在日外国人に日本の美容室事情を聞いてみた!(第6弾)

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在日外国人に日本の美容室事情を聞いてみた!(第6弾)
こんにちは、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。
在日外国人から「英語が話せる美容室が少なくて困る!」という悩みを耳にしたことがきっかけで、弊社は2019年から「美容室に特化した接客英会話レッスン」を開始しました。
それに伴い、在日外国人に日本での美容室事情についてヒアリングを行い、彼ら/彼女らのニーズを探る企画も始めました。
今回はその企画の第6弾。
ニュージーランド出身のナタリーさんに、
- 日本の美容室で味わった嫌な経験
- 現在の床屋を見つけた方法
- 日本の床屋の技術とは?
などをインタビューしてみました♪
日本で理容室を見つけた方法
内木:今日はどうもありがとうございます。よろしくお願いします。
ナタリー:ありがとうございます。よろしくお願いします。
内木:さて、日本で美容室に行っていますか?
ナタリー:私はまだ学生でお金に余裕がないので、1,000円カットに行っています。
美容室というよりは床屋さんのような。
家の近くにある所なのですが、便利だし近いし安いので。
内木:その床屋さんはどうやってみつけたのですか?
ナタリー:家の近くを歩いててあったので入りました。
さすがに初めて入店したときは緊張しましたよ。
担当の理容師さんの英語力はいかほど?
内木:担当の方は英語が話せますか?
ナタリー:日本語のいい勉強にもなるので、会話は全て日本語で話しているのです。
なので彼らの英語のスキルがいかほどかは分かりません。
内木:1,000円カットの技術はどうですか?
ナタリー:毎回担当が変わるので、人によって差はありますよ。
「すごく上手!」という時もあれば、「まぁ、こんなもんか」という時もある感じです。
ただなんと言っても安いので、文句は言えないです(笑)
別の国ですごく安い床屋に行くのはさすがに怖いですけど、日本であれば
「最低限はきっと大丈夫だろう」という安心感があります。
日本の美容室で起こった嫌な経験とは?
内木:では、日本で美容室には行ったことがないんですか?
ナタリー:実は、以前に美容室に行ったことがあるんですが、そこで嫌な体験をしまして…。
というのも、担当の方が私を口説いてきたんですね。
たぶん、ブロンドの髪を切るのは初めてだったんでしょうね。
私の髪を切りながら「彼氏はいるの?」とか聞いてきたんです。
内木:それは完全なセクハラじゃないですか!(怒)そのお店の名前、このブログに書きましょうか?
ナタリー:あはは、もう忘れちゃいました(笑)
そういう意味でも、今のところは安いしすぐに終わるから大した会話をしなくて済む分、安心です。
男性の方が髪型に関する苦い経験あり?
内木:私がこれまでにお話を伺ってきた海外出身の女性はみんな美容室探しに苦労されていたので、色々意外でした。
ナタリー:もし私の髪が短くてくせ毛で、しかも私が日本語を話せなかったら、英語が通じる美容室を選ぶとは思いますけど、私のはストレートで細いので、今のところで十分だと思います。
逆に、私の男友達は、日本の美容室(床屋)に行って「思ってたのと違う仕上がりになった…」という経験は多いみたいです。
クラスメイトの男友達でも、少なくても5人は、全然似合ってない髪形に仕上がっちゃった、という事がありましたよ(笑)。
日本人に似合うヘアスタイルが、外国人にも似合うとは限らないじゃないですか。
私の経験上、女性よりも男性の方がそういう残念な髪型経験があるように思います。
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これまでに海外出身の男性・女性から伺ったお話とは真逆の内容だったのでとても興味深かったです。
ナタリーさん、どうもありがとうございました!