Skip to main content

月: 2018年4月

飲食店に特化した接客英会話レッスン 12日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

今日も先週に外国人ゲスト講師がお客さん役になり、全て英語で接客してもらう日です。

今日の刺客(外国人ゲスト)はカナダ出身の Patrice です。
弊社はこれまで4人の外国人をゲストとして様々なレッスンに招き、Patrice は5人目だったのですが、5人の中で最も手ごわいお客さん役になってくれました(^ ^;)
私が事前に「注文の多いお客さんになってね!」とお願いしていたからなのですが、ちょっとやりすぎちゃったかな…(汗)
前回素晴らしい英語接客をしてくれた MARIE と YUJI も、最強 Patrice 前では本領を発揮できず。。。
でもご安心ください!
Patrice ほどの面倒くさいお客さんはそうそういませんので、これから出会うお客さんはみんなきっと素晴らしくいい人に見えるはず★

では、お二人のレッスンの様子をご紹介します。

 

YUJI による接客英会話 ~実践練習~

店員役:YUJI
客役:MOEMI & Patrice

前回、MOEMI, FUKA, MARIE を相手に行った接客英会話では実に堂々と、スムーズに対応出来ていた YUJI ですが、今回はラスボス・Patrice の圧が強すぎたのか、焦りがところどころ見えていました。
それによって自信がかき消されてしまったのが、今後の課題ですね。

と言いますのも、YUJI はつぶつぶの店長です。
普通の店員さんならまだしも、店長にはどんな時でも堂々と凛とした対応が求められます。
今後、お客さんに面と向かってはっきりと申し上げなくてはいけない状況も出てくるでしょう。
そんな時、お店の長としてどっしり構えるのが店長(つまりリーダー)に求められるスキルだと、私は考えています。

YUJI はいつもとても優しくて温かみのある方です。
そこが彼の最大の長所であり、彼の優しさは間違いなくお客さんに笑顔に出来るでしょう。
私はそんな YUJI がとても素敵だと思っています。
しかし、状況によってはもう少し店長としても強さを出す方が、お客さんに安心をお届けできるのかなと思いました。

リーダーはどんな状況に置かれても焦らず、ドーンと構えていよう!

 

 

MARIE による接客英会話 ~実践練習~

店員役:MARIE
客役:Patrice

さて、最後のバッターは MARIE です。
MARIE も前回の FUKA と MOEMI 相手に行った実践練習は「ブラボー!!」とスタンディノベーションしたくなるような、素晴らしい出来栄えを見せて下さいました。
なので、MARIE が誰よりも努力をし、しっかり接客英語を覚えている事はちゃんと知っています。
ただ、やはり Patrice の威力が半端なかったか…f(´-`;)
とても緊張をされ、途中から覚えたものが全てすっ飛んでいってしまったようでした。(Patrice は美人にも容赦なかったですね。。。)

今日の実践練習を見ていて思ったのが、MARIE には「分かっていないけどOKと言ってしまう」というクセがあることでした。
これは決して英語を話している時だけではなく、日本語で話す時もです。
会話を早く終わらせるための術と言いましょうか…。

ただ、こちらは非常に危険です。
例えばお客様が

I can’t eat sesame because I’m allergic to it. You don’t use sesame oil in this dish do you?
(私はごまアレルギーがあるから、ごまが食べられないんだけど、このお料理にはごま油を使っていないよね?)

と聞かれ、分からないのに

OK.(大丈夫です。)

と答えてしまい、本当はごま油を使っていたら…それこそ命に関わる大問題です。

「分からない」という事は恥ずかしい事でも何でもないです。
Patrice も今日の実践練習中、聞き取れない単語があると

I’m sorry but I don’t understand.
(すみませんがよく理解出来ません。)

と何度か言っていました。
でも全く恥ずかしそうでもなく、至ってフツーにそう言っていました。

分からない事があるって、当たり前のことだと思うのです。
なので、理解できない事を恥ずかしいなんて思わないで下さいね(‘-‘*)エヘ
分からない所はどんどん聞いて、どんどん吸収していきましょう!

 

 

今日新たに学んだ接客英会話

「グラスの赤ワインを2つですね」を英語で何て言う?

So, 2 glasses of red wine.
ソー、トゥーグラッスィー オ レッド ワイン

特に海外のお客様からご注文を頂いた時は、必ずオーダーを確認するようにしましょう。
確認の仕方は、”So”(「つまり」という意味)を頭に持ってきて、後はご注文頂いた品を1つずつ言っていけばOKです。

「グラスの赤ワインを2つですね」
をそのまま英語にすると “So glass red wine 2.” ですが、それでは語順が違います。
英語では商品の前に数が先に来ますので、”2 glasses of red wine” となるのが正解です。(2個以上は複数形になるので、”glass” ではなく “glasses” です。)

 

「すぐにお持ちします」を英語で何て言う?

I’ll be back with your ○○.
アイ ビー バック ウィズ ユ ○○

○○にはお持ちする商品名が入ります。
お水であれば “I’ll be back with your water.”
サラダであれば “I’ll be back with your salad.”

 

「濃厚」って英語で何て言う?

