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投稿者: master

生徒さんにインタビュー!「どうやって接客英会話を復習されましたか?」 ~Hさん(40代 男性)の場合~

こんにちは、(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

今日は、弊社の接客英会話レッスンを受講されていて、且つ素晴らしい結果を残されている生徒さんにインタビューした内容をご紹介します!
インタビューのタイトルはずばり!

「どうやって接客英会話を勉強されましたか?」

弊社のレッスンを受けてくださっているのはもちろんですが、大切なのは習ったことを復習すること。
復習をするか・しないか、どのように行うかで、接客英会話を習得できるかどうかの大きな分かれ道となります。

人それぞれ合う勉強方法は異なりますので、今回ご紹介する方のやり方が全員にあうとは思っていません。
ただ、もし皆さんが「どう勉強すればいいか分からない」とお悩みであれば、1つの選択肢として、このような方法もありますよ、このやり方のお陰で、短期間で接客英会話を習得された方がいらっしゃいますよ、という情報をご提示できればと思っています。

第2回目の今日はHさん(40代男性)にインタビューをさせていただいた内容をお届けします。
それでは、早速見てみましょう!

 

Hさん(40代 男性)にインタビュー!

これまで生徒さんの様子を拝見していると、40歳を過ぎた方が英会話を習得するのは難しいのかな?という不安があったのですが、Hさんは見事にその不安を打ち破ってくださいました。

あはは、ありがとうございます。

 

相当努力をされたのだと思うのですが、レッスン後にどうやって復習されていましたか?

まずはレッスン後に、5分でも10分でもいいので復習していました。
でも、全部を覚えるのは無理だったので優先順位をつけて、重要な事(仕事で日常的に使うフレーズ)のみを積極的に聞いたり書いたりしていました。

 

聞いていたのはレッスンソング※ ですか?それともSpoken Versionの方ですか?※

※レッスンソングとは飲食店で使う接客英会話のフレーズを歌詞にした、弊社オリジナルのレッスンソングです。
※Spoken Version とはレッスンソングの歌詞を実際に話している風に変えた音声データです。

レッスンソングももちろん聞きましたし、あとは僕、実際のレッスンを録音していたんですね。
なのでその録音したものを聞いていました。

 

覚え方としては書く派ですか?聞く派ですか?

僕は昔から書いて覚えるタイプだったので、よく使うフレーズを何度も書いていました。
で、実際にお店に海外のお客様が来店された時は、積極的に使う様にしていました。

 

ちなみに、今はどれ位の頻度で海外のお客様が来店されていますか?

1日の来店数は300~400名くらいで、その内の10~20名くらい・・・ですかね?
ただ、海外のお客様といっても英語が通じない方もいらっしゃいますけど。
その場合は文章を話すのではなく、単語でのやり取りで何とかコミュニケーションを取っています。

 

ちなみに、学生の頃の英語の成績は?

僕は全然出来なくて。
暗記するのは得意だったんですけど、英語は全然ダメでした。
5段階で3くらい。
高校受験とか英語で失敗しましたし(笑)

覚える英語と話す英語って全然違うじゃないですか?
なので今回のレッスンも、覚えたり書く、というよりは話すのがメインなので、「話せるようになろう!」と思って参加を決めました。

 

学生の頃決して英語が得意ではなかったのに、どうして「英語を話せるようになりたい!」って思ったのですか?

うちの会社とか飲食業界に限らず、これからはグローバルな時代になりますし、東京オリンピック/パラリンピックも控えていますので、海外のお客さんがお見えになった時に少しでも英語で接客出来て、うちの商品をアピール出来ればいいかなと。
せっかくいい商品を作っているので、日本人/海外のお客さん限らず、少しでも多くの方に「おいしそう!」って思ってもらえるような接客が出来ればいいのかなと思って手を挙げました。

 

話は戻って再び覚え方についてですが、何度も書いたりレッスンを録音して聞いたり、とういうのをされていたのですね?

あとは電車の中でも英語のアナウンスが流れると聞くようにして、分からない単語が出てきたら調べるクセはつけていました。
電車に限らず、意識をすれば日常に英語って溢れているんですよね。
なので道を歩いていても英語を見つけては意味を調べて、という(英語を)意識はするようになりましたね。

 

だからレッスンではやっていない単語もご存知だったのですね。

そうですね。
「これ、英語で何て言うんだろう?」というのを調べて覚えていました。
今は昔と比べて辞書を使わなくても、ネットで調べれば簡単に出てくるじゃないですか?
なので
「●●はレッスンで習った▲▲という文章と同じ意味なんだな。」
とかいうのを調べるクセはつきましたね。

 

いやはや、もう「素晴らしい」の一言ですね!!
Hさん、どうもありがとうございました^ ^

  1. 覚えるものに優先順位をつける
  2. 順位の高いものを何度も書いて覚える
  3. レッスンを録音し、時間のある時に聞く
  4. 日常に溢れている英語を見つけ、分からない事はすぐに調べるクセをつける

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 13日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

今日の午前のレッスンでは、 Ayaka と Kazu がノートを一切見ないで、全て英語による接客英会話レッスンに挑戦されましたよ!
何回も何回もフラッシュカードを使いながら練習を重ねたお二人。
その時の様子を、レッスンの雰囲気も交えながらご覧あれ♪

 

Ayaka による全て英語の実践練習

まずは美人女優・片瀬那奈さん似の Ayaka が挑戦!
(既に実践練習を終えた Ryuju と Ken には海外のお客さん役になってもらいました。)

「全然準備できていない・・・」
という弱気発言とは裏腹に、Ayaka の接客英会話は素晴らしい物でした。
数週間前まで半分も言えてなかったのが嘘だったかのように、レッスン内で学んだことをきちんとスラスラと言えていました。

Ayaka はノートの取り方もとても上手です。
左に英文、右に和訳を書くというご自分なりのルールを作り、レッスン内にノートを取る際もサササッと殴り書きするのではなく、丁寧に見やすい様にまとめるので、私から見てもとても見やすく、復習のし甲斐があるノートです。
「お忙しい中、あのノートを何度も何度も読み返しながら復習されたのだろううなぁ」
と思うと、その努力に思わずうるっときてしまいます。

Ayaka の実践練習は本当に期待以上だったので、
「●●が出てこなかったのは惜しかった!」
というのはほぼありませんでした。
しかし、とてもよく出来ていたからこそ、
「▲▲が言えていたらより素晴らしい!」
というフレーズがありますので、そちらをいくつかご紹介します。

 

お越しくださりありがとうございます(ございました)。

Thank you very much for coming.

これまでのレッスンでは、こちらのフレーズはお客様がお帰りの際、
「お越しくださりありがとうございました。」
という意味でお伝えしていましたが、こちらはご予約のお客様を受付する際にも使えます。
例えばこの様な流れです↓

店員:Hi, how are you this evening?(いらしゃいませ。)
海外のお客様:We are great.(こんばんは。)
店員:Do you have a reservation?(ご予約のお客様ですか?)
海外のお客様:Yes, it’s Miki. We are a party of 3.(はい、3名で予約したミキです。)
店員:Thank you very much for coming Miki! This way please.(ミキ様、お越しくださりありがとうございます。こちらへどうぞ!)

もちろん、”Thank you very much for coming!” は接客において絶対に必要なフレーズではないのですが、こちらを言うだけで歓迎の意を表すことができます。
しかも、上記の通り、お見送りの際の「お越しくださりありがとうございました!」でも全く同じ言い方でOKですので、1フレーズで2回言える、とても使い勝手がいいですよね★

 

クレジトカードは VISA と MASTER、AMEX をお使いいただけます。

We accept VISA, MASTER, and AMEX.

まだまだクレジットカードの普及率は海外と比べて低い日本。
弊社が500人の海外の方に行った、日本の飲食店の接客に関する街頭インタビューで見えてきたのですが、どうやら訪日される多くの方は、日本のクレジットカード事情をご存じの様です。
私がいたアメリカではお店でクレジットカードが使えるという事は当たり前でしたが、日本はまだそうでもないケースもありますので、この様に聞かれるかもしれません。

クレジットカード払いは出来ますか?
Can I pay with my credit card? (Do you take credit cards?)

その時に、

Sure. / Yes, of course.(もちろんです。)

と答えるだけではなく、何のクレジットカードが使えるかもお伝えすると、より高いホスピタリティ(おもてなし)をご提供出来ます。

聞かれたことに答えるだけではなく、1歩プラスの親切心。
その「日本の心」を是非接客英会話でも披露してみてください♪

 

Kazu による全て英語の実践練習

さてさて、お次は店長・Kazu の見せ場です。
ここ最近ずっと「胃が痛い」と体調を崩していた Kazu。
なかなか復習する時間が取れなかったと思いますが、大切な接客英会話はちゃんと覚えていましたよ!
何より素晴らしいのが、レッスン初日は本当に全てがチンプンカンプンだった Kazu が、たった13週でここまで接客英語を話せるようになった事!
当時の Kazu からは予想もつかない程の成長っぷりです。

他のメンバー同様、Kazu もとても魅力あふれる方なのですが、私が Kazu の一番好きなところは、「失敗を恐れない心」です。
フラッシュカードを使いながら、日本語で書かれている接客英語の1文を英語で何て言うかを何度も何度も復習をしていた時の事です。
当時まだ全てのフレーズを習得していなかった Kazu ですが、覚えていないカードが出ても何とか答えを生み出そうと、

(Kazu がカードを引き、日本語の文を読んで少し考えてから、)
Kazu : Would you like?
講師:No!(違う!)
Kazu : Could you like?
講師:No!(違う!)

