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投稿者: master

【飲食店専門の英会話】デキる人しか知らない飲食店英語3選

あなたは使ってる?デキる人しか知らない飲食店英会話3選

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

今回は、日本ではこのように言わないが故に、接客英語を知っている人(つまりデキる人!)しか使っていない、飲食店英語を3つご紹介します。

3つの内1つでも使えているあなたは、海外のお客様を喜ばせる事が出来ているはず!

 

1.”For you.”

メニューやおしぼり、お料理をお渡しする(お出しする)際は “Here is your menu.” “Here is your hot towel.” など、”Here is your ●●.” を使う、というのは、このブログでも耳にタコができる程お伝えしていますよね。

ただし、上記の動画の様に、グループでお見えになったお客様全員に “Here is your hot towel, here is your hot towel, here is your hot towel.” と連続して言うのは、流石にくどい。

英語では、短時間に同じ言葉を何度も使うのはスマートではないという考えがあるので、高級店であればなおさらおすすめ出来ません。

だからと言って、2人目以降は無言でお渡しするのも何だかなぁ。

そういう時に、”For you.” が使えます。

 

“For you.” の使い方

例えば4名のお客様全員にメニューをお渡しする場合、1人目には “Here is your menu.” と言いながらお渡しします。

ただ、2人目以降には全員、”For you.” です。

なので、流れはこのようになります↓

1人目のお客様にメニューをお渡しする時:”Here is your menu.”

2人目のお客様にメニューをお渡しする時:”For you.”

3人目のお客様にメニューをお渡しする時:”For you.”

4人目のお客様にメニューをお渡しする時:”For you.”

こうする事でくどくない、とても自然な英語で接客が出来ます(^ ^)v

 

2.”I hope you enjoyed your meals.”

“I hope you enjoyed your meals.” を意訳すると、「お楽しみいただけましたでしょうか?」になります。

日本ではこのようにお客様に感想を伺う事がほぼないかと思いますが、少なくとも私がいたアメリカ・ネバダ州では、高級店・カジュアル店問わず、マクドナルドの様なファストフード店以外では全て聞いていました。

このように言うと、大抵の場合、お客様から「とてもおいしかった!」「あなたの接客、すばらしかったわ」という様な嬉しい言葉が返ってきます。

そうすることで、みなさん自身も励みになりますし、感想をキッチンにも伝えればすごくいいチームを作ることが出来ますよね。

 

ちなみにこの英語、あの夢の国でも毎日流れています。

そう、東京ディズニーランド&シー!

次に行くときは是非館内放送に耳を傾けてみてください。

帰る時、日本語でのアナウンスの後、英語で

“Ladies and gentlemen. We hope you enjoyed your day at Tokyo Disney Land(Sea).”

って言っていますから!

ディズニーでも使うくらい、接客英語ではとてもよく使うフレーズです。

お客様がお帰りのタイミングで、是非挑戦してみてください。

 

3.Whenever you are ready. (No rush.)

こちらはお勘定をお渡しする際に言う言葉で、意訳すると「最後までごゆっくりお楽しみください」とか「急がないでくださいね」という意味になります。

と言うのも、いくらお客様から “Check please.” と言われたとは言えど、お勘定をお渡しするという事は「早く払って帰ってください」というニュアンスになってしまいがち。

ただ、お勘定をお渡しするタイミングで “Whenever you are ready.” と一言添えるだけで「早く払って帰ってください感」は払しょくされて、お客様は最後の瞬間まで楽しむことが出来るのです。

こちらも “I hope you enjoyed your meals.” 同様、アメリカでは先払いのお店以外ではどんな飲食店でも使われていました。

たかが一言、されど一言。

この一言があるかないかで、お客様の心証は大きく変わります。

是非使ってみてください!

“Whenever you are ready.” が長くて難しい…という方は、代わりに “No rush” でもOKです。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

 

動画

【飲食店専門の英会話】「お気をつけてお帰り下さい」を英語で何て?

「お気をつけてお帰り下さい」は “Be careful” ではない!?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

「お気をつけてお帰りください」ってよく使う一言ですけど、英語で何て言うか、知っていますか?

「気を付けてだから “Be careful” かな?」と思ったあなたに是非読んでもらいたい!

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :Thank you for dining with us. Please have a good day.
  • お客様:Thank you. Bye.

 

「お気をつけてお帰り下さい」は “Be careful” ではないの?

確かに、「気を付けて」は “Be careful.” です。

そうなのですが、厳密には “Be careful.” は危険なものが明確にある場合に使います。

例えば、お客様に熱いお料理をお出しする際、

熱いのでお気を付けください → Please be careful. It’s very hot.”