“Rich” もしくは “Heavy”
リッチ     ヘヴィー

ここで、味の種類を何て言うかをご紹介します。

濃い、濃厚、こってり Rich / Heavy / Strong
普通 Regular
薄め Light
からい Hot / Spicy
甘い Sweet
しょっぱい Salty
酸っぱい Sour

 

これらは組み合わせる事も出来ます。
例えば、「甘辛い」は “sweet and hot” とか、「甘酸っぱい」は “sweet and sour” など。
後は “very rich”(とっても濃厚)の様に頭に ”very” を付けて強調する事も出来ます。

弊社が実施した600人以上の外国人に行った街頭インタビューによると、海外のお客様は「どういう味なのか」をとても知りたがっています。

例えばメニューに「本日の魚(fish of the day)」と書いてあるので、

What is fish of the day?(本日のお魚って何ですか?)

と聞かれたとします。
それが “Salmon” や “Tuna” であれば比較的通じると思いますが、例えば「秋刀魚」(Pacific saury)と答えたところで、秋刀魚を知らない方は「?」となります。
ですのでその場合は、

It tastes rich.(しっかりした味のある魚です。)
イッ テイスツ リッチ

It tastes like tuna.(鮪の様な味です。)
イッ テイス ライ トゥナ

この様にご説明する方が絶対に伝わります★

「○○な味」の○○に入る言葉が形容詞(こってり、さっぱり等)であれば、”It tastes ○○.” ですが、「○○の様な味」の様に○○には名詞を使って例えを出す場合は、”It tastes like ○○.” と “like” が入りますのでご注意を!

 

アイス(クリーム)って英語で何て言う?

日本語ですとアイスクリームの事を略して「アイス」と言いますが、英語で「アイス(ice)は「氷」という意味です。
アイスクリームは略さず、

Ice cream

と言いましょう!

ちなみに、バニラ、チョコ、いちご等の味は先に来ますので、

Vanilla ice cream
Chocolate ice cream
Strawberry ice cream

となります★

 

「どちらのサイズが宜しいですか?」を英語で何て言う?

Which size would you like?

“Which ○○ would you like?” で、「どちらの○○が宜しいですか?」になります。
ですので、この様に多岐に渡って使う事が出来ます。
覚えておくととても便利ですね♪

どのソースにされますか? ⇒ Which sauce would you like?
どのアイスにされますか? ⇒ Which ice cream would you like?
どのドレッシングにされますか? ⇒ Which dressing would you like?

 

「こちらのMサイズですね」を英語で何て言う?

ご注文の確認をする際、商品だけではなく、そのサイズも確認出来るとよりオーダーミスを減らすことが出来ますので、おすすめです。
その際、商品名をはっきりと言えるのであれば、この様に確認します。

Medium spaghetti.(Mサイズのスパゲッティですね。)

ただ、日本語での商品名は覚えていても、英語の商品名を覚えていない店員さんは多いのでは?
また、海外のお客様にとっても、珍しいお料理を注文した場合、その料理名が何だったかを覚えている人は恐らく少ないでしょう。
ですので、ご注文の確認をする際はメニューを指で示しながら「こちらのMサイズですね」と言うと、お互いに正確に認識する事が出来ます。

では、「こちらのMサイズですね」を英語で何て言うか?

This one medium size.

と言います。

“This one” の “one” は「1つ」という意味ではなく、お料理を指しています。
ですので直訳すると「こちらのお料理」となります。

“This one” はお料理だけではなく、全ての個体に使う事が出来ますので、例えばIKEAで家具を見ていて「これにするわ」と言う時、”I’ll have this one.” と使ったりします。

 

“doggy bag” って何ぞや!?

お皿をお下げするタイミング、もしくはお勘定をお渡しする際に、お客様から

Could I get a doggy bag?(ドギーバッグ頂けますか?)

と質問される事があります。

むむむ、ドギーバッグ。。。
直訳すると「犬用のバッグ」ですが、何でそんなものを飲食店でもらえると思うのか…?

なんて混乱される方も多いかもしれませんが、“doggy bag” は「残った料理を持ち帰る用の箱(袋)」という意味なのです。
つまり、先週出てきた “to-go box” と同じです。

私のアメリカでのウエイトレスの経験上、”doggy bag” を使うのは比較的ご年配の方が多かったのですが、とは言え今でもとても使われている言葉です。
(ちなみに私は to-go box 派です。)

私がいたアメリカ・ネバダ州では、食べきれないお料理はそのままお持ち帰りされる方がとても多かったので、どのお店にも当然の様にお持ち帰り用の箱が用意されていました。
海外のお客様から急に聞かれるかもしれませんので、”to-go box” と “doggy bag” は覚えておきましょう!

ちなみに、お持ち帰り用の箱をご用意していないお店であれば、この様にお断りすればOKです。

I’m sorry, but we don’t have doggy bags.

written by 内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

 

外食ビジネスウィーク 2018で登壇決定しました!

今年も外食ビジネスウィークでセミナー決定!

こんにちは、飲食店インバウンドの専門家の内木美樹です。

昨年初めて「外食ビジネスウィーク」でセミナーをやらせて頂きましたが、今年も登壇させて頂く事が決まりました!

