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月: 2019年4月

「こちらがメニューです。当店の人気メニューは天ぷらです」を英語でなんて言う?

【飲食店の接客英会話】
「こちらがメニューです。当店の人気メニューは天ぷらです」を英語でなんて言う?

Hi, guys!
アメリカ・ラスベガス近くのカジノホテルでウエイトレスをしていました、
飲食店専門の接客英会話講師の MIKI です。​

さて、今回の動画では、メニューをお渡ししながら、
「こちらがメニューです。当店の人気メニューは天ぷらです」
と英語で言う方法をお伝えします。
それは、

Here is your menu. We are famous for tempura.

 

動画内の接客英語を確認しよう!

こちらの動画内の接客では、このように会話しています。

  • 店員  : Here is your menu.(こちらがメニューです)
  • お客様 : Thank you very much.(どうもありがとう)
  • 店員  : We are famous for tempura.(当店の人気メニューは天ぷらです)
    And, here is your beer menu.(そしてこちらがビールメニューです)
  • お客様 : OK, great.(ありがとう)

 

何かを手渡すとき、示すときは “Here is your ●●”

“Here is your ●●.” は飲食店の接客英語では欠かすことのできない英語です。

使う機会は1日に何度もあるはずですので、こちらの例を見ながら色々な言い方をしてみましょう。

  • “Here is your table.” ➡ 「こちらがお席です」
  • “Here is your water.” ➡ 「お水をどうぞ」
  • “Here is your beer menu.” ➡ 「こちらがビアメニューです」
  • “Here is your wine list.” ➡ 「こちらがワインリストです」
  • “Here is your dessert menu.” ➡ 「こちらがデザートメニューです」
  • “Here is your beer.” ➡ 「こちらが(ご注文の)ビールです」
  • “Here is your potato salad.” ➡ 「こちらが(ご注文の)ポテトサラダです」
  • “Here is your hamburger steak.” ➡ 「こちらが(ご注文の)ハンバーグです」
  • “Here is your check (bill).” ➡ 「こちらがお勘定です」
  • “Here is your change and receipt.” ➡ 「お釣りとレシートのお返しです」

 

88%の外国人客は、お店のおすすめを知りたがっている!

弊社は2018年に35人の海外の方に街頭インタビューを行い、「(日本の飲食店で)店員からおすすめを教えてもらいたいですか?」と質問しました。

すると、88%の方は「おすすめを教えてほしい」と答えました。

理由は単純で、「何がおいしいかを知りたいから」です。

「何かの縁があってそのお店に入ったんだから、お店の一押しメニューを教えてほしい」と考えられています。

ですので、メニューをお渡しする際、(すでにメニューがテーブルに置いてあるお店であれば、お水をお出しする際、)是非「当店の人気メニューは●●です」と一言添えるようにしましょう。

それが、“We are famous for ●●.”言います。

 

参考までに、ほかにもこのような言い方ができます。
言いやすいのを使ってみてください♪

  • Our tempura is very good. Please try it.
    (当店の天ぷらはとてもおいしいので、是非お試しください)
  • Our signature dish is tempura.(当店の代表メニューは天ぷらです)
  • Our tempura is very popular for locals. Give it a try!
    (当店の天ぷらは地元の方にとても人気なんですよ。ぜひ!)

written by 内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

【飲食店の接客英語】「どちらのサイズがよろしいですか?」を英語で何て言う?

【飲食店の接客英語】
「どちらのサイズがよろしいですか?」を英語で何て言う?

Hi, there!
アメリカ・ラスベガス近くのカジノホテルでウエイトレスをしていました、
飲食店専門の接客英会話講師の MIKI です。​

さて、今回の動画では、サイズが2つ以上あるものをお客様がご注文された際、「どちらのサイズがよろしいですか?」と英語で聞く方法をお伝えします。
それは、

Which size would you like?

 

動画内の接客英語を確認しよう!

こちらの動画内の接客では、このように会話しています。

  • 店員  : Would you like something to drink?(何かお飲み物はいかがですか?)
  • お客様 : Yes, please.(お願いします)
    What beer do you recommend today?
    (今日はどのビールがおすすめですか?)
  • 店員  : Would you like bitter, sweet, or light beer?
    (ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?)
  • お客様 : Usually, I prefer the bitter beer.(普段は苦めのビールを飲むんです)
  • 店員 :OK. Those IPAs are bitter ones,(こちらのIPAが苦めのビールです)
    so from here to here.(メニューのこちらからこちらまでですね)
  • お客様:What about the size?(サイズはどうなんだろう?)
    Can you show me the 2 glasses, the small one and big one?
    (SとMのグラスを見せてもらえますか?)
  • 店員 :Yes, of course.(承知しました。)
    This is the small glass and this is the big glass.(こちらがSで、こちらがMです)
  • お客様:OK. “Culmination”.(じゃあ、カルミネーションで)
  • 店員 :”Culmination”. Which size would you like?
    (カルミネーションですね。サイズはどちらがよろしいですか?
  • お客様:The small one please.(Sでお願いします)
  • 店員 :The small one. Alright. Thank you.(Sですね、ご注文ありがとうございます)
    I”ll be back with your beer.(すぐにお持ちします)

 

英語ではサイズを “S” “M” “L” とは言わない?

日本ですと、例えばマクドナルドに行って飲み物を注文する際、

「オレンジジュースのSで」
「コーラのMをお願いします」

というように S, M, L を使いますが、実は英語では S, M, L とは言わず、

  • S = “Small”(スモール)
  • M = “Medium”(ミディアム)
  • L = “Large”(ラージ)

と略さないで言いますので、 S, M, L と言っても通じない場合があります。
(お客様が日本同様、S, M, L を使う国のご出身であれば通じますが。)

なので、「 S か M のどちらがよろしいですか?」と聞きたいときは、

Which size would you like? Small or medium?

