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2017年11月1日
飲食店専門の接客英会話レッスン 8日目 in 代々木上原
目次
宿題
①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい ②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい 上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。)
今日もみなさん、飲食店内のみならず、日常でも使えるフレーズを持ってきてくださいました(*^^*)
これらを覚えるだけでも、相当な英語力アップですね♪
ドラマ「Glee」から
I don’t buy that.
そうは思わない/信じられない
通常、buy は「買う」「購入する」という意味ですが、口語では「信じる」「受け入れる」という意味も出てきます。
I don’t buy that. は「私はそれを買わない」という訳で間違っていませんが、状況によっては「そうは思わない/信じられない」となります。
ちなみに、私はいつも I don’t think so. を使っています★
映画「page 8」から
Indeed.
その通り。
私は Indeed は使った事ありませんし、周りで聞いた経験もあまりないような…。
それもそのはず、Indeed はイギリス英語で、主に中級〜上級クラスの方が使う言葉だそうです。
「私のイメージでは、40〜50代のナイスミドルなおじ様が使っている印象です。」
とレッスン内でお伝えしたら、
「まさに映画内でそのくらいの人が使っていました!」
との事でした。
ちなみに、アメリカ英語では、Indeed の代わりに Right! や That’s right! を使う事が多いです。
どちらが正しいというのはありませんので、使いやすい方を使ってください(*^^*)
ドラマ「Full house」から
Drop me off
降ろして
これだけでは少し分かりにくいので、もう少し足してご紹介します。
例えば、
Can you drop me off at Shinjuku Station?
新宿駅で降ろしてもらっていいですか?
私が住んでいたアメリカは車社会なので、友達を車に乗せて一緒に出かけるという事はよくありました。
そんな時、このフレーズはよく耳にしました。
このフレーズの使い方のポイントは、
drop (誰を) off (どこで)
という順番です。
(あなたを)セブンの前で降ろすね。
と言いたい時は、
I will drop you off in front of the 7-11.
となります。
ちなみに、「降ろして」の反対の「乗せて」は
pick (誰を)up
となります。
私をセブンの前で拾って!という時は、
Pick me up in front of the 7-11.
となります★
今日のレッスン
先週講師が一通りのお手本をお見せしたので、今週からは生徒さんにやっていただく番です。
今回はまだテキストを見ながらでOKなので、全体の流れをつかみましょう!
とお伝えしていましたが、流石は意識の高い方々!
極力テキストを見ないようにと心がけ、どうしても分からない所だけチラッと確認されていました。
Mana は厳密には飲食店で働かれているわけではないので、仕事で使えるフレーズも限られるのですが、非常にモチベーション高く、覚えようという気持ちがとても伝わってきます(*^^*)
今日の実践練習も1番に手を挙げてやる気満々でした。
そして、半分以上見ないで言えたので、流れもとてもスムーズでした。
何よりも、彼の魅力は全身から溢れ出る穏やかで話しやすい雰囲気です。
海外の方からも間違いなく初対面で好かれる要素をお持ちです。
あとは細かなミス(I recommend is ◯◯ → I recommend ◯◯)や語順をしっかり修正すればバッチリです★
Shin-shin はシェフなので接客する機会は少ないにも関わらず、燃えるような闘志をお持ちです。
感情が外に出にくいタイプみたいですが、「英語を学びたい!」という気持ち、いつも強く感じます。
Shin-shin はもともと高い英語力をお持ちではありますが、それでもこの接客英会話をマスターするのは簡単ではありません。
でも時間を見つけては復習しているようで、今日の実践練習でもテキストはチラ見程度で、大切なところはきちんとインプットできていました。
まずは完璧に覚えていただき、それから表現を豊かにできるといいですね★
Nami ははじめとても物静かな方なのかなと思いましたが、お会いする度に彼女の内側に秘めるものを垣間見る事ができ、とても楽しいです♪
英語への熱意もそのひとつ。
Nami も感情が見えづらいタイプなので、はじめは誤解してしまった部分もありましたが、今では誰よりも向上心やプロ意識が高いところ、ちゃんと伝わっていますよ!
今日の実践練習でも、出てこないフレーズも何とかテキストを見ないで思い出そうと、とても努力をされていました。
そして見事に最後まで見ないまま、ほぼパーフェクトに終える事が出来ました!
まだ8日目なのにもうこのレベルまでくるとは…あっぱれです。
もうテキストを全く見ないまま実践練習やっても大丈夫ですね!
生徒さんから
「今週や先週で海外のお客様、お見えになっていますか?」
と聞いたら、頻繁にお見せになっているとこ事。
「彼らは何経由で来店されるのでしょう?」
と聞いたら、ポケットコンシェルジュからのご紹介が多いようです。
ポケットコンシェルジュとは、厳選されたお店(メインはミシュラン店)の中から、お問い合わせのご要望にあったお店を検索できたり、もしくは語学堪能なスタッフが海外のお客様に代わって予約をしてくれるサービスです。
事前決済なので、仮にお客様がお見えにならなくても食いっぱぐれがないという安心感があります。
海外のお客様を集客する方法の1つに、「近隣のホテルのコンシェルジュに顔を売る」というのがあります。
顔や名前、お店の雰囲気や提供料理を覚えてもらえれば、海外のお客様をご紹介してもらえるチャンスが広がります。
さあ、名刺とお店のパンフレットを持って、近隣のホテルへあいさつ周りをしましょう!
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)