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月: 2018年2月

私が見た最低の英会話講師

こんにちは!
飲食店に特化した接客英会話レッスン講師の内木です。

私は今、とても怒っています。
なので今日は珍しく過激なタイトルを付けました。

先日テレビを見ていたら、こういう事を言う英語講師が出演していました。

「日本人の9割はダサい英語を話している」
「こういう英語は笑われる」

まだ講師としての実績はそれほど長くない私ですが、そんな私でも、良い講師と悪い講師の明確な差の区別はついています。

私の言う「良い講師」とは、生徒さんに英語の楽しさや、英語を話せる事でのわくわく感をお伝え出来る講師です。
「たくさん失敗していいんですよ!」
「失敗は恥ずかしい事じゃないんですから、いっぱい間違えて成長しましょう!」
と、不安になっている生徒さんの背中をぽんっと押すのが本来英会話講師の役割だからです。

一方で悪い講師とは、生徒さんの英語嫌いや英語苦手意識を助長させる人の事です。

そもそも、多くの日本人が英語を話せないのは、
「この文法で正しいのだろうか?」
「この発音で伝わるかな?」
と、臆病になりすぎているからです。

それにも関わらず、
「あなたの英語はダサい。」
とか、
「その英語はクールじゃない。」
等と言って不安を更に煽る様な講師は最低です。
それでは生徒さんは余計臆病になり、何も話せなくなってしまいます。

 

確かに、

「日本人の9割はダサい英語を話している」
「こういう英語は笑われる」

というキャッチコピーは英語を学ぶ意欲のある人の興味をそそる、ある意味では効果のあるキャッチコピーだと思います。
しかし、それにしてもやっていい事とやっていけない事があるでしょう!と思うわけです。

英語を勉強している皆さん、どうかこういう講師の言葉に耳を傾けないで下さい。

今でこそ英語を話せる様になった私ですが、そんな私もたっくさん失敗してきました。
批判を恐れずに言えば、今だってまだ英語勉強中の身ですので、未だに多くの失敗をします。

確かに、発音がネイティブではない、キレイな英語でないという理由で笑われた経験、バカにされた経験もあります。
でも、そういう事を言ってくるのは出会った中で1%に満たないくらいです。
99%の方は、
「がんばってるね。応援してるよ!」
と支えて見守ってくれました。

頑張っている人を笑う奴は愚か者です。
そんな人の言う事に惑わされないで下さい。
皆さんの大切なやる気を、そんな奴らに削ぎ落とされないで下さい。

私は進んで失敗する人が大好きです!
そんな人を、心から応援したいです。
ですので、どうか失敗を恐れず、ダサい英語もクールじゃない英語もどんどん使っていきましょう!!

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

本をご購入下さった皆様へ お詫び

本をご購入下さった皆様

いつもありがとうございます。
株式会社華ひらくで代表を務めております、内木美樹と申します。
この度は私の著書「この一冊があれば大丈夫!飲食店が訪日外国人への接客力を上げる方法(音声あり)」をご購入く下さった皆様へ謝罪をさせて頂きたく、ブログを更新致しました。

先ほど、アマゾンのカスタマーレビューから「パスワードを入れても音声が聞けない」というお言葉を頂き、至急確認致しました。
すると、お客様のおっしゃる通り音声へのリンクが消えており、本の最大の特徴でもある音声が聞けない状態になってしまっていました。
音声を期待してご購入下さった皆様の期待を裏切る状態になっており、誠に申し訳ありませんでした。
すぐに修正し、現在はワンクリックで接客英会話を聞ける様に復旧致しました。

私共の確認が行き届かず、残念な思いをさせてしまった事を深く反省しております。
本当に申し訳ありませんでした。
今後はこの様な事が起こらない様、細目に Kindle を確認致します。

ご指摘くださったアマゾンユーザー様、どうもありがとうございました。
繰り返しになりますが、ご購入下さった皆様、この度は誠に申し訳ありませんでした。

 

株式会社華ひらく
代表取締役
内木 美樹

飲食店に特化した接客英会話レッスン 3日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

今日も宿題の確認から行いました。
みなさん、とても日常で使える文を持ってきて下さいました!

*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)

If you want extra rice, it’s all free!
(ご飯おかわり自由です。)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

こちらは定食屋さんでよく使いますね^ ^
当然、「お味噌汁はおかわり自由です。」であれば、”If you want extra miso soup, it’s all free!” ですし、「ご飯とお味噌汁はおかわり自由です。」であれば、”If you want extra rice and miso soup, they are all free!” となります。

ちなみに、生徒さんから
「ご飯のおかわりは追加で○○円です。」は何て言えばいいですか?
とご質問いただきました。
いい質問ですね!
こちらは、先ほどの文を少しアレンジして、

“If you want extra rice, it’s additional ○○yen.”

です。
“Additional” はサッカーの「アディショナルタイム」の “Additional” です。

 

How many in your party?
(何名ですか?)

ー どこかの Youtube より ー

こちらはどの飲食店でも使うフレーズ(言い回し)ですね!
カジュアルなお店であれば “How many?” だけでもOKです。
大切なのは言い方ですので、笑顔で、歓迎の気持ちを込めて聞きましょう!

 

This is a seasonal dish.
(こちらは季節のお料理です。)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

先週のレッスンで、「基本的に、何かをお出ししたり手渡したりするときは “Here is ○○.” です。」とお伝えしました。
例えば、
Here is your salad.(こちらが<お客様がご注文された>サラダです。)
Here is you change and receipt.(こちらがおつりとレシートです。)
の様に。

今回の “This is” はお料理を説明する時に使います。
ですので、お客様にメニューをご紹介する時は “This is ○○.” と言いましょう。

 

It’s on us. / It’s on the house.
(お店のおごりです。)

ー La La Land より ー

お店に常連さんが来た時に、サラッとこの台詞を言いながら、スッとコーヒーやデザートを出せるとステキですね♪
ちなみに、”It’s on ●●” で「●●のおごり」という言いになります。
ですので、

「これは私がおごるよ。」であれば “It’s on me.”
「今日のディナーはあなたのおごりね!」であれば、“Dinner is on you tonight!”

となります。

また、「お店からのサービスです。」という意味でも使えます。
例えばお客様のステーキに時間がかかりすぎてしまった場合の謝罪としてお出しする時は、

“I’m so sorry that your steak took so long. Please accept this glass of wine on the house as an apology.”
お待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。このワインはお店からのサービスですので、宜しければお召し上がりください。)

という風に使えます。

“house” は「家」だけではなく、「お店」や「当店」という意味でも使います。

 

今日の宿題もとても使える言い回しがたくさんありましたね!
皆さん、グッジョブです♪
今後映画を見る際、ストーリーを楽しむに加え、「良い言い回しを探す」という目的も加えてみると、宝探しみたいでより楽しめますよ^ ^

 

先週レッスンで習った事の復習

英語を学ぶ上で大切なのは復習です。
というわけで、先週学んだ以下のフレーズをきちんと覚えているか?正しく言えるか?という確認を、フラッシュカードを使いながら行いました。

  • どういたしまして
  • 承知しました
  • ありがとうございます
  • すみません/失礼します
  • 申し訳ありません
  • すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?
  • すみませんが、もう少しゆっくりお願いできますか?
  • 申し訳ありませんが、理解出来ません

「どういたしまして」と「承知しました」と「すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?」はいくつかの言い方をご紹介しましたので、「他にはどんな言い方がありましたっけ?」と、他の言い回しも覚えているか、確認しました。
復習をきちんと行っている人と、やってこなかった人の明暗がくっきり分かれました(笑)
来週も復習は継続して行いますので、お時間がない中大変だと思いますが、復習がんばりましょう!