今年の外食ビジネスウィークの日程は、こちらの3日間です。

8/28(火)・8/29(水)・8/30(木)

何曜日の何時から、どのような内容で、という具体的な事はまだ何も決まっていませんが、恐らく去年同様、実演型の接客英会話レッスンになるのではと予想しています。
明確になりましたらまたブログでご報告します。

去年お越しくださった方にまたお会いできるのはもちろん嬉しいですし、まだお会いしていない方と一緒に学べるのもとても楽しみです♪
是非ぜひご参加くださいませ^ ^

 

ちなみに、昨年ご参加下さった方々のアンケート結果がこちらです↓

■講演内容の満足度

<大変満足:53.3%、満足:46.7%>
------------------------------------------------------
ただ聞くだけでなく参加型で楽しかったです
身近な接客シーンがわかりやすく、すぐに実践できそうなフレーズばかりでよかった
とても実践的でもっと学びたいと思いました
コンパクトにまとまって理解しやすかった
丁寧な説明だった
わかりやすかった
楽しかった
質問の時間がもっとほしかった
------------------------------------------------------


■講師の満足度

<大変満足:66.7%、満足:33.3%>
------------------------------------------------------
とても分かりやすく良かった
親しみやすく、わかりやすかった
とても親切かつ丁寧に教えてもらいました。役に立つ解答もいただけてよかったで
す。
わかりやすく、丁寧だった
話し方も声も聞き取りやすく良かったです
丁寧な説明だった
------------------------------------------------------

飲食店に特化した接客英会話レッスン 11日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

さあ、今日はいよいよ外国人ゲスト到来の日です!
前回同様、ノートは一切見ずに、「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習を全て英語で行っていただきます♪

今日の外国人ゲストはオーストラリア出身の Felicity です。
そして、本日 Felicity 相手に接客をするのは、MOEMI と FUKA のお二人です!
それでは、お二人の接客の様子をご紹介します^ ^

 

MOEMI による接客英会話 ~実践練習~

店員役:MOEMI
客役:Felicity, MIKI(講師)

前回のレッスンで既に素晴らしい出来栄えでしたが、MOEMI としては納得いくものを出せず、悔しそうな表情をされていました。
その悔しさをしっかりとバネに変え、相当勉強されたのでしょうね。
今回の外国人ゲストと私(講師)相手に行った実践練習では、本当になーんにもアドバイスの必要がない程、パーフェクトな接客でした!
私は念のため手元にノートを置いておいて、MOEMI が言えなかったフレーズや聞き取れなかった文章があれば書いておこうと思っていたのですが、最後まで何も書かずに終わりました。
それ程注意する点がなかったのです!

しかしそれでは面白くない(!)ので、まだレッスンで一度も触れていない、「食べきれないので、持ち帰ってもいいですか?」という質問をしてみました。
その質問文がこちら↓

I can’t eat them all. So could I get a to-go box?

“to-go box” とは持ち帰り用の箱の事です。

 

“to-go box” という単語が出てきたのは今日が初めてにも関わらず、MOEMI は私の質問をきちんと理解し、”Sure.” と返答が出来ていました。
これには本当に驚き!
もう完敗!!(戦いではないけど。)

私のへそは相当曲がっている(というか意地悪な)ので、生徒さんには何かしら新しい情報をご提供したかったのですが、MOEMI はその上をいっていました。
よくぞここまで勉強されましたね!\(*T▽T*)/

私は MOEMI の負けず嫌いな部分が大好きです。
前回の実践練習の出来栄えで満足せず、「悔しい」という感情をしっかり次へと繋いだその行動力と努力に心から拍手を送りたいです。
MOEMI はもともと非常に高い英語力をお持ちなので、こちらもうっかり「MOEMI はもともと出来る人」という気持ちになってしまいがちなのですが、その高い英語力は MOEMI がコツコツ努力したからですよね。
がんばったからなのです。
決して生まれつきでも、努力せずに手に入れたものでもないのです。
講師として、そこの部分を絶対に忘れてはいけないなと、改めて気づかせてくれた MOEMI の実践練習でした。

いや~、それにしても、本当に素晴らしかったです!!

 

FUKA による接客英会話 ~実践練習~

店員役:FUKA
客役:Felicity, MOEMI

FUKA も MOEMI 同様、前回の実践練習がとっても素晴らしかったので、私は安心しながら実践練習を見守っていました。
とは言え、今回は外国人ゲスト相手に行う初めての実践練習。
どうやら少し緊張されていた様で、いつもよりも表情が硬くなっていた FUKA ですが、覚えた接客英会話はスラスラと出せていました。

FUKA の素敵なところは、ひょうひょうとしていると言いますか、例え焦っていても

ヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ   ←このような焦り方ではなく、
( ̄▽ ̄) あらあら、どうしましょう  ←このような焦り方なので、

お客様に不安を与えないんですよね。
(ちなみに私は前者です。)

個人的にはこの部分、非常に大切だと思っています。
なぜなら、飲食店はおいしさや楽しさを提供する場である前に、安心・安全をお届けする場です。
海外のお客様がご来店されて「どうしよう、英語で対応しなきゃ!」とドギマギするお気持ちはもちろんだと思いますが、その不安感をお客様に悟られてはお客様が「このお店、大丈夫かな?」と心配になってしまいます。
ですので、例え心の中で焦ったり緊張していても、それを出さずに常に堂々としている事が、優秀なサーバーだと思っています。

今日の FUKA は笑顔は若干少なかったものの、おろおろ感は一切なく、困っていてもどこか余裕のある雰囲気を出していたのが凄いなぁと、思わず感心してしまいました。
まだお若いのに、この安定感は一体どこから…?

 

今日新たに学んだ接客英会話

Dessert と Sweets の違いとは?

