飲食店専門の接客英会話レッスン 11日目 in 代々木上原
宿題
①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。
ドラマ「Chef’s table」から
A little bit of too much cream on the last 2 plates.
(最後の2皿はクリームちょっと多すぎかな。)
それぞれの単語は簡単ですが、文章が長くなると一気に難易度が上がりますよね(^ ^;)
では、1つずつ確認していきましょう★
<A little bit of :ほんの少しの>
“bit” は「小さい」や「少ない」「わずか」「少量」という意味で、今回の様に “little” の後に使う事が多いです。
“little” だけで「小さい」や「少しの」という意味ですが、”A little bit” は “little” だけよりもよりも小ささや少なさを表しますので、「ほんの少し」と訳すことができます。
この”A little bit of” は飲食店内でもよく使います。
例)
店員さん:May I get anything else?(以上でよろしいですか?)
お客さん:Could I get a little bit of wasabi?(わさびを少しだけ頂けますか?)
こういう会話、よくありますよね?
是非覚えておきましょう!
<too much cream:クリーム多すぎ>
以前のブログでも書いたので内容が重複してしまいますが、”too” は「~すぎる」という意味です。
“too” の後に続く形容詞を誇張する役割を果たしています。
Ryan is too hot.(Ryanってイケメンすぎる。)
This soup is too salty.(このスープはしょっぱすぎる。)
This restaurant is too expensive.(この飲食店は高すぎる。)
“too much cream” の “much” は量を表すとき(意味としては「多い」)に使います。
なので、「クリームが多すぎる」という訳になるのです。
この “too” もレストラン英語や日常英会話でも頻繁に使いますので、是非覚えておきましょう!
<on the last 2 plates:最後の2皿>
“on” はご存知の通り「~の上」という意味です。
そして、お皿は “plate” なので、2枚になると最後に “s” が付き plates” になります。
一番難しいのが “last” だと思いますが、 “last” は「最後の」という形容詞ですよね?
なので、”last 2 plates” で「最後の2皿」と訳すのです。
今日の接客英会話レッスン
今日は午前のレッスンでは Ryuju が、午後のレッスンでは Hitomi が実戦練習に挑戦しました!
二人とも、前回はノートを見ながらお出迎え~お見送りまでを英語で行いましたが、今日はノートは一切見ずに行ってくださいました。
Ryuju の実践練習
チームのエース(勝手に任命)を務める Ryuju。
現在はシェフとして勤務されていますが、徐々にお客さんとも接していきたいとの事で、このレストラン英会話のレッスンにもかなり気合いを入れています。
前回のノートを見ながらの実戦練習では、まだ半分以上の接客英会話を覚えていなく、常にノートを見ながらの会話になっていました。
しかし今回は本当に1度もノートを確認することなく、レッスン内でお伝えした接客フレーズはもちろん、レッスンでお伝えしていない事(「すみません、ただ今満席です。21時頃ならご案内出来ますが、21時でご予約されますか?」)まで応用をきかせてくれました!
実践練習で入店を断わるなんて…さすが Ryuju、常に頭を使いながら、起こりそうな状況をイメージしています。
そんなクレバーな Ryuju なので、メイン料理を注文する際にちょっと意地悪な質問をしてみました。
Does it come with any vegetables?
(野菜はついてきますか?)
特に私が住んでいたアメリカでは、メインのお肉に野菜は何らかしらのじゃがいも(mashed potato, baked potato, or french fries)がついてくる事が多いので、
「このお肉料理にはお肉以外に野菜ものっていますか?」
という質問をしてみました。
最初は質問をうまくキャッチ出来ませんでしたが、もう1度繰り返したらしっかり把握出来た Ryuju。
さすがです!!
今日の調子でいければ、次回のネイティブゲストとの実戦練習も安心です。
今後の伸びしろとしては、Rryuju は反応力は表現力が薄いので、もう少し「感情を出す」というところを意識してみましょう!
Hitomi の実践練習
Hitomi は実は事務職なので、実際に飲食店で接客をされているわけではありません。
(会社の都合で急遽参加されることに!)
にも関わらず誰よりもしっかりノートを取り、復習されて、必要な接客英会話フレーズをたった数週間で覚えてしまいました!
Hitomi の場合、インプットは完璧なので、今後の課題は「どう話すか?」です。
英語はリズムが非常に大切ですので、リズムよく、抑揚をつけて流れるように話すようになれば、「気持ちも伝わる接客英語」に相当近づけるはず!
改めて事前にお送りした音声を聞き直し、リズムと抑揚に意識を向けてみましょう♪
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)