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投稿者: master

英語を学びたいウエイター/ウエイトレスにおすすめの映画3選

こんにちは、飲食店に特化した接客英会話レッスン講師の内木です。

飲食店で働かれている皆さんにおすすめの映画を3つご紹介します♪
どれも飲食店が舞台の映画ですので、飲食店内で使う英語がたくさん出てきます。
何度も何度も見返して、台詞を覚えるくらい繰り返し見続けましょう!

-台詞を覚える
-言い方や表現を完璧に真似る

この2つが、英語を上達させる上で非常に重要なキーになります。

 

では、おすすめ映画を早速ご紹介‥‥といきたいところですが、その前に映画を見る上でのポイントをお伝えします♪

  1. まずは、英語音声・日本語字幕で見てストーリーを把握しましょう。
    この段階ではまだ「英語を聞こう!」とせず、日本語字幕を読みながら映画を存分に楽しんで下さい。
  2. 次も英語音声・日本語字幕ですが、ここでは映画を楽しむというよりも、映画の中にある、日常で使えそうな文章を見つけるという作業をしましょう。(例:「今、字幕で『どういたしまして』って出たけど、英語では何て言ってるんだろう?」という疑問を持つ事が大切です。)
    長い文ではなく、短いのを見つけるように心がけましょう。
  3. 次は英語音声・英語字幕です。2で見つけた日常で使えそうな文章を英語で何て言っているか、字幕を見ながら確認します。(例:「『どういたしまして」って英語では “Sure.” って言うんだ!?」)
    ※字幕を見ずに、2の時点で音声だけでキャッチ出来る方は3を飛ばしても構いません。
    これらの新しい文章を全てノートに書き記していきましょう。
  4. ノートを何度も見直して、言い方や表情、発音も完璧に真似る練習をしましょう。

 

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

~あらすじ~
ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

 

1番のおすすめ!
弊社の生徒さんからも非常に人気の高い作品です。
思わずお腹が鳴りそうになるほどのおいしそうなキューバンサンドイッチや父と子の絆、シェフが人として成長する部分も見逃せません!

 

レミーのおいしいレストラン

~あらすじ~
料理が大好きなネズミのレミーは、一流レストランのシェフになることを夢見ていた。ある日、姿を家の主人に見つけられ、一族は巣を追われることに。レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリの一軒のレストランにたどり着く。そこはレミーが尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった!そのキッチンでは、見習いシェフのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。湧き上がる情熱を抑えきれずキッチンに足を踏み入れたレミーは、夢中になってスープを作り直すが、それをリングイニに目撃されてしまった。料理の才能が無いことを悩んでいたリングイニは、この小さな天才シェフが人間の言葉を理解してると知り、とんでもないアイデアを思いつく。「二人で、パリ一番のシェフを目指すんだ!」 シェフを夢見るネズミと、料理が苦手な見習いシェフ ―その出会いはやがて、フランス料理界をも揺るがす“大事件”を巻き起こすのだった。

アニメなのであまり映画を見ない方、英語が苦手な方にも入りやすいのではないかと。

 

幸せのレシピ

~あらすじ~
ニューヨークの人気レストランの料理長であるケイトは、素晴らしい料理を提供するための努力は惜しまない自分に厳しい完全主義者。そんな彼女がコントロールする厨房は張りつめた空気があった。ところが、新しい副料理長のニックは、厨房で音楽をかけ、楽しみながら仕事する主義。彼はケイトにとって目障りな存在だったが、ニックは彼女に興味シンシンだ。そんなときケイトの姉が交通事故で亡くなった。彼女は姪のポーラを引き取ることになるが…。

仕事をがんばる女性におすすめの、最後はうるっとくる心温まるストーリです。
主役のキャサリン=ゼタ・ジョーンズの英語は速いので聞き取りが難しいですが、いい勉強になります★

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 2日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

さて、2日目以降のレッスンでは、復習の確認から行います。
みなさん、とても素晴らしい文を持ってきてくださいました!
1つずつご紹介しますね。

Have you decided?
(ご注文はお決まりですか?)

ー レミーのおいしいレストランより ー

ご注文を取る際に、ウエイターが常連客に聞いた質問です。
こちらはとても丁寧な聞き方なので、是非多くの方に真似して頂きたい!
ちなみに、decide は「決める」という動詞です。
Have you の “Have” は「持つ」という動詞ではなく、 “Do” や “Did” と同じく助動詞として使っています。
結構難易度が高い文法なので、ここでは説明は割愛します(笑)

 

Here is the menu.
(こちらがメニューです。)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

“Here is ~” は飲食店内でとてもよく使います。
基本的に、何かをお出ししたり手渡したりするときは “Here is ○○.” です。
例えばこちら↓
Here is your salad.(こちらが<お客様がご注文された>サラダです。)
Here is you change and receipt.(こちらがおつりとレシートです。)

 

This way please.
(こちらへどうぞ。)

ー Sex and the city the movie より ー

こちらもお席やお手洗いをご案内する際に必ず言いますね!
ジェスチャーで「こちら」を示せると尚良いです。

2日目にしてこんなにも飲食店内で使う文を学んでしまいました。
いいですね、いいですね♪

 

飲食店内で良く使う言葉

今日から早速、簡単な、そしてよく使う接客英会話を覚えていただきます。
まずは「どういたしまして」から。

 

「どういたしまして」を英語で何て言う?

日本語ではお客様に「どういたしまして」という機会ってそれほど多くないですよね?
でも、英語ではよく使うのです。
なぜなら、海外のお客様は “Thank you.” と頻繁に言って下さるので。

ご注文を取ったら “Thank you.”、
お飲み物をお出ししたら “Thank you.”、
お料理をお出ししても “Thank you.”、
お皿を片付けても “Thank you.”、
お勘定を渡しても “Thank you.”、
極めつけは帰り際にも “Thank you.” と言って下さいます。

そんな時、みなさんは何て言っていますか?
“Thank you.” と言われたら “You are welcome.” と返す。
と学校では習ったと思いますが、”Thank you.” と言われるたびに “You are welcome.” だと、馬鹿の1つ覚えみたいであまりいい印象がありません。
それ以前に、 “You are welcome.” はあまり感情がない、どちらかと言うと冷たい印象と捉える方も中にはいらっしゃいます。
ですので、当レッスンでは “You are welcome.” は禁止にしています。
では、何て言えばいいのか?
こう言いましょう!

  • You are so welcome
  • Anytime
  • Of course
  • Sure
  • It’s my pleasure

★上記の中でも飲食店でよく使うのは “Sure.” や “Of course.” かなと思います。

ですので、この様な風に言えるととても自然です↓

店員:Here is your salad.(こちらがご注文のサラダです。)
お客:Thank you.(ありがとう。)
店員:Sure.(どういたしまして。)

 

さて、「どう致しまして」を言う時に大切なのは、「言い方」と「いくつかバリエーションを持つ事」です。

「言い方」とはお察しの通り、笑顔で明るくいう事です。
「『どう致しまして』って何て言うんだっけ?あ、しゅ、Sure.」
と、何を言うかに意識が持って行かれてしまうと、言うだけで精いっぱいになり、言い方が無愛想になりやすくなります。
ただ、何度もお伝えしていますが、大切なのは「何を言うか」よりも「どう言うか」です。
表情や声への意識も忘れないでくださいね。

 

「いくつかバリエーションを持つ事」とは、例えば “Sure.” だけに頼り過ぎないという事です。
“Thank you.” と言われる度に “Sure.” ですと単調なイメージになってしまいますので、最低でも2つの言い方(例:”Sure.” と “Of course.”)を覚え、その2つをバランスよく使い分けていきましょう。

  • 「どういたしまして」を言う際、表情や話し方も忘れずに!
  • 同じ言い方に頼るのではなく、引き出しは最低でも2つ持っておきましょう!

 

「承知致しました」を英語で何て言う?

「承知致しました」も飲食店内ではとてもよく使いますよね。
ただ、多くの方は「承知致しました」という意味で Yes.” と言っていますが、こちらはあまりいい返事の仕方ではありません。
“Yes.” だけですと、冷たい、愛想のない印象を持たれる可能性が高いです。

日本語ですと、相槌を打つ際や「承知しました。」と言う時に「はい。」を使います。
しかし、英語では接客英会話で “Yes.” を使う機会はそう多くないのです。

英語では、
「これは●●ですか?」と聞かれて「はい、そうです。」と答える際や、
「○○はありますか?」と質問された時に「はい、ございます。」と言う時に “Yes.” を使います。

一方で、相槌を打つ際は “Yes.” とは言わず、

  • Uh-huh.
  • OK.
  • Sure.

と、首を縦に振りながら「きちんと聞き取れていますよ」というのを伝えます。
ただ、英語では日本語ほど相槌は打ちませんので、お客様の注文や話が長いときのみに打つ、という認識で良いと思います。
(余談ですが、日本人でやたら相槌が多い人いますよね。あれ、苦手です(^ ^;))

 

そして、「承知致しました」も “Yes.” ではなく、この様に言います。

  • Sure.
  • Certainly.
  • Of course.

ちなみに、”Sure.” は比較的カジュアルなお店向きです。
一方で “Certainly.” は高級店でよく使います。
“Of course” は両方でよく聞きます。

 

「承知致しました」の使い方、例えばこのようなやり取りです。

お客:I’ll have a green salad with Italian dressing, please.
(グリーンサラダとイタリアンドレッシンでお願いします。)
店員:Sure.
(承知致しました。)

お客:Could I get a beer and edamame?
(ビールと枝豆頂けますか?)
店員:Of course.
(承知致しました。)

お客:May I have extra small plates?
(取り皿をもう少し頂いてもよろしいですか?)
店員:Certainly.
(かしこまりました。)

このように、「承知致しました」は “Yes.” ではなく、”Sure.”, “Of course.”, “Certainly.” と言ってみましょう。

 

とは言え、”Yes.” に慣れていると思わず “Yes.” が出てしまいますよね。
そんな時は、”Yes, sure.” や “Yes, of course.” と、”Yes” の後に上記の言葉を続けましょう。(もちろん笑顔を忘れずに!)
そうすれば、無愛想な印象を与える事はなくなりますよ★

 

レッスンソング①

今日のレッスンの最後は、レッスンソング①の日本語訳と発音の確認を行いました。

レッスンソングとは?

弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!

レッスンソング①の歌詞はこちら。↓

  • Thank you.
  • Excuse me.
  • I am sorry.
  • Sorry, could you please repeat that?
  • Sorry, could you please speak a little slower?
  • I am sorry, but I do not understand.

