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2018年2月22日
飲食店に特化した接客英会話レッスン 3日目 in 新宿区
目次
今日の接客英会話レッスン
宿題の確認
今日も宿題の確認から行いました。
みなさん、とても日常で使える文を持ってきて下さいました!
*宿題とは?*
宿題とは、週に1回のレッスン以外でも英語に触れる機会を作っていただける様、このようなものをお出ししています。
- 通勤途中や自宅で、好きな洋画や海外ドラマを見る。(音声は必ず英語で!)
- 映画やドラマの中から、飲食店内や日常で使えそうな一文を見つける。 (例:「いらっしゃいませ!」→”Hi!”)
- それをノートにメモする。
- 次回のレッスンで、ノートにメモした一文を全員に紹介する。(単語の意味や、なぜこの様な言い方をするのかも説明できれば尚良い)
If you want extra rice, it’s all free!
(ご飯おかわり自由です。)ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー
こちらは定食屋さんでよく使いますね^ ^
当然、「お味噌汁はおかわり自由です。」であれば、”If you want extra miso soup, it’s all free!” ですし、「ご飯とお味噌汁はおかわり自由です。」であれば、”If you want extra rice and miso soup, they are all free!” となります。
ちなみに、生徒さんから
「ご飯のおかわりは追加で○○円です。」は何て言えばいいですか?
とご質問いただきました。
いい質問ですね!
こちらは、先ほどの文を少しアレンジして、
“If you want extra rice, it’s additional ○○yen.”
です。
“Additional” はサッカーの「アディショナルタイム」の “Additional” です。
How many in your party?
(何名ですか?)ー どこかの Youtube より ー
こちらはどの飲食店でも使うフレーズ(言い回し)ですね!
カジュアルなお店であれば “How many?” だけでもOKです。
大切なのは言い方ですので、笑顔で、歓迎の気持ちを込めて聞きましょう!
This is a seasonal dish.
(こちらは季節のお料理です。)ー バイリンガール・ちかさんの Youtube より ー
先週のレッスンで、「基本的に、何かをお出ししたり手渡したりするときは “Here is ○○.” です。」とお伝えしました。
例えば、
Here is your salad.(こちらが<お客様がご注文された>サラダです。)
Here is you change and receipt.(こちらがおつりとレシートです。)
の様に。
今回の “This is” はお料理を説明する時に使います。
ですので、お客様にメニューをご紹介する時は “This is ○○.” と言いましょう。
It’s on us. / It’s on the house.
(お店のおごりです。)ー La La Land より ー
お店に常連さんが来た時に、サラッとこの台詞を言いながら、スッとコーヒーやデザートを出せるとステキですね♪
ちなみに、”It’s on ●●” で「●●のおごり」という言いになります。
ですので、
「これは私がおごるよ。」であれば “It’s on me.”
「今日のディナーはあなたのおごりね!」であれば、“Dinner is on you tonight!”
となります。
また、「お店からのサービスです。」という意味でも使えます。
例えばお客様のステーキに時間がかかりすぎてしまった場合の謝罪としてお出しする時は、
“I’m so sorry that your steak took so long. Please accept this glass of wine on the house as an apology.”
(お待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。このワインはお店からのサービスですので、宜しければお召し上がりください。)
という風に使えます。
“house” は「家」だけではなく、「お店」や「当店」という意味でも使います。
今日の宿題もとても使える言い回しがたくさんありましたね!
皆さん、グッジョブです♪
今後映画を見る際、ストーリーを楽しむに加え、「良い言い回しを探す」という目的も加えてみると、宝探しみたいでより楽しめますよ^ ^
先週レッスンで習った事の復習
英語を学ぶ上で大切なのは復習です。
というわけで、先週学んだ以下のフレーズをきちんと覚えているか?正しく言えるか?という確認を、フラッシュカードを使いながら行いました。
- どういたしまして
- 承知しました
- ありがとうございます
- すみません/失礼します
- 申し訳ありません
- すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?
- すみませんが、もう少しゆっくりお願いできますか?
- 申し訳ありませんが、理解出来ません
「どういたしまして」と「承知しました」と「すみませんが、もう一度おっしゃって頂けますか?」はいくつかの言い方をご紹介しましたので、「他にはどんな言い方がありましたっけ?」と、他の言い回しも覚えているか、確認しました。
復習をきちんと行っている人と、やってこなかった人の明暗がくっきり分かれました(笑)
来週も復習は継続して行いますので、お時間がない中大変だと思いますが、復習がんばりましょう!