 

レッスンソング②

さて、ここからは今日新しく学んでいただいた事です。
弊社のレッスンのメインでもある、「飲食店に特化した接客英会話レッスン」の真髄となる、レッスンソング②の歌詞の和訳や不要な文の削除、必要な文の追加を行いました。

レッスンソングとは?

弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!

今日ご紹介した、レッスンソング②の歌詞がこちら↓

  • Welcome to Sushi Restaurant!
  • Hi, how are you this evening?
  • How many are in your party?
  • Would you like smoking or non?
  • This way please

 

レッスンソング②を和訳しよう!

生徒さんに一文ずつ、どういう意味か?を考えていただきました。

ここで弊社が大切にしているポイントをご紹介します。
講師が「○○の意味は△△です。」とお伝えするのは簡単で、時間も有効に使えますが、それでは生徒さんの「考える力」が身に着きません。
時間がかかっても構いませんので、「自分で意味を考える力」をつけて頂きたい。
よって、講師は「どう思いますか?」と問題提起をし、生徒さんに答えを出して頂く様、心がけています。

さすがは宿題をきちんとされている皆さん、和訳もバッチリでした!
ちなみに、歌詞の和訳はこちらです。

  • Welcome to Sushi Restaurant!(寿司屋へようこそ!)
  • Hi, how are you this evening?(今夜のご気分はいかがですか?)
  • How many are in your party?(何名ですか?)
  • Would you like smoking or non?(喫煙と禁煙のどちらをご希望でしょうか?)
  • This way please(こちらへどうぞ)

ここで3点補足をしました。

1)まず、歌では “Welcome to Sushi Restaurant!” と言っていますが、厳密には “Sushi Restaurant!” の箇所には店名が入ること。
よって、店名が「つぶつぶ」のこちらのお店では、”Welcome to Tsubu-Tsubu!” となります。

2)そして、”How are you this evening?” (今夜のご気分はいかがですか?)は質問をしていますので、お客様から “We are good.” や、”We are great. Thank you.” と答えが返ってきます。
中には、”We are good. Thank you. You?“(気分はいいですよ。ありがとう。あなたはどうですか?)と、質問を返して下さる方もいます。
この場合、スルーしないできちんと質問に答えられる様、予め心の準備をしておく事をおすすめします。
“How are you?” と聞かれた時の返事の仕方はこちらで紹介していますので、良かったらご覧ください♪

3)「いらっしゃいませ!」は色々な言い方があります。
時間帯によって使う物、使わない物がありますのでそこはご注意頂きたいですが、大体こういう言い方をします。

  • Hi.
  • Hi, how are you?
  • Good evening.
  • Good evening, how are you?
  • Welcome to Tsubu-Tsubu.

もちろん、歌の歌詞の様に “Welcome to Tsubu-Tsubu. How are you?” と2つ繋げても問題ありません。
色々使ってみる事をおすすめします!

最後に、私の失敗も踏まえた上でとても大切な事をお伝えします。
それは、海外の方が来店された際、まずは「いらっしゃいませ。」と日本語であいさつする事です。

海外の方と一言でくくっても、日本語が話せる方も多くいらっしゃいます。
また、日本語を勉強中だから日本語で話したい人、せっかく日本に来たんだから日本語で話しかけて欲しいと思っている人など、英語で接客される事を嫌がる海外の方もいらっしゃるのです。

これは私の失敗談ですが、アメリカから帰国後、一時的に上野にある海外の方が多く来店する飲食店で働いていました。
そして1組の海外のお客様が来店されたので、”Hi, how are you?” と英語であいさつしたら、一人の方がものすごく不機嫌になってしまったのです。

その方の気分を損ねてしまった原因は、私が英語で接客したから。
その方は日本語で接客をしてもらいたかった様なのです。
もう一人のお客様が間に入って事なきを終え、最終的には機嫌を直してくださいましたが、その時以降、「せっかく日本に旅行に来られているのだから、日本語で話しかけるのが私たちの出来るおもてなしなんだな。」と学んだのでした。

  1. お客様がどんな方であれ、まずは日本語で「いらっしゃいませ。」とごあいさつ
  2. お客様から英語で返ってきたら、それ以降は英語で接客
  3. お客様から日本語で返ってきたら、それ以降は日本語で接客

⇒このように、「海外のお客様=英語で接客」となるのではなく、相手の反応を見ながら柔軟に対応をする事が大切★

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

日本にいながら英会話を上達させる3つの方法

こんにちは!
飲食店に特化した接客英会話レッスンの講師をしています、華ひらくの内木です。

生徒さんからとても頻繁に
「どうやったら英語を上達する事ができますか?」
というご質問をいただくので、今日はそちらについて私なりの考えをご紹介したいと思います。

結論から言いますと、明確な返答は難しいです(>_<)
なぜなら、人によって出来る事や合うやり方は違うからです。

私が一番英語を学んだのは「アメリカでの学生生活」よりも「アメリカで働いた経験」だったので、やはり英語を話す人に囲まれながら働く事は最もおすすめです。
それと、英語を話す彼氏・彼女もとっても有効♡

ただ、多くの方は
・仕事は変えたくない
・現在の彼氏/彼女(もしくは夫/妻)は日本人
だと思いますので、上記でおすすめな方法を3つご紹介します。

 

1.的を絞った英語を勉強する

これが一番大切です。
「自分のお店で問題なく接客が出来るように、接客英会話をマスターする!」
「TOEICで700点を目指す!」
という様な的を絞ったやり方が一番達成感を感じられ、継続する事が出来ます。

「日常英会話を学びたい!」
という声は本当によく耳にするのですが、「日常英会話」は全く的が絞れておらず、結果、かなり難易度が高い目標になってしまっています。
その理由を、2点に分けて簡単にご説明します。

 

日常英会話を話せるようになることが相当高い目標である理由

1.範囲が広すぎる

あまり意識した事ないかもしれませんが、日常英会話ってものすごく範囲が広いのです。
「日常英会話が出来るようになりたい!」とは、例えるなら「世界史をマスターしたい」と言っているようなもの。
世界史って一言で言っても、紀元後だけでも相当量があるので、覚える事山積みですよね?
仮にフランス史を完璧に学習したとしても、まだ他のヨーロッパやアジア、北米・南米・アフリカ史等ありますので、道のりは半端なく長いです。

日常英会話も同様で、話す話題は果てしなくたくさんあります。
天気やファッション、政治、スポーツ、芸能、食、健康、ビジネス、家族の事などなど、とても書ききれない程膨大な量です。
これらすべてに対応出来る程の文法力・語彙力を身に着けるというのは、かなりの覚悟と年数がないと難しいです。

 

2.自分の到達地点が分からないので成長を実感しづらい

英会話スクールでは、多くの方が1年で辞めていくそうです。
金銭的理由や時間の理由など原因は様々だと思いますが、私は成長を感じる事が出来ず、途中で挫折してしまうというのが大きな原因だと睨んでいます。

先の世界史の話題に戻りますが、
「18世紀のフランス史をマスターする!」
という目標であれば、範囲が明確なので覚える事も限られています。
何より、自分が今、どこまで出来ているのかという到達地点を確認しやすい
です。
「1700~1750年まではバッチリだから、残りは半分だ!」
という様に。

しかし、範囲が膨大過ぎる「世界史」では、自分がどれだけ覚えたのか、あとどれくらい続ければゴールに近づくのか、全く見えないですよね?
日常英会話も同じで、ゴールが全く見えてこない分、成長を実感しづらいのです。
そして、進んでも進んでもゴールの見えないレースなんて、挫折して当然です。
ですので、ゴールや到達地点が見えやすい、的を絞ったやり方が最もおすすめです。

 

2.好きな洋画や海外ドラマを台詞を覚えるまで何度も見る

好きこそ物の上手なれ。
例え上司から「英語を勉強しろ!」と言われても、面白くなかったら継続なんてとても無理です。
ですので、楽しく、無理のない範囲で英語に触れる事が継続できるコツです。
そこでおすすめなのが、好きな洋画や海外ドラマを見る事です。
好きな物なら、無理なく続けられますよね?