 

レッスンソング①を和訳しよう!

まずは日本語訳確認です。
みなさん、上記の文を正しく和訳出来ますか?
生徒さん一人ひとりに「どう思いますか?」と聞きながら、訳していきました。

  • Thank you. (ありがとうございます。)
  • Excuse me. (すみません。/失礼します。)
  • I am sorry. (申し訳ありません。)
  • Sorry, could you please repeat that? (すみません、もう一度おっしゃって頂けますか?)
  • Sorry, could you please speak a little slower? (すみませんが、もう少しゆっくりお願い出来ますでしょうか?)
  • I am sorry, but I do not understand. (申し訳ありませんが、理解できません。)

 

ちなみに、先ほど「どういたしまして」の個所で「いくつかバリエーションを持つ事が大切」と書きましたが、それはどんな場面でも言える事です。
例えば、お客様がおっしゃった事が聞き取れず、聞き返す場合。
もしかしたら、1人のお客様に対して何度も聞き返してしまうかもしれませんが、その度に

Sorry, could you please repeat that? (すみません、もう一度おっしゃって頂けますか?)

と質問するのは、何だかとても機械的です。
そこで、”Sorry, could you please repeat that?” 以外の聞き返す言い方をいくつかご紹介します★

 

「もう一度おっしゃって頂けますか?」を英語で何て言う?

  • Sorry, could you please repeat that?
  • I’m sorry?
  • Excuse me?
  • Could you say that again?
  • Pardon?

この様に、言い方はたくさんあります。
“I’m sorry?” とか “Excuse me?” は既に知っている文なので覚えやすいですね!
引き出しを2~3つ持っておき、バランスよく使いまわしていきましょう。

 

レッスンソング①の発音確認

今はまだ英語を覚える事に集中して頂きたいので、発音はそれほど気にされなくて大丈夫です。
ただ、いくつか注意点があるのでそちらをお伝えしました。

まず、質問文は語尾が上がる事です。
例えば「もう一度おっしゃっていただけますか?」の “Excuse me?” は、語尾が下がると「失礼します、」という意味になりますので、お客様は「何だろう?」と店員さんの話の続きを待つ事になってしまいます。
語尾を上げて、更に顔を傾けて(片方の耳をお客様に向けるようなジェスチャーで) “Excuse me?” と言うと、「もう一度おっしゃっていただけますか?」と伝わります。

また、同じく「もう一度おっしゃっていただけますか?」の “Could you say that again?” は、say と that と again? の音が繋がり、3つの単語なのに1単語の様に聞こえます。
つまり、

クッジュー セイ ザット アゲイン?

ではなく、

クッジュー セイザダゲン?

となるのです!
生徒さんが言う分には「クッジュー セイ ザット アゲイン?」で良いのですが、お客様は「セイザダゲン?」と3つの単語を繋げておっしゃってくるはずのですので、「セイザダゲン?」に慣れておかないと、何回 “I’m sorry?” と聞いても分からない、という事が起こってしまいます。

英語の聞き取りが難しい理由の1つが、今回の様に「音が繋がるから」なのです。
これはもう…、慣れるしかありませんので、レッスン内でいっぱい聞いて使って、耳を慣らしていきましょう!(笑)

次回のレッスンでは、本レッスンメインの接客英会話に入っていきます♪
どんどん覚える事が増えていきますが、つまり、どんどん話せる言葉も増えていくという事です!
話せるようになるととても楽しいので、宿題大変ですががんばりましょう!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

浅草で外国人に街頭インタビュー!「飲食店の店員からおすすめを提案されるのは好きですか?」

35人の外国人に街頭インタビュー

※「外国人」という言葉は失礼だと思うので極力使わないようにしているのですが、タイトルでのみ使用しています。

こんにちは!
(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。
寒空の中、半ば震えながら海外の方に街頭インタビューを続けるています(^ ^;)

今回も浅草で、35名の方にお話を伺う事が出来ました。
さて、その質問はこちら↓

「あなたは、飲食店の店員からおすすめを提案されるのを好みますか?」

「今日の当店のおすすめは~、」
「本日のシェフのスペシャリテは~、」
等、海外では席に着いたお客様に担当サーバーが『本日のおすすめ』をお伝えする事はよくある事です。

しかし、日本ではそこまで広まっていないこの文化。(というか価値観?)
中には、
「押し売りみたいになるから、聞かれたら答えるけど聞かれなければ特に何も提案しない。」
とお考えのサーバーも多いのでは?

そこで、浅草を散策されていた海外の方はどうお考えなのかを聞いてみました。
まずは答えて下さった方々の情報です。

 

外国人の出身国

※インタビューさせていただいた方は、「明らかに日本人とは違う外見」という基準で話しかけています。よって、中国や韓国といった東アジアの方々のお話はなかなか聞けていません。

これまでの経験上、
「3名以上のグループだと全員のお話を聞けない」
という事が分かっています。
例えば3名のグループに話しかけても、2名と歯じっくり話せても、残りの1名は途中でふら~っとどこかに消えてしまうのです(汗)
ですので、お声掛けは極力2名のグループにしています。

 

外国人の男女比

たまたまかもしれませんが、私がインタビューに行った日はどうも男性が多かったように見えました。
最初の8名は全員男性だったので、極力男女比を半分にしたくて女性を探しながらお声掛けしていたのですが、結局この結果…。
次回インタビューも浅草を予定していますので、「浅草寺には男性の外国人観光客の方が多いのか?」という仮説を調べてみようと思います。

 

インタビューの結果

さて、ではインタビューさせていただいた質問の結果発表です。
それがこちら↓

「おすすめを教えてもらいたい」と答えた方が88%!
具体的な数字で表しますと、この様になりました。

- おすすめを提案されるのは好き・・・31人
- 好きじゃない・・・2人
- どちらとも言えない・・・2人

理由も伺ってみましたので、その中から一部をご紹介します。

 

「おすすめを提案されるのは好き」と答えた方の意見

チリの男性:
チリは接客がひどいからおすすめしてもらいたいなんて思わないけど、日本では何がおいしいかを知りたいから、是非おすすめを教えてもらいたい。

オーストラリアの男性:
「オススメはなんですか?」
とこちらが聞く前に提案をされたとしても、押し売りのようには聞こえない。むしろ、おいしいものを教えてもらうのはありがたいから全然構わない。

ポーランドの女性:
シェフのスペシャリティーやオススメを聞くのは大歓迎よ。

オーストラリアの男性:
問題ないよ。たくさんお勧めされるのはどうかと思うけど、2つぐらいだったらいいんじゃない。

オーストラリアの女性:
いつも私の方からお勧めを聞いたりするから、教えてもらうのは全然構わないわ。

オーストラリアの女性:
特に観光で訪れた街では知らないことも多いから、オススメは大歓迎。

アメリカの女性:
シェフのスペシャリティーを知るのは良いことだから、提案を押し売りだとは思わないよ。むしろ歓迎するわ。

 

「どちらとも言えない」と答えた方の意見

アメリカの男性:
何を食べるか迷ってる時はぜひ聞きたいけれど、すでに食べたいものを決めてるなら、オススメはそんなに必要していない。
ただ、「おすすめは何ですか?」とこちらが聞く前におすすめを提案されたとしても、押し売りのようには感じないよ。

 

「おすすめを提案されるのは好きじゃない」と答えた方の意見

ポーランドの男性:
ポーランドにはそういう文化がないから。

この様に、多くの方が「何がおいしいか知らないから、おすすめを教えてもらうのは大歓迎」と答えていました。
これは私たちが海外旅行に行っても同じだと思いませんか?
例えばスペインに旅行に行ったとして、初めて入るお店では何がおいしいと評判なのかが分からないので、注文に困る時がありますよね。
頼む・頼まないは別にしても、
「こちらが当店のおすすめの一品です。」
「こちらは地元の方にとても人気の高いお料理です。」
という様な情報をもらえると、判断材料が増えて注文が少し楽になります。

海外からのお客様の気持ちを考える上で一番大切なのは、
「もし自分が海外に行ったら?」
を考える事です。
海外の方が日本に来て困る事と、日本人が海外に行って困る事に大きな違いはありません。
自分の身に置き換えて想像すれば、自ずと答えは出てきますよ★

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 1日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

今日から牛込柳町にある未来食カフェレストランつぶつぶで新しい接客英会話レッスンがスタートしました!
つぶつぶさんは都内でも有数の、ベジタリアン向けのカフェ&レストランです。
ベジタリアン向けと聞くと、
「野菜だけの味気ない料理」
と想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、ところがどっこい!
つぶつぶさんのお料理は、お世辞抜きで見事なまでに雑穀がお肉の役割をしているので、食べている途中も食べた後も
「お肉がないと満腹感を得られない」
なんて事は起こりません!
事実、私は今日レッスンの前にボロネーゼパスタを頂きましたが、
「これ、本当にお肉入っていないの!?」
と疑うほど、高キビ(雑穀)がいい味を出していました。

最近は欧米でもビーガン(ベジタリアンの中でも最も厳粛な部類の方々)食が人気で、NBAの選手にも増えてきているのだとか。
その一人が、デンバー ナゲッツのウィルソン・チャンドラー選手。
ナゲッツのウィルソン・チャンドラーがキャリアハイ記録につながった『ビーガン・ダイエット』の効果を実感という記事で、この様に書かれています。

チャンドラーが感じた最も大きな変化は、身体の回復力だった。ビーガン食に変えると身体が抗酸化され、筋肉や関節の炎症が少なくなると言われている。年間82試合という長丁場を戦うNBA選手にとって、身体の回復は最も重要で、チャンドラーはフレッシュな状態で練習と試合に臨めるようになり、睡眠も改善されたと『Sentient Fitness』に語った。

身体が資本のNBA選手も、やはり突き詰めていくと肝心なのは食事という考えに行き着く。ビーガン・ダイエットが今後NBAの新たなトレンドになりつつある。

日本ではまだプロのアスリートがビーガン食を始めたとは聞いていませんが、NBAで広まれば次第に日本でも増えてくるはず。
そしておそらく、それよりも前に、ビーガンの方が日本に観光に来る可能性があります。
厳密にはもう既に来ていて、つぶつぶさんには多くの外国人観光客が足を運んでいるそうです。
2020年に向けて、これからますますビーガンのお客様は増えていくでしょう。
お客様においしさ・楽しさ・安心・安全を届ける為にも、これから25回のレッスン、がんばりましょう!