このように、危ない物があり、何に気を付ければいいのかが明確に分かっている場合は “Be careful.” を使います。

ただ、「お気をつけてお帰りください」は典型的な別れのあいさつであって、「車に気を付けて」とか「夜道に気を付けて」と言っているわけではありませんよね?

それにも関わらず、別れ際にお客様に “Be careful.” と言うと、「何に?」って思われます。「足元に穴でもあります?」みたいな。

誤解がないようにお伝えしますと、「(ホテルまでの道中)お気をつけてお帰り下さい」という英語がないわけではありません。

その場合は “Please be safe on your way  back to your hotel.” と言うのですが、接客英語でこのようにはまず言いません。

という訳で…、

 

「お気をつけてお帰り下さい」は “Have a good day(night).”

「お気をつけてお帰り下さい」が典型的な別れの言葉であれば、英語での典型的な別れ言葉である、”Have a good day(night).” でOKです。

ちなみに、”Have a good day.” を使うか、”Have a good night.” を使うかのタイミングですが、ディナーでお見えになったお客様へのお見送りの言葉であれば “Have a good night.” です。

でも、お帰りになる時にまだ「昼」が残っている時間(ランチやアフタヌーンティー)であれば、”Have a good day.” と言います。

私だったら、16時までにお帰りになるお客様には “Have a good day.” 、16時以降に退店されるお客様には “Have a good night.” を使うかな~という感じです。

厳密にルールがある訳ではないので、そこの判断は各自でお願いします(^ ^)v

 

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】「お忘れ物はございませんか?」を英語で何て?

「お忘れ物にご注意ください」を英語で何て?

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アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

お客様が帰られる際、「お忘れ物はございませんか?」「お忘れ物にご注意ください」と一言声をかけるのも大切なおもてなしの1つです。

ではこれを英語で何て言うかを、今日はご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Do you have everything with you?
  • お客様C:Ahh, yes, I think we are fine.

 

「お忘れ物はございませんか?」を英語で

「お忘れ物はございませんか?」は英語でこのように言います。

Do you have everything with you?
(ドゥーユーハ エヴウィティン ウィユー?)

この文章を直訳すると「全部ありますか?」なのですが、自然な日本語に直すと「お忘れ物はございませんか? 」になるのです。

ちなみに、”with you” を抜かして、“Do you have everything?“ だけでも十分通じます。

通じるのですが、”with you” を付ける方がおもてなし力の上がる英語になりますので、高級店で働かれている方は “with you” ありで覚えましょう。

 

「お忘れ物にご注意ください」を英語で

質問ではなく、「お忘れ物にご注意ください」と注意喚起をしたい時は、こんな風に言います。

“Please make sure that you have everything with you.”
(プウィー メイクシュア ダッ ユーハ エヴウィティン ウィユー)

ちょっと長いですよね(^ ^;)

なので、個人的には「お忘れ物にご注意ください」の方がおすすめです。

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】「おいしかった」と言われた時に Thank you 以外で返し方3つ

お客様から「おいしかった」と頂いた際に Thank you 以外で返す方法3つ

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

海外のお客様は、「おいしかった!」「最高だった!」など、感想をとてもストレートに伝えてくださいます。

そのような感想をいただけると、嬉しいですよね(*^ ^*)

でもそんな時、みなさんは何て返答しますか?

やはり “Thank you.” でしょうか。

このブログでは、お客様から感想や誉め言葉をいただいた際に、”Thank you” +@で答える方法を3つご紹介します♪

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • お客様A:Excuse me, could we have the check please.
  • 店員  :Certainly. I hope you enjoyed your meals.
  • お客様A:It was amazing.
  • お客様B:The beef was very delicious.
  • お客様C:I loved Daiginjou.
  • 店員  :Thank you very much. I appreciate that. I’ll definitely pass it on to the chef. Here is your check. Please pay at the table, whenever you are ready.
  • お客様A:Thank you.

 

返答方法① ”I appreciate that.”

“I appreciate that.(アイ アプレシエイ ダッ)” は「光栄です」という意味です。

通常、”Thank you” とセットで使うので、このように言います。

“Thank you. I appreciate that.”
“Thank you very much. I appreciate that.”