「”sweets menu” ではなく “dessert menu” ですよ。」

とお伝えしてふと自問自答しました。
“dessert” と “sweets” ってどう違うのかしら?
ちなみに Felicity に聞いてみましたが、

Oh, I don’t know. I’ve never thought about that.
(分からない。今まで考えた事もなかったわ。)

英語ネイティブにも答えづらい質問らしいです。
ただ、私の感覚ですと、こんな違いです。

Dessert = 食後に食べるケーキやアイス等。
Sweets = 飴やチョコの様な、いわゆる「お菓子」

 

「このスープに玉ねぎは入っていますか?」を英語で何て言う?

こちらはお客様の英語です。
玉ねぎが苦手なお客様はこの様に聞いてくるでしょう。
その場合、この様に質問してきます。

Does this soup include onion? / Does this soup come with onion?

“Include” は「含める」という動詞です。
また、”Come with ●●” で「●●を搭載している」「●●が付いてくる」という意味です。

ちなみに、この様に聞かれた場合の返答方法はこちら。

お客様:Does this soup include onion?(このスープに玉ねぎは入っていますか?)
店員 :Yes, all soups include onion. / No, it doesn’t.(はい、全てのスープに玉ねぎが入っています。/いいえ、入っていません。)

お客様:Does this soup come with onion?(このスープに玉ねぎは入っていますか?)
店員 :Yes, all soups come with onion. / No, it doesn’t.(はい、全てのスープに玉ねぎを使用しています。/いいえ、入っていません。))

 

“Include” も “Come with” も飲食店内でよく使う言葉ですので、是非覚えておきましょう!

▼INCLUDE を使った例文
All the prices do not include sales tax.
(全ての価格に消費税は含まれていません。)

▼COME WITH を使った例文
All set meals come with soup and salad.
(全てのセットのお料理にスープとサラダが付いてきます。)

ちなみに、「玉ねぎが入っていないスープもありますよ。」を英語ではこの様に言います。

We have another soup which has no onion in it.

 

「どのパスタがおすすめですか?」を英語で何て言う?

Which pasta do you recommend?

「何がおすすめですか?」は “What do you recommend?” ですが、「どのパスタ」という様にジャンルをくくる場合は、”Which pasta do you recommend?” となります。

こちらは当然、パスタ以外にも使えます。
ではここで問題です。
「どのワインがおすすめですか?」を英語で何て言うでしょう?



正解は “Which wine do you recommend?” でした。

 

「お持ち帰り用の箱はこちらでご準備します」を英語で何て言う?

例えば今日の実践練習の様に、お客様がもうお腹が一杯で全てを食べきれず、

I can’t eat them all. So could I get a to-go box?
(食べきれないので、お持ち帰り用の箱を頂けますか?)

と聞いてきたとします。
しかし、お持ち帰り用の箱をお客様に “Here you are.”(どうぞ。)と渡してお客様にお料理を詰めて頂くのではなく、店員が一旦お皿を下げ、店員が箱に余ったお料理を入れてご用意する場合、この様に言います。

We can prepare the box for you.
(お持ち帰り用の箱はこちらでご準備します。)

この様にお伝えすると、お客様は “Thank you.” と言って余ったお料理を笑顔で差し出すでしょう。

余談ですが、私もアメリカにいた頃はよく to-go box を貰って余ったお料理を持ち帰っていました。
お店(店員)によって

・箱をお客様に渡し、お料理はお客様が詰めるパターン
・店員が箱にお料理を詰めるパターン

があるのですが、お客として「この店員さんすごい!」と思ったのは、ソースやドレッシングを新たに追加して、お料理と一緒に箱に入れてくれた人でした。

例えばサルサを付けて食べるチップスをお持ち帰りする場合です。
普通の店員であれば、お皿に残っている物だけを箱に入れてお客様にお渡しします。
しかし優秀な店員は、サルサをふた付の容器に新しく追加し、ふたを閉めて、チップスと一緒に箱の中に入れてくれるのです。
この様にして下さると、お店で食べたチップス&サルサを家に帰っても楽しめますね。
こういう気遣いが出来る方は本当に素晴らしなと感動しました。

 

「レジでもテーブルでもお支払頂けます」を英語で何て言う?

You can pay at the cashier or at this table.

日本はお店によって支払う場所が違うので、困惑される海外の方も多い様です。
ですので、お勘定をお渡しする際、こちらの一言を言えると、お客様を困らせる事がありませんよね。
この様な、「絶対に必要ではないけれど、言えるととても親切な一言」はお客様にご満足頂く上で欠かせないなと、しみじみ思います。

 

さて、来週はイケメン・カナダ人をゲストにお迎えする予定です。
来週練習予定の MARIE と YUJI、リラ~ックスして接客してくださいね^ ^

本日の講師:内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

「スマイラー公式WEBサイト」から取材を受け、掲載されました!