と略さないで聞きましょう。

 

ミリリットルを使わない国もあるので、量を伝える際は要注意

この動画のお客様のように、ビールの量を示す「ミリリットル」に馴染みのない方は割といらっしゃいます。
私が働いていたアメリカでも、液体の量は「ミリリットル」ではなく「オンス(Fl oz)」で示されていました。(ちなみに、1オンスとは約30ml)
アメリカでは「ミリリットル」を使う機会は全然ありませんので、アメリカ人に

“Small size is 240ml.”(S サイズは240mlですよ)

といっても、「それってつまりどれくらい?」と、全然伝わらないのです。

飲み物の量と同様に、日本では重さは「キログラム」や「グラム」を使いますが、アメリカで重さを示す単位は「ポンド」や「オンス」です。なので、
「100グラムってつまりどのくらい?」
と伝わらないことも多々あります。

 

大きさをお伝えする際はグラス(実物)をお見せしよう

このように、数字でお伝えしても量が伝わらない場合は、実物のグラスをお見せするのが一番手っ取り早いです。

動画でお伝えしていたように、

“This is a small glass and this is a large glass.”
(こちらが S サイズのグラスで、こちらが L サイズのグラスです)

とお見せすれば間違いなく伝わりますので、言葉(英語)だけで解決しようとせず、物を使ってより分かりやすい説明を心がけましょう!

written by 内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

「ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?」を英語でなんて言う?

【飲食店の接客英語】
「ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?」

Hi, everyone!
アメリカ・ラスベガス近くのカジノホテルでウエイトレスをしていました、
食店専門の接客英会話講師の MIKI です。​

さて、今回の動画では、お客様から「どのビールがおすすめ?」と聞かれた際、お客様の好みを知るために「ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?」を英語で何て言うかをご紹介します。
それは、

“Would you like sweet, bitter, or light beer?”

 

動画内の接客英語を確認しよう!

こちらの動画内の接客では、このように会話しています。

  • 店員  : Here is your menu.(こちらがメニューです)
  • お客様 : Thank you very much.(どうもありがとう)
  • 店員  : We are famous for tempura.(当店の一押しメニューは天ぷらです
    And, here is your beer menu.(そしてこちらがビールメニューです)
    So, would you like something to drink?(お飲み物は何にされますか?)
  • お客様 : What beer do you recommend?(どのビールがおすすめですか?)
  • 店員  : Would you like sweet, bitter, or light beer?(ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?)
  • お客様 : Usually I prefer the bitter one.(普段は苦めのビールを飲むんです)

 

 

海外のお客様(特に欧米の方)はおすすめをよく聞いてくる

これは私がアメリカのカジノホテルで働いていた時の体験談なのですが、海外のお客様(特に欧米の方)は本当によく

  • What’s good?(何がおいしいの?)
  • What do you recommend?(何がおすすめ?)

と質問されます。

このように聞かれたとき、ストレートに

  • I recommend our shrimp tempura.(当店の海老天がおすすめです)
  • This IPA is very good.(こちらのIPAはとてもおいしいですよ)

とお答えしても問題ありませんが、お客様の好みを伺った上で、おすすめのものをご提案したいときもありますよね。
例えば今回のように「なんのビールがおすすめ?」と質問され、おおまかに分けて

  1. 甘いビール
  2. 苦いビール
  3. さっぱりしたビール

☝このように3種類あれば、

“Would you like sweet, bitter, or light beer?”
(ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?)

と聞くことができます。

 

ビールのフレーバーの種類

ちなみに、ビールの場合はこのようにフレーバーを表現できます。

  • 甘いビール  (sweet beer)
  • 苦いビール  (bitter beer)
  • さっぱりしたビール  (light beer)
  • 強いビール  (strong beer)
  • がっつりしたビール(heavy beer)
  • 濃厚なビール  (rich beer)
  • フルーティーなビール  (fruity beer)
  • ドライなビール  (dry beer)

もちろん、上記だけではなく、ほかにも表現方法は色々あるのですが、「どういうタイプ(フレーバー)のビールがお好みですか?」と聞くときは、こちらを参考にしてみてください。

「のど越しのいいビール」という英語はありませんので、私はその場合、”strong” や “heavy”, “dry” を使っています(^ ^)

 

最後の “beer?” は “one?” に代替えしてもよし

動画では “Would you like sweet, bitter, or light beer?” と質問していますが、最後の “beer” を “one” に変更して

“Would you like sweet, bitter, or light one?

と聞けると、よりインテリジェンスな聞き方になります。

この “one” は当然ビールのことを指していますが、なぜ “beer” ではなく “one” に変更するかというと、英語には日本語以上に、同じ単語を何度も使うのは好ましくないというルールがあります。
つまり、お客様との1つ前のやり取りで

What beer do you recommend?(どのビールがおすすめですか?)

とすでに “beer” が出ていますので、そのあと何度も “beer” と言わなくても、ビールに関する会話をしていることは想像できます。
そのような場合は、”beer” を繰り返すのではなく、”one” という別の単語に代替して言うのです。
(ここでいう “one” は数字の1ではなく、「やつ」や「もの」という意味です。)

難しければ、 “one” のことは忘れて “Would you like sweet, bitter, or light beer?” で全く問題ありませんが、もしできるのであれば、“Would you like sweet, bitter, or light one?” に挑戦してみましょう!

 

英語では、同じ単語を短期間で何度も繰り返すのは好ましくないというルールがある。
苦めのものや、苦めのやつというときは “bitter one” と言える。

 

written by 内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

 

動画