というやり取りを何度も何度も繰り返していました^ ^
とりあえず頭の中にあるものを出そう!そうすりゃいつかは当たるだろう。
という考えなのか、不正解が何度も何度も出てきたのです(笑)
その度に講師は「違う!」と一刀両断していたのですが、それでも Kazu の心は折れません。
周りからヒントをもらいながら、正解が出るまでずっと「これかな?」というものを出し続けるのです。
その心の強さたるや!
途中からおかしくなってきて、みんなで爆笑です。
Kazu 本人は真剣そのものなのだと思いますが、実は影のムードメーカーでもあるのです。

また、Kazu は天然なのか何なのか、何度教えても覚えられない単語があります。
それが、”Check”(お勘定)です。

お勘定お願いします!
Check please!

のあの “Check” です。
実践練習の一連の流れの中に

Here is your check.
こちらがお客様のお勘定です。

というシーンがあるのですが、Kazu は何度訂正しても

Here is your cash.
こちらがお客様の現金です。

と、”Check” ではなく “Cash” と言ってしまい、お支払いをする前のお客様に現金を渡してしまうのです(笑)
「お客さんに現金渡してどうするの~!」
と毎回ツッコミを入れるのですが、その時は直っても翌週にはまた “Cash” に戻っています。
もう、現金でいいか!!

さて、そんな Kazu がど忘れしてしまっていたフレーズをいくつかご紹介します。

 

以上でよろしいでしょうか?

May I get anything else for you?

Ken と Hayato が「エルス形」と呼んでいるのがこのフレーズです^ ^
オーダーを取った後に「他にご注文はありますか?」と聞きたいときや、お食事を全てお出しした後に「他に必要なものはありますか?」と質問したいときに使います。
とても使い勝手のいいフレーズですが、厄介なのが質問の答えです。

日本ですと、「以上でよろしいでしょうか?」と聞かれた際、

よろしい場合:「はい、以上で。」
よろしくない場合:「いいえ、追加で●●をお願いします。」

と答えるのが一般的です。

しかし、英語では逆になります。
つまり、

店員:May I get anything else?(以上でよろしいですか?)
お客様:Yes. ⇒ 以上でよろしくない。(他に必要なものがある。)

店員:May I get anything else?(以上でよろしいですか?)
お客様:No. ⇒ 以上でよろしい。

となるのです!

ただ、通常、よろしい場合は
“Yes, could I get more water?” (はい、お水のおかわりをいただけますか?)
よろしくない場合は
“No, we are OK. Thank you.”(大丈夫です。ありがとう。)
など、YES / NO だけの返答ではなく、その後に何かが続くので混乱する事はないと思います★
要は、 YES / NO の後に続く文にご注意です!

 

お皿をお下げしてもよろしいですか?

May I clear your plates?

こちらは “May I” から始まっているので、とても丁寧な聞き方です。
一方で、私がアメリカに住んでいた頃、カジュアルなお店では下記の質問をされる事の方が多かったと記憶しています。

Are you still working on it?
(まだお食事中ですか?)

どちらも意味は同じですが、
May I clear your plates? ⇒ 丁寧
Are you still working on it? ⇒ カジュアル
ですので、お店にあわせて使い分けてみてください。

ちなみに、プライベートで外食をした時、店員さんが私の隣に座っていた海外のお客様に

Are you finished?

と聞いていました。
「お済みですか?」と聞きたかったのだと思いますし、隣の方もそのように受け取っていましたが、”Are you finished?” は少し直接的すぎるというか、人によっては攻撃的な印象を受けるので、接客では使わない事をお勧めします。

Have you finished?

であれば全く問題ありません★

 

午後のクラスでは「海外のお客様を集客する方法」についていくつかのやり方をご提示しました。

残念ながらブログで詳細はお伝え出来ないのですが、ポイントの1つは「店頭」です。
店頭にあれやこれを設置する事で、入りやすさが一気に増します。

また、海外のお客様を集客する上で一番大切な事は「自分が海外旅行に行ったら」を考える事です。
日本人が海外に行って「入りやすい」と思う飲食店と、海外の方が日本に来て「入りやすい」と思う飲食店の違いは同じです。
そこは万国共通なのです。
是非、「自分だったらどういうお店に行きたいと思うか」を具体的にリストアップしていきましょう!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 14日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

前半のクラスでは、前回に引き続き、今日も外国人講師を招いてお出迎えからお見送りまでを全て英語でやっていただきました!
先週は Mana と Nami が行ったので、残るはSaku と Shin-shin です。

 

Shin-shin による全て英語の実践練習

まずはプリンスこと Shin-shin!
上司でもあるシェフの Saku 曰く、陰で一番努力しているのが Shin-shin との事。
私もそう思います。
だって、Shin-shin は教えたフレーズを全て完璧に覚えているんですもの!

彼はスーシェフなので、厳密に言えば今はお客様と接する機会はほぼありません。
それなのに、「今後英語が必要になるから」と未来を見据えてこの努力!
「今必要だから」で努力するのは分かりますが、「今後必要だから」でどれだけの人がここまで頑張れるでしょうか?
まだ20代なのに、責任感の強さと内に秘める闘志はそんじょそこらの30代以上です。

Shin-shin が働く代々木上原のGris(グリ)は超人気店なので、毎日朝から仕込みをはじめ、夜遅くまでキッチンに立っている生活です。
さぞやお疲れでしょう。
にも関わらず、眠気と闘いながらしっかり復習をしています。
涙ぐましい努力です。
こういう方と出会える度に、「この仕事をやってて良かったなぁ(*^^*)」と強く思います。

随分脱線してしまいましたが、要は Shin-shin の実践練習はパーフェクトだったという事です!
でもそれでは何だか悔しい(?)ので、外国人講師に

「ナイフはどこにあるか聞いて。」
「支払いはどこですればいいか聞いて。」

と注文を出しましたが、Shin-shin は全ての質問を理解し、答えられていました。

厳密には、

Where is my knife?
ナイフはどこですか?

は答えることは出来ませんでしたが、ナイフが入っている引き出し(お客様のテーブルに付属)を指していたので、十分伝わりました。

なので講師としてお伝えした新しいフレーズは、

ナイフはこちらにあります。
Your knife is right here.

くらいでした。

英語は文句なしのShin-shin。
今後の課題は非言語コミュニケーションです。
日本語でお話しされる時も同様ですが、話し方に抑揚がなく、棒読みの様なので感情がなかなか伝わってきづらいのです。
しかし、英語を話す際、非言語コミュニケーションは絶対に欠かすことの出来ないものです。
これがあるとないとでは相手に与える印象が大きく異なります。
抑揚がないのは Shin-shin の個性なので、個性は活かした方がいいとは思うのですが、現状はなさすぎる状態(笑)なので、レッスン後半は表現力にも意識を置いていきましょう!

 

Saku による全て英語の実践練習

さて、トリを飾るのは我れがスーパーシェフの Saku です。
もともと超がつくほど多忙な生活をされている事に加え、ちょうどレッスンを行っている日にお子さんや奥さんの具合が悪くなってレッスンを欠席されることもありましたので、準備は万全とはいかないかもしれません。
しかし、そこは流石 Saku!
彼の日本人離れした豊富な表現力と爆発的な明るさが十分にカバーしてくれました。

それにしても、 Saku の情熱には毎回本当に胸が熱くなります。
料理への情熱はもちろんですが、仲間への思いやりに溢れています。
彼は
「自分さえ有名になればいい」
「自分の給料さえ上がればいい」
なんて事は一切考えていません。
メディアからの取材を受けるのは、一緒に働く仲間に多くを経験してもらいたいという想いから。
お店が終わった後、深夜から始まる勉強会に参加して知識や人脈を広げるのは、若いシェフたちに広い世界を見せて、羽ばたいてもらいたいから。

こんなに仲間想いの上司っているのでしょうか?
何だかワンピースの世界みたいです。
私も雇われていた頃、 Saku のような上司と出会っていれば・・・と考えてしまいます。

またまた閑話休題。(よく脱線するなぁ。。。)
Saku は Shin-shin ほど完璧とまではいきませんが、お忙しい中でよくぞここまで習得されました!と称したい程、大事な部分はきちんとマスターされていました。
ただせっかくなので、2点気になったところをご紹介します。

 

①当店のおすすめは●●です。

「おすすめする」という動詞は “Recommend” で、「おすすめ」という名詞は “Recommendation” です。
よって、”Recommend” を使う際は

I(We) recommend ●●.
*”I” は個人の意見として、”We” はお店を代表しておすすめする際に使います。

で、”Recommendation” を使う際は

My(Our) recommendation is ●●.

となります。
しかし、”Recommend” と”Recommendation” がごちゃまぜになり、

My recommend is ●●.

となる方が、 Saku を含めて多いです。
慣れるまでは片方のみ使えればいいので、まずはどちらか言いやすい方を選んでみてはいかがでしょうか?