さて、そんな今日はレッスン初日。
今日はまだ接客英会話レッスンには入らず、代わりにこの様な事をやりました。

 

ルールの説明

まずは、レッスンでのルールをご説明しました。

1. 進んで失敗をする
2. 日本語に頼らない
3. 何を話すか?よりも、どう話すか?に重きを置く

 

1.進んで失敗をする

この接客英会話レッスンは「失敗をする為の場」です。
ここでたっくさん失敗をし、失敗から多くを学び、そして、実際に海外のお客様が来店された時に、学んだ事を発揮して頂きたい。
そう強く思っています。
ですので、このレッスン内では失敗大歓迎です!
決して勝負ではありませんが、「一番失敗した人が勝つ!」くらいに考えています。
私たち講師も、皆さんがたくさん失敗出来る様な空気感を作れる事を一番心がけていますので、どうか失敗を恐れないで下さい!

 

2.日本語に頼らない

飲食店に特化した接客英会話レッスンと言っても、所詮は週に1回、1時間です。
1週間は168時間ありますので、英語を学ぶ時間はたった1/168です。
ただでさえ限られたレッスン時間ですのに、そのレッスンを日本語に頼ってしまってはもったいない!
もったいなさ過ぎる!
ですので、レッスン内では極力英語で話す様お願いしています。
最初はもちろん大変です。
でも、続けていけば次第に慣れてきます。
コツを掴めてきます。
志高く続けていけば質問も発言も英語で出来る様になりますので、お互いにお尻を叩きながら、意識高く行きましょう!

 

3.何を話すか?よりも、どう話すか?に重きを置く

後のレッスンで詳しくご説明しますのでここでは詳細は省きますが、英語を話す上で一番大切なのは、正しい英語を話す事ではありません。
例え正しい英語であっても、感情のこもっていない話し方をすれば「この人は無愛想な人だな」と思われてしまいます。
逆に、例え文法が間違っていても、表情やジェスチャーを使いながら言葉に感情を乗せれば、「がんばって伝えようとしてくれている」と、好印象を与えます。

弊社ではこれまで述べ約600人の海外のお客様に日本の飲食店の接客について意見を聞いてきましたが、多くの方々が
「日本人は英語が話せないけど、話そうと最大限の努力をしてくれるよね。」
とおっしゃっていました。

気持ちを伝える努力を一番続けて欲しいと切に願います★

 

日本にいながら英会話を上達させる方法

話すととてもなが~いので、別記事に記載しました。
良かったらご覧くださいませ。

 

生徒さんと講師による自己紹介

今日は初日なので、お互いの事をよく知るために自己紹介を行いました♪
まずは私の自己紹介から。
もちろん全て英語でお話しします。
時間にして3~4分でしょうか?
なが~い自己紹介が終わったら、生徒さんのリスニング力を確認するべく、「私が何て言ったか?」について確認を行いました。

How old am I?(私は何歳でしょう?)
Where was I born?(私はどこ出身でしょう?)
When I was 19, where did I move to?(19歳の時、私はどこに引っ越ししたでしょう?)

という様な質問をたくさん聞いていきました。

ここで登場したのが、ある意味今日の主役のピコンくん。
2チームに分かれていただき、質問の答えが分かった方がいち早くピコン!
最終的にどちらのチームが多く正解を出したか、競い合っていただきました^ ^

 

そして、講師の自己紹介が終わったら、次は生徒さん一人ひとりに自己紹介をして頂きました。

 

宿題についての説明

上記の通り、このレッスンは168時間ある内のたったの1時間。
それだけでは英語の上達は難しいので、みなさんには日々「英語に触れる」という習慣をつけていただきたいと思っています。
時間はかかりますが、コツコツ続けていけば段々と脳が英語に慣れてきて、「英語脳」が出来上がってきます。
その為に、皆さんには毎回宿題をお出ししています。
その内容がこちら↓

 

宿題とは?

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。
    (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)
  5. 自分が紹介した一文と、他のメンバーが紹介した文を全部覚える♪
  6. その後のレッスンで、まだきちんと覚えているか何度も確認をする。

 

というものです。
では、手順を1つずつご説明します。

 

1.通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)

おすすめの映画やドラマは、やはり飲食店が舞台の作品です。
ちなみに、こちらの記事でおすすめの映画3選をご紹介していますので、ご参考にどうぞ★

また、人気ユーチューバーのちかさんの動画もとってもおすすめ!
とても分かりやすくて見やすいので、何度も見返す事をお勧めします。

 

2.映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。

とある映画のワンシーンです。

お客:Could I get a green salad with caesar dressing?
(サラダとシーザードレッシングを頂けますか?)
店員:Sure. I will be back.
(承知致しました。すぐにお持ちします。

お客:Excuse me. Can I order?
(注文してもいいですか?)
店員:I will be with you in a second.
すぐにお伺いします。

この様に、飲食店内や日常でよく使う一文を、洋画や英語のドラマを見て、見つけてきて頂きたいのです。

 

3.見つけた一文をノートにメモする。

見て終わりではなく、忘れないようにメモしてくださいね。
この際、単語の意味や文法、なぜこの様な言い方をするのか?等も自分で調べると、とても学習効果が高いです。

 

4.次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。

そして、レッスン内で全員に紹介してください。
ただ紹介するだけではなく、調べた単語の意味や文法までも説明できると、もうこの文を忘れる事はないですよ。

 

5.自分が紹介した一文と、他のメンバーが紹介した文を全部覚える♪

自分が紹介した文だけではなく、他のメンバーが紹介した一文も全て覚えちゃいましょう!

例えば、4人がレッスンを受けている場合、全員が毎週一文ずつ持ってくれば、毎回4つの新しい文を学ぶことになります。
それを25週続けたら、単純計算で100文を覚えられることになります。
100の日常的に使える文章を覚えるだけでも、相当な英語力になります!
しかも、これらは全て日常で使えるものですので、覚えた文を口に出す機会も多々あるでしょう。
インプットしたものをアウトプットして、脳と体で覚えましょう!

 

6.その後のレッスンで、まだきちんと覚えているか何度も確認をする。

一番大切なのは、何度も復習をする事です。
宿題を持ってきた週の翌週には、講師はこの様な質問をします↓

「『すぐにお伺いします。』を英語で何て言うんでしたっけ?」

この様に、全員が全員の宿題を覚えられる様、確認を何度も行います。
毎週毎週、これまでに習った文を復習していきますので、やる気さえあれば、英語が苦手な方でも覚えられてしまうのです。

 

あいさつの仕方

私がアメリカにいた頃、 “Hi, how are you?” はとても頻繁に使っていました。

客としてお店に入ったら「いらっしゃいませ!」の代わりに “Hi, how are you?” と聞かれ、
逆に私がウエイトレスをしていた飲食店では、お客様に “Hi, how are you?” と毎回言っていましたし、
ご近所さんと会っても “Hi, how are you?” 、
学校で友達と会っても “Hi, how are you?” …

とにかく毎日 “Hi, how are you?” のオンパレードです!!
なので、英語を学んでいる方は是非

“Hi, how are you?” を聞くクセを付ける事
“Hi, how are you?” と聞かれた時に “I’m fine, thank you.” 以外の返し

も学んでいただきたいです♪

 

ところで、日本語の「いらっしゃいませ」は英語に直訳出来ません。
英語では「いらっしゃいませ」ではなく、この様にごあいさつします。

“Hi!”
“Hi, how are you?”
“welcome to ●●(店名)”

ですので、レッスン内でも、「お客様が来店されたら上の3つのどれかを『いらっしゃいませ』代わりに言いましょう!」とお伝えしています。

 

さらに、皆さんが “Hi, how are you?” とお客様にあいさつすると、まぁまぁの確立で

“How about you?”(あなたはどう?)
“You?”(あなたは?)

と、質問が返ってきます。
多くの方はまさか質問が返ってくるとは思っていなかったので驚くか、苦笑いでスルーしているのですが、聞かれた質問にはきちんとお答えしましょう。
という事で、初日のレッスン最後では “How are you?” と聞かれた際に何て答えるか?をお伝えしました。

 

“How are you?” と聞かれたら何て答えればいいのか?

質問者が海外のお客様、返答者が飲食店の店員ですので、

「まぁまぁです。」
「あまり体調良くないです。」

という様な内容はふさわしくないですよね?
ですので、そのような答え方は避けてご紹介します。

  • I’m excellent.(最高です)
  • I’m awesome.(絶好調です)
  • I’m great.(とても良いです)
  • I’m pretty good.(とても良いです)
  • I’m good.(良いです)

ここで大切なのは言い方です。
笑顔で、声も元気よくハキハキと話せば、より気持ちが伝わりますので、「何を言うか」だけではなく、「どう言うか」にも意識を向けてくださいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

生徒さんにインタビュー!「どうやって接客英会話を復習されましたか?」 ~Rさん(30代 男性)の場合~

こんにちは、(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

今日もまた、弊社レッスンを受けられ、且つ素晴らしい成績で修了された方に

「レッスンで学んだことをどうやって復習していたのか?」

とインタビューした内容をお届けします。

レッスンでとても有益な接客英会話を学んでも、復習しなければすぐに忘れてしまいます。
上達する上で、復習は絶対に欠かすことが出来ません。
しかし、人によって復習方法は異なりますので、これまでインタビューさせていただいたHさん然り、今回のRさんの方法をご覧いただき、参考にしてもらえれば嬉しいです。

それでは早速、インタビューの内容をご紹介します♪

 

Rさん(30代 男性)にインタビュー

早いもので約5ヶ月の接客英会話レッスンは今日で最後でしたが、Rさんは素晴しい成績で修了されましたね!

ありがとうございます。
もともと英語の勉強をするのは好きで、学生の頃はカナダのESLに1ヶ月通ったりもしていたんです。
その時はめちゃくちゃ勉強したのですが、それから(料理の修行で)イタリアに行ったら全く英語を勉強しなくなって、殆ど忘れちゃったんですね。
なので今回の英会話レッスンはすごく久しぶりだったのですが、改めてやってみて「やっぱりちゃんと勉強しなきゃな」って思っていました。

 

イタリアでは英語を話す機会はなかったのですか?

なかったですね。
イタリア人ってそんなに英語を話せる人は多くないんですよ。
もちろん、勉強をがんばっている高校生とか、親がアメリカ人という方もいらっしゃいますけど、全体的な英語のレベルは日本とあまり変わらないかもしれないです。

 

イタリア語を話せると英語の習得は簡単でしたか?