さて、「好きな洋画や海外ドラマを台詞を覚えるまで何度も見る」事の目的は2つあります。
1つずつご紹介していきますね。

 

1.自然な英語が学べる

私たちが学校で学んだ英語には、
「今はこういう言い方しないよ。」
「随分丁寧な言い回しだなぁ。」
というものが多数ありました。
しかし、洋画や海外ドラマではとても自然な、ネイティブが日常的に使っている英語を学ぶことが出来ます。

言葉は生き物ですので、時代によってどんどん変化していきます。
日本語と同じで、若者と高齢者では使う言葉は違ってきます。
時代と年齢にあった、自然な英語を学ぶには、洋画やドラマはもってこいです。

ここで大切なのが、見て「へぇ、こういう風に言うんだ。」で終わるのではなく、完コピする事です。
英語はもちろん、発音や抑揚、そして表情や身振り手振り等、全てを真似るのです。
なぜなら、言語の上達で最も効果的な方法はモノマネだからです。

モノマネって決して簡単ではないんですよ。
リスニング力を付けないと正しい音を聞き取ることが出来ませんし、正しい音を聞き取ることが出来なければ正しい音を出すことも出来ません。
また、観察力がないと抑揚や表情の変化にまで目を配らせることが出来ないのです。

モノマネが完璧に出来るようになるという事は、発音や抑揚、表情、身振り手振り等の全ての動作をネイティブと同じレベルで出来るようになる、という事です。
ですので、全てを真似られる様に何度も何度も練習してみましょう!
そうすれば、必ず伝わる英語を話せるようになります。

 

2. 非言語コミュニケーションの宝庫

「非言語コミュニケーション」って聞いたことありますか?
コミュニケーションには大きく分けて2つ種類があります。
「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」です。
「言語コミュニケーション」とは、いわゆる英語や日本語といった言語のことです。
文法や語彙を駆使しながら、相手に言葉伝えるコミュニケーションです。
一方、「非言語コミュニケーション」とは、表情や声の高さ、大きさ、抑揚、目線、姿勢、身振り手振りといった、言語以外の方法で相手に想いを伝えるコミュニケーションの方法です。

私たちはこれまで、言語コミュニケーションしか習ってきませんでした。
しかし、実は英語では言語コミュニケーションよりも非言語コミュニケーションの方が重きを置かれているので、本来力を入れるべきは非言語コミュニケーションなのです。

洋画や海外ドラマを観察すると、役者さんがいかに豊富に非言語コミュニケーションを使っているかが分かります。
クールな役柄の人でさえ、眉毛や口を感情にあわせて動かしているのがとても印象的です。
「役者だから大袈裟にやってるんでしょ?」
と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。
私の周りにいる英語ネイティブを見ていても、日本人とは明らかにジェスチャーの量や種類が異なります。
彼らの方が、圧倒的に多くて種類も豊富です。

非言語コミュニケーションのないコミュニケーションは感情が伝わりにくく、相手を不愉快な気分にさせたり、誤解を与えてしまう危険性が高いです。
逆に、非言語コミュニケーションが豊富なコミュニケーションは、例え英語がカタコトでも思いやりや優しさ、丁寧さを十分に提供する事が出来るのです。
非言語コミュニケーションを甘く考えないで下さい。
英語で円滑なコミュニケーションを取れる人ほど、非言語コミュニケーションの大切さを知っています。

洋画や海外ドラマをたくさん見て、彼らの非言語コミュニケーションに注目してみてください。
そして、是非真似てみてください!

サーバーにおすすめの映画3選
ここで、飲食店で働かれている皆さんにおすすめの映画を3つご紹介します♪
こちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

 

3.電話やスカイプ等で週3日以上英会話レッスンを受ける

英会話力を上げたいならとにかく英語をしゃべる。
これに尽きます。

しかし、英語を喋りたくても喋る相手がいなければ、会話は成立しませんよね。
そんな時は、スカイプや電話で話す相手を見つけましょう!
今は大手英会話スクールの企業から中小企業まで、様々な会社が対面しなくても話せる英会話レッスンを展開しています。
Googleで検索すれば、たーっくさん出てきますよ。

電話やスカイプレッスンの最大のメリットは、「毎日英語を話せる事」です。
英語の上達には、1回に70分のレッスンを週に1日やるよりも、1回10分を毎日やる方が効果的です。
科学的な理由は分かりませんが、私の経験上、脳が英語に慣れるには、毎日の継続が大切なのだと思います。
1週間前に習ったことは覚えていなくても、昨日学んだことなら覚えていますよね?
そうやって、得た知識を失う前に新しい事を学ぶ事で、少しずつ確実に成長出来るのだと思います。

ここで、電話やスカイプレッスンについて、生徒さんからよく聞かれる相談内容をいくつかご紹介します。

 

英語で電話やスカイプで話すなんて、緊張します!

すごくわかります。
そもそも私は電話が得意ではないので、かける前はものすごく緊張します。
日本語で話すのすら緊張するのに、英語で電話するなんて‥‥考えるだけでお腹が痛くなりそうです(>_<)

ただ、(これは私の実体験ですが、)面白いもので、1週間も続ければその緊張感はあっという間に消え去ります。
毎回違う先生ですともう少し時間はかかると思いますが、同じ先生であれば、1週間で慣れます。本当に。
ですので、心臓バクバクは長くても最初の数週間で、その後は大分落ち着いて話せるようになります。
「この緊張感はいつまで続くのか‥‥?」
と思うと恐怖心で押し潰されそうになりますが、
「きっとあと1週間でラクになる!」
と先が見えたら、精神的に違ってきますよね。

大丈夫!誰だって最初は緊張しています。
そして、緊張のあまり本来の力を発揮出来なかったり、カミカミでしどろもどろになっています。(全て私の実体験 笑)
しかし、その恐怖心を乗り越える事で、大きな1歩へと繋がります★
エイっと勇気を出して、一歩前に進んでみましょう!