メディア情報 第12弾

こんにちは、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

飲食店向け中古厨房機器販売のテンポスホールディングスが運営されている「スマイラー公式WEBサイト」から取材を受け、その記事が掲載されました!
http://smiler.jp/2018/04/13/post-2937/

記事の第1弾では弊社が600人以上の外国人を対象に行った街頭インタビューの結果をご紹介頂いています。
そして、今後掲載される第2弾、第3弾では、弊社の接客英会話レッスンを実際に受けられた、水炊きで有名な株式会社玄海の對馬様と、代々木上原の Lanterne や AELU を運営されている株式会社シェルシュの五十嵐様をお声をご紹介する流れになっています。

この「スマイラー公式WEBサイト」は、テンポスホールディングスが提供されている飲食店経営者向けの業界誌です。
毎回飲食店経営者インタビューや販促、食材の情報をお伝えされていますので、飲食店経営者の方は細目にチェックしてみてくださいね。

 

 

 

飲食店に特化した接客英会話レッスン 10日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

先週に引き続き、今週もノートを見ないで「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習を全て英語で行っていただきます♪
先週 FUKA と MOEMI が挑戦してくださったので、今週は MARIE とYUJI の番です。

ただ、その前に今日は「よくある食物アレルギー」についての講義を行いました。
食物アレルギーはどんな食材からでも成りえる為、「これとこれを覚えておけば大丈夫!」なんて事はありません。
ただ、最低でもよくある食材を覚えておけば、柔軟にご対応できる可能性はグンッと高くなります。
「世界にはこういう食物アレルギーを持つ人がいる」
という知識を持ち、そのような方にもご満足頂けるお料理をご提供できるといいですね★

 

世界で多い食物アレルギー

※「世界で多い」なので、日本で多い「そば」は入っていません。

Salmon ヒラメ Halibut
Tuna Crab
ロブスター Lobster 海老 Shrimp / Prawn
二枚貝
(あさり/はまぐり)
Clams ムール貝 Mussels
牡蠣 Oyster 烏賊 Squid
Octopus 帆立 Scallops
小麦 Wheat 大豆 Soy
ごま Sesame 牛乳 Milk
Egg ピーナッツ Peanut
アーモンド Almond ブラジルナッツ Brazil nut
カシューナッツ Cashew nut Chestnut
ヘーゼルナッツ Hazelnut マカダミアナッツ Macadamia nut
ペカンナッツ Pecan nut 松の実 Pine nut
ピスタチオ Pistachio くるみ Walnut

必ず知って頂きたいのは、食物アレルギーは命に関わる場合もあるという事。
もし海外のお客様のおっしゃっている事が理解出来ない時は、紙とペンをお渡しして

Could you please write it down?
(書いて頂けますか?)

とお願いし、辞書で調べる等の対応を取りましょう。
曖昧な理解のままお料理を提供するなんて事が絶対にない様、ご注意ください。

 

MARIE による接客英会話 ~実践練習~

それでは、本日のメインである実践英会話練習をご紹介します。
今日のトップバッターは MARIE です。
※お店が営業中であるため、レッスンはお店の会議室で行いました。

MARIE の実践練習を見て驚いたのは、その完成度の高さ!
もちろん、先週挑戦してくださった FUKA と MOEMI も素晴らしかったのですが、MARIE も全く引けを劣らず。
嬉しさと感動のあまり、動画を何本も撮ってしまいました(^ ^)♪

私がなぜ、MARIE にこんなに感動したかと言いますと、MARIE はこのレッスンを始めるまで、英語に触れる機会が全然なかったからです。
初日のレッスンで「好きな洋画や海外ドラマはありますか?」と皆さんに聞きましたが、MARIE は「洋画も海外ドラマもほぼ見ないです。。。」との事。
しかも、海外に行った経験もありませんでした。

これまでにレッスンを通じて多くの方々とお会いしましたが、MARIE ほど「英語」や「海外」と触れる機会がなかった方は初めてでした。
そうなると当然、海外留学経験がある方、海外ドラマが好きでよく見る方とはスタートが異なります。
これまで触れてこなかった分、相当な努力をしないとこのレッスンについてこれないのでは…と密かに心配していました。

しかし、私の心配を一気に吹っ飛ばすほど、MARIE の実践練習は素晴らしかった!
これまでにレッスンソングとしてお出しした接客英会話や、レッスン内でその都度追加したフレーズはもちろん、宿題で他のメンバーが持ってきた

Would you like to pay together or separately?
(お支払いはご一緒が宜しいですか?別々にされますか?)

までもスラスラッと聞けちゃうなど、完成度の高さが私の予想を遥かに超えていたのです!
初日(9週前)では殆ど英語を話す事ができなかった MARIE が、こんなにペラペラと英語で接客が出来ている…
私はこの様に、「大丈夫かな…?」と心配していた方が大きく羽ばたく事を「変態(さなぎが蝶になる事)」と呼んでいるのですが、MARIE も変態してくれました!
接客英会話講師をやっていて、最高に嬉しい瞬間です♡

3才のお子さんを育てながら働き、さらに接客英会話も勉強されるなんて、並大抵の努力では出来ません。
それでもやってのけた MARIE は本当にすごい!!
MARIE の上司の郷田さん、どうか MARIE に拍手喝采を送って下さい。

 

ちなみに、MARIE の接客英語が素晴らしかったのは先述の通りですが、実はお客様役をやってくださった MOEMI と FUKA も同じくらいお見事でしたので、お二人の功績もご紹介させてください。
この実践練習は、生徒さん(1人)がスタッフの役になり、他の生徒さんは海外のお客様役をやっていただく事が多いです。
お客目線で改めてメニューを見てみると、今まで見えなかった部分に気づけたり、何よりお客様の英語も覚える事が出来ますので、このお客様役は意外に大切なのです。
しかし、お客様役が注文に時間をかけすぎていたり、店員役の生徒さんに全然質問をしないと、レッスンの空気感がシラ~っとなりがちです。
ですので、実践練習をきちんと行う上で、お客様役は非常に責任重大なのです。

そんな中、MOEMI と FUKA のお客さん役としての素晴らしさたるやっ!
2週間前に学んだ「お客さんの英語」は既にしっかり頭の中に入っていましたし、今日やったばかりのアレルギーまでも取り入れる柔軟性には感銘を受けました。

What do you recommend?(何がおすすめですか?)
I can’t eat tomato.(トマトが食べられません。)
How big is it?(これはどれ位の大きさですか?)

