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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ
  • 2017年11月22日

飲食店専門の接客英会話レッスン 11日目 in 代々木上原

宿題

①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
。
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
。
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。)

 

どこかのサイトから

What are you up to today?
(今日は何するの?)

私が英語を学ぶ上で一番難しいなと思うのは、文法でも発音でも単語でもなく、文化的なところです。
(このブログでも何度も書いていますが、)言語と文化は表裏一体です。
ですので、文化を学んでこそ、言語も習得できるのです。

もう少し具体的に言いますと、日本ではお店にお客さんが来店したら、店員は「いらしゃいませ」と言います。
ただ、英語には「いらっしゃいませ」を直訳できる言葉はありません。
通常、店員は “Hi!”(こんにちは!) や “How are you?”(調子はどうですか?)、”Welcome to ○○!”(○○へようこそ)と言います。
つまり、英語圏には「いらっしゃいませ」を言う文化がありません。

逆の例えですと、英語圏では “How are you?”(調子はどうですか?)はとても頻繁に使うフレーズです。
家族や友達、上司や同僚等、ほぼ全ての方と「調子はどう?」と聞きあいながら、最近あった事(起こったニュース)について話します。
しかし、日本には人と会って「調子はどう?」と聞く文化はありませんよね?
“How are you?” は「調子はどう?」「ご機嫌いかがですか?」等と訳しますが、このような事を聞く文化がそもそもないので、どれもイマイチぴんと来ません。

ずいぶん前置きが長くなりましたが、今日出た “What are you up to today?” も、その文化の違いの1つです。
英語圏では「今日のプラン」について聞いたり答えたりする文化がありますが、日本にはあまり馴染みがないですよね。
ですので、英語圏の文化に慣れるまでは “What are you up to today?” と聞きづらいかもしれませんが…、文化も理解できて初めて、言語は習得出来るものです。
是非この「違い」を楽しみましょう♪

【おまけ】

私がアメリカのレストランで働いていたとき、すれ違う度に “Hey, what’s up?” と言ってくるアメリカ人の同僚(Codyという男性)がいました。
“What’s up?” の意味が最初は分からなかった私。
質問文だけれども、Codyは答えを待っている感じではなさそう…。
という事はただの挨拶なのだろうか…?

意を決して聞いてみたら、
“What’s up?” って言われたら “What’s up?” て返せばいいんだよ!
と教えてくれました。
それ以降、常にこんな会話が↓
Cody:Hey, what’s up?
私: What’s up?

なんだ、この会話?って感じですが(笑)
“What’s up?” は文法的に見ると完全に疑問文ですが、どうやら自然な日本語に訳すと
「おっす!」「ちーっす!」「やあ!」「おつかれ!」
という感じに出来そうです。
文化の違いって面白いですね…。

 

何かの映画から

You take care.
(気をつけてね。/お大事にね。)

この “Take care” は日常でとてもよく使うフレーズですので、覚えておいて損はないです^ ^
上記の通り、「気をつけてね」と「お大事に」という意味がありますので、それぞれを簡単に解説します。

①気をつけてね。

「気をつけて」と言うと “Be careful.” が出てくる人もいると思いますが、”Be careful.” は「気をつける(注意する)」という意味です。
Be careful when you drive a car.(車の運転に気をつけて)

一方で、”Take care.” は別れ際の挨拶で「外は寒いから気をつけてね」等と言いたいときに “It’s cold outside. Take care!” という風に使えます。

②お大事にね。

こちらはそのままと言いますか、風邪を引いている人や体調が悪さそうな人に対して、別れ際に “Please take care.” と言います。
医療関係者はよく使う言葉ですね。

 

ドラマ「Full House」から

The choice is yours.
(君次第だよ。)

以前に別の生徒さんが “It’s up to you.” を持ってきてくださいましたが、そちらと同じ意味ですね。
“Choise” は「選択」や「選択肢」という名詞です。
日本語でも「好きなのチョイスしていいよ」なんて使ったりしますので、使い慣れている方も多いのでは?
(ちなみに、”Choose” は「選択する」という動詞です。)

上の文をそのまま訳すと「選択肢は君のもの」になりますが、もう少し自然な形に直して、「君次第だよ」と訳すことができます。

 

今日のレッスン

今日も前回に引き続き、お出迎えからお見送りまでをノートを一切見ないで、全て英語でやっていただきました!
本日の挑戦者は…、Mana!!
Mana は厳密には飲食店勤務ではなく、飲食店に併設している、器を販売しているギャラリー勤務です。
よって、
「仕事で使わない英語も多いのでは?」
「このレッスンがお役に立っているかな?」
と少し不安だったのですが、朝にお会いした際、
「ギャラリーにも海外の方が多くお見えになるのですが、レッスンで習った英語が役に立っています!」
と教えてくださいました。よかった!!

さて、そんな  Mana が挑戦した実践練習。

入り口では

Hi, how are you this evening?(いらっしゃいませ)
Do you have a reservation?(ご予約のお客様ですか?)
May I have your name?(お名前を頂戴してもよろしいですか?)
This way please.(こちらへどうぞ。)

と完璧に接客英語をマスター★
すごいっ!!

中にお通ししても、

Would you like something to drink?(お飲み物はいかがされますか?)
Which wine would you like? Sweet or dry?(甘いワインと辛いワインのどちらがお好きですか?)

など、見事にペラペラです。
あまりに出来すぎ君だったのと、たまたまお客さん役の生徒さんが
「お水をいただけますか?」「私も!」「私も!」
と続いたので、よく使うジョークをお伝えしました。

通常、「私も!」は “Me too!” と言いますが、この “too” と、「私も!(つまり2つ用意して!)」という意味をかけて、 “Me two!” と言ったりします。
(”too” も “two” も発音は同じ))
そこで更に「私も!(つまり3つにして!)」と言う人が出た場合、その人は先ほどの “two” と3つをかけて “Me three!” と言います。

例を使うとこんな感じです↓

【通常】
客A: “Can I have some water?”(おを水いただけますか?)
客B:”Me too!”(私も!)
客C:”Me too!”(私も!)

【ジョーク】
客A: “Can I have some water?”(お水をいただけますか?)
客B:”Me two!”(私も!)
客C:”Me Three!”(私も!)

決して「あっはっは!」と笑うようなジョークではありませんが、英語圏の方々はよく使っているので、もし機会があれば是非 “Me three!” を言ってみましょう♪

 

生徒さんからいただいたご質問

今日もレッスンの最中に色々ご質問をいただきましたので、いくつかをご紹介します^ ^

▼グラスは何個お持ちすればよろしいでしょうか?
 How many glasses would you like?

▼(ご注文を取ったすぐ後に)「失礼します。」「すぐにお持ちします!」
 I’ll be back.

▼試飲はされますか?
 Would you like to try it?

どれも今日からお店で使える言葉ばかりでね♪
早速海外のお客様に言ってみてください!

 

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