これは日常英語でもとてもよく使う言い回しです。

感謝の気持ちを伝える際は本当によく言います。

なので、次回海外のお客様がお見えになって、嬉しいお言葉をいただいた際は、是非 “Thank you. I appreciate that.” をサラッと言ってみてください(^ ^)v

“I appreciate that.” の主語を”I” から “We” に変えて “We appreciate that.” にすると、お店全体で光栄に思っている事が伝わり、よりフォーマル感を出すことが出来ます。

 

返答方法② ”I’m very happy to hear that.”

“I’m very happy to hear that.(アイム ヴェウィー ハッピー トゥ ヒアダッ)”
は「そのようにおっしゃっていただけて嬉しいです」という意味です。

こちらも “I appreciate that.” 同様、このように “Thank you” とセットで使うことが多いです。

“Thank you. I’m very happy to hear that.”
“Thank you very much. I’m very happy to hear that.”

感情を表す際は特に、ジェスチャーの重要性が増します。
なので、”I’m very happy to hear that.” の “very happy” の時に胸に手を当てる仕草をすると、よりお客様に感謝の気持ちが伝わりますよ。

 

返答方法③-1 ”I’ll pass it on to the chef.”

“I’ll pass it on to the chef.(アイゥ パッシッ オントゥ ダシェ)”
は「(お客様からいただいたご感想を)料理長に申し伝えます」という意味です。

“Pass ●● on to Mr. Suzuki” で「鈴木さんに●●と伝える」という文章になります。

なので、決してシェフに伝えるというシーンのみならず、「何かを誰かに伝えます」と言いたい時に使えます。

この “I’ll pass it on to the chef.” を覚えるコツとしては、1語1語を覚えていくのではなく、1文をまるっとリズムで覚えます。

決してこの文章に限った事ではないのですが、英語上達のポイントの1つに、単語ではなく文章で覚えるが挙げられます。

なので、”I” “will” “pass” “it” “on” “to” “the” “chef” とバラバラに覚えず、”I’ll pass it on to the chef.” を1つと考えて何度も何度も口に出しましょう。

 

返答方法③-2 ”I’ll definitely pass it on to the chef.”

ちなみに、上にある動画で店員役の私は、 “I’ll pass it on to the chef.” ではなく、 “I’ll definitely pass it on to the chef.” と “definitely” を付けていました。

“definitely”は「間違いなく」とか「必ず」という意味で、ここにアクセントを置くことで「料理長に必ず申し伝えます」と、文章に深みを出すことができるのです。

英語はコミュニケーションのツールであり、感情や意思を伝えるための手段です。

このような「気持ち」を表現することで、お客様との距離がぐっと縮まり、「また来たい」と思ってもらえるお店になるのです。

なので、できる方はぜひ “definitely” も加えて、感謝の気持ちを伝えることに重きを置きましょう(^ ^)v

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」を英語で何て?

「デザートをお出ししてよろしいですか?」を英語で何て

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このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

コース料理をご注文されたお客様には、メインのお食事が終わった後にデザートをお出ししますよね。

でも、「デザートをお持ちしてよろしいですか?」を英語で何て言うかご存知ですか?

早速見てみましょう!

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :失礼します。May I bring you your dessert?
  • お客様C:Yes, please.
  • 店員  :Thank you.

 

「失礼します」は日本語のままでOK

日本の飲食店には個室があります。

個室のお客様のお部屋に入る度に、日本の接客では「失礼します」や「失礼致します」と一言添えてから入りますよね。

でも、そもそも英語圏と日本では文化が異なるので、日本語の「失礼します」をそのまま訳して “Excuse me.” と言うのは、ちょっと違います。

間違いではないのですが、英語ではそういう風には言わない分、変なのです。

なので、お客様の個室に入る際は、日本語の「失礼します」のままでOKだと、私は考えています。

だってここは日本。

日本の文化を完全に消すのは違うと思うのです。

なので、個室に入る際は “Excuse me.” でなく、「失礼します」のままでいきましょう。

 

「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」を英語で

では本題の、「デザートをお持ちしてもよろしいですか?」を英語で言う方法です。

高級店版では、このように言います。

May I bring you your dessert?
メイアイ ブリンギュー ユ デザー

ちなみに、カジュアル店ではこんな言い方でOKです。

Are you ready for your dessert?
アーユー レディ フォー ユ デザー

“Are you~” よりも “May I~” の方が丁寧な聞き方なので、このように分けてみました。

ただ、大切なのは「何を話すか」よりも「どう伝えるか」なので、”Are you ready for your dessert?” の方が覚えやすい(言いやすい)という事であれば、こちらでも問題ありません。

その分、言い方に気持ちを込めて下さいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門の英会話】高級店風に「ごゆっくりどうぞ」を英語で何て?