そうですね。
イタリア語を勉強してから英語を改めて勉強してみると、「やっぱり楽しいな」って感じました。
単語や文法はイタリア語と似ている部分もあるので、そういう発見があると「楽しいな」って思えました。

 

では本題に入ります。Rさんはどうやって復習されていましたか?

音ですね。
音として入れないと覚えられないので、「聞いて、真似る」というのを繰り返していました。
例えば “as it is.”(そのままで<お召し上がりください>)とかも、「アズ イット イズ」ではなく「アズィティズ」みたいに繋がるじゃないですか。
こういうのも、音が分かっていれば何と何が繋がったかが理解出来るので、ひたすら聞いて、音を真似て伝えるようにしていました。
単語はそんなに難しいのは出て来ていないので、to を抜かさないとか、a, an, the 等に関しては見て復習していました。

 

「聞いていた」というのは(弊社オリジナルの)レッスンソングですか?

はい、そうですね。
リズムにのって聞いていたり、あとは歌詞を歌うのではなく話している「スピーキングバージョン」もあったじゃないですか?
あれも聞いていました。
それで、聞いた事を真似ていました。

 

レッスンソングには入っていないけれども、飲食店内でよく使うフレーズもたくさん習ったじゃないですか?それらはどうやって復習されていましたか?

Google で検索すると、音声も一緒に聞けたりするじゃないですか?
その音を正しいと信じて、それを聞いていました。

 

毎回新しいフレーズを学んだと思いますが、大変でしたか?

いや、どれもすぐに実践で使える英語なので、大変ではなかったですね。
「これは覚えないと逆に損だな」と思っていました。

毎週、レッスンが始まる30分くらい前に(自分の)お店に着いて、前の週で習ったことを復習してからレッスン会場に向かっていました。
うん、大変ではなかったです。

 

ちなみに、今はどれ位の頻度で海外のお客様が来店されていますか?

多い時でも…週に1回ですかね。
海外のお客様だけのグループもありましたし、日本人ホストがいらっしゃる時もありました。
お店を貸切にして、日本人は1人だけであとは全員イギリスの方という事もありました。
その時に日本人のホストの方に頼るのは申し訳ないので、習った接客英会話を使いましたね。
そこで思ったのが、日本語を話す時ほど自然に話すとまではいかないものの、挙動不審にならない様にしなきゃな、と気を付けていました。
英語で接客をする事でてんぱってしまうと、お店自体が安っぽく見えてしまうので。
その時に「もっと勉強しなきゃな」って痛感しました。

 

英語を楽しく学んでいただけたのであれば良かったです!

うん、すごく楽しかったです。
自分の身になるとしか思えない事でしたし、みんなでワイワイと、すごくいい雰囲気で勉強出来ました。
「あ、もう終わっちゃったんだ。」って感じです。
油断するとすぐに忘れちゃうと思うので、英語を話す方と週に1回でも話したいですね。

  1. 「聞いて、真似る」を繰り返す。
  2. レッスン前には必ず前回学んだことを復習する。
  3. 英語で接客する事で挙動不審になってしまうと、お店がチープに見えてしまう。

Rさん、インタビューにご協力くださり、どうもありがとうございました!
Rさんの英語はとても聞き取りやすく、優しく穏やかなお人柄がきちんと言葉に乗って伝わってきていて、私は大好きでした。
これからも、英語がんばってくださいね。

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

浅草で外国人に街頭インタビュー!「日本と母国の飲食店の接客、どちらが上だと思いますか?」

37人の外国人に街頭インタビュー

※「外国人」という言葉は失礼だと思うので極力使わないようにしているのですが、タイトルでのみ使用しています。

こんにちは!
相変わらず、暇さえあれば海外の方に突撃インタビューをしている、飲食店インバウンド専門家の内木です。

今回は3時間で37名の方にお伺いすることが出来ました。
やはり浅草は話を聞いてくれる率が高い!
以前に表参道で行った時は、さすがの私でも心が折れるほど拒否されまくりましたが、浅草にいらっしゃる海外の方は心が広いです★ I LOVE ASAKUSA.

さて、37名の方に伺った質問がこちら↓

「あなたは日本の飲食店の接客と母国の飲食店の接客、
どちらが質が高いと思いますか?」

「正直にお答えください!」と念を押した上でお答えいただいたので、お世辞は入っていないはずです。
では、まずは答えて下さった方々の情報です。

 

外国人の出身国

※インタビューさせていただいた方は、「明らかに日本人とは違う外見」という基準で話しかけています。よって、中国や韓国といった東アジアの方々のお話はなかなか聞けていません。

2年前に浅草で街頭インタビューした時も思ったのですが、浅草にはオーストラリア人が多い!
今回のインタビューでも群を抜いてトップですね。

ちなみに、私が尊敬するデービッド・アトキンソンさんの著書「新・観光立国論」(東洋経済新報社)によると、オーストラリアは日本同様島国であり、どこの国に行くにも飛行機を使わなくてはいけない為、海外旅行をする際は滞在期間が長く、その分旅行先でお金をよく使う人種と言われています。
つまり、オーストラリア人は世界の中でも有数の『上客』というわけです!
英語を話せて、フレンドリーで、お金を多く落としてくださる方々ですので、今後より一層集客できるといいですね。

また、2年前に浅草で行った該当インタビューでは、南米や中央アメリカの方とはほぼお会いすることはなかったのですが、今回はチリやグアマテラ、コロンビアご出身の方のお話を伺うことが出来ました。
2年までは少なかった南米系の方が少しずつ増えてきているという事は、今後益々数は増えるでしょう。
そして、今はまだ少ないアフリカ系の方々も、じわりじわりと微増するのかもしれません。
日本がどんどん国際的になっていきますね。
2020年、TOKYOがどういう街になっているのか、想像するだけでわくわくします。

 

外国人の男女比

決して私が男性に多く話しかける意識をしていた訳ではない(と思う)のですが、最初から最後まで男性の方が多かったという印象です。
男性だけのグループは何組かありましたが、女性だけというのは稀でした。
浅草は比較的男性に人気なのでしょうか?

 

インタビューの結果

さて、ではインタビューさせていただいた質問の結果発表です。
それがこちら↓

「日本の接客の方が質が高い」と答えられた方が約75%!
具体的な数字で表しますと、この様になりました。

-「日本の方が上」:27名
-「同じ」:5名
-「どちらとも言えない」:4名
-「母国の方が上」:1名

上記答えを選ばれた理由も伺ってみましたので、その中から一部をご紹介します。

 

「日本の接客の方が質が高い」と思う方の理由

チリの男性:
「日本はとてもフレンドリーだし、英語が話せなくても思いつく限りのベストなサービスをしようとしてくれている。チリでは、5星のホテル以外、サーバーはとても無愛想で、お勘定を願いしても全然もって来てくれない。」

フランスの男性:
「日本のサービスはとても丁寧だと思う。」

シンガポールの女性:
「日本の接客はフレンドリーだしとても丁寧。言葉が通じなくてもジェスチャーで何とかなる。」

フランスの女性:
「フランスのレストランはとても冷たいけど、日本のはフレンドリーだしお客を尊敬してくれている。」

アメリカの男性:
「チェーン店でも他のメンバーと協力しているし、とても注意深く見ててくれている。『すぐに行きます』など声掛けもよくしてくれる。」

オーストラリアの男性:
「接客の質はオーストラリアと同じ位だけれども、オーストラリアではつチップが必要だから、チップ制度のない日本の方が上かな。」

グアマテラの女性:
「日本の接客が特別フレンドリーだとは思わないけれども、料理の提供が早い。」

インドの男性:
「日本の飲食店は全体的にレベルが高い。ベジタリアン向けのお店が少ないという改善点はあるけれども、店内はとても綺麗だし、サービスもとても良い。チップなどの見返りを全く求めず、笑顔で接してくれる。」

オーストラリアの男性:
「日本人は言葉が通じなくても感情を伝えようとしてくれているから。」

オーストラリアの女性:
「英語のメニューがもっとあると助かるし、飲食店でタバコを吸われるのはすごく嫌だけど、サービスに関しては日本の方がフレンドリーだし提供も早い。」

 

「同じだと思う」と答えた方の理由

カナダ人の男性:
「日本のほうが元気があるとは思うけど、質は同じだと思う。」

 

「どちらとも言えない」と答えた方の理由

アメリカの女性:
「日本のサービスはとてもフレンドリーだし、丁寧だし料理の提供は早いし全体的に素晴らしいけど、言葉の問題がある。」

オーストラリアの女性:
「お店による。とても良いお店もあれば無愛想なお店もあったから。」

コロンビアの女性:
「日本は言葉の問題があるからね。」

 

「母国の方が質が高い」と答えた方の理由

イギリスの男性:
「日本は言葉が通じないから。」

 

とても興味深い事に、「どちらとも言えない」「母国の方が上」を選ばれた5名の内4名が「言葉の問題」を指摘していました。
つまり、言葉の問題をカバー出来れば(日本人がもっと英語を話せれば)、日本の飲食店の接客への満足度は80%を超え、そうなればもっとお金を落としてくれる可能性が高くなるという事です。

とても生々しい話ですが、海外のお客様には日本の飲食店でたっくさんお金を使っていただけねばなりません。
なぜなら、海外の方が来日前、日本で一番楽しみにしているのは「日本食を食べる事」だからです。
「当店のおすすめはこの『からあげ』です!」
「当店の看板メニューはこちらの『親子丼』です!」
等のおすすめのご提案も出来るだけの語学力があれば、海外のお客様は喜んで注文してくださるはずです。

そんなわけで、次回(2月)の突撃街頭インタビュー記事は、
「あなたは日本の飲食店で『おすすめ』を提案してもらいたいですか?」
の結果を発表します。
日本人の中には「おすすめを提案する」=「押し売り」というイメージを持っている方もいらっしゃいますが、海外の方はどうなのでしょうか?
結果をお楽しみに!

 

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 16日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

前回に引き続き、今日も午前チームでは外国人講師を招いてリアルな実践練習を行いました!
そして、午後チームでは発音の練習に入りました。
では早速、午前チームのレッスンの様子をご紹介します!

