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2015年3月30日
【飲食店の接客英語】「ごゆっくりどうぞ」を英語で何て言う?

「ごゆっくりどうぞ!」は “Please anjoy!”
こんにちは!
(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。
さて、これまでのレッスンで、この様な接客英語をご紹介しました。
- Hi, how are you?(いらっしゃませ)
- How many?(何名ですか?)
- Smoking or non?(喫煙ですか?禁煙ですか?)
- This way, please(こちらへどうぞ)
- Are you ready to order?(ご注文をお伺いします)
- Anything else?(以上でよろしいですか?)
- Here you are(はい、どうぞ)
今日の新しいフレーズは、「ごゆっくりどうぞ!」を英語で何ていうかです。
それは、“Please enjoy!” もしくは、“Please enjoy your meal!” です。
ですので、お料理をご提供する際の会話の流れとしましては、
このようになります。
サーバー:Here you are.
(はい、どうぞ ※お料理提供)
お客様: Thank you.
サーバー:Anything else?
(以上でよろしいですか?)
お客様:No, we are OK.
(はい、以上で。)
サーバー:Please enjoy!
(ごゆっくりどうぞ!)
お客様: Thank you.
接客英会話を勉強する際、どうしても「日本語を英訳する事」に意識が向いて
しまうと思いますが、「サービス(心)」は英訳だけで行き届くものではありません。
なぜなら、日本語では当たり前に使うけれど、英語にはない言い回し(いらっしゃいませ、よろしくお願いします、いただきます、ごちそうさまでした 等)はたくさん存在しますし、逆に、”How are you?”(ご機嫌いかがですか?)のように、「日本語では全く言わないけれども英語では必ず言うフレーズ」もたくさんあるからです。
言葉とその国の文化は必ずセットです。
言葉だけを覚えても、機械的な感情のこもっていない英語になってしまいます。
しかし、文化も理解して、日本語と英語の違いや、表情、身振り手振り、抑揚といった話し方も理解をすることで、ようやく心の通じる会話が出来るようになります。
もちろん、全てを英語に合わせる必要なんてありませんし、海外のお客様もそこは求めていません。
しかし、より通じる英語を目指すのであれば、英訳だけではなく、相手の「文化」にも目を向けてみると、
「お、このウエイトレスは英語(私たちの文化)を知っているな」
と喜んでいただけます☆
ちなみに、今回の “Please enjoy!” も、日本語で言う「ごゆっくりどうぞ」以上に
- ・笑顔で
- ・自信をもって
お客様に言ってみてくださいね!
お食事を楽しんでくださること間違いなしです♪
英語と英語を話す国の方々の文化は必ずペア。
むしろ文化に重きを置く気持ちで楽しもう!
written by 内木美樹(華ひらく代表取締役/飲食店インバウンドの専門家)