ちなみに、欧米ではサーバーがメニューをお客様にお持ちする際に、
「今日のおすすめは~」
「当店のおすすめは~」
と、何かしらおすすめをご提案します。
このブログを読んで下さっているみなさんも、是非「おすすめをご提案する」という事を挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

②(お会計は)お客様の準備ができ次第で構いませんよ

Whenever you are ready.
 OR
No rush.
*どちらも同じ意味ですが、 “Whenever you are ready.” の方が丁寧です。

日本ではこのような事を言われることはほぼないと思いますが、欧米ではお勘定をお客様にお渡しする際にサーバーがよく言うフレーズです。
なぜなら、いくらお客様から「お勘定をお願いします」と言われたとはいえ、
お勘定を渡す ⇒ つまり支払を促す ⇒ 早く出ていけという事?
となりかねません。

そこで上 “Whenever you are ready.” や “No rush.” という一言を添えると、お客様は
「急かされている訳ではない」
「私たちのタイミングで支払いをすればいい」
と思って下さり、最後までゆっくりお楽しみいただけるのです。

九仞の功を一簣に虧く。
という諺が示す通り、終わり際のわずかな手抜きでこれまでの楽しかった雰囲気が台無しになりかねません。
最後だからこそ、こういう思いやりを大切にしたいですね★

 

Hiro による全て英語の実践練習

さて、本日最後を飾るのは、後半クラスの Hiro!
膨大な量の接客英会話をなかなか覚えられずとても苦労されていましたが、ようやくノートを見ないでも実践練習を行えるほどのレベルに到達しました!
よくがんばりましたね!!o(TヘTo)

もともと Hiro がとても苦労されていたのは Gaki 同様、ノートの取り方でした。
レッスン中に色々書き込むけれども、見やすい様に書く事が出来ない。
なので復習しようにも、ノートがごちゃごちゃしすぎていて思う様に進まない。
でも、どうすれば上手にノートをとれるのか分からない・・・。
このスパイラルに悩まれていました。

ですので講師が
「ノートの半分に線を引き、右側に英語、左側に日本語という風に作ってみたらいかがですか?」
とご提案したら、早速実践してくださいました。
ただ、それでもレッスン中はサササッと書くので、ノートを書きなおす時間が必要とのこと。
そこでレッスン中にノートをまとめる時間を設けて、ただ書くだけではなく、書きながら頭の中に入れる、という時間を十分に設けました。
すると!これまでほぼ全てを覚えていなかったと言っても過言ではない(←失礼)Hiro が、徐々に接客英語を話せるようになってきたではありませんか!
すごいです!きっと仕事が終わってからノートを何度も見返して復習されたのでしょう。
その姿を想像すると泣けてきます。

Hiro はソムリエの資格をお持ちなので、やれば必ず出来ると信じていました。
その Hiro のコツコツとした努力がようやく実を結んできましたよ!
次回は外国人講師相手に接客します。
そこで一気に花開かせちゃいましょう!!

とは言え、何点か出てこなかった接客英会話フレーズがありますのでいくつかご紹介します。

 

お楽しみいただけましたでしょうか?

We hope you enjoyed it.

“We hope ~” で「~を望む」という意味です。
ですので、そのまま訳すと「皆様が楽しんでいただけた事を望みます。」ですが、自然な形に直して「お楽しみいただけましたでしょうか?」になります。

ちなみに、このフレーズを言うと、お客様から

It was fantastic!(素晴らしかったです!)
It was great!(おいしかったです!)
We really enjoyed it.(とても楽しめました。)

等、何かしらの感想が返ってきます。
ですので、必ず “Thank you very much.” とお礼を言う事をお忘れなく。
お礼の後に、

シェフに伝えます。
I will pass it on to the chef.

等言えるとより良いですね^ ^

 

ステーキの焼き加減はいかがされますか?

How would you like your steak cooked?

ちなみに、この質問文の最後の “steak cooked” を “shochu prepared” に変えれば、焼酎の注文を受けた際、飲み方を聞く時に使えます。

飲み方はどうされますか?
How would you like your shochu prepared?

ただ、ステーキにしろ焼酎にしろ、既にステーキや焼酎の話をした上でこの質問を聞く場合は、

How would you like it?

でも十分通じます★
こちらの方が短くて覚えやすいですよね。

例えばステーキの場合。

お客様:What is today’s main dish?(今日のメインは何ですか?)
店員:It’s beef steak. How would you like it?(ビースステーキです。焼き加減はいかがされますか?)
お客様:Rare, please.(レアでお願いします。)

↑この場合、”It’s beef steak.” と既にステーキの話をした上で「焼き加減はいかがされますか?」と聞いていますので、”How would you like it?” の “it” はステーキを指しているというのが分かります。

焼酎も同じです。

店員:Would you like something to drink?(お飲み物はお決まりですか?)
お客様:I would like a shochu, please.(焼酎をお願いします。)
店員:Sure. How would you like it?(飲み方はどうされますか?)
お客様:On the rocks, please.(ロックでお願いします。)

こう考えると、”How would you like it?” はとても使い勝手がいいですよね。
是非使ってみてください^ ^

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 13日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

第1部のレッスンでは、待ちにまった外国人講師がやってきました!
生徒の皆さんはこの日に備えて、お出迎えからお見送りまでの流れを全て英語で練習してきました。
今日はいよいよ本領を発揮できる日です。
早速 Mana と Nami が果敢に挑んでくださいました★
結果やいかに!?

そして第2部のレッスンでは、いよいよ Gaki がノートを一切見ないで全て英語で接客する練習に挑戦しました。
「出来ない。無理。」
が口癖の Gaki ですが、本当に無理だったのでしょうか?

 

Mana による全て英語の実践練習

 「誰が最初に挑戦しますか?」
と聞いたら、 Mana が手を挙げてくださいました!
いいですね~、その前向きな姿勢^ ^
いきなり脱線しますが、弊社のレッスンでは、例え出来なくても失敗を恐れずに前へ進もうとする気持ちを非常に高く評価しています。
だって、出来ないからこのレッスンを受けているのですから。
ミスを恥ずかしいと思わず、とりあえずやってみよう!という想いがあれば、例え転んでもすぐに起き上がってまた前に進めるはずです。
そういう心を持った人を、弊社は強く応援したいです。

閑話休題。
それでは Mana の実践練習がどうだったかと言うと・・・
「やばい、ちゃんと復習してくれば良かった。。。」
と Mana は途中で深く後悔していました(^ ^;)
なぜちゃんと復習していなかったのに「やります!」と手を挙げたのかは謎ですが(笑)、それでも Mana のその攻める姿勢は素晴らしくないですか?
私は結果同様、そういった意識も高く評価したいです。

お名前頂戴してもよろしですか?(ご予約のお客様に対して)
⇒ May I have your name please?

こちらがメニューです。
⇒Here is our menu.

日本語だと「こちらが」なので “This is our menu.” と言いそうですが、何かを出す時や手渡す時は “Here is” を使います。
例)
Here is your seasonal salad.(こちらが季節のサラダです。)
Here is your change.(こちらがお釣りです。)

おすすめのワインが2本あります。
⇒We have 2 wine bottles to recommend.

前菜
⇒appetizer / starter

ビーフの焼き加減はいかがされますか?
⇒How would you like your beef cooked?

もう一度おっしゃっていただけますか?
⇒Could you please say that again?

(ご注文を受けた直後に)すぐにお持ちします。
⇒I’ll be back.

日本語ですと「少々お待ちください。」と言いますので、英語にすると “Please wait.” となりそうですが、実際には I’ll be back with your drinks.” など、”I’ll be back.” を使う機会がとても多いです。「ターミネーターのシュワちゃん」と覚えるといいのでは?(笑)

お楽しみいただけましたでしょうか?
⇒We hope you enjoyed it.

 

Nami による全て英語の実践練習

さて、次に手を挙げてくださったのが Nami です。
もともととても高い英語力をお持ちの彼女ですが、言うべき英語を学んだことで更に拍車がかかり、今ではもうお世辞抜きでペラペラレベルです!

全てのシーンにおいて素晴らしく、大きなミスは1個もありませんでした。
しかし、せっかくなので2点だけ気になったところをご紹介します。

①「ごゆっくりどうぞ」= Please enjoy!
日本語ですと「ごゆっくり」なので “Take your time!” と変換できそうですが、 “Take your time!” はショッピングなどゆっくり見て回る時に使う言葉で、飲食店ではあまり聞きません。
代わりに、「食事を楽しんでね!」という意味で、”Please enjoy!” を良く使います。

②こちらのお皿はお済みですか?= Have you finished?
“Are you done?” も意味は同じなのですが、”Are you done?” の方がカジュアルで、攻撃的に聞こえるそうです。
“Have you finished?” の方が丁寧でフォーマルな印象を与えますので、是非お客様には “Have you finished?” を使いましょう。

 

Gaki による全て英語の実践練習

さて、本日最後を飾るのは Gaki です。
誤解を恐れずに書きますと、Gaki がノートを一切見ないで英語の実践練習を出来る日がくるなんて、数週間前は想像出来ませんでした。
なぜなら、Gaki はレッスン中にノートをとっても乱雑に書くので、翌週にはどこに何を書いたか覚えていませんでした。
また、ノートをきちんととれていないので復習も進まず、何週間たっても成長がとてもマイペースな、個人的に最も心配していた生徒さんのお一人でした。
それが、途中でチーム替えをして Gaki のペースにあわせたレッスンに変更し、見やすいノートのとり方を少し指導しただけで、翌週には見違えるほど接客英会話を覚えていたのです!!

