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2018年7月19日
飲食店に特化した接客英会話レッスン 23日目 in 新宿区
目次
今日の接客英会話レッスン
早いもので、25回の接客英会話レッスンは今日を入れて残り3回となりました。
皆さん、始まる前は「25回って随分多いなぁ。」と感じるようですが、あっという間に1/3が終わり、半分が過ぎ、2/3を超えたあたりからは「あともう数回でレッスンが終わってしまう!」と、危機感すら覚える方もいらっしゃいます。
2月から始まったつぶつぶさんのレッスンももうすぐ終わり…。
考えるだけで寂しいのですが、生徒さんは感傷に浸っている訳にもいきません。
なぜなら!
今日と来週は外国人講師がやって来て、これまでの総集編として、
- 「いらっしゃいませ」~「ご来店ありがとうございました」までの全ての英語
- おすすめのご提案
- お料理の説明
- 「どちらからお見えですか?」という様な簡単な会話
☝これら全てを実演して頂くのです!
さらに、前回来てくれた外国人講師はオーストラリア人とカナダ人だったので、比較的聞き取りやすい英語を話す方との実演練習でしたが、今回の講師はインド人の Alice 先生。
リスニングの難易度はかなり高めです。
(余談ですが、インドは州によって使う言語が全く異なるそうで、共通言語として英語とヒンドゥー語を話すそうです。面白い国ですね!)
さて、そんな最後の実演練習に挑んでくれるのは、FUKA と MOEMI です。
(前回も初日に挑戦したのはこの2人でしたね ^ ^;)
FUKA による接客英会話☆実演
トップバッターは FUKA です。
以前のブログでも書きましたが、彼女の最大の魅力は堂々としている所です。
私はこう見えてビビりなので、緊張すると普段以上に滑舌が悪くなったり、無駄に早口になってしまうのですが、FUKA はどんな状況でも常に自信を持って接客されるのです。
その FUKA の最大の魅力は今日のレッスンでも十分に発揮出来ていました。
Indian English のアクセントに慣れていないので、Alice の英語は難しく、何度も聞き直す場面がありましたが、聞き直し方も決しておどおどせず、常に安心感のある接客態度でした。
また、前回の実演練習では緊張のあまり、FUKA SMILE が消えてしまった部分もありましたが、今回は終始笑顔で、見ていてとても安定感がありました。
飲食店はおいしい飲み物とお料理を提供する場ではありますが、一番大切にしなくてはいけないのは「安心・安全」です。
お客様に「安心・安全」をご提供する為に、この接客英会話レッスンが存在すると言っても過言ではありません。
そういう意味で、FUKA はたった半年で見事に海外のお客様に十分な安心・安全をお届けできるサーバーに成長されました。
レッスン後、Alice 先生からも「堂々としていて素晴らしかった!」と称賛を貰えた FUKA。
私は “I’m very proud of you.” とお伝えしたいです(^ ^)
ちなみに、レッスン終了後に FUKA からこんなメッセージを頂きました。
Miki先生、こんにちは!
昨日もレッスンありがとうございました!
昨日のディナーは久しぶりに、海外のお客さまが二組、計5名来てくれました! 実践練習と、そのために復習した甲斐あって、
自信をもって英語接客ができ、 お客さまと気持ちよくコミュニケーションが取れました。 実践練習のおかげで、yesではなくsureを使うことや、
whenever you are readyも忘れずに言えました。 昨日は今まで以上に英語を話すのが楽しく感じたので、
思わずご報告です(^○^) いつもありがとうございます🎵
この様な感想を頂ける時が「この仕事をやってて良かったなぁ(T^T)」と思える瞬間です。
FUKA、こちらこそどうもありがとうございました!!
MOEMI による接客英会話☆実演
さて、続いてはランチの女王(勝手に命名 笑) MOEMI の登場です。
今日は FUKA と MOEMI が実演練習をし、来週は MARIE と YUJI が行い、最終日は卒業式なので、MOEMI と FUKA にとっては今日が実質最後のレッスンになるわけなのですが、最終日にふさわしい、素晴らしい出来映えでした!
どうやら MOEMI は大学でインドの先生との接点があったらしく、Alice の英語はそれほど難しいと感じていない様子。
「これは何?」
という料理の説明を求められる質問から、
「お手洗いはどこですか?」
という道案内の技術が問われる質問まで全てを理解し、きちんとお応え出来ていました。
特につぶつぶさんはオリジナルの雑穀を主としてお使いになっている分、お料理の説明は日本語でも難しいのですが、これまでに習った
英語での料理の説明 = 調理法 × 材料 × 味
をきちんと覚え、つぶつぶ雑穀を英語できちんとご紹介出来ていました☆
当然、まだどう説明すればいいか分からないお料理も多々あるとは思います。
しかし、この方程式をきちんと理解すれば、これまで習った単語を使いながら説明することは十分に可能です。
というか、MOEMI なら絶対に出来ます!
MOEMI の今後の課題は「堂々とする事」です。
それさえクリア出来れば、「MOEMI に会いたいからつぶつぶで食べよう」と言って貰えるほどのサーバーになれるはずです。
MOEMI はまだ若いので、短期間で急成長することも十分にあり得ます。
何か月後か何年か後に MOEMI の接客を再び拝見する機会があった時、「MOEMI の接客、ものすごく自信に溢れてますよ!!」と驚けることを楽しみにしています(*^ ^*)
今日新しく学んだ接客英会話
新しい先生が来てくれると、「その人なりの言い方」があるので、毎回新しい発見があります。
これまでのレッスンで大分カバー出来ていたと思っていたのですが、Alice から新しいフレーズが出たので、ご紹介します。
「席、空いていますか?」を英語でなんて言う?
こちらはお客様に聞かれる質問です。
「席、空いていますか?」はこの様に言います。
Seats available?
スィーツ アヴェイラボ?
“Available” は以前にもご紹介しましたが、「利用できる」という意味です。
ですので、直訳すると「利用できる席はありますか?」ですが、自然な英語に直すと「席、空いていますか?(ありますか?)」になるのです。
「(このお料理は)何で作られていますか?」を英語でなんて言う?
こちらもお客様から質問される英語です。
What does it made of?
ウワット ダズ イッ メイド オブ?
“Made of ●●” で「●●で作られている」です。
ですので、”What does it made of?” と聞かれたら、
This soup is made of carrot, onion, and soy milk.
(このスープは人参と玉ねぎと豆乳で作られています。)
なんていう風に使えます。
この様に材料を聞く質問は、”What does it made of?” 以外にもこの様な聞き方があります。
- What’s in it?(中に何が入っていますか?)
- What does it contain?(何が含まれていますか?)
どの様な質問を投げかけてくるかは、海外のお客様次第です。
英語のメニューに材料が細かく書いてあればこの様な質問を受けることはないと思いますが、そうでなければ、恐らく今後、多々聞かれると思います。
出来るのであれば、上記3つとも覚えて備えましょう☆
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)