「ごゆっくりお楽しみください」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

お食事をお出しして「ごゆっくりどうぞ」とか「ごゆっくりお楽しみください」はとてもよく頻繁に使いますよね。

今回のブログでは、こちらを高級店風に言う方法をご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Would you like me to take your picture?
  • お客様B:Oh, yes please.
  • 店員  :Thank you. Say “Cheese”. One more time. 1, 2, 3! Here you go. Please let me know if you need anything. Enjoy your meal.

 

カジュアル店英語と高級店英語の違い

まずは、カジュアル店英語と高級店英語の違いからご説明します。

結論から言いますとこちらです↓

  • カジュアル店英語:省略された文、短い文
  • 高級店英語:正式な(省略されていない)文、長い文

カジュアル店英語は親しみやすさやフレンドリーさを出すので、その分砕けた、主語などが省略されている事が多いです。

例)Please enjoy.(ごゆっくりどうぞのカジュアル店版)

一方で高級店英語ではそのように省略せず、主語から最後までを正しい文章として言います。その為、カジュアル店英語よりも長めになります。

例)Please enjoy your meal.(ごゆっくりどうぞの高級店版)

 

「何かありましたらお声がけください」を英語で

絶対に必要な接客英語ではありませんが、「何かありましたらお声がけくださいませ」という一言があると、お客様へのおもてなしや思いやりが変わってきますよね。

なので、言える方はこのように言ってみてください。

“Please let me know if you need anything.”
プリー レッミーノー イユーニードゥ エニティン

こちらを伝えるタイミングは、”Please enjoy your meal.” の前でも後でもOKです。

  • 〇 Please enjoy your meal. And let me know if you need anything.
  • 〇 Please let me know if you need anything. Enjoy your meal.

英語では、短い間で同じ単語を何度も使うのはスマートではないという考えがあります。
なので、上記の文章を完全に2つに分けると
Please enjoy your meal.
Please let me know if you need anything.
の様に “Please” が2度入るのですが、短時間で “Please” を繰り返すのはくどいので、1か所を省いています。

 

大切なのは「何を話すか」ではなく、「どう話すか」

“Please enjoy your meal.” の様に短い文章は覚えやすい分、言い方に気を付けないとつっけんどんな印象を与えてしまいます。

なので、短い文程気持ちを込めて!

お客様全員の目を見ながら、笑顔で伝える事を忘れないでくださいね。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「お写真をお撮りしましょうか?」を英語で何て?

「お写真をお撮りしましょうか?」を英語で何て?

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このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

飲食店内で写真撮影をしようとしているお客様に、「お写真お撮りしましょうか?」って言えたらステキですよね。

でも、それを英語で言うのはちょっと難しいのです。

今まで “Would you like to take a picture?” と言ってた方、必見です☆

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Please let me explain your dishes. The one at the front is sea urchin and tofu skin, the one on the right is abalone’s tempura, and the one on the left is salted white cucumbers.
  • お客様A:Looks delicious!
  • 店員  :Thank you.
  • 店員  :Would you like me to take your picture?
  • お客様B:Oh, yes please.
  • 店員  :Thank you. Say “Cheese”. One more time. 1, 2, 3! Here you go. Please let me know if you need anything. Enjoy your meal.

 

“Would you like to ●●?” と “Would you like me to ●●?” の違い

これまでの動画やブログで、

「●●いかがですか?」「●●されますか?」という様に提案する時は、必ず “Would you like to ●●?” を使いますよ!

と散々皆さんにお伝えしてきました。

例えば、

  • 日本酒を試飲してみますか?
    ⇒ Would you like to try our sake?
  • デザートメニューをご覧になりますか?
    ⇒ Would you like to see the dessert menu?

 

しかし、今回の “Would you like me to ●●?” は全く違う意味です。

こちらは、「(私が)●●致しましょうか?」という時に使う質問です。

例えば、

  • 「お写真お撮りしましょうか?」
    ⇒ Would you like me to take your picture?
  • 「タクシーをお呼びしましょうか?」
    ⇒Would you like me to call a taxi?

