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月: 2020年4月

「お話し中にすみません」を英語で何て言う?

「お話し中に失礼します」を英語で言う方法

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、(株)華ひらくの接客英語講師 MIKI です。

お客様が楽しくお話をされている。

でも、

  • 「別のお飲み物はいかがですか?」
  • 「空いているお皿をお下げしてもよろしいですか?」
  • 「お食事のラストオーダーのお時間です」

など、お伝えしたい事がある時、「お話し中に申し訳ありません」って一言言ってから話し始めたいですよね。

今日はそんな時につかえる、「お話し中にすみません」を英語で何て言うかをご紹介します。

それがこちら。

I’m sorry for bothering you.

 

動画内の接客会話を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :I’m sorry for bothering you.(お話し中に失礼します)
  • お客様B:It’s OK.(問題ないですよ)
  • 店員  :It’s last order for all food menu. Would you like to order anything?(お食事のラストオーダーのお時間なのですが、他にご注文はいかがですか?)
  • お客様B:No, I think we are fine.(いえ、大丈夫だと思います)
  • 店員  :OK.(承知しました)

 

「お話し中に失礼します」は “I’m sorry for bothering you.”

「お話し中に申し訳ありません」「お楽しみのところにすみません」は英語で

I’m sorry for bothering you.
アイ ソーウィー フォー バザーリンギュー

と言います。

これを聞いて、もしかしたら、みなさんの中には

「え? “bothering” よりも “interrupting” の方がいいんじゃない?」

と思われた方もいるかもしれません。 (こう気づいたあなたは英語上級者♪)

確かにそうかもしれません。

しかし、弊社のレッスンは「覚えやすさ」と「言いやすさ」を重視しています。

“interrupting” よりも “bothering” の方が日本人には言いやすいので、今回は “bothering” をご紹介しています。

ただ、 “interrupting” で問題ない、という方はお好きな方をお使いください(^ ^)

 

謝罪をする時によく使うのは “I’m sorry for ●●.”

今回の「お話し中に申し訳ありません」然り、お客様に謝る際はよく “I’m sorry for ●●.(●●して申し訳ありません)” を使います。

例えば、飲食店で最も使う謝罪がこちら。

I’m sorry for keeping you waiting.
(お待たせして申し訳ありません)

ただ、「お待たせしました」みたいな感覚で使う際は “Thank you for waiting.” の方が自然です。
“I’m sorry for keeping you waiting.” は本当にお待たせしてしまった場合のみに使いましょう。

 

他にもこんな使い方ができます。

  • I’m sorry for being late.(遅刻してすみません)
  • I’m sorry for the short notice.(直前のご連絡ですみません)
  • I’m sorry for late response.(連絡が遅くなりすみません)

もう少し丁寧に謝罪をしたい時は、 “I’m sorry” の部分を “We are sorry” に変えると、「お店(企業)として誤っている感」を出す事が出来ます。

 

大切なのは「言い方」

「お話し中にすみません」に限らず、謝罪をする際に大切なのは、どう話すかです。

無表情で「お話し中にすみません」と言われても、全然すみません感が伝わってこなくて、逆に「マニュアルにそう書いてあるんだろうな」と感じてしまうほど、機械的ですよね。

しかし、声や表情に「申し訳ありません」という気持ちを込めながら「お話し中に失礼します」と言えば、例え盛り上がってお話をされていたお客様であっても「大丈夫ですよ(^ ^)」と笑顔でおっしゃってくださいます。

ですので、“I’m sorry for ●●.” を使う時は、必ず気持ちとセットというのを忘れないで下さい。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(株式会社華ひらく代表取締役/飲食店専門の英語講師)

動画

接客中に海外のお客様とスモールトーク(日常会話)をサラッとこなす方法

ちょっとした会話でお客様の満足度&客単価を上げる事ができる!

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、(株)華ひらくの接客英語講師 MIKI です。

英語が話せるようになりたい、海外のお客様と話したいと考えているみなさんの中には、「接客用語だけではなく、もう少し世間話みたいなのが出来たらな」なんて思っている方も多いはず。

実はそういうちょっとした会話、海外のお客様も求めています。

実際にお話を聞いてみると、

  • 「店員さんがフレンドリーに話しかけてくれると楽しい気持ちになる」
  • 「居心地がよくなると、『もう一杯頼もうかな』って思う」
  • 「こちらも初めていくお店で緊張しているから、話しかけてくれるとありがたい」

など、みなさんの英語力うんぬんはあまり関係なく、「お客様と話したい」「もっと楽しんでもらいたい」という気持ちを表すことができるかどうかで、お客様の満足度や客単価も変わってくるのです。

なので今回のブログでは、お客様と自然にスモールトーク(世間話)をする方法をご紹介します。

それがこちら↓

May I ask where you are from?
(どちらからお見えになったかお伺いしてもよろしいですか?)

