飲食店に特化した接客英会話レッスン 24日目 in 新宿区
NHK出演のお知らせ
以前から告知をしていますが、今週土曜日の22時から、NHK(Eテレ)で「みんなの2020 バンバンジャパーン」という番組が放送され、その番組の中で私(内木)や、つぶつぶの皆さんが出演します!
特に、 MOEMI にはドッキリを仕掛けて、突然来店したイギリス人の男性二人に英語で接客をして頂きました。
45分の番組で、その中で私たちは10分程度映る予定です。
今週土曜日の22時ですよ~!
どうかお見逃しなく(^ ^)v
今日の接客英会話レッスン
次週の25回目(最終日)は卒業式がメインとなりますので、接客英会話レッスンをメインで行うのは今日が最後となります。
今日で最後かぁ、あっという間だったなぁ…。
と私はしみじみしていましたが、今日、インド出身の Alice 先生を相手に実演練習する予定の MARIE と YUJI はそれどころではありません。
お二人とも、とても緊張されています。
若干顔が強張っています。
大丈夫、大丈夫。
先生、噛みついたりしないから(^ ^)
では、お二人の実演練習の様子をお届けします☆
MARIE による接客英会話☆実演
以前のブログでも書きましたが、私は MARIE がとても羨ましいのです。
なぜなら、目が真ん丸でぱっちりしてて、真顔でも怖い印象を与えないので。
私を含めた多くの方は真顔が怖いです。
なので、緊張して真顔になってしまうと、「機嫌が悪そう」「怒ってるの?」という印象を持たれてしまう場合があるのです。
しかし、MARIE は緊張して表情が硬くても全然怖そうに見えず、むしろ穏やかでほんわかした空気感を出せるのです。
お会いする度に「羨ましい…」と思わずにはいられません。
さて、そんな MARIE の接客は、
“This is a vegan restaurant. Is that OK?”
(当店はビーガンレストランですが、よろしいでしょうか?)
が全然伝わらずに行き詰ったり、
“What is burdock root?”
(ゴボウって何ですか?)
という Alice 先生からの質問が理解できずに困る場面もありましたが、それでもずっと、最後まで笑顔で練習を終えることが出来ました。
ここが MARIE の本当にすごい所で、 MARIE はどんな時でもずっと笑顔を絶やしません。
「世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」
と、歌手の高橋優さんが「福笑い」という歌の中で歌っていましたが、本当にその通りだと思います。
なので、どんな時でも英語を絶やさない MARIE には頭の下がる思いです。
MARIE の今後の課題は話し方や立ち振る舞いを堂々とする事です。
(英語だけではなく、日本語の時も然り。)
ウエイトレスはどんな時でも、お客様の前で自信を持った態度でいなくてはいけません。
決して高圧的や上から目線という意味ではなく、提供するお料理に自信と誇りを持ち、堂々としているという意味です。
するとその自信や誇りがお客様にも伝わり、安心をご提供出来ます。
誰だって、自信のない人からは物を買いたくないですよね?
それは飲食店も同じです。
MARIE のつぶつぶへの愛を、もっと前面に出して欲しいと強く願います★
YUJI による接客英会話☆実演
最終打者は店長 YUJI です。
YUJI は超がつくほどの天然で、毎回私たちを笑わせてくれました。
これだけ笑顔と笑いの溢れるレッスンになれたのは、YUJI のお陰と言っても過言ではありません。
心理学では、いいチームを作る秘訣の1つに「年長者がどれだけバカになれるか」を挙げています。
こちらのチームの場合、年齢も役職も1番上なのは YUJI なのですが、もし YUJI が人前で間違えるのを嫌がったり恰好つける様な人だったら、もっと雰囲気は悪かったと思います。
しかし、YUJI はいい意味で年齢や役職にこだわらず、素直にありのままにレッスンを受けて下さったので、いつも空気はほのぼのとしていました。
YUJI はレッスンの影の立役者だと思っています★
さて、そんな YUJI の最後の実践練習。
MARIE 同様とても緊張されていたので、ゲスト講師がいない、私だけのレッスン時に比べると実力発揮が出来なかったという印象です。
しかしそれでも、レッスンの序盤で習った最低限の接客英会話から、
“Which size would you like?”
(どのサイズがよろしいですか?)
“Mochikibi is a Japanese millet. It tastes like egg yolk.”
(もちキビは日本の雑穀で、卵黄の様な味がします。)
と、つい先週学んだことまできちんとお伝え出来ていました!
一時期は少しチームから遅れを取り、「大丈夫かな?」と心配した時期もありましたが、見事に挽回され、その後はチームを引っ張る時も多々ありました。
素晴しい逆転劇です!
YUJI の今後の課題は「英語の発音とリズムです。
「V」や「F」、「R」の音は練習していけば少しずつキレイに出せるようになっていきます。
英語のリズムは、まずはしっかり聴いて、それを完璧にものまねする練習をしていけば、非常に伝わりやすくて流暢な英語に変身します。
ただ、こちらの2つを行うには YUJI の意識が必要です。
意識をすること。
そして、練習する事。
そうすれば、もっともっと英語を話すのが楽しくなりますよ(^ ^)
今日新しく学んだ接客英会話
“What is burdock root?” (ゴボウって何?)と聞かれたら何と答える?
インド出身の Alice 先生はゴボウを知りませんでした。
なので、英語のメニューに「burdock root(ゴボウ)」と書かれていても、よく分からないのです。
そこで “What is burdock root?” (ゴボウって何?)と聞かれたら、まずはゴボウは何なのかを説明します。
ゴボウって野菜ですよね?
もっと厳密に言えば根菜です。
ですので、まずはこの様にお答えしましょう。
“Burdock root is a vegetable.”(ゴボウは野菜です。)
もしくは、
“Burdock root is a root vegetable.”(ゴボウは根菜です。)
シンプルで分かりやすいですよね?
“What’s in it?” の様に「中に何が入っているの?」という質問であれば、
入れる食材やソース等をご説明出来れば GOOD なのですが、
“What is this?”(これは何?)と聞かれたら、まずは魚なのか、お肉なのか、野菜なのか、果物なのかと言ったグループをお伝えしてから、“It tastes like egg yolk.”(卵黄の様な味がしますよ。) の様に味のご説明が出来るようになりましょう。
甘酒は英語でどう説明する?
甘酒は「白米を発酵したもの」なので、 “fermented rice” と言います。
※発酵する= ferment
もう少し長い文章でも覚えられるなら、この様に言えるとより伝わります。
“Amazake is a traditional sweet Japanese drink made from fermented rice.”
(甘酒とは発酵された白米から出来ている、日本の伝統的な甘い飲み物です。)
“Can I have the amazake with ice?” ってどういう意味?
今回の実演練習中に、Alice 先生はこの様に YUJI に質問しました。
“Can I have the amazake with ice?”
↑これってどういう意味だかご存知ですか?
【正解】
“Can I have the amazake?” だけですと、「甘酒を頂けますか?」なのですが、そこに “with ice” が付く事で「氷入りの」という意味になります。
つまり、「冷たい甘酒を頂けますか?」という質問なのです。
ちなみに、特に冬場には「氷なし」の飲み物の注文を受ける場合もあるでしょう。
その時は “without ice” や “with no ice” のどちらかを仰ってくる場合が多いので、”with ice” “without ice” “with no ice” は覚えておきましょう!
氷ありの飲み物 = with ice
氷なしの飲み物 = without ice / with no ice
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)