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2017年10月30日
飲食店専門の接客英会話レッスン 7日目 in 代々木上原
目次
宿題
①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。)
今日もみなさん、日常で使えるいいフレーズをお持ち下さいました!
早速いくつかをご紹介します♪
ドラマ「Full house」から
Excuse me, could you ring this up for me?
(レジにて)お会計をお願いします。
「お会計をお願いします。」ですと飲食店でも使えそうですが、この ring this up を使うシーンはレジです。
ですので、飲食店で椅子に座った状態では使わないのです。
ここがまた難しいところですよね(>_<)
日本語に訳した場合、「お会計をお願いします。」ですが、シーンによって使う・使わないが出てくるのです。
ただ ring this up の意味を覚えるだけではなく、どこで使えるか?も理解する必要があるのです。
こんな事書いちゃうと、「英語難しい!もうやだ!」ってなっちゃいますかね?σ(^_^;)
確かにこのような「シーンによって使えるフレーズとそうでないものがありますよシリーズ」は覚える事が多くて難易度高ですが、難しい反面、見方を変えてみれば「英語と日本語ってこんなに違うんだ!?」と楽しいものです♪
「意味わかんないっ!わはは!」
と笑ったもん勝ちです^ ^
映画「Chef」から
How did you find our restaurant?
うちのお店(飲食店)をどうやってお知りになりましたか?
このフレーズは今夜からでも海外のお客様に使えそうですね♪
この来店理由を聞けてデータとして残すことが出来れば、どの手法が最も海外のお客様に効果があるのかを知る事が出来ます。
ちなみに、海外のお客様は日本に来て店員さんと会話するのを楽しみにされている方が多いです。
ですので是非積極的に聞いてみましょう♪
ドラマ「Glee」から
Are you seeing someone?
付き合ってる人いるの?
see は「見る」という動詞ですが、「付き合う」「デートする」という使い方もあります。
なのでこの場合、「誰かを見てるの?」ではなく、「誰かとデートしてるの?」=「付き合ってる人いるの?」となるのです★
余談ですが、せっかく英語を習っているのであれば、仕事以外でも是非積極的に英語を使っていただきたいです(*^^*)
例えば海外の女性をバーでナンパするとか。
(海外の女性曰く、「日本の男性は全然声かけてけれない!」と憤慨しています。日本の男性よ、大志を抱け!)
良さげな女性を見かけたら、
Hi! How are you?(やあ、調子どう?)
とか、
Can I buy you a drink?(ドリンク一杯どう?)
等声をかければ、きっといい練習になりますよ。
Boys be ambitious!
今日のレッスン
今日のレッスン内容はこちら↓
- お客様の英語を覚えよう!
- 講師によるお手本
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お客様の英語を覚えよう!
これまで生徒さんには「飲食店スタッフが使う英語」を覚えて頂きましたが、今日お伝えするのは「お客様の英語」です。
一般的に、海外のお客様(特に欧米の方)が質問してくる内容はある程度決まっています。
ですので、
・どんな質問か?
・どのように聞いてくるか?
を予めレッスンで学べば、いざ営業中にお客様に質問されても、慌てずに落ち着いてお応えできるのです★
海外のお客様によく聞かれる質問とは、例えばこの様なものです↓
これは何?
What is this?
メニューに写真が載っている(もしくは英語の説明書きがある)のであればこのような質問はあまりないかもしれませんが、メニューからの情報が十分ではない場合、メニューを指しながら聞かれる可能性があります。
How big is it?
この料理はどれくらいの大きさなの?
欧米に比べると日本の料理は量が少ないですよね。
私たちが欧米の飲食店に行くと「これはどれくらいの大きさなんだろう…(完食できるかな…?)」と戦々恐々としますが、海外の方は「少なすぎないかな?」とドキドキするみたいです。
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講師によるお手本
みなさんにお客様の英語を学んでいただいた後に、講師がお出迎えからお見送りまでの一連の流れをお手本としてお見せしました★
「この25回のレッスンが終わるまでに、これくらいスラスラ言える様になってくださいね。」という願いを込めてです(*^^*)
生徒のみなさんには海外のお客様役になっていただき、今先程覚えたお客様の英語を早速使ってもらいました!
今までは「生ビールください。」が「draft beer please.」だったのが、今日からは「Could I get one draft beer please?」に変わりました★
これで海外旅行に行っても失礼なく注文できますね( ^ω^ )
ちなみに、お手本ではこちらのフレーズを新たにご紹介しました。
①試飲されますか?
Would you like to try it?
②お客様はどうされますか?
How about you?
①の Would you like to try it? はボトルワインのご注文をいただいた際に使えますね。
ちなみに、この質問は「試食されますか?」「試着されますか?」という意味にもなります。
②の How about you? はグループで来店されたお客様のうち、まだご注文されていない方に対して質問する時に使えます。
カジュアルなお店であれば、略して “You?” だけでもOKです( ^ω^ )
生徒さんの反応
「最近海外のお客様増えてるし、来年は海外での仕事もあるから、もっと英語を勉強したい!」
「週に1回のレッスンじゃ全然足りない!」
と、とっても高い意欲をお持ちです。
講師冥利につきますね★
ただ、千里の道も一歩から。
お渡ししたテキストを全て覚えれば飲食店英会話はバッチリですので、焦らず、慌てず、背伸びせず、1つ1つを丁寧に覚えていきましょう!
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)