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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ

内木美樹 改めて自己紹介(飲食店専門の接客英語講師/飲食店インバウンド専門家とは)

今さらながら自己紹介します

Hi, food servers!

飲食店専門に接客英語講師と、飲食店インバウンド専門家をしています、MIKIです。

今日は、今さらながら自己紹介をしようと思いました。

と言いますのも、地方でセミナーをさせていただく機会が増えたのですが、まだまだ私の知名度が低いせいで、「内木美樹って誰?」「何者?」みたいな風になるんですね。

なので、(最近新型コロナの影響で出かける機会も減ったので、)ここらで1つ、自己紹介でもしようかね、となった次第です。

 

そもそも、MIKIって誰やね?

MIKIこと、内木美樹と申します。

株式会社華ひらくで代表を務めておりまして、飲食店専門の接客英会話講師と、飲食店インバウンド専門家としてお仕事をいただいています。

 

飲食店専門の接客英会話とは

飲食店専門の接客英会話とは、字の如く、飲食店に特化した英語レッスンです。

お店ごとにカスタマイズでお作りするオーダーメイドのレッスンで、しかも講師がお店にお伺いするので、レッスンを受けられる方は移動の必要なし!です。

ちなみに、この飲食店専門の英語レッスンは弊社が日本初です。

英会話スクールは星の数ほどありますし、企業訪問型の英会話レッスンも多々あります。

「ホテル英語も飲食英語も小売店英語も、全てやっています」という幅広さがウリの英会話レッスンもたくさんありますが、飲食店のみに特化しているのは弊社のみです。

 

「日本の飲食店の接客は本当に素晴らしい」とは、多くの海外のお客様から聞く言葉です。

しかし、日本の飲食店の底力はこんなものではありません。

みなさんはもっともっと輝けます。

そして、もっと稼げます。

 

私は日本のサーバー(ウエイター、ウエイトレスのこと)のみなさんに、接客って実はものすごくクリエイティブな仕事であることを実感していただきたい。

世界中のお客様に接客できる楽しさを知ってもらいたい。

そして、世界中に日本のファンを作り、日本が世界で最も愛されている国になってほしい。

そんな願いを込めて、2012年にこのサービスを開始しました。

 

飲食店インバウンド専門家とは

飲食店コンサルタントとして、飲食店の問題や悩みを解決されている職業の方々は多くいらっしゃいますが、弊社が重きを置いているのは【インバウンド対策】で、しかも【お客様の目線】です。

これまでに1,500人以上の外国人に街頭インタビューを行い、日本の飲食店に関する率直なご意見を聞いてきました。

その生の声を集計し、セミナーや雑誌、そして YouTube などで飲食店のみなさんに解決策と一緒にお届けしています。

 

今はこのような状態ですが、長い目で考えると、日本の飲食業界はインバウンドなしでは成立しません。

もっと多くの外国人に来てもらい、より多くのお金を落としてもらう必要があります。

しかし、海外のお客様が日本の飲食店をどう思っているか、どうすればもっと注文してくれるのかを知っている方はほとんどいません。

なので、お客様のニーズを知り、解決策を練って行動にうつし、利益を上げていただきたいという想いで、このサービスを始めました。

 

内木美樹の経歴

最初にお伝えしておきますが、学歴はほぼないです。

「アメリカの短大卒」というだけで一目置いてくださる方が多いのですが、言うても短大なので学士は持っていません。

ただ、短大卒業後、ラスベガス近くのカジノホテルに就職し、ウエイトレスとして従事しました。

その時の経験が、今最大限活きています。

そこで学んだこと…。

接客英語はもちろんですが、私が働いていたカジノホテルは結構大きかったので、毎日世界中からカジノ目当てで多くの方がお見えになっていました。

なので、日本とは大きく異なる、グローバルな接客とは何かを学びました。

 

