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月: 2020年10月

【飲食店専門英語】大吟醸と純米酒を英語で説明しよう

「大吟醸」と「純米酒」をどう英語で説明する?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

海外のお客様は、母国では体験できない事を求めて日本にやってきます。

なので、日本ほど気軽に飲めない日本酒に興味を持っている方、たっくさんいらっしゃいます。

何よりも、日本酒の輸出金額は年々増えていて、令和元年は8年連続の過去最高を記録している程なのです!(国税庁のHPより)

なので今日のブログでは、

「日本酒を飲みたいのですが、どれがおすすめですか?」

とお客様に質問され、大吟醸と純米酒をおすすめする際の英語をご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :失礼します。Are you ready to order?
  • お客様A:Yes, we would like to try some sake please. What would you recommend?
  • 店員 :Sure, this 大吟醸 and 純米酒 are perfect match with your meals. 大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear. 純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well. As for the price, 純米酒 is more reasonable.
  • お客様B:I would like to have the 大吟醸, please.
  • 店員 :大吟醸、thank you.
  • お客様C:May I have 大吟醸 as well?
  • 店員 :Of course. How about you, ma’am?
  • お客様A:I would like to try the 純米酒, please.
  • 店員 :純米酒、thank you. So that will be 2 大吟醸 for you, and 1 純米酒 for you.
  • お客様A:Right.
  • 店員 :Thank you very much. I’ll be back with your drinks.

 

 

88%の海外のお客様は「おすすめを教えて欲しい!」と思っている

弊社はこれまで、1,500人以上の海外の方に

「日本の飲食店に関する感想は?」

「日本の飲食店でお金を払ってまで飲む価値のあったアルコールは?」

「どんなサービスがあれば、もっと注文したいと思いますか?」

といった質問をしまくってきました。

そこで分かったデータの1つに、「88%以上の海外のお客様は、飲食店で働くみなさんからおすすめを教えて欲しいと思っている」があります。

「なぜおすすめを教えてもらいたいんですか?」

と聞いたら、

「初めて入るお店だから、何がおいしいか分からないでしょ?でも、せっかく入ったんだから、そのお店で一番おいしいものを食べたいのよ。」

だそうです。

 

おすすめを提案する際にやってはいけない3つの事

そんなわけで、皆さんにはどんどんおすすめを提案してもらいたいです。

そうすれば、海外のお客様は喜んでおすすめされたものを注文しますし、その結果、お店の売上が上がるわけですから!

でも、上手なおすすめにはコツがあります。

ここではまず、やってはいけないおすすめの仕方3選をご紹介します。

 

NG① 「全部おいしいですよ」

私の体験談で申し訳ないのですが、私は日本で飲食店に入った際、仮に初めて行ったお店でも、店員さんに「サラダはどれがおすすめですか?」や「前菜でおすすめはありますか?」と聞くことがあります。

そうすると、結構な確率で

「全部おすすめですよ」

と返ってきます。

確かにその通りなのでしょうが、「全部おすすめ」と言われると質問した意味がなく、選びようがないのです。

 

なので、「どれがおすすめですか?」と聞かれた際は、みなさん個人の好みで構いませんので、2~3個を選び、それをお伝えしましょう。

 

NG② たくさんおすすめする

(①の「全部おいしいですよ」と重複する部分はありますが、)

「お肉が食べたいのですが、どれがおすすめですか?」と聞くとたくさんおすすめをしてくれる店員さんもいます。

もちろん、親切心は十分伝わるのですが、5~6個教えてもらっても、

「で、結局どれがおすすめですか?」

となるのがお客の心理です。

 

なので、やはりおすすめをする際は2~3個に絞りましょう。

 

NG③ おすすめの理由を言わない

「これとこれがおすすめですよ」と教えてもらうのはとてもありがたいのですが、それだけでは決め手に欠けます。

理由も知りたいのです!

 

理由は本当にシンプルで構いません。「これは飲みやすいからおすすめ」「これはお客様の料理にあうからおすすめ」という様に、理由とセットでおすすめを提示してみましょう!

 

 

大吟醸と純米酒を英語で説明すると?