 

Hayato による外国人講師との接客英会話実践練習

今日のトップバッターは Hayato です。
Hayato はいつも、誰よりも早くレッスンに来て準備をされています。
見た目は少しちゃらいのですが、中はとても真面目で誠実でピュアで、一緒にいるだけで気持ちが温かくなります。
何よりも、私は Hayato の笑顔が本当に素敵だなと、いつも惚れ惚れします。
例え英語が話せなくても、Hayato のあのスマイルがあれば海外のお客様もグッと心を掴まれるはずです。
それくらい、Hayato の笑顔は人を惹きつける魅力に溢れています。

さて、そんな Hayato の今日の実践練習は、オランダ人講師の Mick を相手に接客していただきました。
その際、個人的にとても笑えた出来事が!
Mick がからあげを指しながら

What is this?
(これは何?)

と聞いた時、Hayato の答えがまさかの

It’s BIRD!

でした。ド━゚(∀)゚━ン
うん、間違ってはいない。
確かにバードではあるのですが、バードは鶏肉ではなく生き物としての「鳥」なので、正しくは CHICKEN でしょうが!

これまでに何度も

からあげ=Fried Chicken

と練習してきたのに、緊張してぶっ飛んでしまったみたいです(笑)
何とも Hayato らしいというか、破壊力のあるボケを出してくれました。
(彼としては至って真剣なのですが。)

 

さて、先ほど Mick から出た “What is this?” は、飲食店内でとてもよく聞かれる質問です。
ただ、これまで多くの生徒さんを見てみると、“What’s this?”(これは何?) や “What’s in it?”(中に何が入っているの?)の様なBe動詞の疑問文は難しいようなのです。
文字で見てみると理解できるのですが、急に聞かれると戸惑うそうです。
しかししかし、とても頻繁に聞かれる質問である事には間違いないので、今の内から意味を理解し、慣れておきましょう!

 

それにしても、Hayato の実践練習は素晴らしかった!
緊張していたせいもあり、彼の一番の魅力である笑顔が普段よりも少な目だったのは残念でしたが、それでも数週間前の Hayato と比較したら驚くほどの成長っぷりでした!
実践練習終了後、Mick に「何か Hayato にアドバイスある?」と聞いても、”No, it was fantastic!”(いや、素晴らしかったよ!)と返ってきました。٩( ´◡` )( ´◡` )۶
せっかくここまで話せるようになったのですから、是非自信を持って接客して頂きたいです♪
Hayato なら、海外のお客様をファンにする事も十分に可能だと信じています。

 

さて、ここで Hayato が Mick に質問されて戸惑ったものを2つご紹介します。
どちらも難易度が高いので、このブログをご覧になっている皆さんの参考になるはずです。

 

ごはん(白米)は付いてきますか?

Does it come with rice?

Mick がからあげを注文した際に聞いた質問です。
It はからあげの事を指していて、come は「来る」、with rice で「白米と一緒に」という意味です。
この質問は、居酒屋や定食屋さんでは頻繁に聞かれそうですね!

さて、その答え方なのですが、「付いてくる」場合は答えは “YES” なので

Yes, it does.(はい、付いてきます。)

と答える事ができれば◎です。
(もちろん、笑顔をお忘れなく!)

逆に、付いてこない場合は少し注意が必要です。
付いてこないので “No.” と言えばもちろん伝わるのですが、この答え方ですと直接的すぎて、丁寧さに欠けるのです。
「申し訳ありません。ごはんは付いてこないのです。」
という気持ちも込めてご説明しないとお客様の気分を損ねてしまうかもしれませんので、

I’m sorry, it does not come with rice.
(申し訳ありません、白米は付いてきません。)

もしくは、

I’m sorry, rice is not included.
(申し訳ありません、白米は含まれていません。)

とお答えできれば、とても心のこもったお伝えの仕方になります。
その後で、

Rice costs additional 200 yen.
(白米は別途で200円かかります。)

とお伝えできればパーフェクト★

「出来ません」「ありません」「空いていません」等、お客様からの質問やリクエストに関して “NO” と言う場合、必ず “I’m sorry.” (もしくは “I’m afraid.”)から始めましょう。
“No, we can’t.”(出来ません。)や “No, we don’t.”(ありません。)から始めると、とてもぶっきらぼうに聞こえてしまいます。

 

シェフにおいしかったと伝えて下さい。

Please give my compliment to the chef.

Give は「与える」や「送る」、compliment は「賞賛」や「賛辞」という意味です。
この様に言ってただけたらとても嬉しいですね。(´∀`艸)♡
この場合、返事の仕方は

Thank you very much. I will.
(ありがとうございます。お伝えします。)

でOKです。
この返答をする際、満面の笑顔である事はもちろんですが、右手を自分の左胸(心臓の上)に当てながら言うと、「お客様のお気持ち、しっかりと受け取りました」というサインになります。
ただ英語を覚えるだけではなく、表情やジェスチャーといった非言語コミュニケーションもセットで出来るようになると、接客の質がグッっと上がりますよ。

 

Ken-Ken による外国人講師との接客英会話実践練習

そしてお次は Ken-Ken です。
Hayato が実践練習をしている間、今までにない程真剣にノートを確認していた Ken-Ken。
虎視眈々と自分の番を待っていたという感じでしょうか。
何とも頼もしい姿です(^ ^)

さて、そんな Ken-Ken の実践練習は、期待通りとても素晴らしかったです!
Hayato の実践練習を見ながら、どういう質問をされるか?どう答えればいいか?も観察されていたので準備万端でしたが、それを加味しても素晴らしかった!

私が Ken-Ken の一番好きなところは、飾らない姿勢です。
「いい恰好を見せよう」とか「しっかりやらなきゃ!」というプレッシャーを自分に与えることなく、本当にいつも通りのありのままの Ken-Ken でいるところです。
素の Ken-Ken は天然で前向きでハートが強いので、常にチームを盛り上げてくれます。
そして、彼の魅力は Mick にも十分伝わったようで、Ken-Ken が接客している間、何度も笑いが起きて Mick もとても楽しそうでした。
特に、Ken-Ken が自信たっぷりに言っていた

I’ll be BACK!
(すぐにお持ちします!)

の “BACK” に毎回力が入っていて、終わった後 Mick が

I like your “I’ll be BACK!”.
(君の「すぐにお持ちします!」がすごく良かったよ。)

と、とても気に入ったようでした。

Ken-Ken は普段はシェフとしてキッチンにいるので海外のお客様が来店されても接客する機会はありません。
しかし、これだけ努力して英語を話せるようになり、さらに彼のこのチャーミングな性格は国宝級なので、どうにかして接客する機会は作れないかと、私は一人で悶々としている次第です(笑)

さて、そんな Ken-Ken が Mick に「これを言いたいけど英語で何て言うか分からない」というフレーズがいくつかありますので、2つご紹介します♪

 

気に入っていただけたようで

You like it!

Mick があまりに何度も Ken-Ken がおすすめしたハイボ-ルを再注文するので、この一言を言いたかったようです。
これを言ったら、Mick は

Oh yeah, I love it!
(すごく気に入ったよ!)

と返していました。
こういう何気ないやりとりが出来て、お客様の感想や何がおいしかったのか等も聞けると、もっと英語での接客が楽しくなりますね♪

 

お得ですよ!

It’s a good deal!

Mick の恋人役として参加した Ayaka がメガハイボールを注文した際、「通常のハイボールよりもメガハイボールの方がお得ですよ!」という意味で使いました。
ちなみに、Deal は「取引」や「商談」という意味で、直訳すると「いい取引ですよ!」となります。

 

発音練習

午後チームでは発音練習を行いました。
そこで登場したのが、この歯の模型!
電車で移動中、バッグの中からこの模型が見えると、周りの乗客がギョッとされます(笑)

一説によると、英語で使う音には日本語の約10倍もあるのだとか。
つまり、私たちは普段日本語を話す際、英語の1/10の音しか使っていない事になります。
それなのに、英語を話す時になって、瞬時に普段使っていない音を出せるのか?
…ちょっと難しいですよね。
つまり、日頃からコツコツと練習していく必要があるのです。
ですので今日は、A~Zまでの音を改めてしっかりじっくり見直していきました。

英語で大切な音の1つに、「息の洩れた音」があります。
「TH」や「F」、「V」を発音する際に、歯と歯の間から息が「スー」っと漏れる音です。
日本語にはない音ですが、こういう音をしっかり出せるか出せないかで、英語の伝わりやすさは変わります。
「FOOD」と発音する際、下唇を噛まないと「F」が「H」の音になってしまい、「FOOD(料理)」が「HOOD(コートやトレーナーにつけるフード)」になるなど、下唇を噛むか噛まないかだけで全然違う単語になってしまうのです!
もちろん、話の流れから「料理」なのか「フード」なのかはご理解いただけるはずですが、中には全く伝わらない事もあります。

次回洋画や英語のドラマを見る機会がありましたら、是非役者さんの口元を観察してみてください。
日本語よりもはるかに舌の動きが豊富なので、新たな発見がきっとあるはずです★

 

以上、今日のレッスンでした!