 

とても喜ばれる接客英語の1つ

この “Would you like me to take your picture?” は、決して必要な接客英語ではありません。

しかし、言えたらとてもお客さんに喜んでもらえる接客英語であることは間違いありません。

弊社のお客様で、英語は全然話せないけれども、携帯で料理を撮っているお客様を見かけるといつも “Picture?” と言いながらお客様のお写真を積極的に撮って差し上げている方がいらっしゃるのですが、その方が働かれているお店に、このようなクチコミが入りました。

Their service is good and the staff automatic help us take a photo with the food.
(店員の接客も良く、積極的に料理との写真を撮ってくれました。)

 

その方がお客様に「チーズ!」と言いながらお写真を撮影されているのを私は何度も拝見しましたが、その都度お客様はとても喜んでいました。

お客様に感動を与える事のできる接客って、こういう温かい気遣い、心配りができるかどうかなんです。

正しい英語を話せるかどうかではないのです。

もし “Would you like me to take your picture?” が難しくて覚えられなければ、”Picture?” だけでもOKです。

大切なのは1歩を踏み出すこと!

大丈夫、お客様は間違いなく喜んでくださいますから(^ ^)

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「お料理の説明をさせていただきます」を英語で

「お料理の説明をさせていただきます」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

例えば高級店のコース料理の場合、お出ししたお料理を説明しますよね。

「手前にありますのが~」とか、「奥にございますのが~」とか言いながら。

今日のブログでは、「お料理の説明をさせていただきます」と、手前、右、左、奥、右奥、左奥を英語で言う方法をご紹介します♪

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員  :Here is your fish meal.
  • お客様C:Thank you.
  • 店員  :Please let me explain your dishes. The one at the front is sea urchin and tofu skin, the one on the right is abalone’s tempura, and the one on the left is salted white cucumbers.
  • お客様A:Looks delicious!
  • 店員  :Thank you.

 

「●●させていただきます」は “Please let me ●●.”

「●●させていただきます」や「●●させてください」という時は、”Please let me ●●.” を使いますよ~、と「ご予約内容を確認させていただきます」のブログで既に書きましたね。

例えばこちら↓

  • 1)メニューを説明させていただきます
    ⇒ Please let me explain our menu.
  • 2)食べ方を説明させてください
    ⇒ Please let me explain how to eat.
  • 3)何かありましたらお声がけください
    ⇒ Please let me know if you need anything.

そんなわけで、「お料理の説明をさせていただきます」はこう言います。

Please let me explain your dishes.
プリー レッミー エクスプレイ ユ ディッシィー

ただ、ここでは詳しいことは割愛しますので、詳細が知りたい方は「ご予約内容を確認させていただきます」のブログを読んで下さい(^ ^)

 

「手前にありますのが」「奥にございますのが」という位置を英語で

では続いて、位置を表す英語です。

まずはざっくりと日本語と英訳をご紹介。

  • 手前にありますのが▲▲です:The one at the front is ▲▲.
  • 奥にありますのが▲▲です:The one at the back is ▲▲.
  • 右にありますのが▲▲です:The one on the right is ▲▲.
  • 左にありますのが▲▲です:The one on the left is ▲▲.
  • 右奥にありますのが▲▲です:The one on the back right is ▲▲.
  • 左奥にありますのが▲▲です:The one on the back left is ▲▲.
  • ●●の隣にありますのが▲▲です:The one next to the ●● is ▲▲.

 

もう少しリアルな感じでいってみましょう。

  • 手前にありますのが鱧のお吸い物です:The one at the front is sea eel soup.
  • 奥にありますのが鱧のお吸い物です:The one at the back is sea eel soup.
  • 右にありますのがお刺身です:The one on the right is sashimi.
  • 左にありますのがお刺身です:The one on the left is sashimi.
  • 右奥にありますのが鮎の焼き物です:The one on the back right is grilled sweetfish.
  • 左奥にありますのが鮎の焼き物です:The one on the back left is grilled sweetfish.
  • お吸い物の隣にありますのがキスの揚げ物です:The one next to the soup is deep-fried sand borer.

鱧:sea eel
鮎:sweetfish
キス:sand borer

 

つまり、まとめますと、

「●●にありますのが」が “The one ●● is” で、

●●の中に “at the front” とか “on the right” とかを入れ、

最後に料理名を言う。

これで位置とお料理名を英語で言えるようになるのです!

 

ちなみに、ツアーの添乗員さんが「右手に見えますのが東京タワーです」とか言うじゃないですか?

あれも今回の言い方を応用して、”The one on your right hand side is the Tokyo Tower.” と言います。(余談すぎ~)

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「●●をご注文のお客様はどなたですか?」を英語で何て?

「●●をご注文のお客様?」を英語で何て?

こんにちは!

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このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

お客様のドリンクやお料理をお出しする際、「●●をご注文のお客様はどなたですか?」って聞くとき、みなさんは何て言っていますか?

今日はそれを正しく聞く方法をお伝えします♪

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :Thank you for waiting. Whose orders are the beef meals?
  • お客様:Me.
  • 店員 :Thank you.

