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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ
  • 2018年3月23日

働くママ × 人脈作り(夜の飲み会)= 無理でしょ。

働くママにとって男性の様な人脈作りは難しいという現実

こんにちは、こんにちは、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。

どうしても自分の中でもやもやしている想いがあります。
解決策をあぶりだせないかとネットで探していますが、良いヒントが見つかりません。
仕方なく、書いて頭の中を整理しようと思います。

結論から言うと、
まだまだ日本社会は男性のやり方に女性が合わせるというスタイル!
でもそれは子供がいる女性にとっては難しい話。
つまり、多くの女性は大きなチャンスを諦めざるを得ないという事。

これが何とかならないのかな…と日々悶々としています。

 

働くママにとって、「人脈作り」が相当ハードルが高い理由

最近私が考えているのが、「人脈作り」です。
人脈を広げて、もっと販路を拡大したい。
もっと自社サービスを知ってもらう機会を作りたい。
そう強く思っています。
しかし、日本ではアフター5を使って人脈を作る機会がとても多いです。

例えば私の場合、飲食店経営者が集まるイベントに行って人脈を広げられたら…と思いますが、そういうのはほぼ間違いなく平日の夜。
いわゆる「飲みニケーション」です。

ただ、働くママにとって、平日の夜に飲みに行くのは決して容易ではありません。
例えば我が家の場合、主人は19時前に帰ってくることが出来ない為、長男と次男の保育園のお迎えは私が担当しています。
仮に私が平日の夜に都内で飲み会がある場合、

  1. 日中は都内で仕事
  2. 17時半に子供を迎えに一旦自宅がある千葉へ
  3. 2人を車で15分のところに住んでいる義母宅へ
  4. 私は都内に戻り、飲み会へ

こういう手順を踏まねばなりません。
主人が飲み会に行くときは、仕事を終えてそのまま飲みに行けるのに…。

とは言え発想を逆転すると、こういう手順を踏めさえすれば平日に飲み会に行けるという事です。
しかし、この様な心理的・肉体的な壁は大きい為、頻繁に行くのは絶対に無理です。

  • 子供への罪悪感(夜にママがいなくてごめんね)
  • 義母への申し訳なさ
  • 肉体的疲労
  • 主人はそのまま飲み会に行けるのに、何で私は…という不公平感

もちろん、二人は保育園に通っているので、時間を延長させてもらう事は可能です。
しかし、長男(4歳)はまだしも、次男はまだ2歳です。
普段17時半にお迎えに行くのに、たった1日とはいえど19時まで保育園にいさせるのは、こちらも物凄い罪悪感があります。
ですので、やはり私が17時半にお迎えに行くのは必須なのです。。。

一方で、世の男性はどうでしょう?
普段子供のお迎えを奥さんに任せている男性であれば、子供が何人いようが、「大切な飲み会がある」と言えば女性よりもはるかに、圧倒的に、間違いなく簡単に飲みに行けるのです!
共働きなのに、これってフェアじゃないですよね?

欧米ではアフター5は家族の時間ですが、日本ではまだまだ人脈作りは夜(もしくは早朝)に行うというのが主流です。
でもこのやり方は、小さい子供がいる女性には無理です。
つまり、小さな子供がいる女性は、人脈作りを最低でも10年は諦めるという事。
男性はその間にどんどん大きなチャンスを掴んでいるのに…女性にとっては計り知れないほどのロスです。

 

働くママでも男性と同じように人脈作りを行えるには?

最近、ありがたいことに
「紹介したい人がいる。」
「内木さんにとって、素敵なご縁になると思う。」
と、夜の飲み会へのお誘いが増えてきました。
でもその度に思うのです。
「これって昼間にやったらダメなんですか?」
と。
人脈作りにお酒が必要なら、お昼からお酒飲んだっていいじゃないですか!
それも仕事の一種なんですから。

もしくは、主人が月に数日でも早くに帰ってくることが出来れば、主人にお迎えを任せて、私も主人の様に、仕事を終えてそのまま飲み会に行くことが出来ます。
しかし、主人が早くに帰ってくることが出来ない理由は、主人の上司が「みんな同じ時間に仕事を終えるのが会社のルール」と考えているからです。

  • もう平成すら終わろうとしているこの時代に、なぜ「みんな一緒」がそんなに大事なのか?
  • なぜ、それぞれ事情があるのだから、もっと柔軟に対応しようと思わないのか?
  • なぜ、家庭よりも仕事を優先させろと言わんばかりのルールを作るのか?

ただただ謎です。
というか、心底ガッカリです。
この様に考える人が会社の経営をしているから、世のパパは早くに帰る事が出来ず、結果、「ワンオペ育児」なるものが蔓延しているというのに…。

 

  1. 人脈作りも立派な仕事なのだから、勤務時間内で行えれば…
  2. 男性がもっと柔軟に働ける環境があれば…

この2つの内1つでも実現すれば、少なくとも私は誰にも罪悪感を感じることなく、積極的に人脈作りに励めるのです。

しかし、この世を牛耳っているのは男性です。
どんなに女性が大きな声を上げても、男性が女性のこの様な心の叫びに気づき、変えていこう!とならない限り、なかなか変わっていかないのです。

世の男性へ。

お願いですから、女性が男性と同じ土俵に立てる様、これまでの価値観を変えては頂けないでしょうか?
同じ土俵に上がっていないのに、「女性よ、もっと働け」なんて無理です。

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