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 16日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

今日はジェスチャーの日です!
表現力を上げ、「何を話すか?」だけではなく「どう話すか?」も意識して頂くために、このレッスンをご用意しました。

ジェスチャーを含めた非言語コミュニケーション(ジェスチャー、表情、声、抑揚、姿勢、アイコンタクト)は英語を話す上で絶対に欠かすことはできません。
非言語コミュニケーションのない英語は「冷たい人」「何を考えているか分からない人」「親近感のない人」等と思われ、相手との心理的な距離が生まれてしまいます。
ですので、私は接客英会話レッスンを行うたびに非言語コミュニケーションを重要性をお伝えしているのですが、いかんせんこれまで非言語コミュニケーションという言葉をきいた事のない方々にとっては、なかなか理解に時間がかかるようです。
そりゃそうですよね、これまで学校でも家庭でも習ったことがないのですから。

洋画や英語のドラマを見て頂くと、欧米の役者さんは非言語コミュニケーションをふんだんに使いながら演じています。
なぜなら、英語は「英語という言語」と「非言語コミュニケーション」がセットになって初めて成立するからです。

英語=「英語という言語」+「非言語コミュニケーション」

英語を勉強中の皆さん、是非洋画や海外ドラマをたくさん見て、彼らの表現力も観察してみてください!
文法や発音よりも大切な事に気が付くはずです★

 

とある姉妹による実験

タレントでイメージコンサルタントのジャニカ・サウスウィックさんの「ネイティブが毎日使う英語のジェスチャー50」という本の中に、非言語コミュニケーションに関するとても興味深い実験がありましたのでご紹介します。

実験内容

声も外見もそっくりの日本人姉妹に同じ内容の英語のセリフを言ってもらい、その姿を録画して61人のネイティブに見せました。

姉:TOEIC745点。カナダ留学経験があり、国際線のCAとして日々英語を使っている
妹:普段は日本語しか話さない環境

妹には30分間の私のレッスンを受けてもらい、英語のネイティブが使うアイコンタクト、発声法、ジェスチャー、表情を学んでもらいました。ただし、発音と文法はいっさい教えませんでした。一方、姉には特に何もコーチせず、「普段と同じように話してください」とお願いしました。

この2人のビデオを様々な国籍、年齢の英語のネイティブ・帰国子女に見てもらい、アンケートを取りました。結果は、英語が苦手なはずの妹の方が圧倒的に支持されたのです。

【実験の結果】

▼英語が分かりやすいのは?
姉・・・・・・・・・・8%
妹・・・・・・・・・・70%
2人は同じレベル・・・21%

▼どちらが英語に自信を持って話している?
姉・・・・・・・・・・8%
妹・・・・・・・・・・88%
同じくらい・・・・・・3%

▼どちらと友達になりたい?
姉・・・・・・・・・・26%
妹・・・・・・・・・・54%
同じくらい・・・・・・19%

目を閉じて聞くと、2人の英語には大きな差がありました。妹はRとLの区別があいまいで、文法もところどころで間違えていました。しかしそれでも、ジェスチャーを交えて表情豊かに話したため、ネイティブには彼女の方が英語が上手いと感じたのです。英語を話す時に、非言語コミュニケーションの要素が発音や文法よりもずっと強い影響を与えている事が、この実験からもわかると思います。

 

普段からジェスチャーを使っていますか?

上記の実験内容や非言語コミュニケーションの重要性をお伝えした上で、まずは普段どれくらいジェスチャーを使っているか、ジェスチャーが瞬時に出るかどうかのテストを行いました。
日本語で「スマホ」「眠い」「私」「食べる」「飲む」等、日常でよく使う単語が書いてあるフラッシュカードを1枚ずつお見せし、単語を表現するジェスチャーを瞬時にやっていただくというものです。
普段からジェスチャーを豊富に使っている人はパッと出てくるのですが、使い慣れていない人はなかなか戸惑います。

日本語で話す時にジェスチャーが出なければ、当然英語を話す時にも出てくるわけがありません。
ですので、日々の練習として日本語を話す時もジェスチャーを豊富に使う様、意識をしていきましょう!

 

ジェスチャーゲーム

そして、半強制的ではありますがジェスチャーゲームもやっていただきました♪
私が住んでいたアメリカでは、家族や友達が集まるホームパーティーがあるとよくジェスチャーゲームをやります。
この様に表現力をつけるトレーニングを日常で行っているから、あんなに豊かに感情を伝える事が出来ているのですね。
日本の学校でもジェスチャーゲームを日頃からやればいいのに、と切に思います。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 15日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

新年初日の今日は、待ちに待った外国人講師がやってくる日です♪
とは言え、年末に行ったレッスンはほぼ1か月前!
本日実践練習をやる予定の Ryuju と Ayaka に「ちゃんと覚えていますか?」と聞くと、Ryuju は大丈夫そうですが、Ayaka からは「覚えていません!」と威勢のいい返事が(笑)

 

Ryuju による外国人講師との接客英会話実践練習

2018年のトップバッターは Ryuju です。
彼は普段はシェフとしてキッチンで働いているので、なかなか海外のお客様と接する機会がないのが実情…。
それでも、接客英会話に対するやる気や復習力はチーム1番!
まずはその努力を大いに称えたいです。

さて、上記にも書いた通り、前回のレッスンは約1か月前なので、これまで習ったことを全て忘れてしまう可能性もある程のブランクです。
しかし、そこはさすが Ryuju!
長いブランクがあったとは思えない程、完璧に英語で接客出来ていました。

さらに、今回はとても嬉しい変化が見られたのです!
講師から見て、彼の一番の課題は非言語コミュニケーションでした。
表情や話し方に抑揚が少ないので、冷たく、感情のない印象を持たれてしまうのです。
しかし、今回の実践練習では今までとは一転し、とても笑顔溢れるフレンドリーな Ryuju を多く見る事ができました^ ^

非言語コミュニケーションとは表情、声、抑揚、姿勢、アイコンタクト、身振り手振りの事で、英語を話す上で絶対に欠かすことが出来ない、非常に大きな役割を果たしています。
しかし、私達日本人はこれまで英語の授業で非言語コミュニケーションの大切さを学んできたことは一度もないので、かなり軽視されているのが現状です。

日本語は英語ほど非言語コミュニケーションを必要としている言語ではない為、あるに越したことはありませんが、そこまで意識しなくても問題ありません。
しかし、英語は違います。
英語ネイティブは「非言語コミュニケーションがない英語はもはや英語ではない!」と断言する程、「何を話すか」ではなく「どう話すか」の部分に重きを置いているのです。
私は接客英会話講師として、もっともっと非言語コミュニケーションの大切さを皆さんにお伝えしていきたいと強く思っています。

閑話休題。Ryuju の実践練習に戻ります。
さて、あまりにも Ryuju がスムーズに英語で接客してくれたので、少し外国人講師と small talk (世間話)してみましょう!と提案。
すると、Ryuju は素晴らしい英語の質問をされたのです!!

 

What brings you to Japan?(どうして日本に来られたのですか?)

「どうして日本に来られたのですか?」と聞きたいとき、多くの方は

Why did you come to Japan?

と質問されると思います。
この質問文、全然間違っていません。
ただ、少し冷たく感じさせてしまう場合があります。
質問した側は「日本に来てくれた理由を知りたい」という歓迎の意を表しているはずですが、聞かれた側は「何で日本に来たの?」と責められている様に感じるのです。

日本語でも同じですが、「何で」から始まる質問って、相手を攻め(責め)ている様に聞こえませんか?
「何でそんな事言ったの?」
「何で今それをやったの?」
「何でこれを使わないの?」

これは英語でも同じで、”Why ~?” から始まる質問は相手を不快にさせたり、怒らせてしまう場合があるので要注意です。

Ryuju はお父さんが英語を話せるらしく、お父さんからその様に習って “What brings you to Japan?” というフレーズを学習されたようです。
素晴しい!!

 

とは言え、私は “Why did you come to Japan?” を使う事は全く問題ないと思っています。
こちらの2点がその理由です。

【理由①:全ての外国人が英語が堪能なわけではない】

“What brings you to Japan?” という質問は、英語ネイティブの方には当然の様に通じます。
しかし、海外のお客様の中には英語がそこまで堪能ではない方も多くいらっしゃいます。
その様な方に “What brings you to Japan?” と質問しても、意味を理解してもらえないケースも多々あるからです。

皆さん(質問する側)が “What brings you to Japan?” と “Why did you come to Japan?” の両方を覚える事が出来るのであれば、2つを臨機応変に使い分ける事をおすすめします。
しかし、「2つも覚えられないよ!」という方は、 “Why did you come to Japan?” でいいと思いますよ^ ^

【理由②:大切なのは「どう話すか」】

先の非言語コミュニケーションの個所でも述べましたが、英語を話す上で大切なのは「何を話すか」ではなく、「どう話すか」です。
よって、極論を言えば “What brings you to Japan?” と聞いても上から目線で質問すれば十分失礼に当たります。
逆に “Why did you come to Japan?” と聞いても丁寧さや相手への気遣いがある様に質問できれば、十分に想いは伝わります。

 

Where are you from?(どちらからお見えになったのですか?)

こちらはとてもよく使う質問文ですね★
こう聞くと、必ず

“I’m from Australia.”
“We are from California.”

等、国や州、市の名前を教えてもらえます。
ただ、そう言われて

「へー…。」

で終わってしまってはもったいないので、「あなたの国(出身地)に興味を持っている!」という気持ちをお伝えする手段として、こちらの2つを伝授します。

I have been there!(そこ、行った事ありますよ!)
I have always wanted to go there!(ずっと行きたいと思っているんです!)←つまり、まだ行った事はない。

例えばこの様な会話です↓

店員さん:Where are you from?
海外のお客様:I’m from Australia.
店員さん:Really? I have been there 5 years ago!(本当ですか?5年前に行った事あるんですよ!)

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

店員さん:Where are you from?
海外のお客様:I’m from Australia.
店員さん:Oh, I have always wanted to go there!(オーストラリア、行ってみたいんですよ~。)

このように「続き」の会話が出来るようになれば、海外のお客様に話しかけるのも少しはラクになりますよね。

 

Ayaka による外国人講師との接客英会話実践練習

「やばい、全然覚えてない!」と言っていた Ayaka の実演練習。
緊張していた事もあり、少々表情が硬い印象はありましたが、それでも殆どのフレーズをしっかり覚えていただへありませんか!
なんだ~、脅かさないでくださいよ^ ^
先に行った Ryuju の実践練習を見て、だいぶ感覚を取り戻したようです。

実は Ayaka が勤務している代々木上原のAELUは、レストランと器のギャラリーが隣接しています。
お客様はギャラリーを通ってから飲食店内に来るため、外国人講師からこの様な質問が Ayaka に向けられました。

I really like this cup. Can I buy this in here?
(このカップとても気に入ったわ。これ、ここで買えるのかしら?)

実はこの質問、つい最近来店された海外のお客様にも聞かれたそうです!
そこで、「ここで買えますよ。」と「このカップは買えないのですが、他のであればあちらのギャラリーで購入できます。」の2種類の方法を英語で何て言うか、お伝えしました。

「ここで買えますよ。」はとてもシンプルですね。
“Yes, Of course.” (はい、もちろんです。)
と言えればOKです。
(強いて言えば、”Yes, Of course. It’s ●●yen.” と言えるとより良いです。)

さて、問題は「このカップは買えないのですが、他のであればあちらのギャラリーで購入できます。」の方です。
少し長めですが、1個1個はとてもシンプルな単語を使って、このようにお伝えできます。

“I’m sorry, you can not buy this cup, but you can buy another cups over there.”

