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2020年9月17日
【飲食店専門英語】「●●を頂戴してもよろしいですか?」を英語で何て?
「●●をいただけますか?」はぜ~んぶこの聞き方でOK
こんにちは!
アメリカのラスベガス近くでウエイトレスとして勤務していました、飲食店専門の接客英語講師&飲食店インバウンド専門家の MIKI です。
このブログでは【高級】な【飲食店】で働く方向けの接客英語をご紹介しています。
ご予約のお客様が来店された時、お客様のお名前をお伺いしますよね。
その際、「お名前頂戴してもよろしいですか?」を普段何て言っていますか?
今日はそれを正しく聞く方法をお伝えします♪
動画内の接客英語を確認しよう
動画ではお客様とこのようなやり取りをしています。
- 店員 :いらっしゃいませ。
- お客様:Hello.
- 店員 :Welcome to 満る川. Do you have a reservation?
- お客様:Yes, we do.
- 店員 :May I have your name please?
- お客様:It’s Charlotte.
- 店員 :Ms. Charlotte, thank you for coming in this hot weather. Could you follow me please?
「●●をいただけますか?」はぜ~んぶ “May I have your ●●?”
ご予約のお客様に「お名前頂戴してもよろしいですか?」と質問する時は “May I have your name?”、
電話でご予約を受ける際に「お電話番号よろしいですか?」と聞く時は “May I have your phone number?”、
「こちらにサインをお願いします」は “May I have your signature?”、
カードでお支払いいただく際の「暗証番号をお願いします」は “May I have your PIN?”、
などなど、お客様に「●●をいただけますか?」はぜ~んぶ “May I have your ●●?” でOKなのです。
かなり使い勝手がいいですよね!
ちなみに、皆さんが飲食店に行って「ビール下さい」と注文する時も “May I have” が使えます。ただ、この場合は「(お客様の)●●をいただけますか?」のように “your” は付かないので、“May I have beer?” です。”May I have your beer?” とは言いませんのでご注意☆
【上級者向き】「お預かりしてもよろしいですか?」は “May I take your ●●?”
「●●いただけますか?」は “May I have your ●●?” とお伝えしましたが、では
「傘をお預かりします」や「コートをお預かりします」も “May I have your umbrella?”, “May I have your coat?” かと言われると、間違ってはいませんが若干違います。
お名前や電話番号、サインや暗証番号のような「情報」を「いただく」際は “May I have your ●●?” です。
ただ、傘やコートの様な、いずれお返しする「物」を「預かる」時は “May I take your ●●?” と言います。
まとめるとこうです↓
「情報」を「いただく」際:”May I have your ●●?”
いずれお返しする「物」を「預かる」時: “May I take your ●●?”
ただ、決して間違ってはいませんし、十分伝わりますので、「どっちがどっちかわからないー!」という方は、”May I have your ●●?” だけ覚えていただければOKです。
“May I have your name?” を聞かなくていい場合もある
上の動画の 03’28 くらいから始まる、もう1個の動画ののやり取りがこちらです。↓
- 店員 :いらっしゃいませ。
- お客様:Hello.
- 店員 :Welcome to 満る川. Do you have a reservation?
- お客様:Yes, I have a reservation under “Charlotte”.
- 店員 :Ms. Charlotte, thank you for coming in this hot weather. Could you follow me please?
このように、皆さんが “May I have your name?” を聞く前に、お客様の方から名前を教えてくれるケースも多々あります。
その場合はお名前を聞く必要はないので、臨機応変に対応できるように頭の中で何度もシュミレーションをしておきましょう(^ ^)
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)