 

5W1H、覚えていますか?

ところで、中学生の英語で「5W1H」を習ったと思います。

全部覚えていますか?

念のため確認しましょう。

  • W:Who(誰が)
  • W:When(いつ)
  • W:Where(どこで)
  • W:What(何が)
  • W:Why(なぜ)
  • H:How(どうやって)

 

“Who” は「誰が」、”Whose” は「誰の」

5W1Hにあった “Who” は「誰が」という意味です。

でも、この動画で出てくるのは “Whose” (誰の)という意味です。

“Whose order is the beef meal?”

「誰の注文が牛肉御膳ですか?」、つまり「牛肉御膳をご注文の方はどなたですか?」という意味です。

 

では、突然ですがここで問題!

“Whose” を使ってこの文章を英語にしてみましょう。

  1. ビールをご注文のお客様?
  2. このペンは誰のですか?
  3. あの(男の)人は誰のご主人?
  4. (あなたは)誰のママ~? ← 保育園で息子の友達に聞かれる質問

 

【正解】

  1. ビールをご注文のお客様? ⇒ ”Whose order is the beer?”
  2. このペンは誰のですか? ⇒ ”Whose pen is this?”
  3. あの(男の)人は誰のご主人? ⇒ “Whose husband is he?”
  4. (あなたは)誰のママ~? ⇒ ”Whose mommy (are you)?”

 

“Whose order is the ●●?” はセットで覚えよう!

カジュアル店であれば、”Whose order is the beef meal?” なんて聞かず、”Beef meal?” だけでもOKです。

ただ、今回のブログはあくまでも高級店向きなので、お店の品格を保つ英語になっています。

“Whose order is the ●●?” は「●●をご注文のお客様はどなたですか?」という意味でいつでもどこでも使えますので、

“Whose” が「誰の」で、”order” が「注文」で…

バラバラに覚えず、”Whose order is the ●●?” を1つのセットとして覚えましょう!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「お客様はいかがされますか?」を英語で何て?

「お客様はどうされますか?」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

お客様のご注文を取っている際、お一人ずつ順番に聞いて言って、「お客様はどうされますか?(いかがされますか?)」っと質問するとき、ありますよね。

今日はその「お客様はどうされますか?」を英語で何て言うかをご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :失礼します。Are you ready to order?
  • お客様A:Yes, we would like to try some sake please. What would you recommend?
  • 店員 :Sure, this 大吟醸 and 純米酒 are perfect match with your meals. 大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear. 純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well. As for the price, 純米酒 is more reasonable.
  • お客様B:I would like to have the 大吟醸, please.
  • 店員 :大吟醸、thank you.
  • お客様C:May I have 大吟醸 as well?
  • 店員 :Of course. How about you, ma’am?
  • お客様A:I would like to try the 純米酒, please.
  • 店員 :純米酒、thank you. So that will be 2 大吟醸 for you, and 1 純米酒 for you.
  • お客様A:Right.
  • 店員 :Thank you very much. I’ll be back with your drinks.

 

「お客様はどうされますか?」の言い方は2つある

この動画の様に、”How about you?” と質問してもOKですが、”What about you?” と聞くのもアリです。

どちらが高級店にふさわしいとか、どちらが正しいとかはないので、どちらを使っても問題ありません。

 

注意点は発音

“How about you?” も”What about you?” も、ご注意いただきたいのは発音です。

“How about you?” の場合、「ハウ アバウト ユー?」ではなく、

「ハウバウチュ-?」

と3つの単語が “Howboutyou?” みたいにくっつきます。

 

“What about you?” も、「ワット アバウト ユー?」ではなく、

「ワタバウチュー?」

と “Whataboutyou?” のようにくっついて、まるでこの3つで1語の様に聞こえます。

英語はこのような「くっつき音」があるので、絶対に知っている単語なのに聞き取れなかったりするんですよね~。

 

覚えやすい英語ほど「置きにいく」を忘れずに☆

“How about you?” も”What about you?” も、たった3語しかないので覚えやすいですよね。

ただ、こういう短くて覚えやすい文章程、言い方に気を付けないとぶっきらぼうに聞こえておもてなし感がなくなってしまいます。

大切なのは、最後の単語!

最後の “you?” を「ズドン」と刺すように聞くのではなく、そっと両手で相手の心に置きに行くような、そんなイメージです。

もっとわかりやすく言うと、スラムダンクの桜木花道のレイアップシュートの「置いてくる」みたいな。

 

こういう言い方であれば、とても気持ちのいい空気管を作れますので、短くて覚えやすい文章ほど「最後の単語の置き方」に気を付けて!

