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月: 2020年12月

【飲食店専門の英会話】「お忘れ物はございませんか?」を英語で何て?

「お忘れ物にご注意ください」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

お客様が帰られる際、「お忘れ物はございませんか?」「お忘れ物にご注意ください」と一言声をかけるのも大切なおもてなしの1つです。

ではこれを英語で何て言うかを、今日はご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Do you have everything with you?
  • お客様C:Ahh, yes, I think we are fine.

 

「お忘れ物はございませんか?」を英語で

「お忘れ物はございませんか?」は英語でこのように言います。

Do you have everything with you?
(ドゥーユーハ エヴウィティン ウィユー?)

この文章を直訳すると「全部ありますか?」なのですが、自然な日本語に直すと「お忘れ物はございませんか? 」になるのです。

ちなみに、”with you” を抜かして、“Do you have everything?“ だけでも十分通じます。

通じるのですが、”with you” を付ける方がおもてなし力の上がる英語になりますので、高級店で働かれている方は “with you” ありで覚えましょう。

 

「お忘れ物にご注意ください」を英語で

質問ではなく、「お忘れ物にご注意ください」と注意喚起をしたい時は、こんな風に言います。

“Please make sure that you have everything with you.”
(プウィー メイクシュア ダッ ユーハ エヴウィティン ウィユー)

ちょっと長いですよね(^ ^;)

なので、個人的には「お忘れ物にご注意ください」の方がおすすめです。

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】「おいしかった」と言われた時に Thank you 以外で返し方3つ

お客様から「おいしかった」と頂いた際に Thank you 以外で返す方法3つ

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

海外のお客様は、「おいしかった!」「最高だった!」など、感想をとてもストレートに伝えてくださいます。

そのような感想をいただけると、嬉しいですよね(*^ ^*)

でもそんな時、みなさんは何て返答しますか?

やはり “Thank you.” でしょうか。

このブログでは、お客様から感想や誉め言葉をいただいた際に、”Thank you” +@で答える方法を3つご紹介します♪

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • お客様A:Excuse me, could we have the check please.
  • 店員  :Certainly. I hope you enjoyed your meals.
  • お客様A:It was amazing.
  • お客様B:The beef was very delicious.
  • お客様C:I loved Daiginjou.
  • 店員  :Thank you very much. I appreciate that. I’ll definitely pass it on to the chef. Here is your check. Please pay at the table, whenever you are ready.
  • お客様A:Thank you.

 

返答方法① ”I appreciate that.”

“I appreciate that.(アイ アプレシエイ ダッ)” は「光栄です」という意味です。

通常、”Thank you” とセットで使うので、このように言います。

“Thank you. I appreciate that.”
“Thank you very much. I appreciate that.”

これは日常英語でもとてもよく使う言い回しです。

感謝の気持ちを伝える際は本当によく言います。

なので、次回海外のお客様がお見えになって、嬉しいお言葉をいただいた際は、是非 “Thank you. I appreciate that.” をサラッと言ってみてください(^ ^)v

“I appreciate that.” の主語を”I” から “We” に変えて “We appreciate that.” にすると、お店全体で光栄に思っている事が伝わり、よりフォーマル感を出すことが出来ます。

 

返答方法② ”I’m very happy to hear that.”

“I’m very happy to hear that.(アイム ヴェウィー ハッピー トゥ ヒアダッ)”
は「そのようにおっしゃっていただけて嬉しいです」という意味です。

こちらも “I appreciate that.” 同様、このように “Thank you” とセットで使うことが多いです。

“Thank you. I’m very happy to hear that.”
“Thank you very much. I’m very happy to hear that.”

感情を表す際は特に、ジェスチャーの重要性が増します。
なので、”I’m very happy to hear that.” の “very happy” の時に胸に手を当てる仕草をすると、よりお客様に感謝の気持ちが伝わりますよ。

 

返答方法③-1 ”I’ll pass it on to the chef.”

“I’ll pass it on to the chef.(アイゥ パッシッ オントゥ ダシェ)”
は「(お客様からいただいたご感想を)料理長に申し伝えます」という意味です。

“Pass ●● on to Mr. Suzuki” で「鈴木さんに●●と伝える」という文章になります。

なので、決してシェフに伝えるというシーンのみならず、「何かを誰かに伝えます」と言いたい時に使えます。

この “I’ll pass it on to the chef.” を覚えるコツとしては、1語1語を覚えていくのではなく、1文をまるっとリズムで覚えます。

決してこの文章に限った事ではないのですが、英語上達のポイントの1つに、単語ではなく文章で覚えるが挙げられます。

なので、”I” “will” “pass” “it” “on” “to” “the” “chef” とバラバラに覚えず、”I’ll pass it on to the chef.” を1つと考えて何度も何度も口に出しましょう。

 

返答方法③-2 ”I’ll definitely pass it on to the chef.”

