【飲食店専門の英会話】「おいしかった」と言われた時に Thank you 以外で返し方3つ
お客様から「おいしかった」と頂いた際に Thank you 以外で返す方法3つ
こんにちは!
アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。
このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。
海外のお客様は、「おいしかった!」「最高だった!」など、感想をとてもストレートに伝えてくださいます。
そのような感想をいただけると、嬉しいですよね(*^ ^*)
でもそんな時、みなさんは何て返答しますか?
やはり “Thank you.” でしょうか。
このブログでは、お客様から感想や誉め言葉をいただいた際に、”Thank you” +@で答える方法を3つご紹介します♪
動画内の接客英語を確認しよう
動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。
- お客様A:Excuse me, could we have the check please.
- 店員 :Certainly. I hope you enjoyed your meals.
- お客様A:It was amazing.
- お客様B:The beef was very delicious.
- お客様C:I loved Daiginjou.
- 店員 :Thank you very much. I appreciate that. I’ll definitely pass it on to the chef. Here is your check. Please pay at the table, whenever you are ready.
- お客様A:Thank you.
返答方法① ”I appreciate that.”
“I appreciate that.(アイ アプレシエイ ダッ)” は「光栄です」という意味です。
通常、”Thank you” とセットで使うので、このように言います。
“Thank you. I appreciate that.”
“Thank you very much. I appreciate that.”
これは日常英語でもとてもよく使う言い回しです。
感謝の気持ちを伝える際は本当によく言います。
なので、次回海外のお客様がお見えになって、嬉しいお言葉をいただいた際は、是非 “Thank you. I appreciate that.” をサラッと言ってみてください(^ ^)v
“I appreciate that.” の主語を”I” から “We” に変えて “We appreciate that.” にすると、お店全体で光栄に思っている事が伝わり、よりフォーマル感を出すことが出来ます。
返答方法② ”I’m very happy to hear that.”
“I’m very happy to hear that.(アイム ヴェウィー ハッピー トゥ ヒアダッ)”
は「そのようにおっしゃっていただけて嬉しいです」という意味です。
こちらも “I appreciate that.” 同様、このように “Thank you” とセットで使うことが多いです。
“Thank you. I’m very happy to hear that.”
“Thank you very much. I’m very happy to hear that.”
感情を表す際は特に、ジェスチャーの重要性が増します。
なので、”I’m very happy to hear that.” の “very happy” の時に胸に手を当てる仕草をすると、よりお客様に感謝の気持ちが伝わりますよ。
返答方法③-1 ”I’ll pass it on to the chef.”
“I’ll pass it on to the chef.(アイゥ パッシット オントゥ ダシェフ)”
は「(お客様からいただいたご感想を)料理長に申し伝えます」という意味です。
“Pass ●● on to Mr. Suzuki” で「鈴木さんに●●と伝える」という文章になります。
なので、決してシェフに伝えるというシーンのみならず、「何かを誰かに伝えます」と言いたい時に使えます。
この “I’ll pass it on to the chef.” を覚えるコツとしては、1語1語を覚えていくのではなく、1文をまるっとリズムで覚えます。
決してこの文章に限った事ではないのですが、英語上達のポイントの1つに、単語ではなく文章で覚えるが挙げられます。
なので、”I” “will” “pass” “it” “on” “to” “the” “chef” とバラバラに覚えず、”I’ll pass it on to the chef.” を1つと考えて何度も何度も口に出しましょう。
返答方法③-2 ”I’ll definitely pass it on to the chef.”
ちなみに、上にある動画で店員役の私は、 “I’ll pass it on to the chef.” ではなく、 “I’ll definitely pass it on to the chef.” と “definitely” を付けていました。
“definitely”は「間違いなく」とか「必ず」という意味で、ここにアクセントを置くことで「料理長に必ず申し伝えます」と、文章に深みを出すことができるのです。
英語はコミュニケーションのツールであり、感情や意思を伝えるための手段です。
このような「気持ち」を表現することで、お客様との距離がぐっと縮まり、「また来たい」と思ってもらえるお店になるのです。
なので、できる方はぜひ “definitely” も加えて、感謝の気持ちを伝えることに重きを置きましょう(^ ^)v
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)