上記の動画では、大吟醸と純米酒を対局に説明することで、よりわかりやすさを出しています。

【大吟醸の説明↓】

大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear.
(大吟醸はライスンワインみたいに香りが高く、フルーティーで飲みやすい。)

【純米酒の説明↓】

純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well.
(一方で純米酒は強くて濃厚でお米の味を堪能できる。)

 

どちらも「お食事に合う」は一致する点ですが、このように違った点を明確にシンプルに伝えることで、選びやすくなります。

そして、お客様にとって「選びやすい」という事はすなわち、「注文されやすい」=「売り上げに繋がる」を意味します。

 

日本酒を説明する際に使える単語8選

日本酒をシンプルにわかりやすくおすすめする際に使える形容詞をご紹介します♪

 フルーティ  fruity
 甘い  sweet
 香りが高い  flavorful
 酸っぱい  sour
 からい  dry
 強い  strong
 濃厚  rich
 うまみがある  savory

このような単語と合わせて、

“大吟醸 is clear.”

“純米酒 is rich.”

と説明すると、お客様は喜んで注文してくださいますよ。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「お決まりになりましたらお呼びください」を英語で何て?

「お決まりになりましたらお呼びください」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

さて、いざご注文を取ろうとしたものの、お客様がまだお決まりではない時、「お決まりになりましたらお呼びください」ってよく言いますよね。

今日はこちらを英語で何て言うかをご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :Please let me confirm your order. It’s 2 beef meals and 1 fish meal. Is this alright with you?
  • お客様B:Yes, that’s right.
  • 店員 :Thank you.
  • 店員 :Would you like something to drink?
  • お客様C:Ahh, could you give us a minutes?
  • 店員 :Certainly. Please call us when you are ready.

 

「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」を英語で

“Please call us” で「呼んで下さい」です。

そして、いつ呼ぶのか?これは、”when you are ready” つまり、「お客様の準備が出来たら」というタイミングです。

 

では突然ですがクイズ!

“Please call us” を使って、「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」を英語にしてみましょう♪

ちなみに、「ボタンを押す」は “push” ではなく、 “press” です。

【正解】

「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」は英語で、

“Please press the button when you are ready.”
(プリー プレッスザボトン ウェン ユーアー ゥレディー)

と言います。

 

「ボタンを押す」は “push” ではなく “press”

“push” も “press” もそんなに大差はないのですが、一応違いを説明しますね。

“push” は物を動かすために押す時に使います。

例えば、ドアを開ける為にドアを押す、とか。

音で言うと「ドン」が “push” です。

 

一方で “press” は「しっかり押す」とか「プレスする」時に使います。

音で言うと「ギュ」「ギュー」「ジュー」。

 

伝わりました?

あ、よく分からない?(^ ^;)

ややこしいですよね~。

ぶっちゃけ、”press the button” と push the button” って言っても大した間違いではないですし、必ず伝わりますので、「何かよく分からない」という方は “push the button” でもOKです。

 

英語上達の最大のコツは、「細かい事は気にしない♪」

“push” と “press” だけではなく、日本語では「見る」なのに英語には “see” “watch” “look” があって使い分けなくちゃなど、何か面倒くさいの多いですよね(笑)

「詳しく理解するためにネットで調べようとしたら、逆に混乱してしまった…」

なんて事もあると思います。

 

かく言う私、偉そうに飲食店英語講師をやっていますが、まぁよく間違います。

しゃべればしゃべるほどボロが出てくると言っても過言ではないくらい、未だにいーっぱい間違えます。

なので、講師をやっている今でも毎日、英語のレッスンを受けている程です。

 

とは言え、(これはアメリカのカジノホテルでウエイトレスしていた時に学んだのですが、)大事なのって「間違えない英語」ではなく、「伝わる英語」なんです。

どんなにパーフェクトな英語を話せても、おもてなしの気持ちがお客様に伝わらず、お客様をハッピーにできなければ、接客担当として失格です。

でも、間違えだらけの英語でも、お客様に感動を与えることが出来れば、あなたは優秀なフードサーバーです。

 

私たち日本人は「間違えない英語」が正しいと学校でずーっと習ってきたので、間違いに対して異様なくらい敏感で恐怖心を持っています。

でも、母国語じゃない言語を1つも間違えないで話すなんて、私は無理だと思います。

何より、目指す方向はそこじゃない!

 

なのでこのブログを目にしてくださったみなさんには、「間違って当たり前」って思っていただきたいです。

「間違ってる?ネイティブじゃないんだからそんなの当たり前でしょ?」

くらい開き直っちゃってOKです。

大丈夫、皆さんの失敗の数なんて比にならない位、私の方が間違えていますから!(笑)

ただしその分、神経は「気持ちが伝わる英語」に向けてください。

みなさんの優しさや思いやりが届けば、それで花丸です。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「ご予約内容を確認させていただきます」を英語で何て?

