-
2017年12月8日
飲食店専門の接客英会話レッスン 13日目 in 代々木上原
目次
今日の接客英会話レッスン
第1部のレッスンでは、待ちにまった外国人講師がやってきました!
生徒の皆さんはこの日に備えて、お出迎えからお見送りまでの流れを全て英語で練習してきました。
今日はいよいよ本領を発揮できる日です。
早速 Mana と Nami が果敢に挑んでくださいました★
結果やいかに!?
そして第2部のレッスンでは、いよいよ Gaki がノートを一切見ないで全て英語で接客する練習に挑戦しました。
「出来ない。無理。」
が口癖の Gaki ですが、本当に無理だったのでしょうか?
Mana による全て英語の実践練習
「誰が最初に挑戦しますか?」
と聞いたら、 Mana が手を挙げてくださいました!
いいですね~、その前向きな姿勢^ ^
いきなり脱線しますが、弊社のレッスンでは、例え出来なくても失敗を恐れずに前へ進もうとする気持ちを非常に高く評価しています。
だって、出来ないからこのレッスンを受けているのですから。
ミスを恥ずかしいと思わず、とりあえずやってみよう!という想いがあれば、例え転んでもすぐに起き上がってまた前に進めるはずです。
そういう心を持った人を、弊社は強く応援したいです。
閑話休題。
それでは Mana の実践練習がどうだったかと言うと・・・
「やばい、ちゃんと復習してくれば良かった。。。」
と Mana は途中で深く後悔していました(^ ^;)
なぜちゃんと復習していなかったのに「やります!」と手を挙げたのかは謎ですが(笑)、それでも Mana のその攻める姿勢は素晴らしくないですか?
私は結果同様、そういった意識も高く評価したいです。
お名前頂戴してもよろしですか?(ご予約のお客様に対して)
⇒ May I have your name please?
こちらがメニューです。
⇒Here is our menu.
日本語だと「こちらが」なので “This is our menu.” と言いそうですが、何かを出す時や手渡す時は “Here is” を使います。
例)
Here is your seasonal salad.(こちらが季節のサラダです。)
Here is your change.(こちらがお釣りです。)
おすすめのワインが2本あります。
⇒We have 2 wine bottles to recommend.
前菜
⇒appetizer / starter
ビーフの焼き加減はいかがされますか?
⇒How would you like your beef cooked?
もう一度おっしゃっていただけますか?
⇒Could you please say that again?
(ご注文を受けた直後に)すぐにお持ちします。
⇒I’ll be back.
日本語ですと「少々お待ちください。」と言いますので、英語にすると “Please wait.” となりそうですが、実際には I’ll be back with your drinks.” など、”I’ll be back.” を使う機会がとても多いです。「ターミネーターのシュワちゃん」と覚えるといいのでは?(笑)
お楽しみいただけましたでしょうか?
⇒We hope you enjoyed it.
Nami による全て英語の実践練習
さて、次に手を挙げてくださったのが Nami です。
もともととても高い英語力をお持ちの彼女ですが、言うべき英語を学んだことで更に拍車がかかり、今ではもうお世辞抜きでペラペラレベルです!
全てのシーンにおいて素晴らしく、大きなミスは1個もありませんでした。
しかし、せっかくなので2点だけ気になったところをご紹介します。
①「ごゆっくりどうぞ」= Please enjoy!
日本語ですと「ごゆっくり」なので “Take your time!” と変換できそうですが、 “Take your time!” はショッピングなどゆっくり見て回る時に使う言葉で、飲食店ではあまり聞きません。
代わりに、「食事を楽しんでね!」という意味で、”Please enjoy!” を良く使います。
②こちらのお皿はお済みですか?= Have you finished?
“Are you done?” も意味は同じなのですが、”Are you done?” の方がカジュアルで、攻撃的に聞こえるそうです。
“Have you finished?” の方が丁寧でフォーマルな印象を与えますので、是非お客様には “Have you finished?” を使いましょう。
Gaki による全て英語の実践練習
さて、本日最後を飾るのは Gaki です。
誤解を恐れずに書きますと、Gaki がノートを一切見ないで英語の実践練習を出来る日がくるなんて、数週間前は想像出来ませんでした。
なぜなら、Gaki はレッスン中にノートをとっても乱雑に書くので、翌週にはどこに何を書いたか覚えていませんでした。
また、ノートをきちんととれていないので復習も進まず、何週間たっても成長がとてもマイペースな、個人的に最も心配していた生徒さんのお一人でした。
それが、途中でチーム替えをして Gaki のペースにあわせたレッスンに変更し、見やすいノートのとり方を少し指導しただけで、翌週には見違えるほど接客英会話を覚えていたのです!!
謙遜でも何でもなく、私は大したことはしていません。
Gaki が
「こんなにノートを取ったのなんて人生で初めて!」
と言うほどレッスン中にしっかりとキレイにノートに書き写し、翌週のレッスンまでに何度も何度も復習をした結果、こんなに短期間で見違えるほどの成果を出したのです。
こんなにスラスラと接客英語を話す Gaki を数週間前に誰が想像出来たでしょうか?
Gaki 同様、稀に突然変異が起こったかのように前の週では全然レッスンについてこれなかった方が、急に大きな変貌を遂げてついてくるどころかレッスンをリードする立場になる事があります。
その時の驚き、感動、喜びは何回味わっても衰えませんね。
本当に鳥肌が立ちます。
もうすっかりほぼ全ての接客英会話を覚えた Gaki。
せっかくなので今週は、新たなフレーズを加えました。
(2種類の)デザートの後に、コーヒーか紅茶はいかがですか?
After the desserts, would you like a coffee or a tea?
上記の様に、お客様に選択肢がある場合は “would you like ●● or ▲▲?” と聞く事ができます。
例えばこちら↓
和風ドレッシングとイタリアンドレッシングのどちらがよろしいですか?
Would you like Japanese dressing or Italian dressing?
メインはチキンとポークのどちらがよろしいですか?
For your main dish, would you like chicken or pork?
是非使ってみてください♪
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)