謙遜でも何でもなく、私は大したことはしていません。
Gaki が
「こんなにノートを取ったのなんて人生で初めて!」
と言うほどレッスン中にしっかりとキレイにノートに書き写し、翌週のレッスンまでに何度も何度も復習をした結果、こんなに短期間で見違えるほどの成果を出したのです。

こんなにスラスラと接客英語を話す Gaki を数週間前に誰が想像出来たでしょうか?
Gaki 同様、稀に突然変異が起こったかのように前の週では全然レッスンについてこれなかった方が、急に大きな変貌を遂げてついてくるどころかレッスンをリードする立場になる事があります。
その時の驚き、感動、喜びは何回味わっても衰えませんね。
本当に鳥肌が立ちます。

もうすっかりほぼ全ての接客英会話を覚えた Gaki。
せっかくなので今週は、新たなフレーズを加えました。

(2種類の)デザートの後に、コーヒーか紅茶はいかがですか?
After the desserts, would you like a coffee or a tea?

上記の様に、お客様に選択肢がある場合は “would you like ●● or ▲▲?” と聞く事ができます。

例えばこちら↓

和風ドレッシングとイタリアンドレッシングのどちらがよろしいですか?
Would you like Japanese dressing or Italian dressing?

メインはチキンとポークのどちらがよろしいですか?
For your main dish, would you like chicken or pork?

是非使ってみてください♪

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 12日目 in 代々木上原

今日の接客英会話レッスン

今日のレッスンも内容盛りだくさん!
午前と午後のクラスあわせて3人が実践練習(お客様をお出迎えするところからお見送りまで、全て英語で行う練習)に挑んでくれました。
その内、午後クラスのお二人は何と、ネイティブ相手に初挑戦!
早速のその時の様子をご紹介します♪

 

Ken による全て英語の実践練習

前回はノートを確認しながら実践練習を行いましたが、今日はもうノートは一切見てはいけないルールです。

実は Ken、3週間前まではノートを見ていても適切な英語が出てこない様なレベルでした。
なかなか復習する時間がとれず、どのページに何を書いたかを覚えていなかった為、ノートを見ながら(つまりカンニングOK)でも悪戦苦闘の実践練習でした。

しかし、今回はもう違います!
しっかりノートを見て復習してきた Ken は、見違えるほどスムーズに、ペラペラと接客英会話を話せるようになっていたのです!!!

レッスン開始当初は講師が何を言っているか、ほぼ全てを理解できなかったくらいのレベルだった Ken が、たった2か月で言ってる事を理解し、それに対して英語で的確に返答出来ている・・・。
しかも軽いジョークまで言って場を笑わせるだけの余裕まで持っている・・・。
正に、蕾だった Ken が大輪となって開花したような。
接客英会話講師をやっていて最も感動する瞬間です・・・。

Ken がすごいのはただ英語力が上がったことだけではなく、頭の柔軟性です。
決してマニュアル通りではなく、瞬時に融通の利いた事を言えたのを見た時は、彼の新たな魅力を発見した気分でした。
その『神対応』の2つをご紹介します♪

まずは外国人客役の私が飲み物を注文する際に

Do you have margarita?(マルゲリータありますか?)

と聞いた時の事。
メニューには載っていませんでしたが、メニューにないものを聞かれることも多々ありますので、予行練習として質問してみました。

通常の生徒さんは、あれば “Yes.”、なければ “No.” と返答されます。
しかし Ken は、「ないけど作り方を教えてくれたら作れるかも」と思ったらしく、

Could you tell me how to make it?(作り方を教えていただけませんか?)

と言ってきたのです!
この柔軟性、素晴らしくないですか?

 

次に驚いたのが、思わず笑ってしまったこのやり取り。
デザートにほうじ茶アイスクリームを提案されたので、

How many scoops?
(アイスは何個のっていますか?)

と質問したら、

How many would you like?(いくつ欲しいですか?)

と返ってきました。
「え!?まさかの選択制??」と思い、

2 scoops!(2個!)

と答えたら、

Sorry, 3 scoops!(残念!3個です!)

と返ってきたではありませんか!
思わず爆笑してしまいました。
あ、あの Ken が、こんな愉快なやり取りまで英語で出来るようになるなんて・・・
嬉しさと感動で胸が一杯でした^ ^

 

Mai による全て英語の実践練習

さぁ、午後クラスでは待望の外国人ティーチャーが登場!
これまでは私(日本人)相手に実践練習を行って頂きましたが、今日と次回はオーストラリア人の Felicity 相手にやっていただきます。

先頭バッターは Mai!!
緊張はしていないと言っていましたが、いきなり「いらっしゃいませ!」を英語で何て言うかど忘れ。
でもその後すぐに持ち直し、今まで通りまでとは言いませんが、それでもまだ3か月弱しかレッスン受けていないのに、レベルの高い接客英語を披露してくれました^ ^

しかし!スムーズに終わるのでは外国人ティーチャーを呼んだ意味がありません。
Mai は見事にいくつかの壁にぶち当たってくれました。
例えばこちら↓
今既にビールを飲んでいる Felicity が Mai にこの様に注文しました。

“Another beer, please.”

そこで Mai は混乱しました。

“Same one, please.”

なら「今飲んでいるビールと同じ物」という意味だけど、”Another” って事は別のビールってこと?

いえいえ、違うのです。
確かに “Another” には「他の」とか「別の」という意味がありますが、「もう1つの」や「おかわり」という意味もあるのです!
こちらはご存知ない方も多いのでは!?
Felicity, great job!

 

もう1点、Mai が戸惑ったのは、Felicity がこのような注文をした時↓

I can’t eat onions, so can you substitute onion for another ingredients?

こちらは難易度が高いのでまだレッスンでは教えていなかったのですが、いい機会なので♪
まず、” ingredients” は「材料」という意味です。
「イングリディエンツ」と発音します。

そして、難しいのが “substitute onion for another ingredients?” の部分。
“Substitute ●● for ▲▲” で「●●を▲▲に変える(代替する)」という意味です。
ですので、 Felicity が先ほど聞いた質問は、
「玉ねぎ食べられないので、他の食材に変えていただけますか?」
というお願いだったのです。
ちなみに、”Substitute” は「サブスティチュート」と発音します。

また、食材を変えて欲しい場合、”Substitute” ではなく、”Change” を使う時もあります。
ただ、”Change” の場合は “Change ●● to ▲▲” となります。
つまり、

Substitute を使う際: “Substitute ●● for ▲▲”

Change を使う際: “Change ●● to ▲▲”

 

海外には、
ー 宗教上の関係で口に出来ない食材をお持ちの方
ー 食物アレルギーをお持ちの方
という方々が日本では考えられない程多くいらっしゃるので、この様な代替をとても頻繁に依頼してきます。
いつ依頼されても大丈夫なように、上記2つを覚えておきましょう!

 

Mai は接客英語はほぼ問題ないと言えるでしょう!
なので次のステップとしては、「文章で答える」を意識しましょう。
というのも、Mai のクセなのですが、何かを質問されても文章ではなく、単語のみで答えるという事が度々あります。
例えば、

What do yo recommend?(おすすめは?)

と聞かれて、

I recommend Japanese style fried chicken.

と答えるのが理想なのですが、Mai は

Japanese style fried chicken.

としか言わない、という事が多々あります。
この返答の仕方ですと、少し子供っぽく見えてしまうのです。。。
せっかく高い英語力をお持ちなので、次のステ^ジに行くためにも、丁寧な接客を心がけるためにも、「文章で答える」という事を意識しましょう!

 

Hitomi による全て英語の実践練習

本日ラストを飾るのは Hitomi!
Hitomi は先週も実践練習をやりましたので、何と2週連続での挑戦です★
先週同様、接客英会話はほぼ完璧!
なので今日は、「もう少し表現を豊かに」という指示を出してみました。

英語は顔で話す!
ジェスチャーのない英語は英語ではない!

等と言われるほど、英語にとって表現力は欠かせないものです。
むしろ、文法や発音が劣っていても、表現力があれば十分に伝わる言語です。

Hitomi は表情が硬く、話し方も抑揚が少ないので、少し無愛想に見えてしまうのです。。。
これまでは「接客英語を覚える」という事が課題だったので、表現力には触れませんでしたが、もう次のステップに行けるだけの英語力を十分にお持ちなので、「何を話すか?」ではなく、「どう話すか?」にも意識を向けていただけたらなと^ ^
そうしたらもう、本当に「素晴らしい!!!!」とスタンディングオーベーションレベルしたくなるレベルの接客英会話です♪
とは言え、「表現を豊かに!」と指示を出し、すぐに出来るほど簡単なものではありません。
これからまだ14回レッスンは残っていますので、その間に少しずつ慣れていきましょう!

さて、「表現」とか「抑揚」に絡めて、

It was fantastic!!(とってもおいしかった!!)

