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2019年4月2日
「ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?」を英語でなんて言う?
【飲食店の接客英語】
「ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?」
Hi, everyone!
アメリカ・ラスベガス近くのカジノホテルでウエイトレスをしていました、
食店専門の接客英会話講師の MIKI です。
さて、今回の動画では、お客様から「どのビールがおすすめ?」と聞かれた際、お客様の好みを知るために「ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?」を英語で何て言うかをご紹介します。
それは、
“Would you like sweet, bitter, or light beer?”
動画内の接客英語を確認しよう!
こちらの動画内の接客では、このように会話しています。
- 店員 : Here is your menu.(こちらがメニューです)
- お客様 : Thank you very much.(どうもありがとう)
- 店員 : We are famous for tempura.(当店の一押しメニューは天ぷらです
And, here is your beer menu.(そしてこちらがビールメニューです)
So, would you like something to drink?(お飲み物は何にされますか?) - お客様 : What beer do you recommend?(どのビールがおすすめですか?)
- 店員 : Would you like sweet, bitter, or light beer?(ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?)
- お客様 : Usually I prefer the bitter one.(普段は苦めのビールを飲むんです)
海外のお客様(特に欧米の方)はおすすめをよく聞いてくる
これは私がアメリカのカジノホテルで働いていた時の体験談なのですが、海外のお客様(特に欧米の方)は本当によく
- What’s good?(何がおいしいの?)
- What do you recommend?(何がおすすめ?)
と質問されます。
このように聞かれたとき、ストレートに
- I recommend our shrimp tempura.(当店の海老天がおすすめです)
- This IPA is very good.(こちらのIPAはとてもおいしいですよ)
とお答えしても問題ありませんが、お客様の好みを伺った上で、おすすめのものをご提案したいときもありますよね。
例えば今回のように「なんのビールがおすすめ?」と質問され、おおまかに分けて
- 甘いビール
- 苦いビール
- さっぱりしたビール
☝このように3種類あれば、
“Would you like sweet, bitter, or light beer?”
(ビールは甘め、苦め、さっぱりめのどちらがよろしいですか?)
と聞くことができます。
ビールのフレーバーの種類
ちなみに、ビールの場合はこのようにフレーバーを表現できます。
- 甘いビール (sweet beer)
- 苦いビール (bitter beer)
- さっぱりしたビール (light beer)
- 強いビール (strong beer)
- がっつりしたビール(heavy beer)
- 濃厚なビール (rich beer)
- フルーティーなビール (fruity beer)
- ドライなビール (dry beer)
もちろん、上記だけではなく、ほかにも表現方法は色々あるのですが、「どういうタイプ(フレーバー)のビールがお好みですか?」と聞くときは、こちらを参考にしてみてください。
「のど越しのいいビール」という英語はありませんので、私はその場合、”strong” や “heavy”, “dry” を使っています(^ ^)
最後の “beer?” は “one?” に代替えしてもよし
動画では “Would you like sweet, bitter, or light beer?” と質問していますが、最後の “beer” を “one” に変更して
“Would you like sweet, bitter, or light one?”
と聞けると、よりインテリジェンスな聞き方になります。
この “one” は当然ビールのことを指していますが、なぜ “beer” ではなく “one” に変更するかというと、英語には日本語以上に、同じ単語を何度も使うのは好ましくないというルールがあります。
つまり、お客様との1つ前のやり取りで
What beer do you recommend?(どのビールがおすすめですか?)
とすでに “beer” が出ていますので、そのあと何度も “beer” と言わなくても、ビールに関する会話をしていることは想像できます。
そのような場合は、”beer” を繰り返すのではなく、”one” という別の単語に代替して言うのです。
(ここでいう “one” は数字の1ではなく、「やつ」や「もの」という意味です。)
難しければ、 “one” のことは忘れて “Would you like sweet, bitter, or light beer?” で全く問題ありませんが、もしできるのであれば、“Would you like sweet, bitter, or light one?” に挑戦してみましょう!
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)