 

動画内の接客会話を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Is everything OK?(お味はいかがですか?)
  • お客様B :Everything is amazing.(とってもおいしいです)
  • 店員    :Oh, thank you.(ありがとうございます)
  • 店員    :So may I ask where you are from?(ところで、どちらからお見えになったのですか?)
  • お客様A :We are from Poland.(ポーランドです)
  • 店員    :Oh, really? I know レヴァンドフスキ. He plays in ドルトムント, right?(そうですか。レヴァンドフスキ選手なら知っています。今ドルトムントでプレーをされていますよね?)
  • お客様A :Basically, he is the most famous Polish player in the world. Also, in Poland we love soccer. We play it, we watch it, like, every day almost. Yeah, it’s our favorite sport.(彼はポーランドで一番有名な選手ですからね。しかも、ポーランド人はサッカーが大好きなんです。毎日のようにプレーしたり試合を観戦していますよ。とても人気の高いスポーツです)
  • 店員    :Interesting. So would you like another drink?(そうなんですね~。ところで、何か別のお飲み物はいかがですか?)
  • お客様B :I’ll go for another beer, please.(同じのをお願いします)
  • 店員    :Thank you.(承知しました)
  • お客様A :Same for me please. One beer.(僕も同じのをお願いします)
  • 店員    :OK, so two beers. Thank you very much. I’ll be back with your beers.(ビールを2つですね。ありがとうございます。すぐにお持ちします)

 

“May I ask” とは何ぞや?

“May I ask where you are from?”

と聞いて、長い!そんなの覚えられん!と思われた方もいるかもしれません。

そういう方は、

“Where are you from?” だけでもOKです(^ ^)

そもそも、”May I ask” というのはとても丁寧な質問の仕方で、「お伺いしてもよろしいですか?」という意味があります。

いきなり “Where are you from?(どちらからですか?)” と聞くよりも、「ところで、どちらからお見えになったのですか? (お伺いしてもよろしいですか?)」と質問する方が、丁寧ですし唐突感がないですよね。

ですので、言える方は “May I ask where you are from?” と聞き、難しい方は “Where are you from?” から始めてみましょう。

 

国名が返ってきた後に会話を維持する方法

そして、みなさんが「どちらからお見えになったのですか?」と聞けば、当然国名や街の名前が返ってきます。

問題はここからです。

例えば、お客様が “We are from NY.(NYから来ました)” と返してくれても、みなさんが「へー…。」で終わらせてしまったら、「何で質問したの?(笑)」ってなってしまいますよね。

そうならない為の秘訣をお伝えします。

それがこちら↓

I like ●●. (私●●好きです)

I know ●●. (私●●知っています)

 

まずは、 “We are from NY.” って聞いたらすぐに頭をフル回転させ、NYにまつわる人名、イベント、食事、有名なスポット、スポーツなどを考えます。

例えば私の場合、NTが舞台の超有名なドラマ “Sex and the city” が大好きなので、そのような場合は “I like sex and the city” と言えます。

他にも、

  • NYヤンキースが好きな方なら “I like NY Yankees.”
  • 世界遺産が好きな方は “I like the statue of liberty.(自由の女神)”

なんていう風に答える事ができます。

 

一方、好きではないけど知っている、という方は、

  • “I know Central Park.(セントラル・パーク知ってます)”
  • “I know Madison Square Garden.(マディソン・スクエアー・ガーデン)”

と言えますよね。

 

このように、”I like ●●.”、”I know ●●.” と言えることができれば、お客様は

「この人は私の街を好いて(知って)くれているんだ♡」

と嬉しい気持ちになり、楽しい空間を作り出すことが出来ます。

そうすれば、

「もう1杯いただいちゃおうかな♪」

「デザートも食べちゃおうかな♪」

となりやすく、お客様はハッピーに、皆さんは売上が上がるという win-win ですので、是非使って見て下さい。

この時に大切なのは、”We are from ●●.” と言われた後、●●にまつわる何かをすぐに見つけ出すことが出来る頭のスピードと柔軟さです。

 

会話を終わらせるコツは質問にあり

  • みなさん:「どちらからですか?」
  • お客様:「オーストラリアです」
  • みなさん:「私、ヒュー・ジャックマンが好きなんです」

という会話をすると、大抵の場合、

「ヒュー・ジャックマンは本当にいい男よね。この間のグレーテストショーマンも最高だったわ。彼は容姿や演技、歌やダンスだけではなく、勉強もとても出来る人で…」

のように、海外のお客様がバーーーと喋ってくれます。

それを一通り聞き、話がひと段落したら

So, would you another drink?(ところで、別のお飲み物いかがですか?)

と質問すれば、会話の流れとしてとても自然に終わらせることが出来ます。

この “So,(ところで)” が大切なので、「あぁ、そうそう」みたいな感じで聞いてみてください(*^∀゚)ъ

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(株式会社華ひらく代表取締役/飲食店専門の英語講師)

動画