等、お二人が質問をたくさんしてくださったお蔭で MARIE の接客英会話の量も増え、海外のお客様と店員がやり取りをしながらオーダーを決めていくという、理想的な空間を作る事が出来ました。

「今週はお客さん役だから。」
と気を抜く生徒さんもいる中、こちらのお二人はいつでも全力投球です。
本当にありがたいですね。
この様な生徒さんと出会えた私は幸せ者ですし、何よりも、この様な方々が働いている「未来食カフェレストランつぶつぶ」のオーナーさんはさぞかし鼻が高いことでしょう★

 

YUJI による接客英会話 ~実践練習~

さて、実践練習の大鳥を飾るのは、店長の YUJI です。
実は私は、YUJI も「大丈夫かなぁ…」と心配していましたし、これまでに一番エールを送っていた方でもありました。
と言うのも、過去に何回もフラッシュカードを使いながらの復習を行いましたが、YUJI はダントツで覚えていなかったからです!(ドーン!)
ですので、今回 FUKA, MOEMI に続き MARIE も素晴らしい実践練習を披露されたので、「YUJI は大丈夫だろうか…?」とドキドキしていました。
しかし、見事に取り越し苦労でしたね。
YUJI の実践練習もアッパレでした!

数週間前に行った復習の時は、「あれれ?YUJI だけで遅れているぞ。」感が否めなかったのですが、今日の実践練習では、あの時はまだ覚えていなかったフレーズがスラスラ出て来ていましたヽ(^◇^*)/
先週お伝えしたご注文の確認もきちんと行い、オーダーミスなくお料理を提供する事が出来ました。
また、海外のお客様役のつぶつぶ3人娘(勝手に命名)が MARIE の時同様、様々な質問をぶつけましたが、しっかり質問内容も理解し、ご対応出来ていたではありませんか!

個人的に「すごい!」と思ったのが、お客様にお勘定をお渡しする際に言う

Whenever you are ready.

という一言。
「お支払いはお客様のタイミングで。」という、「すぐに払ってさっさと出てけ」みたいな誤解を一掃出来るフレーズなのですが、YUJI はこの思いやりの一言もちゃんと忘れずに言えていました。
絶対に言わなくてはいけない訳ではありませんが、この一言があるだけで、お客様への気遣いを表せる言葉ってありますよね。
“Whenever you are ready.” は正にそれです。
それを YUJI がしっかり覚えててくださっていたなんて…、さすが店長です!

そして、最後は

Have a good one!(よい一日を!)

でお客様をお見送りされました。
全体を通して何て自然な英語なんでしょう!
何度でも言っちゃいますが、素晴らしい!!!

さて、来週はいよいよ外国人講師をお招きする番です。
本物の海外のお客様相手に英語で接客していただきます。
25回あるレッスンの一番盛り上がる部分です♪
4人共今回の実践練習が驚異的したので、私はなーんの心配もしておりません(笑)
みなさんの英語力で、外国人講師をあっと驚かせてあげましょう!

 

今日新たに学んだ接客英会話

これまで既に多くの接客英会話を学んで頂きましたが、まだまだ「これは英語で何て言うんだろう?」という疑問が湧き出てくる様です。
その姿勢がまたステキ♡

「こちらの箱に鞄をお入れください」って英語で何て言う?

Please put your bag in this box.

“put” は「置く」以外でも「(●●の中に物を)入れる」と言う時に使います。
“Put ●● in ▲▲.” で、「▲▲の中に●●を入れる」という表現です。

 

「こちらにコートをお掛けください」って英語で何て言う?

Please hang your coat here.

“hang ●●” で「●●を掛ける」です。
ちなみに、「(コートではなく上着をお掛けください」であれば

“Please hang your jacket.”

となります。
また、「こちら (here)」は手元にある物を指します。
もしコートをかける場所が少し離れていて、「あちらにコートをお掛けください」であれば、

“Please hang your coat there.”

となります。

 

「トマトはお抜き致しますね」って英語で何て言う?

I can take out tomato for you.

例えばトマトアレルギーをお持ちのお客様から
「トマトは抜いて頂けますか?」とご依頼頂いた際の返答として、

“Sure. I can take out tomato for you.”

と使えます。
“take out” で「取り出す」という意味です。

“I can take tomato out for you.” とも言えます。

 

「Mサイズのサラダを1つ」って英語で何て言う?