この文章は3つの要素で成り立っています。
①まず最初は謝罪から始まりますので “I’m sorry.” です。
②次に結論である “you can not buy this cup” (このカップは買えません)
③最後に提案の “but you can buy another cups over there.” (他のであればあちらで購入できます。)

この3つの中で1番大切なのが、①の “I’m sorry.” です。
“No, you can not.” から始まるととてもぶっきらぼうですが、 “I’m sorry.”と謝罪することで、「申し訳ない気持ち」と「ここでは買えない」という結論が伝わります。

この様に、お客様から質問を受け、「出来ない」「(在庫が)ない」「やっていない」「空いていない」等を言いたいときは、必ず “I’m sorry.” から始めるようにしましょう。

 

フードサーバーはお客様におすすめをするべきか、否か?

最後に外国人講師から Ryuju と Ayaka へのアドバイスを聞いたところ、面白い答えが返ってきました。

「お客から『おすすめは何ですか?』と聞かれたら『当店のおすすめは』と提案するのはいいと思うけど、聞かれてないのにおすすめを言うのは押しつけがましいかも。」

この意見は私にとってとても興味深いです!
なぜなら、私はアメリカでフードサーバーをやっていましたが、アメリカではお客様に
「当店のおすすめは」
「今日のおすすめは」
と提案をするのは普通の事です。
お客様によっては、担当のフードサーバーがおすすめを提案しない事に対して不快感(この人はダメなフードサーバーだわ)を表す人もいるくらいです。

しかし、今日の外国人講師はオーストラリア出身。
彼女曰く、聞いていないのにおすすめを提案されると、お店の売りたい物を売ろうとしている様に感じるそうです。

こちらに関してはどちらが正しいという正解はないので、店員さんの判断にお任せするしかありません。
ただ、個人的には「おすすめをする」事を推奨します。
なぜなら、海外の方(特に観光客)は、「せっかく日本に来たんだから、日本人と話したい」と思っている方が多いからです。

アジアよりもアメリカ(北・南)やヨーロッパ等飛行機で10時間以上かけて日本に来た方は、「日本でしか出来ない体験をしたい」と思っています。
その1つが、地元の人と話す事です。
地元の人と話して、「あそこのお寿司屋さんがおいしいよ」「あそこで今夜お祭りやってるよ」等、地元ならではの声(情報)を入手したいのです。

これは、私たちが海外旅行に行っても同じですよね?
もちろんガイドブックは手元にありますが、それでも地元の事は地元の人に聞くのが一番。
もし言葉が通じるのであれば、現地の人におすすめを聞きたいと思いませんか?

よって、万人受けするわけではないかもしれませんが、お店に海外の方が来店されたら、「今日のおすすめ」「当店のおすすめ」をご提案されることを推奨します!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 14日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

What’s new?

早いもので、25回のレッスンも半分を切りました!
午前のクラスでは「日常英会話も学びたい」というご要望にお応えし、新しい宿題を取り入れる事にしました。
それは、講師が “What’s new?” と毎回全員に聞いていきますので、それに十分な量を答えられる様、準備をするというものです。

ここで大切なポイントは、文章の中に「いつ」「誰が」「どこで」「何を」「どうした」「どうやって」「なぜ」を極力大目に入れる事です。
例文で見てみましょう。

 

【良くない例】

I went to see a movie last weekend.
(私は先週、映画を見に行きました。)

 

【良い例】

I went to Shibuya to see a movie “Gifted” last weekend with my best friend.
(私は先週、「ギフテッド」という映画を見に親友と渋谷に行きました。)

 

単刀直入に言うと、【良くない例】は情報が少なすぎます。
なので、聞いている側が
「誰と行ったの?」
「何を見たの?」
と聞きださないと次の会話へと進めないのです。

一方で、【良い例】は十分な情報量なので、
聞いている側としては追加の情報を聞き出さなくていい分、ラクに話を聞く事ができます。

つまり、十分な量の情報を提供する事は、自分の話を聞いてくれている人に対する思いやりです。
英語を話す時も思いやりを忘れずにいて頂きたいので、これから “what’s new?” の練習を始めます(*^^*)

 

ジェスチャーの練習

今日の午前クラスのメインはジェスチャーの練習です。
今まで意識していなかった身振り手振りと豊富な表情をより駆使しながら、感情を伝える心がけをしていきます。
そんな訳でジェスチャーゲーム!

アメリカでは、家族や友達がホームパーティーなどで集まると頻繁にジェスチャーゲームをやります。
小さい頃からジェスチャーのトレーニングを日常的に行なっているので、あれだけ表現が豊かなのでしょうね。
「日本でもそういう文化が定着すればといいのに」
と強く思います★

そして、ジェスチャーゲームの後は
・誤解されやすい日本人のジェスチャー
・欧米風の握手の仕方
・ハグの仕方
・チークキスの仕方
をお伝えしました。

お酒を飲み、気持ちが高揚した海外のお客さんと帰り際にハグ、なんて事も十分に起こり得ますので、その時に躊躇しないでしっかり感謝の気持ちを伝えられる様にトレーニングです。
特にチークキスは日本人にまるで馴染みがありませんので、慣れるためにも練習は必須です。
(私もアメリカで初めてした時は「えっ!(ドキッ)」としたのを覚えています。)

このブログで何度も書いていますが、言語と文化は常に表裏一体
文化を理解する事で、より伝わる英語を話せる様になるのは確かです。
皆さんも、洋画や海外ドラマを見る際、出演者の表情や声、抑揚、身振り手振りにも注目してみてください。
「欧米人はこんなに豊富に使っているんだ!?」
と驚かれるはずですから(^ ^)

 

Hayato による全て英語の実践練習

午後クラスでは、来月から店長に昇格する Hayato が実践練習を行いました!
Hayato も接客英会話を覚えるのにとても苦労された方のお一人。
数週間前にフラッシュカードを使ったゲームをした時は、他のメンバーが最低でも5枚以上正解(多い人は12枚)だった中で、Hayato は2枚だったりと、とても悪い言い方をすれば遅れを取っていました。
ですので、今日のレッスンも「Hayato は大丈夫だろうか…?」と少し心配していたのですが、杞憂でした!
さすがは次期店長、2017年最後のレッスンをビシッと締めるべくしっかり決めてくれました!!

もともと、Hayato はノートの取り方は上手だったのです。
キレイな字でしっかりまとめていたので、復習しやすそうなノートでした。
ですので、時間のある時にレッスンソング(※)を何度も聞いたりノートを見直せば、きちんと覚えられるはずでした。
※レッスンソングとは、飲食店で使う接客英会話フレーズを歌詞にした、弊社オリジナルの歌です。
ただ、復習する時間を確保するのが難しかったようです(>_<)
しかし、同じお店で働く Ken が飛躍するのを見たり、他のメンバーがどんどん覚えていくのを目の当たりにし、Hayato も少しずつ復習を重ね、とうとう今日華ひらきましたよ★

とても個人的な感想ですが、私は Hayato の目が大好きです。
いつも笑顔でいてくださっていて、温かいお人柄がよく伝わってきます。
結構軽視されがちですが、目を含めた「表情」も英語を話す上ではとっても大切なのです。
「英語は顔で話せ」
と言われている程、表情の豊かさと英語はセットなのです。
ただ、どうしても文法メインの授業を受けてきたせいか、多くの方は文法や発音に重きを置き、表情を含めたジェスチャーがおざなりになりがちです。

しかし Hayato は違います!
彼は表情がとても豊かで、特に笑った時の目が本当に優しくて、こちらに安心感や親近感を与えてくれるのです。

英語圏の方は接客の質もよく見ています。
外食したら料理がおいしいのは当たり前。
よりそのお店で楽しめるかどうかは、担当サーバーの接客にかかっているからです。
笑顔で気持ちのいい接客をすればお客様は胃も心も満腹になりチップを大目に払ってくださいますが、感情の見えない、機械的な接客ではおいしさは半減してしまいます。

レッスン後半には(今日の午前クラスが行ったような)ジェスチャーの練習もやる予定です。
その時、他のメンバーには Hayato の表情の素晴らしさを伝え、彼をを見習う様アドバイスする予定です。

さて、最後に今日のレッスンで惜しくも出てこなかった接客英会話フレーズをいくつかご紹介します。

 

お客様はどうされますか?

How about you? / You?

3名のグループで来店されたお客様の内、2人は既に注文したものの、残るお一人はまだ悩んでいる様子。
そんな時に使う「お客様はどうされますか?」は、こんなシンプルな言い方でいいのです!

カジュアルなお店であれば “You?” だけでも失礼はないでしょう。
ただ、”You?” も “How about you?” も、もしお客様の名前をご存知なら、最後に名前を入れて「●●様はどうされますか?」と聞くとより良いです。
例えばお客様が Mr. Jones と知っていれば、この様に聞けます。

How about you, Mr. Jones?

人は誰しも、自分の名前を覚えてもらえる事に喜びを感じます。
この心理は万国共通です。
もしご予約のお客様で、既にお名前をご存知であれば、是非名前を含めて質問してみましょう。

 

デザートは3種類ご用意しています。

We have 3 kinds of desserts.

英語ではまず結論を先に言います。
ですので、「デザートは3つある」とお伝えしてから、

Vanilla ice cream, chocolate cake, and cheese cake.

と詳細を言う流れです。

この時に大切なのが、ジェスチャーと “and” の位置です。

まず、「3つあります」と言う時に指で「3」と示します。
そして、1つ目のデザートを紹介する際は指で「1」を作り、2つ目のデザートを紹介する際は指で「2」を作り、3つ目のデザートを紹介する際は指で「3」を作ります。
そうする事で、どれが1個目で何が2個目なのかがとてもよく分かります。

また、項目を説明する際の “and” の位置は必ず最後の項目の手前です。
この場合、3つ目の手前、つまり2個目と3個目の間です。

Vanilla ice cream, chocolate cake, and cheese cake.

“and” は「次が最後ですよ」という合図になりますので、必ず最後の1個前に置くという事を忘れないようにしましょう★

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 15日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

今日はいよいよ、Hiro と Gaki が外国人講師相手に全て英語で接客する日です。
これまで何度も何度もフラッシュカードを使いながら練習してきましたが、その成果が発揮される日といっても過言ではありません!
さっそくレッスンの様子をご紹介します。

Hiro による全て英語の実践練習

1番バッターはマネージャー兼ソムリエの Hiro です。
Hiro はノートの取り方にとても苦労されていました。
レッスン中に書くノートはどうしても汚くなってしまいます。
しかも、急いで空いているスペースに取るので、レッスン終了後に見直してみるとごちゃごちゃに…。
どこに何を書いたかも分からなくなってしまいました。
ですので、Hiro と Gaki のチームではノートを書き直す時間をレッスン内に設けて、まずは接客の流れにあわせて1つずつ書いて行く事にしました。
さらに、ノートの中央に縦線を引き、左半分を英語、右半分をその和訳という風にルールを作ってまとめていったところ、大分見やすいノートに変身しました!
あとはノートを何度も見たり読んだりしながら復習するのみです★
この様に、Hiro と Gaki はかなり下準備に時間を費やしてコツコツと努力を重ねてきたのです。

さて、そんな Hiro の接客英会話はと言うと…、あれれ?
緊張しいなのか、出てこないフレーズが多々ありました。。。

お料理やお飲み物、お勘定など、お出しする(手渡す)際に毎回使う

Here is ●●.
こちらが●●です。

も忘れてしまっていたのはもったいない!(>_<)
ソムリエの資格をお持ちなので、絶対に勉強すれば覚えられるはずです!

