カフェ接客英語⑧ 「他のお飲み物はいかがですか?」を英語で
カフェで使える!お味の確認をする際の接客英会話
こんにちは!
アメリカ・ラスベガス近くのカジノホテルでウエイトレスをしていました、
飲食店専門の接客英会話講師の内木美樹です。
前回までの動画では、これらをご紹介しました。
- カフェ接客英語① 「いらっしゃいませ」を英語で
- カフェ接客英語② 「ご予約のお客様ですか?」を英語で
- カフェ接客英語③ 「コーヒーにミルクと砂糖はお付けしますか? 」を英語で
- カフェ接客英語④ 「お決まりの頃にお伺いします」を英語で
- カフェ接客英語⑤ 「ご注文はお決まりですか?」を英語で
- カフェ接客英語⑥ 「お水のおかわりいかがですか?」を英語で
- カフェ接客英語⑦ 「以上でよろしいですか?」を英語で
さて、今回の動画は、カフェでお味の確認をする際の接客英会話です。
- 「おしぼりです。よろしければお使いください」
- 「お味はいかがですか? 」
- 「他のお飲み物はいかがですか?」
こちらの3つを英語で何て言うかをご紹介します♪
「おしぼりです。よろしければお使いください。」を英語で何て言う?
「よろしければ」は “If you would like” という言い方をします。
この動画の場合、男性のお客様はハンバーガーを召し上がっていますので、手にソースが付いて汚れてしまうかもしれませんよね。
ハンバーガーやフライドチキンの様に、お箸やフォークやスプーンを使わないで食べる物をご注文された方には、ウェットティッシュをお出しすると、とても喜ばれます(^ ^)
ただ、おしぼりはあまり海外では馴染みのないものなので、おしぼりを渡されたところで「これ、何に使うの?」という方がいらっしゃるかもしれません。
ですので、” for wiping your hands.” (手を拭くためのものです。)と付け足すと、海外のお客様を混乱させてしまう事がなくなりますよ。
ちょっと長い英語なので難しいと思いますが、言える方は是非挑戦してみてください!
「お味はいかがですか?」って英語で何て言う?
日本では高級店以外、お味の確認をするお店は少ないと思うのですが、私がいたネバダ州では、ファストフード店とビュッフェ以外ではどのお店もこの様に聞いていました。
と言うのも、そうする事で、お客様の生のお声を拾えるからです。
大概の場合、「お味はいかがですか?」と聞くと「おいしいです。」や「今のところ問題ないです。」とお客様はおっしゃるのですが、稀に、
等、言って下さいます。
そうしたらすぐに、
「すみません、すぐに焼き直しますので、一旦ステーキを頂いてもいいですか?」
や、
「すみません、すぐに別のポテトをお持ちします。」
とご対応が出来ます。
逆に、サーバー側がこの様な質問をしなければ、お客様の不満に気づけず、ご満足頂けないまま帰られてしまうかもしれません。
また、”Is everything OK?” と聞けば、オーダーミスを防げるというメリットがあります。
先日生徒さんから聞いたお話なのですが、海外のお客様がお見えになった際、お店側のミスで1皿お出しし忘れたお料理があったらしいんですね。
しかも、”Is everything OK?” と確認するのも忘れてしまっていたが故に店員さんも気づかず、全員が食べ終わる頃に、1人のお客様が
「私のお料理まだ来てないんですけど…。」
とおっしゃって、そこで初めて出し忘れがあった事が発覚したと。
なので、「これからは必ず ”Is everything OK?” と聞くようにします!」と生徒さんがおっしゃっていました。
この様に、お味の確認や出し忘れがないか等のチェックも出来ますので、お客様がメインのお料理を2~3口召し上がった頃に、 “Is everything OK?” と聞いてみましょう!
「他のお飲み物いかがですか?」を英語で何て言う?
何かをご提案する時は “Would you like ~?” 、これはもう鉄板ですね!
ちなみに、私がカジノホテルのレストランで働き始めた時、マネージャーから
「お客様のお飲み物の残りが1/3位になった頃に、お替りや他のお飲み物の確認をする様に」
と習いました。
日本では比較的、お客様からご注文を頂くのを待つ傾向にありますが、
「頼みたいけど店員さんがいない。」
「忙しそうで声をかけづらい。」
等の理由で注文しづらい場面があったり、
「この一杯で終わりにしようかと思っていたけど、『次どうしますか?』と聞かれたのでもう一杯頼んじゃった♪」
という事も多々起こり得ますので、皆さんの方からさらっと「次はどうされますか?」と聞くのは全然失礼にあたらないです。
むしろ、弊社が行った独自の街頭インタビューでは、海外のお客様の88%は「店員さんに提案をしてもらいたい」とお思いだという事が分かりましたので、
「他のお飲み物はいかがですか?」
「次は何にされますか?」
と聞くと喜ばれますよ。
ご注文を頂くのを「待つ」のではなく、皆さんの方からも「ご提案をする」という事をされてみてはいかがですか?
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)