 

日本語が話せない先生だと何かあった時に困る

おっしゃる通り!
中級者〜上級者であれば日本語を話さない講師とのレッスンをおすすめしますが、初級者であれば日本語が話せる講師の方が断然効率がいいです。

こちらはなぜ、弊社の接客英会話レッスン講師が日本語と英語のバイリンガルなのかにも通じますが、当たり前ですが、初心者は文法力もなければ語彙力もないです。
リスニング力だってまだまだこれからですので、英語で話されても分からない事だらけ、聞き取れない事だらけです。
しかし、
「『もう1回言って下さい』を英語で何て言うか分からない」
というレベルであれば話が進みませんし、
「先生の言っている事はかろうじて理解できたけど、何て返せばいいか分からない」
だと沈黙が続くだけです。
そうなると、大概の方はみじめな気持になってしまい、
「もうヤダ。英語嫌い。」
と、挫折してしまいます。

ただ、講師が日本語も英語もネイティブレベルの方であれば、日本語でサポートしながらレッスンを進めて行くことが出来ます。
この方が心理的なハードルが低くて、継続しやすいですよね?

中には
「甘えるな!せっかくのレッスンなんだから全て英語で会話しろ!」
と主張する鬼軍曹もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。
なぜなら、英語を学ぶ上で一番大切なのは「継続する事」だからです。
ですので、一番無理なく継続できる方法を選びましょう!

 

ちなみに、スカイプ・電話レッスンの中で弊社のおすすめは ミニッツ テレフォン イングリッシュ です。
毎日5分~10分、電話で英語を話す事が出来るサービスです。
講師は英語も日本語もネイティブレベルですので英語力が高いのはもちろんの事、講師のコミュニケーションスキルも非常に高いです。
(ホームページがダサイのがちょっと残念ですが 笑)

 

いかがでしたか?
何度も書いてくどいと思いますが、大切なのは楽しく継続する事です。
一人ひとりあう方法は違いますので、ご自分にあう方法を見つけて、恐れずためらわず、まずは一歩を踏み出しましょう!

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

 

英語を学びたいウエイター/ウエイトレスにおすすめの映画3選

こんにちは、飲食店に特化した接客英会話レッスン講師の内木です。

飲食店で働かれている皆さんにおすすめの映画を3つご紹介します♪
どれも飲食店が舞台の映画ですので、飲食店内で使う英語がたくさん出てきます。
何度も何度も見返して、台詞を覚えるくらい繰り返し見続けましょう!

-台詞を覚える
-言い方や表現を完璧に真似る

この2つが、英語を上達させる上で非常に重要なキーになります。

 

では、おすすめ映画を早速ご紹介‥‥といきたいところですが、その前に映画を見る上でのポイントをお伝えします♪

  1. まずは、英語音声・日本語字幕で見てストーリーを把握しましょう。
    この段階ではまだ「英語を聞こう!」とせず、日本語字幕を読みながら映画を存分に楽しんで下さい。
  2. 次も英語音声・日本語字幕ですが、ここでは映画を楽しむというよりも、映画の中にある、日常で使えそうな文章を見つけるという作業をしましょう。(例:「今、字幕で『どういたしまして』って出たけど、英語では何て言ってるんだろう?」という疑問を持つ事が大切です。)
    長い文ではなく、短いのを見つけるように心がけましょう。
  3. 次は英語音声・英語字幕です。2で見つけた日常で使えそうな文章を英語で何て言っているか、字幕を見ながら確認します。(例:「『どういたしまして」って英語では “Sure.” って言うんだ!?」)
    ※字幕を見ずに、2の時点で音声だけでキャッチ出来る方は3を飛ばしても構いません。
    これらの新しい文章を全てノートに書き記していきましょう。
  4. ノートを何度も見直して、言い方や表情、発音も完璧に真似る練習をしましょう。

 

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

~あらすじ~
ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

 

1番のおすすめ!
弊社の生徒さんからも非常に人気の高い作品です。
思わずお腹が鳴りそうになるほどのおいしそうなキューバンサンドイッチや父と子の絆、シェフが人として成長する部分も見逃せません!

 

レミーのおいしいレストラン

~あらすじ~
料理が大好きなネズミのレミーは、一流レストランのシェフになることを夢見ていた。ある日、姿を家の主人に見つけられ、一族は巣を追われることに。レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリの一軒のレストランにたどり着く。そこはレミーが尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった!そのキッチンでは、見習いシェフのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。湧き上がる情熱を抑えきれずキッチンに足を踏み入れたレミーは、夢中になってスープを作り直すが、それをリングイニに目撃されてしまった。料理の才能が無いことを悩んでいたリングイニは、この小さな天才シェフが人間の言葉を理解してると知り、とんでもないアイデアを思いつく。「二人で、パリ一番のシェフを目指すんだ!」 シェフを夢見るネズミと、料理が苦手な見習いシェフ ―その出会いはやがて、フランス料理界をも揺るがす“大事件”を巻き起こすのだった。

アニメなのであまり映画を見ない方、英語が苦手な方にも入りやすいのではないかと。

 

幸せのレシピ

~あらすじ~
ニューヨークの人気レストランの料理長であるケイトは、素晴らしい料理を提供するための努力は惜しまない自分に厳しい完全主義者。そんな彼女がコントロールする厨房は張りつめた空気があった。ところが、新しい副料理長のニックは、厨房で音楽をかけ、楽しみながら仕事する主義。彼はケイトにとって目障りな存在だったが、ニックは彼女に興味シンシンだ。そんなときケイトの姉が交通事故で亡くなった。彼女は姪のポーラを引き取ることになるが…。

仕事をがんばる女性におすすめの、最後はうるっとくる心温まるストーリです。
主役のキャサリン=ゼタ・ジョーンズの英語は速いので聞き取りが難しいですが、いい勉強になります★

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 2日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

宿題の確認

さて、2日目以降のレッスンでは、復習の確認から行います。
みなさん、とても素晴らしい文を持ってきてくださいました!
1つずつご紹介しますね。

Have you decided?
(ご注文はお決まりですか?)

ー レミーのおいしいレストランより ー

ご注文を取る際に、ウエイターが常連客に聞いた質問です。
こちらはとても丁寧な聞き方なので、是非多くの方に真似して頂きたい!
ちなみに、decide は「決める」という動詞です。
Have you の “Have” は「持つ」という動詞ではなく、 “Do” や “Did” と同じく助動詞として使っています。
結構難易度が高い文法なので、ここでは説明は割愛します(笑)

 

Here is the menu.
(こちらがメニューです。)

ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー

“Here is ~” は飲食店内でとてもよく使います。
基本的に、何かをお出ししたり手渡したりするときは “Here is ○○.” です。
例えばこちら↓
Here is your salad.(こちらが<お客様がご注文された>サラダです。)
Here is you change and receipt.(こちらがおつりとレシートです。)

 

This way please.
(こちらへどうぞ。)

ー Sex and the city the movie より ー

こちらもお席やお手洗いをご案内する際に必ず言いますね!
ジェスチャーで「こちら」を示せると尚良いです。

2日目にしてこんなにも飲食店内で使う文を学んでしまいました。
いいですね、いいですね♪

 

飲食店内で良く使う言葉

今日から早速、簡単な、そしてよく使う接客英会話を覚えていただきます。
まずは「どういたしまして」から。

 

「どういたしまして」を英語で何て言う?

