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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ

カフェ接客英語⑥ 「お水のおかわりいかがですか?」を英語で

カフェで使える前菜のサラダをお出しする際の接客英会話

こんにちは!
アメリカ・ラスベガス近くのカジノホテルでウエイトレスをしていました、
飲食店専門の接客英会話講師の内木美樹です。​

 

前回までの動画では、これらをご紹介しました。

 

ちなみに、今回はカフェの設定ですが、今後は

  • 居酒屋の接客英会話
  • 焼肉店での接客英会話
  • お寿司屋さんでの接客英会話

など、飲食店の中でもジャンル分けて、かなり細部まで落とし込んだ接客英会話をご紹介しますので、楽しみに待っていてください♪

 

そして、「直接接客英会話レッスンをして欲しい!」という方は、株式会社華ひらくのホームページをご覧ください。

◆企業向けの接客英会話レッスン
https://hana-hiraku.com/restaurant/index.php

 

さて、今回の動画は、カフェで前菜のサラダをご提供する際の接客英会話です。

  • 「こちらがご注文のサラダと取り皿です。」
  • 「お水のおかわりいかがですか? 」
  • 「すぐお持ちします。」
  • 「どうぞ。」
  • 「どういたしまして。」

これらを英語で何て言うかをご紹介します♪

 

「こちらがご注文のサラダと取り皿です。」を英語で何て言う?

お客様に何かを差し出す時は、大抵 “Here is your ○○.” と言います。

例えば、

  •  「こちらが(ご注文いただいた)ビールです。」
  •  ⇒ “Here is your beer.”
  •  「こちらがメニューです。」
  •  ⇒ “Here is your menu.”

ですので、

  •  「こちらがご注文のサラダの取り皿です。」
  •  ⇒ “Here is your salad and extra plates.”

となるのです★

 

「取り皿」を英語で何て言う?

ちなみに、「取り皿」は英語で “small plate” ”extra plate” と言います。

お客様から

“Could we get a few small plates?”
(取り皿を数枚いただけますか?)

と聞かれることもあると思いますので、 “small plate” や ”extra plate” は
覚えておきましょう。

 

「お水のおかわりいかがですか?」を英語で何て言う?

何かをご提案する時は “Would you like” とこれまでにお伝えしてきましたが、
ここではお水のおかわりをご提案していますので、

「お水のおかわりいかがですか?」
 ⇒ ”Would you like more water?”

となります。

ちなみに、お客様の中には「氷なしのお水」をご希望される方も
いらっしゃいますよね。

氷なしのお水は “water with no ice”“water without ice” と言います。

私も冬になると「氷なしのお水をください」とよくお願いするのですが、
私がカジノホテルで働いていた時、お客様もよくこの様におっしゃっていました。

お客様が妊婦さんの場合は、皆さんの方から

“Would you like water without ice?”
(氷なしのお水をご用意しましょうか?)

とご提案できると素敵ですね★

逆に、氷入りのお水は “water with ice” と言います。

  1. お水のおかわりいかがですか? ⇒ Would you like more water?
  2. 氷なしのお水 ⇒ water with no ice / water without ice
  3. 氷入りのお水 ⇒ water with ice

 

「どうぞ。」を英語で何て言う?

「どうぞ。」という意味でよく知られているのが、”Here you go.”
もしくは “Here you are.” です。

どちらも同じ意味ですのでどちらを使っていただいても構わないのですが、
”Here you go.” の方がカジュアルです。

ここで、英語での「カジュアルな言い方」と「フォーマルな言い方」について
ご説明したいと思います。

 

カジュアルな英語と丁寧な英語とは?

中学生の時に、「もう一度おっしゃっていただけますか?」は英語では “Pardon?”
もしくは “I beg your pardon?” と言う、と習ったのを覚えていますか?

確かに “Pardon?” や “I beg your pardon?” は「もう一度おっしゃって頂けますか?」という意味ですが、とてもとても丁寧な聞き方です。

丁寧な言い方というのは、相手との心理的な距離を表します。

例えば、友達同士でもずっと敬語ですと何となく距離を感じますけど、
タメ語になると一気に親近感がわく、という経験ありませんか?それと同じです。

ですので、丁寧な言い方でも間違いではないのですが、その分、心の距離が
生じます。

日本ですと飲食店で働く店員さんは、ファミリーレストランの様なカジュアルな
お店でも、とても丁寧な敬語を使われますよね。

でも、例えば私が働いていたカジノのホテルでは、少しカジュアルな英語を話す
代わりに親近感を出したり、お客様のお名前を憶えて

“Hi, Sarah!  Thank you for coming again!”
(ハイ、サラ!いつも来てくれてありがとう!)

ウェルカム感を出して、お客様に「また来たい」と気軽に思ってもらえる空気感を出していました。

 

私はこれまでに700人以上の海外の方に、日本の飲食店に関する街頭インタビューを行っているのですが、お話を伺っていると、

「マナーのあるお客でいたいと思うけど、日本は言葉も文化も違うから、どうすればマナーを守れるのか分からなくて緊張する時があるんだよね。なので、日本の店員さんがフランクに話しかけてくれると、こちらの緊張感が解けるので嬉しいなぁ。」

というお声もちらほら耳にします。

ですので、丁寧な英語を話せばそれで良いというのではなく、お客様との距離感やお店が演出したい雰囲気も考えて、カジュアルな英語にするか、丁寧な英語にするかを決めていくことをおすすめします。

ちなみに、私の個人的な意見としましては、2回以上ご来店下さったお客様には

「いらっしゃいませ。当店は初めてですか?」

という様な対応ではなく、

「あら、また来て下さったんですね!」
「お客様の事、もちろん覚えていますよ!」

という、「またお会いできて嬉しいです!」という気持ちが伝わる様な態度を表すと、特に海外の方は喜んで下さり、「昨日来たばかりなのに今日も来てくれた!」なんて事が起こり得ますよ。

お客様に与える印象を考えながら、「丁寧な言い方」にするのか、「カジュアルな言い方」にするのかを決めましょう!

 

「どういたしまして。」を英語で何て言う?

海外のお客様は、本当に頻繁に “Thank you.” と言って下さいます。
その際にみなさんが何て答えればいいのかをご紹介します♪

  • Sure.
  • Of course.
  • Anytime.
  • Not at all.

“Sure.” (シュア)と “Of course.” (オフコース)は飲食店に限らず、
どんな場面でも “Thank you.” の返事として使うフレーズです。

そして、”Anytime.” (エニタイ)は「いつでもどうぞ!」という気持ちが込められています。

“Not at all.” (ナラロー)は「大した事ありませんよ。」というニュアンスの時に
使います。
一見発音が難しそうですが、「奈良ロール(なんだそれ 笑)」を意識しながら「ナラロー」と言ってみましょう!

 

以上がカフェで前菜のサラダをお出しする際の接客英会話でした★

次回は、メインのお料理をご提供する際の接客英会話の動画を公開しますので、Don’t miss it!

written by 内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)

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