というお言葉を頂けた時、”Thank you.” 以外の返答方法を3つご紹介します。

 

①そう言ってくれてありがとうございます

Thank you very much for saying that!
センキュー ヴェリーマッチ フォー セイイング ザッ

こちらはとてもカジュアルな表現ですが、一番シンプルで覚えやすいと思います★
家族や友人など、親しい間柄でよく使うフレーズです。

 

②そう言って頂けてとても嬉しいです。

I’m glad to hear that!
アイム グラッ トゥー ヒア ザッ

日こちらは英語ではお褒めの言葉をいただいた後に頻繁に使う言葉です。
“Glad” は「嬉しい」という形容詞で、いわゆる “Happy” と同じです。
ただ、”Glad” の方が “Happy” よりもフォーマルな印象です。

 

③ありがとうございます。シェフに伝えます。

Thank you. I’ll pass that on to the chef!
センキュー。アイル パスザッ オントゥー ザシェフ

“Pass ●● on to ▲▲.” で、「●●(内容)と▲▲(人)に伝えて。」という意味です。
こちらは飲食店でよく使いますよね!
私はもちろんシェフではありませんが、以前にキッチンスタッフとして働いていた頃、ホールスタッフを通じて「おいしかった!」を聞けたときはとても嬉しく、一気にやる気が上がったのを覚えています♪
ウエイター/ウエイトレスの皆さん、お客様からお褒めの言葉を頂いたら、是非シェフ(キッチンスタッフ)にその都度お伝えしてください^ ^

 

上記3つは必ず表現力とセットです。
つまり、棒読みで “Thank you. I’ll pass that on to the chef.” と言うのではなく、笑顔で、声は少し高めに、手を胸に置いて感情を伝えながら、言葉でも伝えるのです。
私は、日本人の英語が伝わらない理由の1つはこの「表現力」だと思っています。
言葉なんて表現力があれば何とでも伝わります!
是非これから意識して表現力を高めていきましょう!!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

2018年3月19日(月) 柏商工会議所でセミナー開催!

飲食店のインバウンドに特化したセミナー

こんにちは、(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

柏商工会議所主催のもと、下記日程でセミナーを開催する事が決定しました!

日程: 2018年3月19日(月)
時間: 14:30~16:30
場所: 未定
対象: 飲食店
タイトル: 飲食店のインバウンドに特化したセミナー
内容:
– いいメニューと悪いメニューの違い
– 海外のお客様にとって入りやすい飲食店と入りにくい飲食店の違い
– SNSでクチコミをしてもらう具体的な方法
– 飲食店に特化した接客英会話

詳しい情報が決まりましたら改めてご報告します!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 11日目 in 代々木上原

宿題

①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。

 

ドラマ「Chef’s table」から

A little bit of too much cream on the last 2 plates.
(最後の2皿はクリームちょっと多すぎかな。)

それぞれの単語は簡単ですが、文章が長くなると一気に難易度が上がりますよね(^ ^;)
では、1つずつ確認していきましょう★

 

<A little bit of :ほんの少しの>

“bit” は「小さい」や「少ない」「わずか」「少量」という意味で、今回の様に “little” の後に使う事が多いです。
“little” だけで「小さい」や「少しの」という意味ですが、”A little bit” は “little” だけよりもよりも小ささや少なさを表しますので、「ほんの少し」と訳すことができます。

この”A little bit of” は飲食店内でもよく使います。
例)

店員さん:May I get anything else?(以上でよろしいですか?)
お客さん:Could I get a little bit of wasabi?(わさびを少しだけ頂けますか?)

こういう会話、よくありますよね?
是非覚えておきましょう!

 

<too much cream:クリーム多すぎ>

以前のブログでも書いたので内容が重複してしまいますが、”too” は「~すぎる」という意味です。
“too” の後に続く形容詞を誇張する役割を果たしています。

Ryan is too hot.(Ryanってイケメンすぎる。)
This soup is too salty.(このスープはしょっぱすぎる。)
This restaurant is too expensive.(この飲食店は高すぎる。)

“too much cream” の “much” は量を表すとき(意味としては「多い」)に使います。
なので、「クリームが多すぎる」という訳になるのです。

この “too” もレストラン英語や日常英会話でも頻繁に使いますので、是非覚えておきましょう!

 

<on the last 2 plates:最後の2皿>

“on” はご存知の通り「~の上」という意味です。
そして、お皿は “plate” なので、2枚になると最後に “s” が付き plates” になります。
一番難しいのが “last” だと思いますが、 “last” は「最後の」という形容詞ですよね?
なので、”last 2 plates” で「最後の2皿」と訳すのです。

 

今日の接客英会話レッスン

今日は午前のレッスンでは Ryuju が、午後のレッスンでは Hitomi が実戦練習に挑戦しました!
二人とも、前回はノートを見ながらお出迎え~お見送りまでを英語で行いましたが、今日はノートは一切見ずに行ってくださいました。

 

 Ryuju の実践練習

チームのエース(勝手に任命)を務める Ryuju。
現在はシェフとして勤務されていますが、徐々にお客さんとも接していきたいとの事で、このレストラン英会話のレッスンにもかなり気合いを入れています。

前回のノートを見ながらの実戦練習では、まだ半分以上の接客英会話を覚えていなく、常にノートを見ながらの会話になっていました。
しかし今回は本当に1度もノートを確認することなく、レッスン内でお伝えした接客フレーズはもちろん、レッスンでお伝えしていない事(「すみません、ただ今満席です。21時頃ならご案内出来ますが、21時でご予約されますか?」)まで応用をきかせてくれました!
実践練習で入店を断わるなんて…さすが Ryuju、常に頭を使いながら、起こりそうな状況をイメージしています。
そんなクレバーな Ryuju なので、メイン料理を注文する際にちょっと意地悪な質問をしてみました。

Does it come with any vegetables?
(野菜はついてきますか?)

特に私が住んでいたアメリカでは、メインのお肉に野菜は何らかしらのじゃがいも(mashed potato, baked potato, or french fries)がついてくる事が多いので、
「このお肉料理にはお肉以外に野菜ものっていますか?」
という質問をしてみました。
最初は質問をうまくキャッチ出来ませんでしたが、もう1度繰り返したらしっかり把握出来た Ryuju。
さすがです!!

今日の調子でいければ、次回のネイティブゲストとの実戦練習も安心です。
今後の伸びしろとしては、Rryuju は反応力は表現力が薄いので、もう少し「感情を出す」というところを意識してみましょう!

 

Hitomi の実践練習

Hitomi は実は事務職なので、実際に飲食店で接客をされているわけではありません。
(会社の都合で急遽参加されることに!)
にも関わらず誰よりもしっかりノートを取り、復習されて、必要な接客英会話フレーズをたった数週間で覚えてしまいました!

 

Hitomi の場合、インプットは完璧なので、今後の課題は「どう話すか?」です。
英語はリズムが非常に大切ですので、リズムよく、抑揚をつけて流れるように話すようになれば、「気持ちも伝わる接客英語」に相当近づけるはず!
改めて事前にお送りした音声を聞き直し、リズムと抑揚に意識を向けてみましょう♪

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 12日目 in 代々木上原

宿題

①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。

映画「Full House」から

Are you mad at me?
怒ってるの?

これは日常でよく使いますね♪
例えば子供がママに

“Are you mad at me?”
(僕のこと怒ってる?)

と聞いたり、

“Are you mad at daddy?”
(パパと喧嘩してるの?)

となったり。

ちなみに、Mad は「怒っている」という形容詞です。
形容詞にはBe動詞が必要なので、「あなたは怒っていますか?」という質問は ”Are you ~?” から始まります。
(Mad は「怒る」という動詞ではないのでご注意を!)

では突然ですがクイズです!
“Mad” 以外で「怒っている」を表す形容詞は何でしょう?

【正解】

私たちに一番馴染みがあるのは “Angry” ではないでしょうか?
ただ、”angry” を「(人)に対して怒っている」と使う際は、”angry with” です。
“mad” の時とは前置詞が違うのです。(ヒエ~!)

Mad at (人).
Angry with (人).

また、”mad”, “angry” 以外にも怒りを表すフレーズはたくさんあります。
こちらのサイト(DMM英会話blog)にとっても分かりやすく書いてありますので、よかったどうぞ★
http://eikaiwa.dmm.com/blog/40330/

 

 

映画「フラハウス」から

Can you do me a favor?
お願いがあるんだけど?

これもまた非常によく使うフレーズですね!
ネイティブはお願いしたい事がある時、必ずと言っていい程これをまず言います。

欧米では結論を先に言う文化があります。
ですので今回の様に、
「お願いしたい事があります。」
とまず結論を言ってから、その詳細を伝えます。
その際の流れはこの様になります。↓

A : Can you do me a favor?(お願いしたい事があるの。)
B : Sure. What happened?(いいよ。どうしたの?)
A : (お願いの詳細)

ちなみに、Can you do me a favor? は親しい人にお願いする際に使います。
もう少し丁寧にお願いしたいのであれば、Can you ではなく、過去形の Could you do me a favor? に変更します。

なぜ、
Can you ~?
よりも過去形の
Could you ~?
の方が丁寧な聞き方なのか?

それは、過去形の方が現在形よりも「今」から離れていますよね?
この距離が、「お願いがあるのです。」と言った相手との心理的な距離を表しているのです。

日本語でも、心理的な距離の近い人にはタメ語で話し、距離の遠い人には敬語で話しますよね?
英語も同じで、家族や友達など、距離が近い人には「現在形」、上司や初対面の人には「過去形」を使うのです。
(とは言え、家族や友達にも「過去形」使う事も多々あります。お願いの内容や度合いによって使い分けるのです。)

では、ここでクイズです!
飲食店では必ず、お客さんに「過去形(Could)」を使うべきでしょうか?

