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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ

【飲食店専門英語】大吟醸と純米酒を英語で説明しよう

「大吟醸」と「純米酒」をどう英語で説明する?

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。

 

海外のお客様は、母国では体験できない事を求めて日本にやってきます。

なので、日本ほど気軽に飲めない日本酒に興味を持っている方、たっくさんいらっしゃいます。

何よりも、日本酒の輸出金額は年々増えていて、令和元年は8年連続の過去最高を記録している程なのです!(国税庁のHPより)

なので今日のブログでは、

「日本酒を飲みたいのですが、どれがおすすめですか?」

とお客様に質問され、大吟醸と純米酒をおすすめする際の英語をご紹介します。

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :失礼します。Are you ready to order?
  • お客様A:Yes, we would like to try some sake please. What would you recommend?
  • 店員 :Sure, this 大吟醸 and 純米酒 are perfect match with your meals. 大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear. 純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well. As for the price, 純米酒 is more reasonable.
  • お客様B:I would like to have the 大吟醸, please.
  • 店員 :大吟醸、thank you.
  • お客様C:May I have 大吟醸 as well?
  • 店員 :Of course. How about you, ma’am?
  • お客様A:I would like to try the 純米酒, please.
  • 店員 :純米酒、thank you. So that will be 2 大吟醸 for you, and 1 純米酒 for you.
  • お客様A:Right.
  • 店員 :Thank you very much. I’ll be back with your drinks.

 

 

88%の海外のお客様は「おすすめを教えて欲しい!」と思っている

弊社はこれまで、1,500人以上の海外の方に

「日本の飲食店に関する感想は?」

「日本の飲食店でお金を払ってまで飲む価値のあったアルコールは?」

「どんなサービスがあれば、もっと注文したいと思いますか?」

といった質問をしまくってきました。

そこで分かったデータの1つに、「88%以上の海外のお客様は、飲食店で働くみなさんからおすすめを教えて欲しいと思っている」があります。

「なぜおすすめを教えてもらいたいんですか?」

と聞いたら、

「初めて入るお店だから、何がおいしいか分からないでしょ?でも、せっかく入ったんだから、そのお店で一番おいしいものを食べたいのよ。」

だそうです。

 

おすすめを提案する際にやってはいけない3つの事

そんなわけで、皆さんにはどんどんおすすめを提案してもらいたいです。

そうすれば、海外のお客様は喜んでおすすめされたものを注文しますし、その結果、お店の売上が上がるわけですから!

でも、上手なおすすめにはコツがあります。

ここではまず、やってはいけないおすすめの仕方3選をご紹介します。

 

NG① 「全部おいしいですよ」

私の体験談で申し訳ないのですが、私は日本で飲食店に入った際、仮に初めて行ったお店でも、店員さんに「サラダはどれがおすすめですか?」や「前菜でおすすめはありますか?」と聞くことがあります。

そうすると、結構な確率で

「全部おすすめですよ」

と返ってきます。

確かにその通りなのでしょうが、「全部おすすめ」と言われると質問した意味がなく、選びようがないのです。

 

なので、「どれがおすすめですか?」と聞かれた際は、みなさん個人の好みで構いませんので、2~3個を選び、それをお伝えしましょう。

 

NG② たくさんおすすめする

(①の「全部おいしいですよ」と重複する部分はありますが、)

「お肉が食べたいのですが、どれがおすすめですか?」と聞くとたくさんおすすめをしてくれる店員さんもいます。

もちろん、親切心は十分伝わるのですが、5~6個教えてもらっても、

「で、結局どれがおすすめですか?」

となるのがお客の心理です。

 

なので、やはりおすすめをする際は2~3個に絞りましょう。

 

NG③ おすすめの理由を言わない

「これとこれがおすすめですよ」と教えてもらうのはとてもありがたいのですが、それだけでは決め手に欠けます。

理由も知りたいのです!

 

理由は本当にシンプルで構いません。「これは飲みやすいからおすすめ」「これはお客様の料理にあうからおすすめ」という様に、理由とセットでおすすめを提示してみましょう!

 

 

大吟醸と純米酒を英語で説明すると?

上記の動画では、大吟醸と純米酒を対局に説明することで、よりわかりやすさを出しています。

【大吟醸の説明↓】

大吟醸 is like rice wine, so it’s flavorful, fruity, and clear.
(大吟醸はライスンワインみたいに香りが高く、フルーティーで飲みやすい。)

【純米酒の説明↓】

純米酒 on the other hand is very strong, rich, and you can enjoy rice’s flavor very well.
(一方で純米酒は強くて濃厚でお米の味を堪能できる。)

 

どちらも「お食事に合う」は一致する点ですが、このように違った点を明確にシンプルに伝えることで、選びやすくなります。

そして、お客様にとって「選びやすい」という事はすなわち、「注文されやすい」=「売り上げに繋がる」を意味します。

 

日本酒を説明する際に使える単語8選

日本酒をシンプルにわかりやすくおすすめする際に使える形容詞をご紹介します♪

 フルーティ  fruity
 甘い  sweet
 香りが高い  flavorful
 酸っぱい  sour
 からい  dry
 強い  strong
 濃厚  rich
 うまみがある  savory

このような単語と合わせて、

“大吟醸 is clear.”

“純米酒 is rich.”

と説明すると、お客様は喜んで注文してくださいますよ。

 

以上、今日のレッスンでした!

 

written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

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