ちなみに、上にある動画で店員役の私は、 “I’ll pass it on to the chef.” ではなく、 “I’ll definitely pass it on to the chef.” と “definitely” を付けていました。

“definitely”は「間違いなく」とか「必ず」という意味で、ここにアクセントを置くことで「料理長に必ず申し伝えます」と、文章に深みを出すことができるのです。

英語はコミュニケーションのツールであり、感情や意思を伝えるための手段です。

このような「気持ち」を表現することで、お客様との距離がぐっと縮まり、「また来たい」と思ってもらえるお店になるのです。

なので、できる方はぜひ “definitely” も加えて、感謝の気持ちを伝えることに重きを置きましょう(^ ^)v

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」を英語で何て?

「デザートをお出ししてよろしいですか?」を英語で何て

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

コース料理をご注文されたお客様には、メインのお食事が終わった後にデザートをお出ししますよね。

でも、「デザートをお持ちしてよろしいですか?」を英語で何て言うかご存知ですか?

早速見てみましょう!

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :失礼します。May I bring you your dessert?
  • お客様C:Yes, please.
  • 店員  :Thank you.

 

「失礼します」は日本語のままでOK

日本の飲食店には個室があります。

個室のお客様のお部屋に入る度に、日本の接客では「失礼します」や「失礼致します」と一言添えてから入りますよね。

でも、そもそも英語圏と日本では文化が異なるので、日本語の「失礼します」をそのまま訳して “Excuse me.” と言うのは、ちょっと違います。

間違いではないのですが、英語ではそういう風には言わない分、変なのです。

なので、お客様の個室に入る際は、日本語の「失礼します」のままでOKだと、私は考えています。

だってここは日本。

日本の文化を完全に消すのは違うと思うのです。

なので、個室に入る際は “Excuse me.” でなく、「失礼します」のままでいきましょう。

 

「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」を英語で

では本題の、「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」を英語で言う方法です。

高級店版では、このように言います。

May I bring you your dessert?
メイアイ ブリンギュー ユ デザー

ちなみに、カジュアル店ではこんな言い方でOKです。

Are you ready for your dessert?
アーユー レディ フォー ユ デザー

“Are you~” よりも “May I~” の方が丁寧な聞き方なので、このように分けてみました。

ただ、大切なのは「何を話すか」よりも「どう伝えるか」なので、”Are you ready for your dessert?” の方が覚えやすい(言いやすい)という事であれば、こちらでも問題ありません。

その分、言い方に気持ちを込めて下さいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】高級店風に「ごゆっくりどうぞ」を英語で何て?

「ごゆっくりお楽しみください」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

お食事をお出しして「ごゆっくりどうぞ」とか「ごゆっくりお楽しみください」はとてもよく頻繁に使いますよね。

今回のブログでは、こちらを高級店風に言う方法をご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Would you like me to take your picture?
  • お客様B:Oh, yes please.
  • 店員  :Thank you. Say “Cheese”. One more time. 1, 2, 3! Here you go. Please let me know if you need anything. Enjoy your meal.

 

カジュアル店英語と高級店英語の違い

まずは、カジュアル店英語と高級店英語の違いからご説明します。

結論から言いますとこちらです↓

  • カジュアル店英語:省略された文、短い文
  • 高級店英語:正式な(省略されていない)文、長い文

カジュアル店英語は親しみやすさやフレンドリーさを出すので、その分砕けた、主語などが省略されている事が多いです。

例)Please enjoy.(ごゆっくりどうぞのカジュアル店版)

一方で高級店英語ではそのように省略せず、主語から最後までを正しい文章として言います。その為、カジュアル店英語よりも長めになります。

例)Please enjoy your meal.(ごゆっくりどうぞの高級店版)

 

「何かありましたらお声がけください」を英語で

絶対に必要な接客英語ではありませんが、「何かありましたらお声がけくださいませ」という一言があると、お客様へのおもてなしや思いやりが変わってきますよね。

なので、言える方はこのように言ってみてください。

“Please let me know if you need anything.”
プリー レッミーノー イユーニードゥ エニティン

こちらを伝えるタイミングは、”Please enjoy your meal.” の前でも後でもOKです。

  • 〇 Please enjoy your meal. And let me know if you need anything.
  • 〇 Please let me know if you need anything. Enjoy your meal.

英語では、短い間で同じ単語を何度も使うのはスマートではないという考えがあります。
なので、上記の文章を完全に2つに分けると
Please enjoy your meal.
Please let me know if you need anything.
の様に “Please” が2度入るのですが、短時間で “Please” を繰り返すのはくどいので、1か所を省いています。

 

大切なのは「何を話すか」ではなく、「どう話すか」

“Please enjoy your meal.” の様に短い文章は覚えやすい分、言い方に気を付けないとつっけんどんな印象を与えてしまいます。

なので、短い文程気持ちを込めて!

お客様全員の目を見ながら、笑顔で伝える事を忘れないでくださいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画