日本語ではお客様に「どういたしまして」という機会ってそれほど多くないですよね?
でも、英語ではよく使うのです。
なぜなら、海外のお客様は “Thank you.” と頻繁に言って下さるので。

ご注文を取ったら “Thank you.”、
お飲み物をお出ししたら “Thank you.”、
お料理をお出ししても “Thank you.”、
お皿を片付けても “Thank you.”、
お勘定を渡しても “Thank you.”、
極めつけは帰り際にも “Thank you.” と言って下さいます。

そんな時、みなさんは何て言っていますか?
“Thank you.” と言われたら “You are welcome.” と返す。
と学校では習ったと思いますが、”Thank you.” と言われるたびに “You are welcome.” だと、馬鹿の1つ覚えみたいであまりいい印象がありません。
それ以前に、 “You are welcome.” はあまり感情がない、どちらかと言うと冷たい印象と捉える方も中にはいらっしゃいます。
ですので、当レッスンでは “You are welcome.” は禁止にしています。
では、何て言えばいいのか?
こう言いましょう!

  • You are so welcome
  • Anytime
  • Of course
  • Sure
  • It’s my pleasure

★上記の中でも飲食店でよく使うのは “Sure.” や “Of course.” かなと思います。

ですので、この様な風に言えるととても自然です↓

店員:Here is your salad.(こちらがご注文のサラダです。)
お客:Thank you.(ありがとう。)
店員:Sure.(どういたしまして。)

 

さて、「どう致しまして」を言う時に大切なのは、「言い方」と「いくつかバリエーションを持つ事」です。

「言い方」とはお察しの通り、笑顔で明るくいう事です。
「『どう致しまして』って何て言うんだっけ?あ、しゅ、Sure.」
と、何を言うかに意識が持って行かれてしまうと、言うだけで精いっぱいになり、言い方が無愛想になりやすくなります。
ただ、何度もお伝えしていますが、大切なのは「何を言うか」よりも「どう言うか」です。
表情や声への意識も忘れないでくださいね。

 

「いくつかバリエーションを持つ事」とは、例えば “Sure.” だけに頼り過ぎないという事です。
“Thank you.” と言われる度に “Sure.” ですと単調なイメージになってしまいますので、最低でも2つの言い方(例:”Sure.” と “Of course.”)を覚え、その2つをバランスよく使い分けていきましょう。

  • 「どういたしまして」を言う際、表情や話し方も忘れずに!
  • 同じ言い方に頼るのではなく、引き出しは最低でも2つ持っておきましょう!

 

「承知致しました」を英語で何て言う?

「承知致しました」も飲食店内ではとてもよく使いますよね。
ただ、多くの方は「承知致しました」という意味で Yes.” と言っていますが、こちらはあまりいい返事の仕方ではありません。
“Yes.” だけですと、冷たい、愛想のない印象を持たれる可能性が高いです。

日本語ですと、相槌を打つ際や「承知しました。」と言う時に「はい。」を使います。
しかし、英語では接客英会話で “Yes.” を使う機会はそう多くないのです。

英語では、
「これは●●ですか?」と聞かれて「はい、そうです。」と答える際や、
「○○はありますか?」と質問された時に「はい、ございます。」と言う時に “Yes.” を使います。

一方で、相槌を打つ際は “Yes.” とは言わず、

  • Uh-huh.
  • OK.
  • Sure.

と、首を縦に振りながら「きちんと聞き取れていますよ」というのを伝えます。
ただ、英語では日本語ほど相槌は打ちませんので、お客様の注文や話が長いときのみに打つ、という認識で良いと思います。
(余談ですが、日本人でやたら相槌が多い人いますよね。あれ、苦手です(^ ^;))

 

そして、「承知致しました」も “Yes.” ではなく、この様に言います。

  • Sure.
  • Certainly.
  • Of course.

ちなみに、”Sure.” は比較的カジュアルなお店向きです。
一方で “Certainly.” は高級店でよく使います。
“Of course” は両方でよく聞きます。

 

「承知致しました」の使い方、例えばこのようなやり取りです。

お客:I’ll have a green salad with Italian dressing, please.
(グリーンサラダとイタリアンドレッシンでお願いします。)
店員:Sure.
(承知致しました。)

お客:Could I get a beer and edamame?
(ビールと枝豆頂けますか?)
店員:Of course.
(承知致しました。)

お客:May I have extra small plates?
(取り皿をもう少し頂いてもよろしいですか?)
店員:Certainly.
(かしこまりました。)

このように、「承知致しました」は “Yes.” ではなく、”Sure.”, “Of course.”, “Certainly.” と言ってみましょう。

 

とは言え、”Yes.” に慣れていると思わず “Yes.” が出てしまいますよね。
そんな時は、”Yes, sure.” や “Yes, of course.” と、”Yes” の後に上記の言葉を続けましょう。(もちろん笑顔を忘れずに!)
そうすれば、無愛想な印象を与える事はなくなりますよ★

 

レッスンソング①

今日のレッスンの最後は、レッスンソング①の日本語訳と発音の確認を行いました。

レッスンソングとは?

弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!

レッスンソング①の歌詞はこちら。↓

  • Thank you.
  • Excuse me.
  • I am sorry.
  • Sorry, could you please repeat that?
  • Sorry, could you please speak a little slower?
  • I am sorry, but I do not understand.

 

レッスンソング①を和訳しよう!

まずは日本語訳確認です。
みなさん、上記の文を正しく和訳出来ますか?
生徒さん一人ひとりに「どう思いますか?」と聞きながら、訳していきました。

  • Thank you. (ありがとうございます。)
  • Excuse me. (すみません。/失礼します。)
  • I am sorry. (申し訳ありません。)
  • Sorry, could you please repeat that? (すみません、もう一度おっしゃって頂けますか?)
  • Sorry, could you please speak a little slower? (すみませんが、もう少しゆっくりお願い出来ますでしょうか?)
  • I am sorry, but I do not understand. (申し訳ありませんが、理解できません。)

 

ちなみに、先ほど「どういたしまして」の個所で「いくつかバリエーションを持つ事が大切」と書きましたが、それはどんな場面でも言える事です。
例えば、お客様がおっしゃった事が聞き取れず、聞き返す場合。
もしかしたら、1人のお客様に対して何度も聞き返してしまうかもしれませんが、その度に

Sorry, could you please repeat that? (すみません、もう一度おっしゃって頂けますか?)

と質問するのは、何だかとても機械的です。
そこで、”Sorry, could you please repeat that?” 以外の聞き返す言い方をいくつかご紹介します★

 

「もう一度おっしゃって頂けますか?」を英語で何て言う?

  • Sorry, could you please repeat that?
  • I’m sorry?
  • Excuse me?
  • Could you say that again?
  • Pardon?

この様に、言い方はたくさんあります。
“I’m sorry?” とか “Excuse me?” は既に知っている文なので覚えやすいですね!
引き出しを2~3つ持っておき、バランスよく使いまわしていきましょう。

 

レッスンソング①の発音確認

今はまだ英語を覚える事に集中して頂きたいので、発音はそれほど気にされなくて大丈夫です。
ただ、いくつか注意点があるのでそちらをお伝えしました。

まず、質問文は語尾が上がる事です。
例えば「もう一度おっしゃっていただけますか?」の “Excuse me?” は、語尾が下がると「失礼します、」という意味になりますので、お客様は「何だろう?」と店員さんの話の続きを待つ事になってしまいます。
語尾を上げて、更に顔を傾けて(片方の耳をお客様に向けるようなジェスチャーで) “Excuse me?” と言うと、「もう一度おっしゃっていただけますか?」と伝わります。

また、同じく「もう一度おっしゃっていただけますか?」の “Could you say that again?” は、say と that と again? の音が繋がり、3つの単語なのに1単語の様に聞こえます。
つまり、

クッジュー セイ ザット アゲイン?