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】大吟醸と純米酒を英語で説明しよう

「大吟醸」と「純米酒」をどう英語で説明する?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

海外のお客様は、母国では体験できない事を求めて日本にやってきます。

なので、日本ほど気軽に飲めない日本酒に興味を持っている方、たっくさんいらっしゃいます。

何よりも、日本酒の輸出金額は年々増えていて、令和元年は8年連続の過去最高を記録している程なのです!(国税庁のHPより)

なので今日のブログでは、

「日本酒を飲みたいのですが、どれがおすすめですか?」

とお客様に質問され、大吟醸と純米酒をおすすめする際の英語をご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :失礼します。Are you ready to order?
  • お客様A:Yes, we would like to try some sake please. What would you recommend?
  • 店員 :Sure, this 大吟醸 and 純米酒 are perfect match with your meals. 大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear. 純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well. As for the price, 純米酒 is more reasonable.
  • お客様B:I would like to have the 大吟醸, please.
  • 店員 :大吟醸、thank you.
  • お客様C:May I have 大吟醸 as well?
  • 店員 :Of course. How about you, ma’am?
  • お客様A:I would like to try the 純米酒, please.
  • 店員 :純米酒、thank you. So that will be 2 大吟醸 for you, and 1 純米酒 for you.
  • お客様A:Right.
  • 店員 :Thank you very much. I’ll be back with your drinks.

 

 

88%の海外のお客様は「おすすめを教えて欲しい!」と思っている

弊社はこれまで、1,500人以上の海外の方に

「日本の飲食店に関する感想は?」

「日本の飲食店でお金を払ってまで飲む価値のあったアルコールは?」

「どんなサービスがあれば、もっと注文したいと思いますか?」

といった質問をしまくってきました。

そこで分かったデータの1つに、「88%以上の海外のお客様は、飲食店で働くみなさんからおすすめを教えて欲しいと思っている」があります。

「なぜおすすめを教えてもらいたいんですか?」

と聞いたら、

「初めて入るお店だから、何がおいしいか分からないでしょ?でも、せっかく入ったんだから、そのお店で一番おいしいものを食べたいのよ。」

だそうです。

 

おすすめを提案する際にやってはいけない3つの事

そんなわけで、皆さんにはどんどんおすすめを提案してもらいたいです。

そうすれば、海外のお客様は喜んでおすすめされたものを注文しますし、その結果、お店の売上が上がるわけですから!

でも、上手なおすすめにはコツがあります。

ここではまず、やってはいけないおすすめの仕方3選をご紹介します。

 

NG① 「全部おいしいですよ」

私の体験談で申し訳ないのですが、私は日本で飲食店に入った際、仮に初めて行ったお店でも、店員さんに「サラダはどれがおすすめですか?」や「前菜でおすすめはありますか?」と聞くことがあります。

そうすると、結構な確率で

「全部おすすめですよ」

と返ってきます。

確かにその通りなのでしょうが、「全部おすすめ」と言われると質問した意味がなく、選びようがないのです。

 

なので、「どれがおすすめですか?」と聞かれた際は、みなさん個人の好みで構いませんので、2~3個を選び、それをお伝えしましょう。

 

NG② たくさんおすすめする

(①の「全部おいしいですよ」と重複する部分はありますが、)

「お肉が食べたいのですが、どれがおすすめですか?」と聞くとたくさんおすすめをしてくれる店員さんもいます。

もちろん、親切心は十分伝わるのですが、5~6個教えてもらっても、

「で、結局どれがおすすめですか?」

となるのがお客の心理です。

 

なので、やはりおすすめをする際は2~3個に絞りましょう。

 

NG③ おすすめの理由を言わない

「これとこれがおすすめですよ」と教えてもらうのはとてもありがたいのですが、それだけでは決め手に欠けます。

理由も知りたいのです!

 

理由は本当にシンプルで構いません。「これは飲みやすいからおすすめ」「これはお客様の料理にあうからおすすめ」という様に、理由とセットでおすすめを提示してみましょう!

 

 

大吟醸と純米酒を英語で説明すると?

