよね?
出来る限り身振り手振りを豊富に使いながら話すよう、心がけましょう!

 

May I get anything else for you?

以上でよろしいでしょうか?

“May I ●●” は「(私が)●●してもよろしいですか?」という意味で、 “Would you like ●●” 同様、飲食店内でとても使う質問文です。
例えばこちら。

“May I clear your plates?”
(お皿をお下げしてもよろしいですか?)

この様に、自分(店員)が何か行動をする前に、その許可をお客様に頂く際に使います。

“Anything else” は「他に何か」という意味です。
ですので、この “May I get anything else for you?” は、「私がお客様の為に何かで出来る事は他にありますか?」という意味であり、自然な日本語に直すと「以上でよろしいでしょうか?」になるのです。
フー。今日のレッスンはいっぱい捻りますね。

 

Here is your ●●.

こちらがご注文された●●です。

先ほど “Here you are.” をご紹介しましたよね?
この、料理をお出しするシーンでももちろん “Here you are.” でOKなのですが、個人的にはお出しするお料理に間違えがない様、その料理名を口頭でお伝えする方がより親切だと思います。
ですので、例えば「Aサラダ」をお出しする際は “Here is your A salad.” と言い、チーズ抜きのスパゲッティのご注文を受けた時は “Here is your spaghetti with NO cheese.” と、その都度商品名を言う事をおすすめします。

 

May I get anything else?

他に必要なものはありませんか?

こちらは先ほどの “May I get anything else for you?” と同じです!

 

Please enjoy!

ごゆっくりどうぞ!

こちらは字の如く、という感じですね^ ^
日本語では「ごゆっくりどうぞ!」と言いますが、英語では「お食事をお楽しみください!」と言います。
ただ、伝えたいことは同じだと思っています。

 

Is everything OK?

お味はいかがですか?/足りないものはありませんか?

私がウエイトレスとして勤務していたアメリカでは、お客様がメインのお食事を2~3口お召し上がりになった後、この質問をする事が1つのルーティーンになっていました。
お客様はミディアムのお肉をご注文されたのに、もしかしたらミディアムレアになっているかもしれません。
もしかしたら、フライドポテトの塩が多すぎると感じていらっしゃるかもしれません。
もしかしたら、友達とシェアしたいので取り皿を欲しい思っていらっしゃるかもしれません。
お客様に呼ばれ、言われてからやるのではなく、サーバーが積極的に確認をする方がお客様満足度は高くなります。
ですので、必ず “Is everything OK?” と聞いて、お味や他に必要な物がないかを確かめるのは、決して欠かしてはいけない事なのです。

日本では高級店でしか「お味はいかがですか?」と聞きませんよね。
しかし個人的には、サーバーがお客様に確認をする、という事がもっと頻繁にあってもいいのではないか、と思っています。

 

Would you like more water?

お水のおかわりいかがですか?

またもや登場!”Would you like ●●?” 。
「●●はいかがですか?」という提案する時の必須フレーズです。

“More” は「もっと」や「さらに」という意味ですので、”more water” で「お水のおかわり」となります。

 

Would you like another drink?

別のお飲み物はいかがですか?/同じ物をお持ちしましょうか?

面白いことに、”Would you like another drink?” には意味が2つあります。

1つ目は「別のお飲み物はいかがですか?」という質問です。
“Another” は「別の」「他の」という意味ですので、「今飲んでいる物とは違う、別のお飲み物」と解釈します。

2つ目は「同じ物をお持ちしましょうか?」です。
何と、”Another” には「おかわり」という意味もあるのです。

上記2つの意味、それぞれ別の事を言っていますので厄介ですよね(^ ^;)
では、この質問を投げた時、お客様はどのように反応するのでしょうか?

別のお飲み物が欲しいとき

店員:Would you like another drink?
お客:Sure. Could I have a beer?(ビールをいただけますか?)

