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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ

【高級飲食店向け】電話で予約を受ける際の接客英語(上級編)

お店の品格を保てる接客電話英語(上級編)

 

こんにちは!

アメリカのラスベガス近くでウエートレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。

さて、このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けに、海外のお客様から突然英語で予約の電話がかかってきても大丈夫な様、【電話予約英語】をご紹介します。

今回は【上級編】です。

まだ基本編をご覧になっていない方は、まずこちらからどうぞ!

そして、基本編が終わったら中級編を見て、それから今回の上級編に戻ってきてください♪

 

動画内の接客英語を確認しよう

動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。

  • 店員 :お電話ありがとうございます。満る川でございます
  • お客様:Hi, I would like to make a reservation please.
  • 店員 :Thank you for calling. When would you like to reserve?
  • お客様:At 7pm, on Tuesday, July 21st.
  • 店員 :How many are in your party?
  • お客様:3.
  • 店員 :Thank you. Please hold on. I have made your reservation. May I have your name and phone number, please?
  • お客様:It’s Ruth. And I don’t have a cell phone.
  • 店員 :Then, may I have your hotel name and room number please?
  • お客様:I am staying at the Hanahiraku Hotel, room 1204.
  • 店員 :Thank you. Is there anything your party can’t eat?
  • お客様:Yes, one of my friends has a shrimp allergy.
  • 店員 :So if we have a dish that contains shrimp in it, would you like us not to serve it to that person?
  • お客様:Yes, that will be nice.
  • 店員 :Thank you. So please let me confirm your reservation. That will be 3 people, at 7pm, on the Tuesday, July 21st. And one in your company has a shrimp allergy.
  • お客様:Right.
  • 店員 :Please note that if you cancel on the day, there is a cancellation charge.
  • お客様:OK.
  • 店員 :Thank you for calling. We hope to see you soon.

 

基本編の復習

これらの英語は基本編で解説済なので、まだご覧になっていない方は基本編へGO!

  • 「お電話ありがとうございます 」
  • 「●●でございます」
  • 「ご用件をお伺いします」
  • 「承知しました」
  •  「お日にちはいつがよろしいですか?」
  • 「お時間は何時がよろしいですか?」
  • 「何名様ですか?」
  • 「少々お待ちください」
  • 「ご予約承りました」
  • 「お客様のお名前とご連絡先をお願いします」
  • 「もう一度おっしゃっていただけますか?」
  • 「ご予約内容の確認をさせていただきます」
  • 「お電話ありがとうございました」
  • 「ご来店お待ちしております」

 

中級編の復習

これらの英語は基本編で解説済なので、まだご覧になっていない方は中級編へGO!

  • 「申し訳ありませんが、18時はお席がいっぱいです」
  • 「18時半でしたらご用意できますが、いかがでしょうか?」
  • 「念のため、お部屋の番号もよろしいですか?」
  • 「何か変更がございましたらご連絡ください」

 

「食べられない食材をお持ちのお客様はいらっしゃいますか?」を英語で

食物アレルギーや宗教、ベジタリアン、グルテンフリーなど、様々な理由で一定の食材を口にできない方(しない方)っていらっしゃいますよね。

日本ではまだマイノリティですが、海外では決してそのような方は珍しくありません。

それだけ多様なのです。

そんなわけで、日本でも最近、「食べられない食材をお持ちのお客様はいらっしゃいますか?」と聞く飲食店も増えてきましたよね。

こちらを電話で、しかも1人の方に全員を代表して聞く場合、このようになります。

“Is there anything your party can’t eat?”
(イズデ エニティン ユ パーリー キャンッイー

“party” とはグループの事です。
なので、”party” の部分を “group” に置き換えてもOKです。

 

食べられない食材をお持ちのお客様への対応策

動画では、3名のお客様の内のお一人が海老アレルギーをお持ちとの事でした。

その場合、お料理に海老を入れない事を約束できる場合もあれば、そうではないケースもありますよね。

仮に後者の場合で、お出しするお料理に海老が含まれる事になった場合の対応策として、これらが考えられると思います。

  1. 海老が含まれているお料理は、そのお客様にはお出ししない
  2. 海老を抜くことが出来るのであれば、海老なしでお出しする
  3. 別のお料理をご用意する

上記3つの内の①をお伝えする場合、このような英語になります。

「では、もし海老の入ったお料理があった場合、そのお客様にはお出ししない方がよろしいですか?」

Then, if we have a dish that contains shrimp in it, would you like us not to serve it to that person?
(デン、イ ウィーハヴァ ディッシュ ダッ コンテイン シュウィンプ インイッ、ウージュー ライカ ノットゥー サーヴィットゥー ダ パーソン?)