「ご予約内容を確認させていただきます」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

さて、事前にご予約をいただいていたお客様が来店されお席に着いた際、ご予約内容の確認をしますよね。

今日のブログでは、

「ご予約内容を確認させていただきます」

を英語で言う方法をご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :Thank you very much for coming today. Here is your hot towel.
  • お客様A:Thank you.
  • 店員 :For you.
  • お客様B:Thank you.
  • 店員 :And for you.
  • お客様C:Thank you.
  • 店員 :Please let me confirm your order. It’s 2 beef meals and 1 fish meal. Is this alright with you?
  • お客様B:Yes, that’s right.
  • 店員 :Thank you.

 

「ご予約内容を確認させていただきます」を英語で

さっそくですがこのブログの本題から入ります。

「ご予約内容を確認させていただきます。」

こちらは英語で

“Please let me confirm your order.”
(プリー レッミー コンファー オーダー)

と言います。

ちょっと聞きなれない単語がいくつか出てきたと思いますので、1つずつ解説していきますね。

 

“Please let me ●●.” で「●●させていただきます」

まず、”Please let me ●●.” で「●●させていただきます」「●●させて下さい」という意味です。
(●●には「食べる」「飲む」といった動詞が入ります。)

ではいきなりですが問題!

これらを “Please let me ●●.” を使って英訳してみましょう♪

1)お寿司を食べさせていただきます

2)お水を飲ませて下さい

 

【正解】

1)お寿司を食べさせていただきます
⇒ Please let me eat sushi.

2)お水を飲ませて下さい
⇒ Please let me drink water.

 

では、もう少し飲食店で役立ちそうなクイズ!

これらを “Please let me ●●.” を使って英訳してみましょう。

1)メニューを説明させていただきます

2)食べ方を説明させてください

3)何かありましたらお声がけください

 

【正解】

1)メニューを説明させていただきます
⇒ Please let me explain our menu.

2)食べ方を説明させてください
⇒ Please let me explain how to eat.

3)何かありましたらお声がけください
⇒ Please let me know if you need anything.

これは飲食店でよく使うので、覚えておいて損はないですね!

“explain” は「説明する」という動詞。
“how to eat” は「食べ方」という意味です。

 

高級店で「確認する」は “check” よりも “confirm” の方がベター

そして、本題の「ご予約内容を確認させていただきます」は

“Please let me confirm your order.”

と言うとお伝えしましたが、”confirm” って単語をご存知ですか?

“confirm” は「確認する」という動詞です。

一般的には「確認する」= “check” の方がなじみ深いと思いますが、ビジネス英語や高級店で使う場合、”check” よりも “confirm” の方がおすすめです。

ただ、そこまでの差はありませんので、「コンファームとか無理!」という方は

“Please let me check your order.”

で全然問題ありません。

大事なのは使ってみる事!

まずは使いやすい方で慣らしていきましょう♪

 

ご予約の内容を確認する方法

次は、ご予約内容を確認する方法です。

こちらは至ってシンプル。

“It’s” の後に、お客様が選ばれたお料理名(コース名)を言っていけばいいだけです。

動画では “It’s 2 beef meals and 1 fish meal.” と言っています。

「牛定食が2つと、お魚定食が1つですね」という意味ですね。

 

ここでご注意いただきたいのが、「数字は必ず前」という事です。

日本語ですと、「牛定食が2つと、お魚定食が1つですね」のように、数字はお料理名(コース名)の後に来ますよね。

でも、英語では “It’s 2 beef meals and 1 fish meal.” のように、必ず後に来ます。

そこだけ覚えておいてください。

 

「こちらの内容でよろしいですか?」を英語で何て?

最後に、ご予約内容が正しいかを確認する一言を入れます。

それがこちら。

“Is this alright with you?”
(イ ディ オーライッ ウィズユー?)

「お間違いありませんか?」という意味です。

そうすると、お客様から

“That’s right.” (はい、あっています)

と返ってくるでしょうから、「かしこまりました」や「ありがとうございます」という意味を込めて

“Thank you.”

と言えば、ご予約内容の確認は無事終了です☆

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(株式会社華ひらく代表取締役/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「暑い中ご来店ありがとうございます」を英語で何て?

「暑い中(足元悪い中)ご来店ありがとうございます」
を英語で何て?

 

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

今日の動画では、こちらの2つを英語で何て言うかをご紹介します。

「暑い中ご来店ありがとうございます」

「足元悪い中ご来店ありがとうございます」

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :いらっしゃいませ。
  • お客様:Hello.
  • 店員 :Welcome to 満る川. Do you have a reservation?
  • お客様:Yes, we do.
  • 店員 :May I have your name please?
  • お客様:It’s Charlotte.
  • 店員 :Ms. Charlotte, thank you for coming in this hot weather. Could you follow me please?