【正解】

これは難しいところで、人によって考えが異なります。
私は、お店のカジュアルさで判断すればいいと考えています。

例えば、お会計時に使う「こちらにサインして頂けますか?」という質問。

“Could you sign here?”
“Can you sign here?”

どちらを使っても意味は同じですが、マクドナルドやデニーズの様なカジュアル店であれば「親近感を出す」という意味も込めて、後者の “Can you sigh here?” でも全く問題ないと思います。
ただ、高級店であれば「品格を出す」という意味で、前者の “Could you sign here?” が相応しいです。
(厳密には、”Could you sign here?” よりも ”May I have your signature, please?” の方がより丁寧なのですが、ややこしくなるのでここでは省きます。)

それとは別で、お客さんとの心理的な距離も考慮してもいいと思います。
例えば、高級店であっても常連のお客さんとは友達の様に仲が良いのであれば、親しみを込めてあえて「現在形」を使ってみる等。
普通に考えればNGであっても、お客さんが「リラックスしたいから堅苦しいのはなしにしようよ。」とそちらを好むのであれば、もちろん良しでしょう。

お店の雰囲気やお客さんとの心理的距離を考慮しながら、聞き方を変えてみる。
つまり、マニュアル通りな対応ではなく、相手にあわせて臨機応変に変えてみる。
これが出来るようになれば、皆さんは優秀なフードサーバーです!

 

今日の接客英会話レッスン

今日は我らがスーパーシェフ、Saku による実践練習の日です!
他のメンバーは既に2回実践練習を終えていますが、Saku は1回目をお休みされたので、お出迎えからお見送りまで全て英語で接客する通しの練習は今回が初めてです。

「やべー、ちゃんと出来るかなぁ?」

と始まる前に不安を漏らしていましたが、実際はお見事!の一言につきます(*^^*)

Saku の一番素晴らしいところは、表現力の豊かさです。
身振り手振りを大きく使い、表情もコロコロ変えながらコミュニケーションを取るので、多少英語力が劣っていたとしても、十分意思の疎通が取れるのです。
しかもそれだけではなく、Saku は相手を引きつけるエネルギーも半端ない!
カリスマ性とでも言うのでしょうか?そのパワーがあるので、
「この人とまた会いたい」
「もっと話したい」
と思わせてしまうのです。
ものすごい逸材です(*^^*)
これから彼は、世界に羽ばたきますよぉぉ!
(そんなSaku, Shin-shin, Gaki が雑誌に取材された時の記事がこちらからご覧いただけます。↓
http://tabi-labo.com/283810/restaurantgris

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

生徒さんにインタビュー!「どうやって接客英会話を復習されましたか?」 ~Hさん(30代 男性)の場合~

こんにちは!飲食店専門の接客英会話講師の内木です。

今日は、弊社の接客英会話レッスンを受講されていて、且つ素晴らしい結果を残されている生徒さんにインタビューした内容をご紹介します!
インタビューのタイトルはずばり!

「どうやって接客英会話を復習されましたか?」

 

弊社のレッスンを受けてくださっているのはもちろんですが、大切なのは習ったことを復習すること
復習をするか・しないか、どのように行うかで、接客英会話を習得できるかどうかの大きな分かれ道となります。

人それぞれ合う勉強方法は異なりますので、今回ご紹介する方のやり方が全員にあうとは思っていません。
ただ、もし皆さんが「どう勉強すればいいか分からない」とお悩みであれば、1つの選択肢として、このような方法もありますよ、このやり方のお陰で、短期間で接客英会話を習得された方がいらっしゃいますよ、という情報をご提示できればと思っています。

第1回目の今日はHさん(30代 男性)にインタビューをさせていただいた内容をお届けします。
それでは、早速見てみましょう!

Hさん(30代 男性)にインタビュー!

そもそも、どうして接客英会話レッスンを学びたいと思われたのですか?

昔からすごい海外(特にアメリカ)の文化に憧れはずっとあったので、話せればいいなと思っていて。
洋楽とか聴いていても、意味が分かればきっと楽しんだろうなと。

 

これまでに英会話スクール等に通われたご経験は?

いや、全くないです。
今回のが学校卒業してから初めての勉強です。

 

では本題に入ります。10名いらっしゃる生徒さんの中で第1位の成績でしたが、どのように復習されていたのですか?

歌(レッスンソング) は何回も聞いていました。
繰り返し繰り返しがやっぱり大事なので、通勤中とかは必ず聞く様に心がけていました。
あとは「今日習ったものは来週までに何が何でも完璧に覚えたいな」という気持ちを持っていました。

※歌(レッスンソング)とは飲食店で使う接客英会話のフレーズを歌詞にした、弊社オリジナルのレッスンソングです。

 

Hさんがすごいなと思うのが、接客英会話だけではなく、宿題も完璧だったんですよね。

※①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
 ②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししていました。

ただ英語のフレーズを覚えるだけではなくて、
「”I’ll be back.”(すぐお伺いします。)はTさんが言っていたな」
という様に、「誰が言っていたか」もノートに書いて覚えていました。
ただ「この英語の意味はこれ」というように「横」だけで暗記するのではなく、人名といった「縦」の要素もノートに書き足す事で、覚えやすくさせていました。

 

なるほど!単語帳の様に覚えるのではなく、顔やその時のクラスの状況とかも覚える事で、静止画じゃなくて動画として記憶していたのですね。

そうですね。
短いフレーズが覚えやすいのはもちろんですが、長くても印象に残っているフレーズは覚えやすいので、些細なことでもいいので情報を吸収する様にしていました。

 

接客英会話の方はどうやって復習されてましたか?

うちはまだそんなに海外のお客様は多くないのですが、日本人のお客様が来店された時でも復習できるように、実際には
「いらっしゃいませ!」
と言った後に、頭の中で
“Welcome to ○○(店名). Hi, how are you?” (いらっしゃいませ)
と言ったり、別のスタッフが
「こちらへどうぞ。」
って言っているのを聞いたら、自分の頭の中では
“This way please.” (こちらへどうぞ)
と言うなどしていましたね。

 

「あ~、これ英語で何て言うんだっけ?」というのはありませんでしたか?

ありましたよ。
最初はそういうのばかりだったので、ノートをすぐに確認出来る様に手元に置いていたり、覚えていなかったフレーズに関してはカンニング帳を別で作って、分からなかったものを目立たせるようにしたりとか。
あとはレッスン終わった後に携帯でノートの写メを撮っていたので、電車の中でぱっと出せたり、お風呂に入りながら見たりしていました。

 

凄いですね!やっぱり相当努力されていたんですね。

どうなんだろう・・・?(ご本人は努力したという自覚はない様です。)
特にお会計は苦戦したというか、使う機会が多かったので、やっておいて良かったなというのと、意外と難しかったけどシチュエーションが被るのが多いので、実践的でしたね。

 

以上、Hさんのインタビューでした。
驚くくらいお伝えした事を覚えられていたので、相当な努力をされていたのだと思ってはいましたが、まさかここまでとは・・・。と感銘を受けました。
ただただ頭の下がる思いです。
このような生徒さんと出会えて、私は本当に幸せ者です!
Hさん、どうもありがとうございました!!

 

  1. 歌(レッスンソング)を通勤中に何度も繰り返し聞いていた
  2. 「何としても覚えたい」という強い意欲があった
  3. 和訳以外にも、その時のレッスンの様子(シチュエーション)もノートに書き足すことで覚えやすくする努力をしていた
  4. 勤務中、日本語で「いらっしゃいませ」と言った後に、頭の中でそれを英訳するなど、脳内翻訳機能を作動させていた
  5. 覚えていなかったフレーズは別でカンニング帳を作り、目立たせていた
  6. ノート1ページずつを写メに撮り、通勤中や入浴中でも復習できるようにしていた

 

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 11日目 in 代々木上原

宿題

①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
。
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
。
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。)

 

どこかのサイトから

What are you up to today?
(今日は何するの?)

私が英語を学ぶ上で一番難しいなと思うのは、文法でも発音でも単語でもなく、文化的なところです。
(このブログでも何度も書いていますが、)言語と文化は表裏一体です。
ですので、文化を学んでこそ、言語も習得できるのです。

もう少し具体的に言いますと、日本ではお店にお客さんが来店したら、店員は「いらしゃいませ」と言います。
ただ、英語には「いらっしゃいませ」を直訳できる言葉はありません。
通常、店員は “Hi!”(こんにちは!) や “How are you?”(調子はどうですか?)、”Welcome to ○○!”(○○へようこそ)と言います。
つまり、英語圏には「いらっしゃいませ」を言う文化がありません。

逆の例えですと、英語圏では “How are you?”(調子はどうですか?)はとても頻繁に使うフレーズです。
家族や友達、上司や同僚等、ほぼ全ての方と「調子はどう?」と聞きあいながら、最近あった事(起こったニュース)について話します。
しかし、日本には人と会って「調子はどう?」と聞く文化はありませんよね?
“How are you?” は「調子はどう?」「ご機嫌いかがですか?」等と訳しますが、このような事を聞く文化がそもそもないので、どれもイマイチぴんと来ません。

ずいぶん前置きが長くなりましたが、今日出た “What are you up to today?” も、その文化の違いの1つです。
英語圏では「今日のプラン」について聞いたり答えたりする文化がありますが、日本にはあまり馴染みがないですよね。
ですので、英語圏の文化に慣れるまでは “What are you up to today?” と聞きづらいかもしれませんが…、文化も理解できて初めて、言語は習得出来るものです。
是非この「違い」を楽しみましょう♪

【おまけ】

私がアメリカのレストランで働いていたとき、すれ違う度に “Hey, what’s up?” と言ってくるアメリカ人の同僚(Codyという男性)がいました。
“What’s up?” の意味が最初は分からなかった私。
質問文だけれども、Codyは答えを待っている感じではなさそう…。
という事はただの挨拶なのだろうか…?