カジノホテルでウエイトレスとして働くようになったきっかけ

私には、マザーテレサみたいになりたいという夢がありました。

14歳の頃からずっと変わっていません。

その夢を実現するには、言語と看護の知識が必要だと思ったので、アメリカで看護学で有名な短大に入り、そこでナースになろうと日々勉強していました。

しかし、予想以上に勉強が大変で…。

看護学に入るには、英語、歴史、数学、心理学、細胞学、解剖学、微生物学といった必要科目を全て受講し、その中から成績優秀者が順に選ばれる、という仕組みでした。

中でも、細胞学、解剖学、微生物学はとても重要科目だったので、私は何回も授業を取り直し、最高成績であるAを目指して勉強しました。

しかし、何度受けてもAが取れない…。

毎回授業を録音し、家に帰って録音した音声を聞きながら先生の言葉を1つ足らず書き起こし、全て覚える、という私なりに出来る限りの勉強をしましたが、抜けがあったのでしょうね。

授業が全て英語だったから取れないのではなく、恐らく日本で受けていても無理でした。

私には向いていなかったのだと思います。

そのことにようやく気付き、ナースになる夢は諦めました。

(とは言え、マザーテレサみたいになるという夢は諦めていませんので、それはこの会社とは別で実現する予定です!)

ただ、短大を卒業できる程の単位は既に取得していたので、卒業しました。

そして、卒業をすると就労ビザがもらえます。

私はこのビザで、「日本ではできない仕事をやろう!」と思いました。

そこで目を付けたのが、飲食店の接客です。

なぜなら、日本にはチップ制度がないから。

「アメリカでチップを稼いでみたい!」という想いにメラメラと火が付き、すぐに面接に行き、そのまま就職となったのです。

 

全米 No. 1 ウエイトレスになったって本当!?

これは嘘です。

全米 No. 1 ウエイトレスではなく、私が働いていた飲食店のマネージャーから、”You are No. 1 server.” と称していただいた。ということです。

(規模が全然違いますね 笑)

 

No. 1 と称された理由

私が働いていたカジノホテルの飲食店は国際色豊かで、アメリカ人以外にもメキシコ人、ブラジル人、韓国人、ポーランド人など、世界中の人が集まって働いていました。

しかし、そんな中でも日本人は私1人。

しかも、私の英語力は最も下でした。

英語ではどんなに頑張ってもみんなに勝てない。

絶対に勝てない。

それであれば、英語以外で私にできることは何だろう?と考え、以下の3つを実践してみました。

  1. 笑顔
  2. 仲間に感謝を
  3. 日本人としての個性を出す

 

1.笑顔

接客業につく者としては、笑顔なんて当たり前のことではあります。

それでもこちらも人間なので、疲れている時、イライラしている時だったあるじゃないですか。

しかし、こちらの状態なんてお客様にとっては関係のない事。

それを仕事にもってくるのはプロではないと思いました。

なので、お客様のドリンクを用意している時など、接客をしていない時は真顔に戻るのですが、お客様に “Here you go.” とドリンクをお出しする際は「今日も絶好調です!」という雰囲気を出し、お客様に楽しんでいただける空間を作れるようにしていました。

 

2.仲間に感謝を

飲食業はチームワーク。

特にアメリカの飲食店で働いている時、それは常に感じていました。

なぜなら、サーバーには必ず「バッサー」というサポート役がつきます。

バッサーは私の担当テーブルの空いているお皿を下げ、新しくテーブルをセッティングするのがメインのお仕事なのですが、このバッサーがいい仕事をしてくれるかどうかで、回転率が大きく変わります。

なので、バッサーにいつもお礼を言う事、そして、謝礼をきちんと払う事は、サーバーとして気持ちよく働かせてもらう上で非常に大切なことでした。

また、アメリカの飲食店のホールには、サーバーやバッサー以外にも「ホスト&ホステス」という役割の方々がいます。

ホスト&ホステスは店頭でお客様にごあいさつをし、人数やご希望を伺った上で、テーブルまでご案内するのが主な仕事です。

この際、誰のテーブルにどのお客様をお通しするかという采配を決めるのもホスト&ホステスの役割です。

つまり、彼らが私のテーブルにお客様を案内してくれないと私は接客ができず、チップが稼げないのです。

なので、ホスト&ホステスが「MIKI、●番テーブルに〇名様お通ししたよ」と教えてくれた際は、”OK!(了解)” だけではなく、必ず “Thank you.” もいう事を忘れませんでした。