ちなみに、②の「では、もし海老の入ったお料理があった場合、海老を抜いてお出ししましょうか?」はこのような英語になります。

Then, if we have a dish that contains shrimp in it, would you like us to take out the shrimp for the person?
(デン、イフ ウィーハヴァ ディッシュ ダッ コンテイン シュウィンプ インイッ、ウージュー ライカ トゥー テイカウ ダシュウィンプ フォー ダ パーソン?)

そして、③の「では、もし海老の入ったお料理があった場合、別のお料理をお出ししましょうか?」はこのようになります。

Then, if we have a dish that contains shrimp in it, would you like us to serve another dish to the person?
(デン、イフ ウィーハヴァ ディッシュ ダッ コンテイン シュウィンプ インイッ、ウージュー ライカ トゥー サー アナダー ディッシュ トゥー ダ パーソン?)

長いですね~、さすがは上級編。

見ないで言うなんてほぼ不可能ですから、ガッツリ見ながら言っちゃってください。

 

ご予約確認の際には、お客様が口にできない食材に関する情報も添えよう

“Please let me confirm your reservation.”
(ご予約内容の確認をさせていただきます。)

から始まって、お客様の予約内容を復唱する、というのは、すでに基本編でやりましたね。

そしてこの際、お客様の中に食べられない食材をお持ちの方がいらっしゃったら、その情報もこのように復唱しましょう。

Please let me confirm your reservation. That will be 3 people, at 7pm,
on the Tuesday, July 21st. And one in your company has a shrimp allergy.
(プリー レッミー コンファー ウィザヴェイション。ダルビー スウィーピーポー、アッ セヴン ピーエム、オンダ チューズデイ ジュライ トゥウェンティー ファース。エン ワンイン ユ カンパニー ハザ シュリンプ アラジー)

特に食物アレルギーは命に関わる場合もありますから、リピートすることでお客様に安心をお届けすることができます。

 

“company” って「会社」じゃないの?

さて、ここで登場した “one in your company has a shrimp allergy.” について、何か気になることはありませんか?

そう、 “company” です。

「あれ?カンパニーって会社だよね?何で会社が出てくるの?」

と疑問に思われた方、Good guess!

“company”は会社という意味のほかに、「同伴者」「お連れ様」「お仲間」という意味もあるのです。

なので、「お連れ様のお一人が海老アレルギーをお持ちですね」と確認しているわけです。

 

完全に余談ですが、弊社のカフェ英語動画↑に登場してくれたイケメン・オランダ人の MICK は「自称ナンパのプロ」で、「ナンパの事は俺に聞け」と言っていました。

そんな彼曰く、”company” はナンパでもよく使うらしいです。

こんな風に↓

“Do you have company?”
(1人?/誰かと一緒に来てるの?)

(私はナンパをした事もされた事もないのでよく知りませんが、)英語でナンパをしてみたい方、是非 “Do you have company?” から会話を始めてみてください(^ ^)

 

ちなみに、”Do you have company?” は「お連れ様はいらっしゃいますか?」「お一人ですか?」という下心のない接客英語としてもよく使います。

 

「当日キャンセルはキャンセル料が発生します」を英語で

中級編でドタキャン対策①として「何か変更がございましたらご連絡ください」 を英語で言う方法をご紹介しました。

今回の上級編では、もう少し効果のありそうな、「当日にキャンセルされた場合はキャンセル料が発生しますので予めご了承ください」をお伝えします。

それがこちら。

Please note that if you cancel on the day, there is a cancellation charge.
(プリー ノーッダッ イ ユーキャンソウ オンダデイ、デアイザ キャンセウェイション チャージ。)

ホテル名とお部屋番号を聞いた上でのこの一言なので、少しは効き目あると思います。

 

フローチャートを無料でダウンロード!

この動画でご紹介した英語のやり取りが一目でわかるフローチャートをご用意しました!

無料でお使いいただけますので、こちらをクリックしてダウンロードしてみてください♪

▼ オモテ
https://hana-hiraku.com/restaurant/phone103A.pdf

▼ ウラ
https://hana-hiraku.com/restaurant/phone103B.pdf

 

以上、今日のレッスンでした!

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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楽しく英会話スキルアップできたと喜びの声もぞくぞく!
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

 

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