上記の動画では、大吟醸と純米酒を対局に説明することで、よりわかりやすさを出しています。

【大吟醸の説明↓】

大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear.
(大吟醸はライスンワインみたいに香りが高く、フルーティーで飲みやすい。)

【純米酒の説明↓】

純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well.
(一方で純米酒は強くて濃厚でお米の味を堪能できる。)

 

どちらも「お食事に合う」は一致する点ですが、このように違った点を明確にシンプルに伝えることで、選びやすくなります。

そして、お客様にとって「選びやすい」という事はすなわち、「注文されやすい」=「売り上げに繋がる」を意味します。

 

日本酒を説明する際に使える単語8選

日本酒をシンプルにわかりやすくおすすめする際に使える形容詞をご紹介します♪

 フルーティ  fruity
 甘い  sweet
 香りが高い  flavorful
 酸っぱい  sour
 からい  dry
 強い  strong
 濃厚  rich
 うまみがある  savory

このような単語と合わせて、

“大吟醸 is clear.”

“純米酒 is rich.”

と説明すると、お客様は喜んで注文してくださいますよ。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画

【飲食店専門英語】「お決まりになりましたらお呼びください」を英語で何て?

「お決まりになりましたらお呼びください」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

さて、いざご注文を取ろうとしたものの、お客様がまだお決まりではない時、「お決まりになりましたらお呼びください」ってよく言いますよね。

今日はこちらを英語で何て言うかをご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :Please let me confirm your order. It’s 2 beef meals and 1 fish meal. Is this alright with you?
  • お客様B:Yes, that’s right.
  • 店員 :Thank you.
  • 店員 :Would you like something to drink?
  • お客様C:Ahh, could you give us a minutes?
  • 店員 :Certainly. Please call us when you are ready.

 

「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」を英語で

“Please call us” で「呼んで下さい」です。

そして、いつ呼ぶのか?これは、”when you are ready” つまり、「お客様の準備が出来たら」というタイミングです。

 

では突然ですがクイズ!

“Please call us” を使って、「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」を英語にしてみましょう♪

ちなみに、「ボタンを押す」は “push” ではなく、 “press” です。

【正解】

「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」は英語で、

“Please press the button when you are ready.”
(プリー プレッスザボトン ウェン ユーアー ゥレディー)

と言います。

 

「ボタンを押す」は “push” ではなく “press”

“push” も “press” もそんなに大差はないのですが、一応違いを説明しますね。

“push” は物を動かすために押す時に使います。

例えば、ドアを開ける為にドアを押す、とか。

音で言うと「ドン」が “push” です。

 

一方で “press” は「しっかり押す」とか「プレスする」時に使います。

音で言うと「ギュ」「ギュー」「ジュー」。

 

伝わりました?

あ、よく分からない?(^ ^;)

ややこしいですよね~。

ぶっちゃけ、”press the button” と push the button” って言っても大した間違いではないですし、必ず伝わりますので、「何かよく分からない」という方は “push the button” でもOKです。

 

英語上達の最大のコツは、「細かい事は気にしない♪」

“push” と “press” だけではなく、日本語では「見る」なのに英語には “see” “watch” “look” があって使い分けなくちゃなど、何か面倒くさいの多いですよね(笑)

「詳しく理解するためにネットで調べようとしたら、逆に混乱してしまった…」

なんて事もあると思います。

 

かく言う私、偉そうに飲食店英語講師をやっていますが、まぁよく間違います。

しゃべればしゃべるほどボロが出てくると言っても過言ではないくらい、未だにいーっぱい間違えます。

なので、講師をやっている今でも毎日、英語のレッスンを受けている程です。

 

とは言え、(これはアメリカのカジノホテルでウエイトレスしていた時に学んだのですが、)大事なのって「間違えない英語」ではなく、「伝わる英語」なんです。

どんなにパーフェクトな英語を話せても、おもてなしの気持ちがお客様に伝わらず、お客様をハッピーにできなければ、接客担当として失格です。

でも、間違えだらけの英語でも、お客様に感動を与えることが出来れば、あなたは優秀なフードサーバーです。

 

私たち日本人は「間違えない英語」が正しいと学校でずーっと習ってきたので、間違いに対して異様なくらい敏感で恐怖心を持っています。

でも、母国語じゃない言語を1つも間違えないで話すなんて、私は無理だと思います。

何より、目指す方向はそこじゃない!

 

なのでこのブログを目にしてくださったみなさんには、「間違って当たり前」って思っていただきたいです。

「間違ってる?ネイティブじゃないんだからそんなの当たり前でしょ?」

くらい開き直っちゃってOKです。

大丈夫、皆さんの失敗の数なんて比にならない位、私の方が間違えていますから!(笑)

ただしその分、神経は「気持ちが伝わる英語」に向けてください。

みなさんの優しさや思いやりが届けば、それで花丸です。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

動画