意を決して聞いてみたら、
“What’s up?” って言われたら “What’s up?” て返せばいいんだよ!
と教えてくれました。
それ以降、常にこんな会話が↓
Cody:Hey, what’s up?
私: What’s up?

なんだ、この会話?って感じですが(笑)
“What’s up?” は文法的に見ると完全に疑問文ですが、どうやら自然な日本語に訳すと
「おっす!」「ちーっす!」「やあ!」「おつかれ!」
という感じに出来そうです。
文化の違いって面白いですね…。

 

何かの映画から

You take care.
(気をつけてね。/お大事にね。)

この “Take care” は日常でとてもよく使うフレーズですので、覚えておいて損はないです^ ^
上記の通り、「気をつけてね」と「お大事に」という意味がありますので、それぞれを簡単に解説します。

①気をつけてね。

「気をつけて」と言うと “Be careful.” が出てくる人もいると思いますが、”Be careful.” は「気をつける(注意する)」という意味です。
Be careful when you drive a car.(車の運転に気をつけて)

一方で、”Take care.” は別れ際の挨拶で「外は寒いから気をつけてね」等と言いたいときに “It’s cold outside. Take care!” という風に使えます。

②お大事にね。

こちらはそのままと言いますか、風邪を引いている人や体調が悪さそうな人に対して、別れ際に “Please take care.” と言います。
医療関係者はよく使う言葉ですね。

 

ドラマ「Full House」から

The choice is yours.
(君次第だよ。)

以前に別の生徒さんが “It’s up to you.” を持ってきてくださいましたが、そちらと同じ意味ですね。
“Choise” は「選択」や「選択肢」という名詞です。
日本語でも「好きなのチョイスしていいよ」なんて使ったりしますので、使い慣れている方も多いのでは?
(ちなみに、”Choose” は「選択する」という動詞です。)

上の文をそのまま訳すと「選択肢は君のもの」になりますが、もう少し自然な形に直して、「君次第だよ」と訳すことができます。

 

今日のレッスン

今日も前回に引き続き、お出迎えからお見送りまでをノートを一切見ないで、全て英語でやっていただきました!
本日の挑戦者は…、Mana!!
Mana は厳密には飲食店勤務ではなく、飲食店に併設している、器を販売しているギャラリー勤務です。
よって、
「仕事で使わない英語も多いのでは?」
「このレッスンがお役に立っているかな?」
と少し不安だったのですが、朝にお会いした際、
「ギャラリーにも海外の方が多くお見えになるのですが、レッスンで習った英語が役に立っています!」
と教えてくださいました。よかった!!

さて、そんな  Mana が挑戦した実践練習。

入り口では

Hi, how are you this evening?(いらっしゃいませ)
Do you have a reservation?(ご予約のお客様ですか?)
May I have your name?(お名前を頂戴してもよろしいですか?)
This way please.(こちらへどうぞ。)

と完璧に接客英語をマスター★
すごいっ!!

中にお通ししても、

Would you like something to drink?(お飲み物はいかがされますか?)
Which wine would you like? Sweet or dry?(甘いワインと辛いワインのどちらがお好きですか?)

など、見事にペラペラです。
あまりに出来すぎ君だったのと、たまたまお客さん役の生徒さんが
「お水をいただけますか?」「私も!」「私も!」
と続いたので、よく使うジョークをお伝えしました。

通常、「私も!」は “Me too!” と言いますが、この “too” と、「私も!(つまり2つ用意して!)」という意味をかけて、 “Me two!” と言ったりします。
(”too” も “two” も発音は同じ))
そこで更に「私も!(つまり3つにして!)」と言う人が出た場合、その人は先ほどの “two” と3つをかけて “Me three!” と言います。

例を使うとこんな感じです↓

【通常】
客A: “Can I have some water?”(おを水いただけますか?)
客B:”Me too!”(私も!)
客C:”Me too!”(私も!)

【ジョーク】
客A: “Can I have some water?”(お水をいただけますか?)
客B:”Me two!”(私も!)
客C:”Me Three!”(私も!)

決して「あっはっは!」と笑うようなジョークではありませんが、英語圏の方々はよく使っているので、もし機会があれば是非 “Me three!” を言ってみましょう♪

 

生徒さんからいただいたご質問

今日もレッスンの最中に色々ご質問をいただきましたので、いくつかをご紹介します^ ^

▼グラスは何個お持ちすればよろしいでしょうか?
 How many glasses would you like?

▼(ご注文を取ったすぐ後に)「失礼します。」「すぐにお持ちします!」
 I’ll be back.

▼試飲はされますか?
 Would you like to try it?

どれも今日からお店で使える言葉ばかりでね♪
早速海外のお客様に言ってみてください!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 10日目 in 代々木上原

宿題

①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。

 

映画「Chef’s table」から

Vinegar was too strong
お酢が強すぎるわね

“Too ~” には「~過ぎる」という意味があります。
つまり、”too” の後に入る形容詞を誇張する役割を果たしているのです★

例)
Too hot(暑すぎる、熱すぎる)
Too sweet(甘すぎる)
Too salty(しょっぱすぎる)
Too bitter(苦すぎる)

今日のレッスン

まずは午前のクラスから。
今日は久しぶりにカードを使って、皆さんがこれまでに習った接客英会話をどれだけ覚えているか、テストさせて頂きました(*^^*)

まずは私がパッパッパッとカードをめくり、皆さんにはカードに書かれてある日本語を英語で言ってもらうゲームでしたが…、
全然進まない!!(つまり覚えていない!!)
それでも、何とかがんばって思い出そうと、搾り出して搾り出して…。
その結果、トンチンカンな答えもいーーーっぱい出てきて、Ayaka や私は
「笑いすぎてお腹が痛い・・・」
と言うほど、大笑いの連続でした!

例えば、↓

  • 私: 「お味はいかがでしたか?」は英語で何ていう?
  • Ken:Everything is OK?
  • 私:  惜しい!語順が違う!
  • Ken:OK is everything?
  • 私:  ちがーう!!(笑)
  • ※正しくは “Is everything OK?”

そしてこんな事も↓

  • 私: 「こちらがお勘定です。」は英語で何ていう?
  • Kazu:Here is your…CHARGE!
  • 私:  違う!チャージはしない!
  • Kazu:Here is your…CASH!
  • 私:  お支払いの前にお客さんに現金渡してどうする!!(笑)
  • ※正しくは “Here is your check.”

はたまた、こんなチームプレイも★↓

  • 私:  「以上でよろしいですか?」は英語で何て言う?
  • Hayato:え、全然分かんない・・・
  • Ryuju:  エスル系だよ。
  • Hayato:あ!なんちゃらかんちゃらエルス?ってやつだ!
  • 私:   そう!(笑)
  • Ken:  分かった!May I get anything else?
  • 私:   正解!!!

これまでにない位大盛り上がりで、終始誰かがボケて私が突っ込むという事を繰り返していました。
(皆さんは至って真剣なのですが。笑)
でも、今日のレッスン開始時点では全然言えていなかったフレーズが、たったの60分で一気に覚えられるように!
すごい!やっぱり笑いのパワーは偉大です^ ^

さてさて午前チームの皆さん、皆さんがきちんと習ったフレーズを覚えられたら実践練習へと進んでいきますので、復習、よろしくお願いしますね♪

 

そして、午後のレッスン(午前とは違うメンバー)でもカードを使って復習しました。
写真の様にカルタみたいにしながら1枚ずつめくっていただき、選んだカードに書かれている日本語を訳すというゲームです。
こちらのお二人はほぼ全てのフレーズを完璧に覚えていました★さっすが~!
やはり難しいのはこちらの2つ↓

How would you like that cooked?
(焼き加減はどうされますか?)

We hope to see you again soon.
(またのお越しをお待ちしております。)

でしたが、Mai が答えられなくても Hitomi が答える、というチームプレイが出来ていたので、とてもスムーズに終わりました。

さてさて、では本日のメインとなる実践練習です。
「いらっしゃいませ!」から「お越しくださりありがとうございました!」まで、全て英語でやっちゃいましょう!というものです。

今日の挑戦者は Mai!!!
Hitomi と私が海外のお客さん役になり、

What’s this?
(これは何ですか?)

What’s in it?
(何が入っていますか?)

How many pieces?
(何個ありますか?)

What do you recommend?
(おすすめは何ですか?)

