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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ
  • 2017年11月28日

飲食店専門の接客英会話レッスン 12日目 in 代々木上原

宿題

①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。

映画「Full House」から

Are you mad at me?
怒ってるの?

これは日常でよく使いますね♪
例えば子供がママに

“Are you mad at me?”
(僕のこと怒ってる?)

と聞いたり、

“Are you mad at daddy?”
(パパと喧嘩してるの?)

となったり。

ちなみに、Mad は「怒っている」という形容詞です。
形容詞にはBe動詞が必要なので、「あなたは怒っていますか?」という質問は ”Are you ~?” から始まります。
(Mad は「怒る」という動詞ではないのでご注意を!)

では突然ですがクイズです!
“Mad” 以外で「怒っている」を表す形容詞は何でしょう?

【正解】

私たちに一番馴染みがあるのは “Angry” ではないでしょうか?
ただ、”angry” を「(人)に対して怒っている」と使う際は、”angry with” です。
“mad” の時とは前置詞が違うのです。(ヒエ~!)

Mad at (人).
Angry with (人).

また、”mad”, “angry” 以外にも怒りを表すフレーズはたくさんあります。
こちらのサイト(DMM英会話blog)にとっても分かりやすく書いてありますので、よかったどうぞ★
http://eikaiwa.dmm.com/blog/40330/

 

 

映画「フラハウス」から

Can you do me a favor?
お願いがあるんだけど?

これもまた非常によく使うフレーズですね!
ネイティブはお願いしたい事がある時、必ずと言っていい程これをまず言います。

欧米では結論を先に言う文化があります。
ですので今回の様に、
「お願いしたい事があります。」
とまず結論を言ってから、その詳細を伝えます。
その際の流れはこの様になります。↓

A : Can you do me a favor?(お願いしたい事があるの。)
B : Sure. What happened?(いいよ。どうしたの?)
A : (お願いの詳細)

ちなみに、Can you do me a favor? は親しい人にお願いする際に使います。
もう少し丁寧にお願いしたいのであれば、Can you ではなく、過去形の Could you do me a favor? に変更します。

なぜ、
Can you ~?
よりも過去形の
Could you ~?
の方が丁寧な聞き方なのか?

それは、過去形の方が現在形よりも「今」から離れていますよね?
この距離が、「お願いがあるのです。」と言った相手との心理的な距離を表しているのです。

日本語でも、心理的な距離の近い人にはタメ語で話し、距離の遠い人には敬語で話しますよね?
英語も同じで、家族や友達など、距離が近い人には「現在形」、上司や初対面の人には「過去形」を使うのです。
(とは言え、家族や友達にも「過去形」使う事も多々あります。お願いの内容や度合いによって使い分けるのです。)

では、ここでクイズです!
飲食店では必ず、お客さんに「過去形(Could)」を使うべきでしょうか?

【正解】

これは難しいところで、人によって考えが異なります。
私は、お店のカジュアルさで判断すればいいと考えています。

例えば、お会計時に使う「こちらにサインして頂けますか?」という質問。

“Could you sign here?”
“Can you sign here?”

どちらを使っても意味は同じですが、マクドナルドやデニーズの様なカジュアル店であれば「親近感を出す」という意味も込めて、後者の “Can you sigh here?” でも全く問題ないと思います。
ただ、高級店であれば「品格を出す」という意味で、前者の “Could you sign here?” が相応しいです。
(厳密には、”Could you sign here?” よりも ”May I have your signature, please?” の方がより丁寧なのですが、ややこしくなるのでここでは省きます。)

それとは別で、お客さんとの心理的な距離も考慮してもいいと思います。
例えば、高級店であっても常連のお客さんとは友達の様に仲が良いのであれば、親しみを込めてあえて「現在形」を使ってみる等。
普通に考えればNGであっても、お客さんが「リラックスしたいから堅苦しいのはなしにしようよ。」とそちらを好むのであれば、もちろん良しでしょう。

お店の雰囲気やお客さんとの心理的距離を考慮しながら、聞き方を変えてみる。
つまり、マニュアル通りな対応ではなく、相手にあわせて臨機応変に変えてみる。
これが出来るようになれば、皆さんは優秀なフードサーバーです!

 

今日の接客英会話レッスン

今日は我らがスーパーシェフ、Saku による実践練習の日です!
他のメンバーは既に2回実践練習を終えていますが、Saku は1回目をお休みされたので、お出迎えからお見送りまで全て英語で接客する通しの練習は今回が初めてです。

「やべー、ちゃんと出来るかなぁ?」

と始まる前に不安を漏らしていましたが、実際はお見事!の一言につきます(*^^*)

Saku の一番素晴らしいところは、表現力の豊かさです。
身振り手振りを大きく使い、表情もコロコロ変えながらコミュニケーションを取るので、多少英語力が劣っていたとしても、十分意思の疎通が取れるのです。
しかもそれだけではなく、Saku は相手を引きつけるエネルギーも半端ない!
カリスマ性とでも言うのでしょうか?そのパワーがあるので、
「この人とまた会いたい」
「もっと話したい」
と思わせてしまうのです。
ものすごい逸材です(*^^*)
これから彼は、世界に羽ばたきますよぉぉ!
(そんなSaku, Shin-shin, Gaki が雑誌に取材された時の記事がこちらからご覧いただけます。↓
http://tabi-labo.com/283810/restaurantgris

本日の講師:内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

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