One medium salad

日本語ですと「1つ」という数は最後に持ってきますが、英語では最初にきます。
また、英語では”M size” とは言わず、”medium” と言います。
こちらはLサイズもSサイズも同様で、”large” “small” になります。
覚えて頂きたいのは、こちらの順番です。

One medium salad
①数  ②大きさ  ③料理

余談ですが、英語では物を装飾する形容詞がいくつもある場合(今回の場合「数」と「大きさ」)、どの形容詞を先に述べるかという順番が決まっています。

  1. 数 (例:1つ/2つ/いくつかの)
  2. 意見 (例:綺麗な/おいしい/豪華な)
  3. 大きさ (例:大きい/小さい/高い)
  4. 温度 (例:熱い/冷たい)
  5. 年齢 (例:20歳の/若い/ご年配の)
  6. 形 (例:丸い/四角い)
  7. 色 (例:赤い/青い)
  8. 起源 (例:国産の/アメリカの)
  9. 素材 (例:木で出来た/ガラス製の)

 

これらを踏まえて形容詞を重ねる場合、この様になります。

  • Two large hot coffee please.(Lサイズのホットコーヒーを2つお願いします。)
  • 3 young Chinese women.(3人の中国人女性)
  • One gorgeous round white Japanese glass toy(日本製の丸くて白い豪華なグラスのおもちゃ)

 

「シェアされますか?」を英語で何て言う?

Would you like to share?

このブログに何度も登場している “would you like ~” は「~はいかがですか?」という意味で、ご提案する際の定番フレーズです。

 

「サイズはどちらにされますか?」を英語で何て言う?

Which size would you like?

この “Which ●● would you like?” は非常に使い勝手のいい質問文です。
今回は●●に “size” を入れましたが、

Which dressing would you like?(ドレッシングはどちらにされますか?)
Which wine would you like?(どちらのワインがよろしいですか?)

等、選択肢がある物に対してかなり幅広く使う事が出来ます。

 

「この料理に●●は使っていません」を英語で何て言う?

海外には食物アレルギーや宗教、ベジタリアン等の関係で、口に出来ない食材をお持ちのお客様が大勢いらっしゃいます。
例えばお客様から、

I can’t eat tomato because I have a tomato allergy. Do you use tomato in it?
(私はトマトアレルギーなのでトマトが食べられないのですが、この料理にトマトは使っていますか?)

と聞かれた場合の返答として、

No, we don’t use tomato in it.

とお答えする事が出来ます。
そうするとお客様は安心してお料理を注文できますね★

 

「デザートと一緒にコーヒーか紅茶はいかがですか?」を英語で何て言う?

Would you like a coffee or a tea with your dessert?

とても嫌らしい言い方ですが、お客様により多くのお金を使って頂ける方がお店としてはありがたいですよね?
そして、海外のお客様は「店員さんにもっと提案をしてもらいたい」と思っている事が弊社の独自調査から分かりました。
それであれば、デザートごご注文されたお客様にコーヒーか紅茶のご提案をされてみてはいかがでしょうか?
断られるかもしれませんが、「デザートと一緒にコーヒーか紅茶はいかがですか?」と聞かれて嫌な気分になる人はいないはず。
少なくとも、私はこの様な提案が出来るサーバーは優秀だと思います。

 

さて、来週はいよいよ外国人講師がやってきて、海外のお客様役になってくれます。
まずは何よりも楽しんで!
英語が話せる喜び、通じる楽しさを味わって下さいね♪

本日の講師:内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンド専門家)

 

飲食店に特化した接客英会話レッスン 9日目 in 新宿区

今日の接客英会話レッスン

さて、今日からいよいよ、ノートを見ないで「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習を全て英語で行っていただきます♪

立候補で「1番に挑戦したい人?」と募ったところ、勇敢なる FUKA が我こそはと手を挙げてくださいました★
この積極性が彼女の一番の魅力です^ ^
では、まずは FUKA の実践練習からご紹介します。

※お店が営業中であるため、会議室で行いました。

 

FUKA による接客英会話 ~実践練習~

さて、FUKA の実践練習ですが、一言で申し上げるなら「素晴らしい!!!」
これまでに学んだ接客英会話を全て習得され、「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までを全て英語で、とてもスムーズに接客出来ていました!o(TヘTo)

こういう言い方は失礼かもしれませんが、FUKA はお世辞にも初日から英語力が高かったわけではありませんでした。
しかし、それからたったの2か月で、お店で使う接客英語をこんなにスラスラ言えるようになるなんて…
これは紛れもなく、FUKA が努力をされた証拠です。
本当に素晴らしい!!

上記にも述べましたが、彼女の最大の魅力は「失敗を恐れない心」です。
レッスン中に一番多くの質問をしてくださるのは FUKA ですし、今回の様に「だれが最初に行きますか?」と聞くと率先して手を挙げてくださるのも FUKA です。
これまで多くの生徒さんと出会い、成長を見届けてきた私ですが、一番伸びる人は FUKA の様に前向きな方なんですよね。
失敗なんてして当たり前なんです。
だってまだ練習中なんですから。
「人が成長する時は失敗をした時」という様な言葉も多くある様に、失敗をし、その失敗からどれだけの物を得る事が出来るかで、その後が大きく変わります。
でも、失敗を恐れている人は、そもそも「出来る範囲内」でしか挑戦しないので、失敗はないんですよね。
しかしその分、大きな成長もないのです。

今回の実践練習では特に大きな失敗をしなかった FUKA ですが、仮に出てこなかったフレーズがあったとしても、FUKA は「忘れちゃった。何だっけ?」とケロッとしているでしょう。
それでいいのです。
それ位ドーンと大きく構えている方が間違いなく伸びます。
私は常に積極的で、ひょうひょうとしている FUKA が大好きなのです♡

 

MOEMI による接客英会話 ~実践練習~

さて、FUKA と同じく、「今日やります!」と手を挙げてくださったのが MOEMI です。
MOEMI は海外留学経験がおありで、4人の中では群を抜いて高い英語力をお持ちです。
そして今日の実践練習では、相変わらず高いスキルをご披露してくださいましたよ^ ^
終わった後、ご本人は「全然ダメでした。。。」とおっしゃっていましたが、そんな事はありません!
そもそも、まだ8日しか勉強していないのに、もう「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までを全て英語で言えるようになったのですから、どうぞ胸を張って下さい!