ではなく、

クッジュー セイザダゲン?

となるのです!
生徒さんが言う分には「クッジュー セイ ザット アゲイン?」で良いのですが、お客様は「セイザダゲン?」と3つの単語を繋げておっしゃってくるはずのですので、「セイザダゲン?」に慣れておかないと、何回 “I’m sorry?” と聞いても分からない、という事が起こってしまいます。

英語の聞き取りが難しい理由の1つが、今回の様に「音が繋がるから」なのです。
これはもう…、慣れるしかありませんので、レッスン内でいっぱい聞いて使って、耳を慣らしていきましょう!(笑)

次回のレッスンでは、本レッスンメインの接客英会話に入っていきます♪
どんどん覚える事が増えていきますが、つまり、どんどん話せる言葉も増えていくという事です!
話せるようになるととても楽しいので、宿題大変ですががんばりましょう!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

浅草で外国人に街頭インタビュー!「飲食店の店員からおすすめを提案されるのは好きですか?」

35人の外国人に街頭インタビュー

※「外国人」という言葉は失礼だと思うので極力使わないようにしているのですが、タイトルでのみ使用しています。

こんにちは!
(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。
寒空の中、半ば震えながら海外の方に街頭インタビューを続けるています(^ ^;)

今回も浅草で、35名の方にお話を伺う事が出来ました。
さて、その質問はこちら↓

「あなたは、飲食店の店員からおすすめを提案されるのを好みますか?」

「今日の当店のおすすめは~、」
「本日のシェフのスペシャリテは~、」
等、海外では席に着いたお客様に担当サーバーが『本日のおすすめ』をお伝えする事はよくある事です。

しかし、日本ではそこまで広まっていないこの文化。(というか価値観?)
中には、
「押し売りみたいになるから、聞かれたら答えるけど聞かれなければ特に何も提案しない。」
とお考えのサーバーも多いのでは?

そこで、浅草を散策されていた海外の方はどうお考えなのかを聞いてみました。
まずは答えて下さった方々の情報です。

 

外国人の出身国

※インタビューさせていただいた方は、「明らかに日本人とは違う外見」という基準で話しかけています。よって、中国や韓国といった東アジアの方々のお話はなかなか聞けていません。

これまでの経験上、
「3名以上のグループだと全員のお話を聞けない」
という事が分かっています。
例えば3名のグループに話しかけても、2名と歯じっくり話せても、残りの1名は途中でふら~っとどこかに消えてしまうのです(汗)
ですので、お声掛けは極力2名のグループにしています。

 

外国人の男女比

たまたまかもしれませんが、私がインタビューに行った日はどうも男性が多かったように見えました。
最初の8名は全員男性だったので、極力男女比を半分にしたくて女性を探しながらお声掛けしていたのですが、結局この結果…。
次回インタビューも浅草を予定していますので、「浅草寺には男性の外国人観光客の方が多いのか?」という仮説を調べてみようと思います。

 

インタビューの結果

さて、ではインタビューさせていただいた質問の結果発表です。
それがこちら↓

「おすすめを教えてもらいたい」と答えた方が88%!
具体的な数字で表しますと、この様になりました。

- おすすめを提案されるのは好き・・・31人
- 好きじゃない・・・2人
- どちらとも言えない・・・2人

理由も伺ってみましたので、その中から一部をご紹介します。

 

「おすすめを提案されるのは好き」と答えた方の意見

チリの男性:
チリは接客がひどいからおすすめしてもらいたいなんて思わないけど、日本では何がおいしいかを知りたいから、是非おすすめを教えてもらいたい。

オーストラリアの男性:
「オススメはなんですか?」
とこちらが聞く前に提案をされたとしても、押し売りのようには聞こえない。むしろ、おいしいものを教えてもらうのはありがたいから全然構わない。

ポーランドの女性:
シェフのスペシャリティーやオススメを聞くのは大歓迎よ。

オーストラリアの男性:
問題ないよ。たくさんお勧めされるのはどうかと思うけど、2つぐらいだったらいいんじゃない。

オーストラリアの女性:
いつも私の方からお勧めを聞いたりするから、教えてもらうのは全然構わないわ。

オーストラリアの女性:
特に観光で訪れた街では知らないことも多いから、オススメは大歓迎。

アメリカの女性:
シェフのスペシャリティーを知るのは良いことだから、提案を押し売りだとは思わないよ。むしろ歓迎するわ。

 

「どちらとも言えない」と答えた方の意見

アメリカの男性:
何を食べるか迷ってる時はぜひ聞きたいけれど、すでに食べたいものを決めてるなら、オススメはそんなに必要していない。
ただ、「おすすめは何ですか?」とこちらが聞く前におすすめを提案されたとしても、押し売りのようには感じないよ。

 

「おすすめを提案されるのは好きじゃない」と答えた方の意見

ポーランドの男性:
ポーランドにはそういう文化がないから。

この様に、多くの方が「何がおいしいか知らないから、おすすめを教えてもらうのは大歓迎」と答えていました。
これは私たちが海外旅行に行っても同じだと思いませんか?
例えばスペインに旅行に行ったとして、初めて入るお店では何がおいしいと評判なのかが分からないので、注文に困る時がありますよね。
頼む・頼まないは別にしても、
「こちらが当店のおすすめの一品です。」
「こちらは地元の方にとても人気の高いお料理です。」
という様な情報をもらえると、判断材料が増えて注文が少し楽になります。

海外からのお客様の気持ちを考える上で一番大切なのは、
「もし自分が海外に行ったら?」
を考える事です。
海外の方が日本に来て困る事と、日本人が海外に行って困る事に大きな違いはありません。
自分の身に置き換えて想像すれば、自ずと答えは出てきますよ★

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店に特化した接客英会話レッスン 1日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

今日から牛込柳町にある未来食カフェレストランつぶつぶで新しい接客英会話レッスンがスタートしました!
つぶつぶさんは都内でも有数の、ベジタリアン向けのカフェ&レストランです。
ベジタリアン向けと聞くと、
「野菜だけの味気ない料理」
と想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、ところがどっこい!
つぶつぶさんのお料理は、お世辞抜きで見事なまでに雑穀がお肉の役割をしているので、食べている途中も食べた後も
「お肉がないと満腹感を得られない」
なんて事は起こりません!
事実、私は今日レッスンの前にボロネーゼパスタを頂きましたが、
「これ、本当にお肉入っていないの!?」
と疑うほど、高キビ(雑穀)がいい味を出していました。

最近は欧米でもビーガン(ベジタリアンの中でも最も厳粛な部類の方々)食が人気で、NBAの選手にも増えてきているのだとか。
その一人が、デンバー ナゲッツのウィルソン・チャンドラー選手。
ナゲッツのウィルソン・チャンドラーがキャリアハイ記録につながった『ビーガン・ダイエット』の効果を実感という記事で、この様に書かれています。

チャンドラーが感じた最も大きな変化は、身体の回復力だった。ビーガン食に変えると身体が抗酸化され、筋肉や関節の炎症が少なくなると言われている。年間82試合という長丁場を戦うNBA選手にとって、身体の回復は最も重要で、チャンドラーはフレッシュな状態で練習と試合に臨めるようになり、睡眠も改善されたと『Sentient Fitness』に語った。

身体が資本のNBA選手も、やはり突き詰めていくと肝心なのは食事という考えに行き着く。ビーガン・ダイエットが今後NBAの新たなトレンドになりつつある。

日本ではまだプロのアスリートがビーガン食を始めたとは聞いていませんが、NBAで広まれば次第に日本でも増えてくるはず。
そしておそらく、それよりも前に、ビーガンの方が日本に観光に来る可能性があります。
厳密にはもう既に来ていて、つぶつぶさんには多くの外国人観光客が足を運んでいるそうです。
2020年に向けて、これからますますビーガンのお客様は増えていくでしょう。
お客様においしさ・楽しさ・安心・安全を届ける為にも、これから25回のレッスン、がんばりましょう!

