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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ

【飲食店専門英語】「お決まりになりましたらお呼びください」を英語で何て?

「お決まりになりましたらお呼びください」を英語で何て?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

さて、いざご注文を取ろうとしたものの、お客様がまだお決まりではない時、「お決まりになりましたらお呼びください」ってよく言いますよね。

今日はこちらを英語で何て言うかをご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :Please let me confirm your order. It’s 2 beef meals and 1 fish meal. Is this alright with you?
  • お客様B:Yes, that’s right.
  • 店員 :Thank you.
  • 店員 :Would you like something to drink?
  • お客様C:Ahh, could you give us a minutes?
  • 店員 :Certainly. Please call us when you are ready.

 

「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」を英語で

“Please call us” で「呼んで下さい」です。

そして、いつ呼ぶのか?これは、”when you are ready” つまり、「お客様の準備が出来たら」というタイミングです。

 

では突然ですがクイズ!

“Please call us” を使って、「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」を英語にしてみましょう♪

ちなみに、「ボタンを押す」は “push” ではなく、 “press” です。

【正解】

「お決まりになりましたらボタンを押して下さい」は英語で、

“Please press the button when you are ready.”
(プリー プレッスザボトン ウェン ユーアー ゥレディー)

と言います。

 

「ボタンを押す」は “push” ではなく “press”

“push” も “press” もそんなに大差はないのですが、一応違いを説明しますね。

“push” は物を動かすために押す時に使います。

例えば、ドアを開ける為にドアを押す、とか。

音で言うと「ドン」が “push” です。

 

一方で “press” は「しっかり押す」とか「プレスする」時に使います。

音で言うと「ギュ」「ギュー」「ジュー」。

 

伝わりました?

あ、よく分からない?(^ ^;)

ややこしいですよね~。

ぶっちゃけ、”press the button” と push the button” って言っても大した間違いではないですし、必ず伝わりますので、「何かよく分からない」という方は “push the button” でもOKです。

 

英語上達の最大のコツは、「細かい事は気にしない♪」

“push” と “press” だけではなく、日本語では「見る」なのに英語には “see” “watch” “look” があって使い分けなくちゃなど、何か面倒くさいの多いですよね(笑)

「詳しく理解するためにネットで調べようとしたら、逆に混乱してしまった…」

なんて事もあると思います。

 

かく言う私、偉そうに飲食店英語講師をやっていますが、まぁよく間違います。

しゃべればしゃべるほどボロが出てくると言っても過言ではないくらい、未だにいーっぱい間違えます。

なので、講師をやっている今でも毎日、英語のレッスンを受けている程です。

 

とは言え、(これはアメリカのカジノホテルでウエイトレスしていた時に学んだのですが、)大事なのって「間違えない英語」ではなく、「伝わる英語」なんです。

どんなにパーフェクトな英語を話せても、おもてなしの気持ちがお客様に伝わらず、お客様をハッピーにできなければ、接客担当として失格です。

でも、間違えだらけの英語でも、お客様に感動を与えることが出来れば、あなたは優秀なフードサーバーです。

 

私たち日本人は「間違えない英語」が正しいと学校でずーっと習ってきたので、間違いに対して異様なくらい敏感で恐怖心を持っています。

でも、母国語じゃない言語を1つも間違えないで話すなんて、私は無理だと思います。

何より、目指す方向はそこじゃない!

 

なのでこのブログを目にしてくださったみなさんには、「間違って当たり前」って思っていただきたいです。

「間違ってる?ネイティブじゃないんだからそんなの当たり前でしょ?」

くらい開き直っちゃってOKです。

大丈夫、皆さんの失敗の数なんて比にならない位、私の方が間違えていますから!(笑)

ただしその分、神経は「気持ちが伝わる英語」に向けてください。

みなさんの優しさや思いやりが届けば、それで花丸です。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

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