今飲んでいる飲み物と同じ物が欲しいとき

店員:Would you like another drink?
お客:Yes, please.(ええ、お願いします。)

分かりますか?
別の飲み物が欲しいときは「ビール」という様に、次の飲み物を明確に伝えます。
一方で、同じ物が欲しいときは「はい、お願いします。」の様に YES / NO で答えます。
そうする事で、おかわりの有無を判断できるのです。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

 

私が見た最低の英会話講師

こんにちは!
飲食店に特化した接客英会話レッスン講師の内木です。

私は今、とても怒っています。
なので今日は珍しく過激なタイトルを付けました。

先日テレビを見ていたら、こういう事を言う英語講師が出演していました。

「日本人の9割はダサい英語を話している」
「こういう英語は笑われる」

まだ講師としての実績はそれほど長くない私ですが、そんな私でも、良い講師と悪い講師の明確な差の区別はついています。

私の言う「良い講師」とは、生徒さんに英語の楽しさや、英語を話せる事でのわくわく感をお伝え出来る講師です。
「たくさん失敗していいんですよ!」
「失敗は恥ずかしい事じゃないんですから、いっぱい間違えて成長しましょう!」
と、不安になっている生徒さんの背中をぽんっと押すのが本来英会話講師の役割だからです。

一方で悪い講師とは、生徒さんの英語嫌いや英語苦手意識を助長させる人の事です。

そもそも、多くの日本人が英語を話せないのは、
「この文法で正しいのだろうか?」
「この発音で伝わるかな?」
と、臆病になりすぎているからです。

それにも関わらず、
「あなたの英語はダサい。」
とか、
「その英語はクールじゃない。」
等と言って不安を更に煽る様な講師は最低です。
それでは生徒さんは余計臆病になり、何も話せなくなってしまいます。

 

確かに、

「日本人の9割はダサい英語を話している」
「こういう英語は笑われる」

というキャッチコピーは英語を学ぶ意欲のある人の興味をそそる、ある意味では効果のあるキャッチコピーだと思います。
しかし、それにしてもやっていい事とやっていけない事があるでしょう!と思うわけです。

英語を勉強している皆さん、どうかこういう講師の言葉に耳を傾けないで下さい。

今でこそ英語を話せる様になった私ですが、そんな私もたっくさん失敗してきました。
批判を恐れずに言えば、今だってまだ英語勉強中の身ですので、未だに多くの失敗をします。

確かに、発音がネイティブではない、キレイな英語でないという理由で笑われた経験、バカにされた経験もあります。
でも、そういう事を言ってくるのは出会った中で1%に満たないくらいです。
99%の方は、
「がんばってるね。応援してるよ!」
と支えて見守ってくれました。

頑張っている人を笑う奴は愚か者です。
そんな人の言う事に惑わされないで下さい。
皆さんの大切なやる気を、そんな奴らに削ぎ落とされないで下さい。

私は進んで失敗する人が大好きです!
そんな人を、心から応援したいです。
ですので、どうか失敗を恐れず、ダサい英語もクールじゃない英語もどんどん使っていきましょう!!

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

本をご購入下さった皆様へ お詫び

本をご購入下さった皆様

いつもありがとうございます。
株式会社華ひらくで代表を務めております、内木美樹と申します。
この度は私の著書「この一冊があれば大丈夫!飲食店が訪日外国人への接客力を上げる方法(音声あり)」をご購入く下さった皆様へ謝罪をさせて頂きたく、ブログを更新致しました。

先ほど、アマゾンのカスタマーレビューから「パスワードを入れても音声が聞けない」というお言葉を頂き、至急確認致しました。
すると、お客様のおっしゃる通り音声へのリンクが消えており、本の最大の特徴でもある音声が聞けない状態になってしまっていました。
音声を期待してご購入下さった皆様の期待を裏切る状態になっており、誠に申し訳ありませんでした。
すぐに修正し、現在はワンクリックで接客英会話を聞ける様に復旧致しました。

私共の確認が行き届かず、残念な思いをさせてしまった事を深く反省しております。
本当に申し訳ありませんでした。
今後はこの様な事が起こらない様、細目に Kindle を確認致します。

ご指摘くださったアマゾンユーザー様、どうもありがとうございました。
繰り返しになりますが、ご購入下さった皆様、この度は誠に申し訳ありませんでした。

 

株式会社華ひらく
代表取締役
内木 美樹

飲食店に特化した接客英会話レッスン 3日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

今日も宿題の確認から行いました。
みなさん、とても日常で使える文を持ってきて下さいました!