さて、そんな今日はレッスン初日。
今日はまだ接客英会話レッスンには入らず、代わりにこの様な事をやりました。

 

ルールの説明

まずは、レッスンでのルールをご説明しました。

1. 進んで失敗をする
2. 日本語に頼らない
3. 何を話すか?よりも、どう話すか?に重きを置く

 

1.進んで失敗をする

この接客英会話レッスンは「失敗をする為の場」です。
ここでたっくさん失敗をし、失敗から多くを学び、そして、実際に海外のお客様が来店された時に、学んだ事を発揮して頂きたい。
そう強く思っています。
ですので、このレッスン内では失敗大歓迎です!
決して勝負ではありませんが、「一番失敗した人が勝つ!」くらいに考えています。
私たち講師も、皆さんがたくさん失敗出来る様な空気感を作れる事を一番心がけていますので、どうか失敗を恐れないで下さい!

 

2.日本語に頼らない

飲食店に特化した接客英会話レッスンと言っても、所詮は週に1回、1時間です。
1週間は168時間ありますので、英語を学ぶ時間はたった1/168です。
ただでさえ限られたレッスン時間ですのに、そのレッスンを日本語に頼ってしまってはもったいない!
もったいなさ過ぎる!
ですので、レッスン内では極力英語で話す様お願いしています。
最初はもちろん大変です。
でも、続けていけば次第に慣れてきます。
コツを掴めてきます。
志高く続けていけば質問も発言も英語で出来る様になりますので、お互いにお尻を叩きながら、意識高く行きましょう!

 

3.何を話すか?よりも、どう話すか?に重きを置く

後のレッスンで詳しくご説明しますのでここでは詳細は省きますが、英語を話す上で一番大切なのは、正しい英語を話す事ではありません。
例え正しい英語であっても、感情のこもっていない話し方をすれば「この人は無愛想な人だな」と思われてしまいます。
逆に、例え文法が間違っていても、表情やジェスチャーを使いながら言葉に感情を乗せれば、「がんばって伝えようとしてくれている」と、好印象を与えます。

弊社ではこれまで述べ約600人の海外のお客様に日本の飲食店の接客について意見を聞いてきましたが、多くの方々が
「日本人は英語が話せないけど、話そうと最大限の努力をしてくれるよね。」
とおっしゃっていました。

気持ちを伝える努力を一番続けて欲しいと切に願います★

 

日本にいながら英会話を上達させる方法

話すととてもなが~いので、別記事に記載しました。
良かったらご覧くださいませ。

 

生徒さんと講師による自己紹介

今日は初日なので、お互いの事をよく知るために自己紹介を行いました♪
まずは私の自己紹介から。
もちろん全て英語でお話しします。
時間にして3~4分でしょうか?
なが~い自己紹介が終わったら、生徒さんのリスニング力を確認するべく、「私が何て言ったか?」について確認を行いました。

How old am I?(私は何歳でしょう?)
Where was I born?(私はどこ出身でしょう?)
When I was 19, where did I move to?(19歳の時、私はどこに引っ越ししたでしょう?)

という様な質問をたくさん聞いていきました。

ここで登場したのが、ある意味今日の主役のピコンくん。
2チームに分かれていただき、質問の答えが分かった方がいち早くピコン!
最終的にどちらのチームが多く正解を出したか、競い合っていただきました^ ^

 

そして、講師の自己紹介が終わったら、次は生徒さん一人ひとりに自己紹介をして頂きました。

 

宿題についての説明

上記の通り、このレッスンは168時間ある内のたったの1時間。
それだけでは英語の上達は難しいので、みなさんには日々「英語に触れる」という習慣をつけていただきたいと思っています。
時間はかかりますが、コツコツ続けていけば段々と脳が英語に慣れてきて、「英語脳」が出来上がってきます。
その為に、皆さんには毎回宿題をお出ししています。
その内容がこちら↓

 

宿題とは?

  1. 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
  2. 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。
    (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
  3. それをノートにメモする。
  4. 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)
  5. 自分が紹介した一文と、他のメンバーが紹介した文を全部覚える♪
  6. その後のレッスンで、まだきちんと覚えているか何度も確認をする。

 

というものです。
では、手順を1つずつご説明します。

 

1.通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)

おすすめの映画やドラマは、やはり飲食店が舞台の作品です。
ちなみに、こちらの記事でおすすめの映画3選をご紹介していますので、ご参考にどうぞ★

また、人気ユーチューバーのちかさんの動画もとってもおすすめ!
とても分かりやすくて見やすいので、何度も見返す事をお勧めします。

 

2.映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。

とある映画のワンシーンです。

お客:Could I get a green salad with caesar dressing?
(サラダとシーザードレッシングを頂けますか?)
店員:Sure. I will be back.
(承知致しました。すぐにお持ちします。

お客:Excuse me. Can I order?
(注文してもいいですか?)
店員:I will be with you in a second.
すぐにお伺いします。

この様に、飲食店内や日常でよく使う一文を、洋画や英語のドラマを見て、見つけてきて頂きたいのです。

 

3.見つけた一文をノートにメモする。

見て終わりではなく、忘れないようにメモしてくださいね。
この際、単語の意味や文法、なぜこの様な言い方をするのか?等も自分で調べると、とても学習効果が高いです。

 

4.次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。

そして、レッスン内で全員に紹介してください。
ただ紹介するだけではなく、調べた単語の意味や文法までも説明できると、もうこの文を忘れる事はないですよ。

 

5.自分が紹介した一文と、他のメンバーが紹介した文を全部覚える♪

自分が紹介した文だけではなく、他のメンバーが紹介した一文も全て覚えちゃいましょう!

例えば、4人がレッスンを受けている場合、全員が毎週一文ずつ持ってくれば、毎回4つの新しい文を学ぶことになります。
それを25週続けたら、単純計算で100文を覚えられることになります。
100の日常的に使える文章を覚えるだけでも、相当な英語力になります!
しかも、これらは全て日常で使えるものですので、覚えた文を口に出す機会も多々あるでしょう。
インプットしたものをアウトプットして、脳と体で覚えましょう!

