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すてべて飲食店に英会話を。
華ひらくの接客英会話ブログ
  • 2018年2月14日

浅草で外国人に街頭インタビュー!「飲食店の店員からおすすめを提案されるのは好きですか?」

35人の外国人に街頭インタビュー

※「外国人」という言葉は失礼だと思うので極力使わないようにしているのですが、タイトルでのみ使用しています。

こんにちは!
(株)華ひらくで代表をしております、飲食店インバウンド専門家の内木美樹です。
寒空の中、半ば震えながら海外の方に街頭インタビューを続けるています(^ ^;)

今回も浅草で、35名の方にお話を伺う事が出来ました。
さて、その質問はこちら↓

「あなたは、飲食店の店員からおすすめを提案されるのを好みますか?」

「今日の当店のおすすめは~、」
「本日のシェフのスペシャリテは~、」
等、海外では席に着いたお客様に担当サーバーが『本日のおすすめ』をお伝えする事はよくある事です。

しかし、日本ではそこまで広まっていないこの文化。(というか価値観?)
中には、
「押し売りみたいになるから、聞かれたら答えるけど聞かれなければ特に何も提案しない。」
とお考えのサーバーも多いのでは?

そこで、浅草を散策されていた海外の方はどうお考えなのかを聞いてみました。
まずは答えて下さった方々の情報です。

 

外国人の出身国

※インタビューさせていただいた方は、「明らかに日本人とは違う外見」という基準で話しかけています。よって、中国や韓国といった東アジアの方々のお話はなかなか聞けていません。

これまでの経験上、
「3名以上のグループだと全員のお話を聞けない」
という事が分かっています。
例えば3名のグループに話しかけても、2名と歯じっくり話せても、残りの1名は途中でふら~っとどこかに消えてしまうのです(汗)
ですので、お声掛けは極力2名のグループにしています。

 

外国人の男女比

たまたまかもしれませんが、私がインタビューに行った日はどうも男性が多かったように見えました。
最初の8名は全員男性だったので、極力男女比を半分にしたくて女性を探しながらお声掛けしていたのですが、結局この結果…。
次回インタビューも浅草を予定していますので、「浅草寺には男性の外国人観光客の方が多いのか?」という仮説を調べてみようと思います。

 

インタビューの結果

さて、ではインタビューさせていただいた質問の結果発表です。
それがこちら↓

「おすすめを教えてもらいたい」と答えた方が88%!
具体的な数字で表しますと、この様になりました。

- おすすめを提案されるのは好き・・・31人
- 好きじゃない・・・2人
- どちらとも言えない・・・2人

理由も伺ってみましたので、その中から一部をご紹介します。

 

「おすすめを提案されるのは好き」と答えた方の意見

チリの男性:
チリは接客がひどいからおすすめしてもらいたいなんて思わないけど、日本では何がおいしいかを知りたいから、是非おすすめを教えてもらいたい。

オーストラリアの男性:
「オススメはなんですか?」
とこちらが聞く前に提案をされたとしても、押し売りのようには聞こえない。むしろ、おいしいものを教えてもらうのはありがたいから全然構わない。

ポーランドの女性:
シェフのスペシャリティーやオススメを聞くのは大歓迎よ。

オーストラリアの男性:
問題ないよ。たくさんお勧めされるのはどうかと思うけど、2つぐらいだったらいいんじゃない。

オーストラリアの女性:
いつも私の方からお勧めを聞いたりするから、教えてもらうのは全然構わないわ。

オーストラリアの女性:
特に観光で訪れた街では知らないことも多いから、オススメは大歓迎。

アメリカの女性:
シェフのスペシャリティーを知るのは良いことだから、提案を押し売りだとは思わないよ。むしろ歓迎するわ。

 

「どちらとも言えない」と答えた方の意見

アメリカの男性:
何を食べるか迷ってる時はぜひ聞きたいけれど、すでに食べたいものを決めてるなら、オススメはそんなに必要していない。
ただ、「おすすめは何ですか?」とこちらが聞く前におすすめを提案されたとしても、押し売りのようには感じないよ。

 

「おすすめを提案されるのは好きじゃない」と答えた方の意見

ポーランドの男性:
ポーランドにはそういう文化がないから。

この様に、多くの方が「何がおいしいか知らないから、おすすめを教えてもらうのは大歓迎」と答えていました。
これは私たちが海外旅行に行っても同じだと思いませんか?
例えばスペインに旅行に行ったとして、初めて入るお店では何がおいしいと評判なのかが分からないので、注文に困る時がありますよね。
頼む・頼まないは別にしても、
「こちらが当店のおすすめの一品です。」
「こちらは地元の方にとても人気の高いお料理です。」
という様な情報をもらえると、判断材料が増えて注文が少し楽になります。

海外からのお客様の気持ちを考える上で一番大切なのは、
「もし自分が海外に行ったら?」
を考える事です。
海外の方が日本に来て困る事と、日本人が海外に行って困る事に大きな違いはありません。
自分の身に置き換えて想像すれば、自ずと答えは出てきますよ★

 

華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。

その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。

 

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written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)

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