 

「お暑い中ご来店ありがとうございます」を英語で

まずは、「お暑い中ご来店ありがとうございます」を英語で何て言うかをご紹介します。

それがこちら↓

Thank you for coming in this hot weather.

“Thank you for ●●.” で、「●●してくれてありがとう」という意味になります。

 

“Thank you for ●●.” の例文

“Thank you for your reply.” ⇒「ご返信ありがとうございます。」

“Thank you for everything.” ⇒「何から何までありがとうございます。」

“Thank you for your understanding.” ⇒「ご理解いただきありがとうございます。」

 

で、”Thank you for coming in this hot weather.” の場合、 for の後に “coming in this hot weather.” と来ているので、「暑い中ご来店下さりありがとうございます。」となるのです。

 

「足元悪い中ご来店ありがとうございます」を英語で

次は、「足元悪い中ご来店ありがとうございます」を英語で何て言うか、皆さんご自身で考えてみましょうか。

やり方は先ほどの “Thank you for ●●.” と同じ。

「お暑い中ご来店ありがとうございます」で “Thank you for coming in this hot weather.” だったので、”Thank you for coming” までは同じですよね。

問題は次。

「暑い中」で “in this hot weather.” でした。

では、「足元悪い中」は?

ここは「足元悪い」をそのまま英訳するのではなく、「足元悪い」をどういう天気の日に使うか?を考えます。

そう、雨や雪など、天気が悪い日ですよね。

なので、正解は “Thank you for coming in this bad weather.” です。

「暑い中」で “in this hot weather.”。

「足元悪い中」で “in this bad weather.”。

英文を考える時、日本語をそのまま訳すのではなく、今回みたいに状況をよりクリアにする必要がある時があります。

いや~、英語って面白いですね!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(株式会社華ひらく代表取締役/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「●●様」の「様」を英語でなんて?

英語の敬称(Mr. / Miss / Mrs. / Ms.)を確認

 

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

今回はお客様のお名前を呼ぶ際の呼称について。

日本語ですと老若男女関わらず「●●様」と「様」を付ければ問題ありませんが、英語にはこの「様」が4種類あるってご存知ですか?

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :いらっしゃいませ。
  • お客様:Hello.
  • 店員 :Welcome to 満る川. Do you have a reservation?
  • お客様:Yes, we do.
  • 店員 :May I have your name please?
  • お客様:It’s Charlotte.
  • 店員 :Ms. Charlotte, thank you for coming in this hot weather. Could you follow me please?

 

Mr. / Miss / Mrs. / Ms. の違いを確認しよう

「●●様」の「様」にあたる英語が Mr. / Miss / Mrs. / Ms. の4つです。

どなたにどれを使うか、ご存知ですか?

  • Mr.(ミスター):すべての男性
  • Miss(ミス):独身の女性
  • Mrs.(ミセス):既婚の女性
  • Ms.(ミズ):すべての女性

このように、“Mr.” は年齢関係なく、全ての男性に使えます。

例)”Welcome to 満る川、Mr. Smith.”(スミス様、いらっしゃいませ)

例)”Good evening, Mr. Jones.”(こんばんは、ジョーンズ様)

そして、“Miss” は独身の女性です。

例え相手が若い女性(例えば10歳)であっても、1人のお客様としてお出迎えする際は10歳の女の子にも “Miss” を付けてお呼びします。

例)”Would you like apple juice, Miss Katie?”(ケイティ様、りんごジュースはいかがですか?

お客様が明らかに既婚の女性と分かっている場合は、”Mrs.” を付けてお呼びします。

例)”Mrs. Parker, thank you for coming today.”(パーカー様、本日はお越しくださりありがとうございます)

最後に、男性の “Mr.” 同様、年齢や既婚/独身に関係なく全ての女性に使えるのが “Ms.” です。

例)”How are you today, Ms. Williams?”(ウィリアムス様、ご機嫌いかがですか?)

 

通常、Mr. / Miss / Mrs. / Ms. は苗字に使う

男性向け、女性向けに使う4つの敬称をご紹介しましたが、これらは基本、苗字に使います。

Mr. Tanaka とか Ms. Suzuki のように、苗字につけるのです。

ただ、ご予約されたお客様が下のお名前だけ書かれていて、苗字が分からない、なんてこともありますよね?

その場合は、下のお名前に敬称を付けてお呼びしても全く問題はありません。

つまり、こういう事です。↓

お客様の苗字が分かっている場合・・・苗字に敬称を

お客様の苗字が分からない場合・・・下のお名前に敬称を

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(株式会社華ひらく代表取締役/飲食店専門の英語講師)

動画