「ありがとう」は何回言っても問題ありません。

恐らく、ちょっと言いすぎくらいがちょうどいいのです。

なので、いいチームを作る意味でも、「ありがとう」を頻繁に言うようにしていました。

 

3.日本人としての個性を出す

先述の通り、私が働いていたお店のスタッフで日本人は私だけでした。

しかもありがたい事に、全従業員のネ-ムプレートには、名前と出身地が刻まれていました。(私の場合、 MIKI Yokohama, Japan)

当時、日本ブームがアメリカで広まりつつあった時代背景もあり、ネームプレートを見たお客様が、

「日本に行ったことあるよ!」

「私、日本大好きなのよ」

「横浜ってタイヤで有名なところだよね?」

など、話し掛けて下さることがとても多かったのです。

なので私も、時間がある際は日本の話をしたり、お客様の名前を伺い、漢字で書いて差し上げるなど、日本人だからこそできる接客を考え、個性を出していました。

 

街頭インタビューを始めた理由

2015年から街頭インタビューをはじめ、かれこれ1,500人以上の海外の方の生の声を集めることができました。

(最近は外国人観光客がほぼいないので、現在は英会話レッスンを受けるという前提で、オンラインで海外の方のお話を聞いています。)

では、そもそもなぜこの街頭インタビューを始めることになったのか。

それは、英会話レッスンだけでは十分ではないと感じたからです。

もちろん、お店ごとにオーダーメイドでおつくりしているレッスンなので、英語は上達します。

こちらは自信をもって言えますが、英語で接客ができるようになっても、海外のお客様のニーズを把握できなければ、利益は上がらないと感じたのです。

顕在的なニーズは口で教えてくれますが、潜在的なニーズは聞きださない限り知ることができません。

しかし、ここにきっと利益を出すための秘訣が眠っているはず。

それであれば、弊社がその潜在的ニーズを掘り出し、それを飲食店のみなさんにお届けしよう!と思ったのです。

 

街頭インタビューの方法

やり方はウィッキ-さんと同じです。(若い方はご存じないですよね…。)

街に出没し、見かけた海外の方にひたすら声をかけ、

「飲食店に関するアンケートを取っているのですが、今お時間いいですか?」

とお願いしながらお声をいただいています。

当然、声をかける全ての方は初対面なので、いかに安心してお話していただくかが、中身の濃い話を聞けるかの肝となってくるわけなのですが、そこは私、日本で新規飛び込み営業をやっていたことがありますので、自信があります。

あいづちやうなずきの仕方、タイミング、表情、声の出し方、確認の方法など1つ1つに神経使いながら、丁寧に行っています。

 

ちなみに、これまで質問させていただいたのがこちら↓

  • 日本の飲食店の接客、100満点中何点?
  • 「ぶっちゃけ、〇〇があれば(〇〇してくれれば)もっと注文するのになぁ」という物って何かありますか?
  • 最もお金を払ってまで飲む価値のあるアルコール
  • 最もお金を払ってまで飲む価値のあるノンアルコール
  • 日本の飲食店への要望
  • 【喫煙者へ】たばこが店内で吸える日本の飲食店への感想・意見
  • 【非喫煙者へ】たばこが店内で吸える日本の飲食店への感想・意見

 

いいお話を伺えることが出来る日もあればそうでもない日もあり、体力的にも精神的にも疲れますが、世界中の方のお声を聴ける機会ってそうそうないので、やればやるだけ体が熱くなります。

「世界中を旅しているけど、日本ほど接客が素晴らしい国はないよ」

というお話を聴けたときは、毎回鼻の奥がツンとするほどです。

謝礼も何もないのに、貴重なお時間をいただき、お話してくださる海外の方々に心から感謝です。

 

以上が私の自己紹介でした!

長文にも関わらず読んでくださり、どうもありがとうございました。

では、また次の記事でお会いしましょう!

 

written by 内木 美樹(株式会社華ひらく代表取締役)

 

 

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