レッスンソング②
さて、ここからは今日新しく学んでいただいた事です。
弊社のレッスンのメインでもある、「飲食店に特化した接客英会話レッスン」の真髄となる、レッスンソング②の歌詞の和訳や不要な文の削除、必要な文の追加を行いました。
レッスンソングとは?
弊社レッスンの最大の特徴は、必要な接客英語を歌で覚える事です。
歌を何度も聞きながら、リズムののって口ずさむ事で、あんなに難しいと思っていた英語がとても簡単に、スルリと覚えられてしまうのです!
今日ご紹介した、レッスンソング②の歌詞がこちら↓
- Welcome to Sushi Restaurant!
- Hi, how are you this evening?
- How many are in your party?
- Would you like smoking or non?
- This way please
レッスンソング②を和訳しよう!
生徒さんに一文ずつ、どういう意味か?を考えていただきました。
ここで弊社が大切にしているポイントをご紹介します。
講師が「○○の意味は△△です。」とお伝えするのは簡単で、時間も有効に使えますが、それでは生徒さんの「考える力」が身に着きません。
時間がかかっても構いませんので、「自分で意味を考える力」をつけて頂きたい。
よって、講師は「どう思いますか?」と問題提起をし、生徒さんに答えを出して頂く様、心がけています。
さすがは宿題をきちんとされている皆さん、和訳もバッチリでした!
ちなみに、歌詞の和訳はこちらです。
- Welcome to Sushi Restaurant!(寿司屋へようこそ!)
- Hi, how are you this evening?(今夜のご気分はいかがですか?)
- How many are in your party?(何名ですか?)
- Would you like smoking or non?(喫煙と禁煙のどちらをご希望でしょうか?)
- This way please(こちらへどうぞ)
ここで3点補足をしました。
1)まず、歌では “Welcome to Sushi Restaurant!” と言っていますが、厳密には “Sushi Restaurant!” の箇所には店名が入ること。
よって、店名が「つぶつぶ」のこちらのお店では、”Welcome to Tsubu-Tsubu!” となります。
2)そして、”How are you this evening?” (今夜のご気分はいかがですか?)は質問をしていますので、お客様から “We are good.” や、”We are great. Thank you.” と答えが返ってきます。
中には、”We are good. Thank you. You?“(気分はいいですよ。ありがとう。あなたはどうですか?)と、質問を返して下さる方もいます。
この場合、スルーしないできちんと質問に答えられる様、予め心の準備をしておく事をおすすめします。
“How are you?” と聞かれた時の返事の仕方はこちらで紹介していますので、良かったらご覧ください♪
3)「いらっしゃいませ!」は色々な言い方があります。
時間帯によって使う物、使わない物がありますのでそこはご注意頂きたいですが、大体こういう言い方をします。
- Hi.
- Hi, how are you?
- Good evening.
- Good evening, how are you?
- Welcome to Tsubu-Tsubu.
もちろん、歌の歌詞の様に “Welcome to Tsubu-Tsubu. How are you?” と2つ繋げても問題ありません。
色々使ってみる事をおすすめします!
最後に、私の失敗も踏まえた上でとても大切な事をお伝えします。
それは、海外の方が来店された際、まずは「いらっしゃいませ。」と日本語であいさつする事です。
海外の方と一言でくくっても、日本語が話せる方も多くいらっしゃいます。
また、日本語を勉強中だから日本語で話したい人、せっかく日本に来たんだから日本語で話しかけて欲しいと思っている人など、英語で接客される事を嫌がる海外の方もいらっしゃるのです。
これは私の失敗談ですが、アメリカから帰国後、一時的に上野にある海外の方が多く来店する飲食店で働いていました。
そして1組の海外のお客様が来店されたので、”Hi, how are you?” と英語であいさつしたら、一人の方がものすごく不機嫌になってしまったのです。
その方の気分を損ねてしまった原因は、私が英語で接客したから。
その方は日本語で接客をしてもらいたかった様なのです。
もう一人のお客様が間に入って事なきを終え、最終的には機嫌を直してくださいましたが、その時以降、「せっかく日本に旅行に来られているのだから、日本語で話しかけるのが私たちの出来るおもてなしなんだな。」と学んだのでした。
- お客様がどんな方であれ、まずは日本語で「いらっしゃいませ。」とごあいさつ
- お客様から英語で返ってきたら、それ以降は英語で接客
- お客様から日本語で返ってきたら、それ以降は日本語で接客
⇒このように、「海外のお客様=英語で接客」となるのではなく、相手の反応を見ながら柔軟に対応をする事が大切★
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)