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

If you want extra rice, it’s all free!
(ご飯おかわり自由です。)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

こちらは定食屋さんでよく使いますね^ ^
当然、「お味噌汁はおかわり自由です。」であれば、”If you want extra miso soup, it’s all free!” ですし、「ご飯とお味噌汁はおかわり自由です。」であれば、”If you want extra rice and miso soup, they are all free!” となります。

ちなみに、生徒さんから
「ご飯のおかわりは追加で○○円です。」は何て言えばいいですか?
とご質問いただきました。
いい質問ですね!
こちらは、先ほどの文を少しアレンジして、

“If you want extra rice, it’s additional ○○yen.”

です。
“Additional” はサッカーの「アディショナルタイム」の “Additional” です。

 

How many in your party?
(何名ですか?)

ー どこかの Youtube より ー

こちらはどの飲食店でも使うフレーズ(言い回し)ですね!
カジュアルなお店であれば “How many?” だけでもOKです。
大切なのは言い方ですので、笑顔で、歓迎の気持ちを込めて聞きましょう!

 

This is a seasonal dish.
(こちらは季節のお料理です。)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

先週のレッスンで、「基本的に、何かをお出ししたり手渡したりするときは “Here is ○○.” です。」とお伝えしました。
例えば、
Here is your salad.(こちらが<お客様がご注文された>サラダです。)
Here is you change and receipt.(こちらがおつりとレシートです。)
の様に。

今回の “This is” はお料理を説明する時に使います。
ですので、お客様にメニューをご紹介する時は “This is ○○.” と言いましょう。

 

It’s on us. / It’s on the house.
(お店のおごりです。)

ー La La Land より ー

お店に常連さんが来た時に、サラッとこの台詞を言いながら、スッとコーヒーやデザートを出せるとステキですね♪
ちなみに、”It’s on ●●” で「●●のおごり」という言いになります。
ですので、

「これは私がおごるよ。」であれば “It’s on me.”
「今日のディナーはあなたのおごりね!」であれば、“Dinner is on you tonight!”

となります。

また、「お店からのサービスです。」という意味でも使えます。
例えばお客様のステーキに時間がかかりすぎてしまった場合の謝罪としてお出しする時は、

“I’m so sorry that your steak took so long. Please accept this glass of wine on the house as an apology.”
お待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。このワインはお店からのサービスですので、宜しければお召し上がりください。)

という風に使えます。

“house” は「家」だけではなく、「お店」や「当店」という意味でも使います。

 

今日の宿題もとても使える言い回しがたくさんありましたね!
皆さん、グッジョブです♪
今後映画を見る際、ストーリーを楽しむに加え、「良い言い回しを探す」という目的も加えてみると、宝探しみたいでより楽しめますよ^ ^

 

先週レッスンで習った事の復習

英語を学ぶ上で大切なのは復習です。
というわけで、先週学んだ以下のフレーズをきちんと覚えているか?正しく言えるか?という確認を、フラッシュカードを使いながら行いました。

  • どういたしまして
  • 承知しました
  • ありがとうございます
  • すみません/失礼します
  • 申し訳ありません
  • すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?
  • すみませんが、もう少しゆっくりお願いできますか?
  • 申し訳ありませんが、理解出来ません

「どういたしまして」と「承知しました」と「すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?」はいくつかの言い方をご紹介しましたので、「他にはどんな言い方がありましたっけ?」と、他の言い回しも覚えているか、確認しました。
復習をきちんと行っている人と、やってこなかった人の明暗がくっきり分かれました(笑)
来週も復習は継続して行いますので、お時間がない中大変だと思いますが、復習がんばりましょう!

 

レッスンソング②

さて、ここからは今日新しく学んでいただいた事です。
弊社のレッスンのメインでもある、「飲食店に特化した接客英会話レッスン」の真髄となる、レッスンソング②の歌詞の和訳や不要な文の削除、必要な文の追加を行いました。

レッスンソングとは?

弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!

今日ご紹介した、レッスンソング②の歌詞がこちら↓

  • Welcome to Sushi Restaurant!
  • Hi, how are you this evening?
  • How many are in your party?
  • Would you like smoking or non?
  • This way please

 

レッスンソング②を和訳しよう!

生徒さんに一文ずつ、どういう意味か?を考えていただきました。

ここで弊社が大切にしているポイントをご紹介します。
講師が「○○の意味は△△です。」とお伝えするのは簡単で、時間も有効に使えますが、それでは生徒さんの「考える力」が身に着きません。
時間がかかっても構いませんので、「自分で意味を考える力」をつけて頂きたい。
よって、講師は「どう思いますか?」と問題提起をし、生徒さんに答えを出して頂く様、心がけています。

さすがは宿題をきちんとされている皆さん、和訳もバッチリでした!
ちなみに、歌詞の和訳はこちらです。

  • Welcome to Sushi Restaurant!(寿司屋へようこそ!)
  • Hi, how are you this evening?(今夜のご気分はいかがですか?)
  • How many are in your party?(何名ですか?)
  • Would you like smoking or non?(喫煙と禁煙のどちらをご希望でしょうか?)
  • This way please(こちらへどうぞ)

ここで3点補足をしました。

1)まず、歌では “Welcome to Sushi Restaurant!” と言っていますが、厳密には “Sushi Restaurant!” の箇所には店名が入ること。
よって、店名が「つぶつぶ」のこちらのお店では、”Welcome to Tsubu-Tsubu!” となります。

2)そして、”How are you this evening?” (今夜のご気分はいかがですか?)は質問をしていますので、お客様から “We are good.” や、”We are great. Thank you.” と答えが返ってきます。
中には、”We are good. Thank you. You?“(気分はいいですよ。ありがとう。あなたはどうですか?)と、質問を返して下さる方もいます。
この場合、スルーしないできちんと質問に答えられる様、予め心の準備をしておく事をおすすめします。
“How are you?” と聞かれた時の返事の仕方はこちらで紹介していますので、良かったらご覧ください♪

3)「いらっしゃいませ!」は色々な言い方があります。
時間帯によって使う物、使わない物がありますのでそこはご注意頂きたいですが、大体こういう言い方をします。

  • Hi.
  • Hi, how are you?
  • Good evening.
  • Good evening, how are you?
  • Welcome to Tsubu-Tsubu.

もちろん、歌の歌詞の様に “Welcome to Tsubu-Tsubu. How are you?” と2つ繋げても問題ありません。
色々使ってみる事をおすすめします!

最後に、私の失敗も踏まえた上でとても大切な事をお伝えします。
それは、海外の方が来店された際、まずは「いらっしゃいませ。」と日本語であいさつする事です。

海外の方と一言でくくっても、日本語が話せる方も多くいらっしゃいます。
また、日本語を勉強中だから日本語で話したい人、せっかく日本に来たんだから日本語で話しかけて欲しいと思っている人など、英語で接客される事を嫌がる海外の方もいらっしゃるのです。

これは私の失敗談ですが、アメリカから帰国後、一時的に上野にある海外の方が多く来店する飲食店で働いていました。
そして1組の海外のお客様が来店されたので、”Hi, how are you?” と英語であいさつしたら、一人の方がものすごく不機嫌になってしまったのです。

その方の気分を損ねてしまった原因は、私が英語で接客したから。
その方は日本語で接客をしてもらいたかった様なのです。
もう一人のお客様が間に入って事なきを終え、最終的には機嫌を直してくださいましたが、その時以降、「せっかく日本に旅行に来られているのだから、日本語で話しかけるのが私たちの出来るおもてなしなんだな。」と学んだのでした。

  1. お客様がどんな方であれ、まずは日本語で「いらっしゃいませ。」とごあいさつ
  2. お客様から英語で返ってきたら、それ以降は英語で接客
  3. お客様から日本語で返ってきたら、それ以降は日本語で接客

⇒このように、「海外のお客様=英語で接客」となるのではなく、相手の反応を見ながら柔軟に対応をする事が大切★

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)