また、Hiro は恥ずかしいと笑ってしまう癖があります。
ニコニコならいいのですが、どちらかと言うとヘラヘラに近い笑みなので、人によっては不快な思うかもしれないです。。。
こちらは日本人が誤解を受けるジェスチャーのあるあるなので、気をつけて頂ければと思います。

とは言え、(ここが外国人講師を招いて行う実践練習の素晴らしいところですが、)新しいフレーズも学べたので、その中のいくつかをご紹介します!

 

申し訳ありません、只今満席です。

I’m sorry, but we have no available tables now.

弊社のレッスンでは、正確な英語よりも覚えやすく言いやすい英語をお伝えする事を心がけています。
よって、英語が詳しい方の中には
「そのフレーズよりもこっちの方が自然な英語でしょ。」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、先述の通り、覚えていただく事が第一ですので、極力聞き慣れない単語は避けています。

とは言え、どうしても外せない単語も当然出てくる訳でして。
その1つが、上記の “available” です。
「アヴェイラボー」と読み、「利用できる」「空いている」という意味です。

例えば電話を掛けた相手に対して、

Are you available now?(今、話せる?)

と使う等、日常でも登場頻度の高い単語です。

もちろん飲食店でも、お席の空き状況を説明する時によく出てきます。

We have 3 available non-smoking tables at the moment.
(現在、禁煙席は3テーブル空いております。)

なかなか発音が難しいのですが、知っておいて絶対に損はないので、これを機に是非覚えましょう!

 

ティラミスの様な味です。

It tastes like tiramisu.

Hiro が勤務されている Gris(グリ)は、お料理もさることながら、デザートも非常にユニークです。
この時期お出しされているデザートは、見た目は真っ黒で「なんだ、これ⁉️」という感じなのですが(私は勝手に「ゴジラ」と命名)、味はティラミスに似ています。
そんな、
「●●の様なお味です。」
と説明する時に使いたいのが、この “It tastes like ●●.” です。
”taste” が「●●の味がする」という動詞で、”like” は「●●の様な」という意味です。

日本にしかない味やお店オリジナルの味など、なかなか説明の難しいお料理はたくさんあると思います。
そんな時は是非 “It tastes like ●●.” と言ってみてください。
大抵ご納得頂けるはずですよ。

 

Gaki による全て英語の実践練習

さて、最後は Gaki の登場です!
前回の日本人講師相手に行ったり実践練習では「あ、あの Gaki がこんなにペラペラになって…」と思わず涙ぐむ程でした。
今回は外国人講師です。
先週同様、努力の成果を発揮出来たかと言うと…、前回の方が上手に接客出来ていたかなσ(^_^;)
ただ、今日の Gaki は今までで一番自信に溢れていました!

これまで彼は何度褒めても
「いや、そんな事ないです。」
「全然です。」
と自分を認めてこず、いつもおどおどと自信無さげだったのです。
でも今日は、目線や姿勢もシャキッとしていて、少しですが笑顔も垣間見る事が出来ました★
嬉しい(*^^*)
接客英会話を覚えていただくのももちろん嬉しいですが、英語が話せるようになることで自信がつき、表情が明るくなっていく方々を見るのもとても感慨深いです。

本当に面白い事に、英語が話せる様になると自信がつき、仕事へのモチベーションが上がる方が多いです。
ただ「英語で接客できる様になった」だけではなく、内側にも変化を起こせる様、私達講師も常に心がけていきます。

さて、Gaki の実践練習で新しく学んだフレーズをご紹介します。

 

出来る限りレアで。

As rare as possible.

“How would you like your steak cooked?” とステーキの焼き加減を聞いた際、この様に外国人講師から返ってきました。

As ●●(形容詞) as possible.
「出来る限り●●で」という意味です。

●●には形容詞が入るので、例えばこの様にも使えます。

As soon as possible.(出来る限り早く)
As slow as possible.(出来る限りゆっくりで)
As dark as possible.(出来る限り暗く)
As cute as possible.(出来る限りかわいく)

この様に、いかようにも使えるのです♪

 

甘じょっぱい

Sweet and salty

お料理の説明をする際、甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい、苦いを交えると、その味を食したことない方でも何となく想像出来るので、これらを駆使する事を強くおすすめします。

甘い:Sweet
辛い:Hot / Spicy
*Hot は主に胡椒を多く使った際の「辛み」で、Spicy は胡椒を含めた多くのスパイスを使った
際の「辛み」です。
しょっぱい(塩辛い):Salty
酸っぱい:Sour
苦い:Bitter

上記以外にも、この様な味の説明も出来ます。

こってり:Rich / Heavy
濃いめ:Strong / Rich
薄め:Light
普通:Regular

これらを覚えるだけで、結構な料理の説明が出来るはずです★
是非お店で使ってみてください!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

生徒さんにインタビュー!「どうやって接客英会話を復習されましたか?」 ~Hさん(40代 男性)の場合~

こんにちは、(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

今日は、弊社の接客英会話レッスンを受講されていて、且つ素晴らしい結果を残されている生徒さんにインタビューした内容をご紹介します!
インタビューのタイトルはずばり!

「どうやって接客英会話を勉強されましたか?」

弊社のレッスンを受けてくださっているのはもちろんですが、大切なのは習ったことを復習すること。
復習をするか・しないか、どのように行うかで、接客英会話を習得できるかどうかの大きな分かれ道となります。

人それぞれ合う勉強方法は異なりますので、今回ご紹介する方のやり方が全員にあうとは思っていません。
ただ、もし皆さんが「どう勉強すればいいか分からない」とお悩みであれば、1つの選択肢として、このような方法もありますよ、このやり方のお陰で、短期間で接客英会話を習得された方がいらっしゃいますよ、という情報をご提示できればと思っています。

第2回目の今日はHさん(40代男性)にインタビューをさせていただいた内容をお届けします。
それでは、早速見てみましょう!

 

Hさん(40代 男性)にインタビュー!

これまで生徒さんの様子を拝見していると、40歳を過ぎた方が英会話を習得するのは難しいのかな?という不安があったのですが、Hさんは見事にその不安を打ち破ってくださいました。

あはは、ありがとうございます。

 

相当努力をされたのだと思うのですが、レッスン後にどうやって復習されていましたか?

まずはレッスン後に、5分でも10分でもいいので復習していました。
でも、全部を覚えるのは無理だったので優先順位をつけて、重要な事(仕事で日常的に使うフレーズ)のみを積極的に聞いたり書いたりしていました。

 

聞いていたのはレッスンソング※ ですか?それともSpoken Versionの方ですか?※

※レッスンソングとは飲食店で使う接客英会話のフレーズを歌詞にした、弊社オリジナルのレッスンソングです。
※Spoken Version とはレッスンソングの歌詞を実際に話している風に変えた音声データです。

レッスンソングももちろん聞きましたし、あとは僕、実際のレッスンを録音していたんですね。
なのでその録音したものを聞いていました。

 

覚え方としては書く派ですか?聞く派ですか?

僕は昔から書いて覚えるタイプだったので、よく使うフレーズを何度も書いていました。
で、実際にお店に海外のお客様が来店された時は、積極的に使う様にしていました。

 

ちなみに、今はどれ位の頻度で海外のお客様が来店されていますか?

1日の来店数は300~400名くらいで、その内の10~20名くらい・・・ですかね?
ただ、海外のお客様といっても英語が通じない方もいらっしゃいますけど。
その場合は文章を話すのではなく、単語でのやり取りで何とかコミュニケーションを取っています。

 

ちなみに、学生の頃の英語の成績は?

僕は全然出来なくて。
暗記するのは得意だったんですけど、英語は全然ダメでした。
5段階で3くらい。
高校受験とか英語で失敗しましたし(笑)

覚える英語と話す英語って全然違うじゃないですか?
なので今回のレッスンも、覚えたり書く、というよりは話すのがメインなので、「話せるようになろう!」と思って参加を決めました。

 

学生の頃決して英語が得意ではなかったのに、どうして「英語を話せるようになりたい!」って思ったのですか?

うちの会社とか飲食業界に限らず、これからはグローバルな時代になりますし、東京オリンピック/パラリンピックも控えていますので、海外のお客さんがお見えになった時に少しでも英語で接客出来て、うちの商品をアピール出来ればいいかなと。
せっかくいい商品を作っているので、日本人/海外のお客さん限らず、少しでも多くの方に「おいしそう!」って思ってもらえるような接客が出来ればいいのかなと思って手を挙げました。

 

話は戻って再び覚え方についてですが、何度も書いたりレッスンを録音して聞いたり、とういうのをされていたのですね?

あとは電車の中でも英語のアナウンスが流れると聞くようにして、分からない単語が出てきたら調べるクセはつけていました。
電車に限らず、意識をすれば日常に英語って溢れているんですよね。
なので道を歩いていても英語を見つけては意味を調べて、という(英語を)意識はするようになりましたね。

 

だからレッスンではやっていない単語もご存知だったのですね。

そうですね。
「これ、英語で何て言うんだろう?」というのを調べて覚えていました。
今は昔と比べて辞書を使わなくても、ネットで調べれば簡単に出てくるじゃないですか?
なので
「●●はレッスンで習った▲▲という文章と同じ意味なんだな。」
とかいうのを調べるクセはつきましたね。

 

いやはや、もう「素晴らしい」の一言ですね!!
Hさん、どうもありがとうございました^ ^

  1. 覚えるものに優先順位をつける
  2. 順位の高いものを何度も書いて覚える
  3. レッスンを録音し、時間のある時に聞く
  4. 日常に溢れている英語を見つけ、分からない事はすぐに調べるクセをつける

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)