等、質問しまくりの聞きまくりでした。
でもさすがは Mai、全ての質問を理解でき、的確に答えられていたではありませんか!!ヽ(*´∇`)ノ
せっかくここまで覚えたのに、先週海外のお客さんが来店された時は

Here you are.
(はい、どうぞ。)

しか言えなかったらしいです。もったいない!!(T△T)
Mai の英語力なら絶対に大丈夫ですので、次に海外のお客さんがお見えになった時は自信を持って接客してくださいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

飲食店専門の接客英会話レッスン 9日目 in 代々木上原

宿題

  1. 日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
。
  2. 自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
。

上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。)

 

今日もみなさん、日常生活で、そして飲食店内で使えるフレーズを持ってきて下さいましたよ~!
(テンション上がるー!)
早速ご紹介します♪

映画「American Gangster」から

I guarantee it.
保証するよ。

こちらは飲食店内でも使えそうですね♪
なぜなら、海外のお客様はよく

“What’s good?”(何がおいしい?)
“What do you recommend?”(何がおすすめ?)

と聞いてきます。
その時のやり取りとして、例えばこのように使えます。↓

海外のお客様:What’s good?(何がおいしいですか?)
店員さん:This fried chicken is good. I guarantee it.(このから揚げがおいしいですよ。僕が保証します。)

ね?自然な英語っぽいですよね♪
もちろん、 “This fried chicken is good. ” だけで終わらせる事もできますが、 “I guarantee it.” を入れる事で「この人は話しやすい人だな」という印象を持ってもらいやすいです。

飛行機で十何時間もかけて日本にやってくる方は、「日本人との触れ合い」もとても楽しみにされています。
ですので、上記の様なやり取りが店員さんと出来ると非常に喜ばれますし、その分多くご注文してくださいます。
そうすればお店の売上が上がる訳ですから、お客さんもお店もハッピーですよね?
この様な書き方をするととても「いやらしい」感じがしてしまうかもしれませんが、海外のお客様(特に近隣諸国よりかは遠くからお見えの方)は日本でお金を使う気満々です。
どうすればその様な方々が「自分のお店でお金を落としてくれるのか?」を考えると、接客がより面白くなりますよ^ ^

 

映画「Chef」から

I’m looking forward to tomorrow!
明日を楽しみにしているね!

Chef」という映画、ご覧になった事はありますか?
飲食店で働く多くの方はご存知なので、このブログを読んで下さっている方も既に観たことがあるかもしれませんが、すごくいい映画です!
3つ星シェフが勤務していた飲食店をクビになり、フードトラックを始めるという話なのですが、料理(特にキューバンサンドウィッチ!)はすっごくおいしそうで、父と息子の感動ストーリーも楽しめます。
飲食店で勤務されている方には為になる英語もたっくさん出てきますので、心からおすすめです♪

さて、そんなわけで “I’m looking forward to tomorrow!” ですが、
「I’m looking forward to ○○」で「私は○○を楽しみにしている」
となります。
○○に入るのは “tomorrow” の様な名詞か、 “I’m looking forward to seeing you tomorrow.” の様に「動詞+ing」(つまり動名詞)の形です。

この”I’m looking forward to ○○” は飲食店に関わらず、ビジネス英語でとてもよく使うフレーズなので、絶対に覚えておいていただきたいです!
例えば受信したビジネスメールの文末に
“I look forward to meeting you.” (お会いできるのを楽しみにしております。)
と書いてあれば、「この方は素敵な人なんだろうな。」という印象を抱きませんか?
飲食店で、お客様がお帰りの際に
“We are looking forward to seeing you again.”(またのお越しをお待ちしております。)
と言えたり♪

※ ”I’m looking forward to” と “I look forward to” の意味は同じです。ただ、英語には「動詞の形が現在に近い程カジュアル感が増す」というルールがありますので、
“I look forward to”(現在形) = フォーマル
“I’m looking forward to”(現在進行形) = カジュアル
なのかなという印象があります。

 

映画「Last Vegas」から

Well done!
よくやった!(さすが!)

飲食店で使う「Well done」と言えば、お肉の焼き加減の「Well done」ですよね。
スペルは同じですが意味が違います。
こちらは “Well done” の字の如く「よくやった!」や「上出来!」そして「さすが!」と言いたいときにも使えます。

“Well done” 以外にも人を褒める際の言い方はたーくさんありますが、その一部をご紹介します。

Good for you!
That’s really nice!
That’s great!
Terrific!
Marvelous!
Outstanding!
Fantastic!
I know you can do it!
Good job!
Good work!
Perfect!
Great!
WOW!
Wonderful!
I’m very proud of you!
Super!
Excellent!
Sensational!

 

今日のレッスン

今日も実践練習(海外のお客様がお見えになったという設定で、お出迎え~お見送りまで全て英語でしていただくレッスン)です!
今回は Ken と Kazu が挑戦してくださいました^ ^
二人とも今回が初めての実践練習なので、今日は「ノートを見ながらでOK」です。
でも、次回からは「ノートを見ちゃダメよ」になりますので、お出迎え~お見送りまでの習った英語、全部覚えてきましょうね♪

さて、まずは Ken から。


せっかく宿題で “I guarantee it.” を習ったので、「これも使って下さいね」と急遽お願いしました。
そうしたらお見事!
“This potato salad is good. I guarantee it!”
とドヤ顔で言ってくれたではありませんか!
Keeeeeeeeeeeeeeen!!!\(*T▽T*)/
そうそう、そんな感じで使うのです!!
いやー、盛り上がりました♪

Ken は1つ1つをとても丁寧に確認しながら言葉を発しているので、その分時間はかかりましたが、流れを掴み、いい練習になったのではないかと思います。
今日の出来栄え、”Well done!!” でしたよ!
“I”ll be back.”(すぐお持ちします。)を巧みに使う Ken がとてもキラキラしていました。
次回はノートを見ないでやりますので、今一度ノートを書きなおしてしっかり復習してくださいね♪

 

そしてお次は Kazu!!
「今日は、Kazu が花火を打ち上げます。」
と勝手に持ち上げてしまいましたが、見事期待に応えてくれました★
「Kazu の天然っぷりがさく裂した」とでも言いましょうか。

Kazu は日頃から、私のクイズに対して失敗を恐れずに答えてくれます。
間違った回答が多いのですが(笑)、私は Kazu のその前向きでミスってもガンガン答えようとする姿勢に惚れ込んでいます。

今日の実践練習でも、
“Are you ready to order?”(ご注文はお決まりですか?)
と聞き、お客役の Ayaka が「うーんと、」と考えている最中にも関わらず、
“How was everything?”(お味はいかがでしたか?)
という、「まだ頼んですらいませんけど!?Σ(゚□゚*)」的な驚愕質問をぶっこんでくれました(笑)
お蔭でいっぱい笑わせてもらいました。
Kazu、いつもありがとうございます(*’ー’*)

こちら以外にも、「いやいや、このタイミングでその質問はおかしいですよ!」というのがいくつかありましたが、面白かったので良しとしましょう。(>▽<)b
ただ、次回からは全体の流れや「どのタイミングでどの質問をするか」も適切にやっていただきますので、復習をお願いしますね^ ^

 

生徒さんからのご質問

今日もたくさんのご質問をいただきましたので、いくつかをご紹介します。

こちらでコートをお預かりしましょうか?
Would you like to leave your coat here?

“leave” の意味は「去る」とか「出発する」が一般的ですが、「預ける」という意味もあるのです。
上の分をそのまま訳すと「コートを預ける事をご希望されますか?」になりますが、自然な日本語に直すと「お預かりしましょうか?」になります。
こちらの文はコート以外でも、お荷物(baggage)や傘(umbrella)でも使えますよ。

 

どのワインがおすすめですか?
Which wine is good?

こちらはお客さんから聞かれる質問ですね。
「何がおすすめですか?」の時は “What’s good?” ですが、どの○○がおすすめかという限定したものの中で聞く場合は、”Which ○○ is good?” を使います。
例えば、
ビールの種類がいくつかある場合:  “Which beer is good?”
日本酒の種類がいくつかある場合:  “Which sake is good?”
ドレッシングの種類がいくつかある場合:  “Which dressing is good?”

 

“May I ~ ?” と “Could you please ~ ?” と “Would you like ~?” の違い

上記3つのから始まる質問は、飲食店内で非常によく使います。
違いが明確に分かっていれば、様々な質問を瞬時に聞けるようになるのですが、ちょっとこんがらがるので、一旦整理しておきましょう★

“May I ~ ?” は「~してもよろしいですか?」という許可
例)
May I clear your plates?(お皿をお下げしてよろしいですか?)
May I have your name please?(お名前を頂戴してもよろしいですか?)

 

“Could you please ~ ?”は「~していただけますか?」と相手に行動をお願いする時
例)
Could you sign here please?(こちらにサインをお願いできますか?)
Could you please repeat that?(すみませんがもう一度おっしゃっていただけますか?)

“Would you like ~?”は「~はいかがですか?」という提案
例)
Would you like another drink?(他のお飲み物はいかがですか?)
Would you like to see the dessert menu?(デザートメニューはご覧になりますか?)

いかがでしょう?
少しはクリアになりましたか?
先ほども書きましたが、この3つは接客英会話でとても頻繁に使う、いわば「鉄板フレーズ」ですので、必ず覚えましょう!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)