 

6.その後のレッスンで、まだきちんと覚えているか何度も確認をする。

一番大切なのは、何度も復習をする事です。
宿題を持ってきた週の翌週には、講師はこの様な質問をします↓

「『すぐにお伺いします。』を英語で何て言うんでしたっけ?」

この様に、全員が全員の宿題を覚えられる様、確認を何度も行います。
毎週毎週、これまでに習った文を復習していきますので、やる気さえあれば、英語が苦手な方でも覚えられてしまうのです。

 

あいさつの仕方

私がアメリカにいた頃、 “Hi, how are you?” はとても頻繁に使っていました。

客としてお店に入ったら「いらっしゃいませ!」の代わりに “Hi, how are you?” と聞かれ、
逆に私がウエイトレスをしていた飲食店では、お客様に “Hi, how are you?” と毎回言っていましたし、
ご近所さんと会っても “Hi, how are you?” 、
学校で友達と会っても “Hi, how are you?” …

とにかく毎日 “Hi, how are you?” のオンパレードです!!
なので、英語を学んでいる方は是非

“Hi, how are you?” を聞くクセを付ける事
“Hi, how are you?” と聞かれた時に “I’m fine, thank you.” 以外の返し

も学んでいただきたいです♪

 

ところで、日本語の「いらっしゃいませ」は英語に直訳出来ません。
英語では「いらっしゃいませ」ではなく、この様にごあいさつします。

“Hi!”
“Hi, how are you?”
“welcome to ●●(店名)”

ですので、レッスン内でも、「お客様が来店されたら上の3つのどれかを『いらっしゃいませ』代わりに言いましょう!」とお伝えしています。

 

さらに、皆さんが “Hi, how are you?” とお客様にあいさつすると、まぁまぁの確立で

“How about you?”(あなたはどう?)
“You?”(あなたは?)

と、質問が返ってきます。
多くの方はまさか質問が返ってくるとは思っていなかったので驚くか、苦笑いでスルーしているのですが、聞かれた質問にはきちんとお答えしましょう。
という事で、初日のレッスン最後では “How are you?” と聞かれた際に何て答えるか?をお伝えしました。

 

“How are you?” と聞かれたら何て答えればいいのか?

質問者が海外のお客様、返答者が飲食店の店員ですので、

「まぁまぁです。」
「あまり体調良くないです。」

という様な内容はふさわしくないですよね?
ですので、そのような答え方は避けてご紹介します。

  • I’m excellent.(最高です)
  • I’m awesome.(絶好調です)
  • I’m great.(とても良いです)
  • I’m pretty good.(とても良いです)
  • I’m good.(良いです)

ここで大切なのは言い方です。
笑顔で、声も元気よくハキハキと話せば、より気持ちが伝わりますので、「何を言うか」だけではなく、「どう言うか」にも意識を向けてくださいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

生徒さんにインタビュー!「どうやって接客英会話を復習されましたか?」 ~Rさん(30代 男性)の場合~

こんにちは、(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

今日もまた、弊社レッスンを受けられ、且つ素晴らしい成績で修了された方に

「レッスンで学んだことをどうやって復習していたのか?」

とインタビューした内容をお届けします。

レッスンでとても有益な接客英会話を学んでも、復習しなければすぐに忘れてしまいます。
上達する上で、復習は絶対に欠かすことが出来ません。
しかし、人によって復習方法は異なりますので、これまでインタビューさせていただいたHさん然り、今回のRさんの方法をご覧いただき、参考にしてもらえれば嬉しいです。

それでは早速、インタビューの内容をご紹介します♪

 

Rさん(30代 男性)にインタビュー

早いもので約5ヶ月の接客英会話レッスンは今日で最後でしたが、Rさんは素晴しい成績で修了されましたね!

ありがとうございます。
もともと英語の勉強をするのは好きで、学生の頃はカナダのESLに1ヶ月通ったりもしていたんです。
その時はめちゃくちゃ勉強したのですが、それから(料理の修行で)イタリアに行ったら全く英語を勉強しなくなって、殆ど忘れちゃったんですね。
なので今回の英会話レッスンはすごく久しぶりだったのですが、改めてやってみて「やっぱりちゃんと勉強しなきゃな」って思っていました。

 

イタリアでは英語を話す機会はなかったのですか?

なかったですね。
イタリア人ってそんなに英語を話せる人は多くないんですよ。
もちろん、勉強をがんばっている高校生とか、親がアメリカ人という方もいらっしゃいますけど、全体的な英語のレベルは日本とあまり変わらないかもしれないです。

 

イタリア語を話せると英語の習得は簡単でしたか?

そうですね。
イタリア語を勉強してから英語を改めて勉強してみると、「やっぱり楽しいな」って感じました。
単語や文法はイタリア語と似ている部分もあるので、そういう発見があると「楽しいな」って思えました。

 

では本題に入ります。Rさんはどうやって復習されていましたか?

音ですね。
音として入れないと覚えられないので、「聞いて、真似る」というのを繰り返していました。
例えば “as it is.”(そのままで<お召し上がりください>)とかも、「アズ イット イズ」ではなく「アズィティズ」みたいに繋がるじゃないですか。
こういうのも、音が分かっていれば何と何が繋がったかが理解出来るので、ひたすら聞いて、音を真似て伝えるようにしていました。
単語はそんなに難しいのは出て来ていないので、to を抜かさないとか、a, an, the 等に関しては見て復習していました。

 

「聞いていた」というのは(弊社オリジナルの)レッスンソングですか?

はい、そうですね。
リズムにのって聞いていたり、あとは歌詞を歌うのではなく話している「スピーキングバージョン」もあったじゃないですか?
あれも聞いていました。
それで、聞いた事を真似ていました。

 

レッスンソングには入っていないけれども、飲食店内でよく使うフレーズもたくさん習ったじゃないですか?それらはどうやって復習されていましたか?

Google で検索すると、音声も一緒に聞けたりするじゃないですか?
その音を正しいと信じて、それを聞いていました。

 

毎回新しいフレーズを学んだと思いますが、大変でしたか?

いや、どれもすぐに実践で使える英語なので、大変ではなかったですね。
「これは覚えないと逆に損だな」と思っていました。

毎週、レッスンが始まる30分くらい前に(自分の)お店に着いて、前の週で習ったことを復習してからレッスン会場に向かっていました。
うん、大変ではなかったです。

 

ちなみに、今はどれ位の頻度で海外のお客様が来店されていますか?

多い時でも…週に1回ですかね。
海外のお客様だけのグループもありましたし、日本人ホストがいらっしゃる時もありました。
お店を貸切にして、日本人は1人だけであとは全員イギリスの方という事もありました。
その時に日本人のホストの方に頼るのは申し訳ないので、習った接客英会話を使いましたね。
そこで思ったのが、日本語を話す時ほど自然に話すとまではいかないものの、挙動不審にならない様にしなきゃな、と気を付けていました。
英語で接客をする事でてんぱってしまうと、お店自体が安っぽく見えてしまうので。
その時に「もっと勉強しなきゃな」って痛感しました。

 

英語を楽しく学んでいただけたのであれば良かったです!

うん、すごく楽しかったです。
自分の身になるとしか思えない事でしたし、みんなでワイワイと、すごくいい雰囲気で勉強出来ました。
「あ、もう終わっちゃったんだ。」って感じです。
油断するとすぐに忘れちゃうと思うので、英語を話す方と週に1回でも話したいですね。

  1. 「聞いて、真似る」を繰り返す。
  2. レッスン前には必ず前回学んだことを復習する。
  3. 英語で接客する事で挙動不審になってしまうと、お店がチープに見えてしまう。

Rさん、インタビューにご協力くださり、どうもありがとうございました!
Rさんの英語はとても聞き取りやすく、優しく穏やかなお人柄がきちんと言葉に乗って伝わってきていて、私は大好きでした。
これからも、英語がんばってくださいね。

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)