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2017年2月20日
自閉症を持っている方の視覚を体験してみた

自閉症の人が見えている世界とは?
先日、自閉症の視覚を体験できるイベントがあったので、主人と参加してきました。
実は、私たちの長男(尊・3才)は自閉症と中度の知的障害をもっています。
少しでも尊の世界を理解できればと思い、行ってきました。
体験というのは、この様なシュミレーターを付けて彼らの視覚を知るというものでした。(写真は主人)
5月にNHKで当日の様子が放送されるので、詳しいことは書けませんが、私たち(定型)が普段見えている世界とは明らかに違う世界が、彼らには見えていました。
「こんなに光が強いならさぞ眩しいだろうな」
「こんなに色のコントラストがはっきり出るなら、人の表情も読みにくいだろうな」
など、体験してみてようやく、彼らの日々の大変さが少しだけ理解できた気がします。
このシュミレーターを作られた先生がおっしゃっていた言葉に強く感銘を受けました。
「自閉症児を支援しようとしても、理解ができなければサポートはできない。まずはこのようなシュミレーターで彼らの世界を体験し、彼らの苦労を理解するところから広めたい」
本当にその通りだなと思いました。
私は自閉症児の親ですが、私でも知らない事・分からない事がたっくさんあります。
このような機械がもっと発達し、もっともっと息子のことを知りたい・多くの方々に知ってもらいたいと思いました。
放送は5月中旬、NHKスペシャルで流れるそうです。
放送日が決まったらブログでご報告します!
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