MOEMI の最大の魅力は、その高い向上心です★
今日の実践練習では、まだレッスンでは教えていないフレーズまでも言っていたり、レッスン中には質問を多く出してくれる等、常にチームに刺激を与え、最年少ながらチームを引っ張ってくれています。

また、高いリスニング力も驚いた点の1つです。
私がパパッと早口英語の様に言ったことでも、ちゃんと聞き取れているのです!
チームの中で MOEMI だけが理解出来ている、なんて事もしばしばある程です。
きっと英語が好きで、日頃から英語に触れる努力をされているのでしょうね。
好きこそものの上手なれ。
英語が好きならば、これからもっともっと上達できますよ!
その「好き」という気持ちを、これからも大切にして頂きたいです^ ^

 

今日新たに学んだ英語

「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの実践練習をやってみると、今まで気づかなかった「これは英語で何て言うんだろう?」というものが改めて見えてきます。
というわけで、こちらが本日新たに学んだ英語です。↓

Beer の発音

日本語だと「ビール」ですが、「ビール」と言ってもほぼ通じないでしょう。
正しくは

Beer (ビアー)

です。
レッスンが後半に入ったら発音の練習をやりますので、具体的な事はその時にお伝えしますが、「R」は舌をのど仏の方に巻くのが特徴です。
ただ、多くの方が「ビ」の時に既に巻いてしまっているので、「ビ」では巻かず、「ア」の時にグッと巻くようにしましょう。

 

“Why not?” ってどういう意味?

お客様に

“would you like to see a dessert menu?”

とご提案すると、

“Why not?”

と返ってくる事があります。
(つまり、”Why not?” はお客様が言うセリフです。)

「むむっ、こちらが質問したのに質問をし返されている・・・」
「提案したのに “Why” から始まる質問・・・つまり『なんで?』って聞かれてる?」
「しかも “not” って事は否定されてる!?」

と、せっかく提案してみたのに “Why not?” って返されたら困惑しますよね(^ ^;)
ご安心ください、“Why not?” は「そうしましょう!」という同調の意味なのです。

恐らくですが、”Why not?” =「なぜそうしないの?」→「そうしない訳がないじゃない」→「もちろんそうするわ」という、3回転くらいしてようやく本来の意味にたどり着いたのではないかと。

ちなみに “Why not?” は日常生活でもよく使います。

A:Let’s go to a party tonight!(今夜パーティーに行こうよ!)
B:Sure, why not?(いいよ!)

提案や誘いを受けた時に返す、肯定的な意味ですので、是非覚えておきましょう!

 

「ご注文を確認します。」は英語で何て言う?

海外のお客様のオーダーを取った際に、必ずしていただきたいのはご注文内容を確認する事。
自分では理解していたつもりでも聞き取れていなかったり、お客様が勘違いをされている場合ももちろんあります。
注文内容の確認を行うだけで、オーダーミズを大幅に減らすことが出来ますので、必ずご注文を復唱するようにしましょう。

では、「ご注文を確認します。」は英語で何て言うのか?
とてもシンプルで、

“So, …”

でいいのです。
この “So, …” の後に、ご注文いただいたお料理の名前を1つ1つ言っていけばOKです。
例えば、

“So, one apple juice, one organic beer, and two umeshu on the rocks.”
(ご注文を確認します。りんごジュースが1つ、オーガニックビールが1つに、梅酒のロックが2つですね。)

高級店であれば “So, …” ではなく、”Let me repeat your order.” でもいいですね。

 

「●●は△△の様な味です。」を英語で何て言う?

●● tastes like △△.

“taste” は「味がする」という動詞です。
“like” は「~の様な」という時によく使います。

お客様:How does Takakibi tastes like?(高キビってどんな味ですか?)
店員 :It tastes like beef.(高キビは牛肉の様な味ですよ。)

 

「PINをご入力ください」って英語で何て言う?

Please enter your PIN.

“enter” は「入力する」という動詞です。
“PIN” は “Personal Identification Number(個人認証番号)” の略です。

丁寧に言うのであれば “Could you please enter your PIN?”

 

「こちらにサインをお願いします」って英語で何て言う?

Could you please sign here?

よく、”sign(サインする)” という動詞と “signature(サイン・署名)” という名詞がごちゃ混ぜになっている方がいます。
“sign” を使うのであれば “Could you please sign here?”
“signature” を使うのであれば、”May I get your signature?”
と覚えておきましょう!
(2つも覚えられん!という方は覚えやすい方を1つだけ覚えましょう^ ^)

 

来週は YUJI と MARIE が実践練習を行う番です。
失敗を恐れず、「間違ってなんぼ!」という意気込みでガンガン攻めていきましょう♪

本日の講師:内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)