まずは
海外の飲食店における
文化を理解を
華ひらくでは、これまで約2,000人の訪日外国人にインタビューを行いました。その中で、日本の飲食店に対する不満としてとても多かったのが『もっと提案してほしかった』ということです。
海外の高級飲食店では、必ず「本日のおすすめ料理」や「お店の看板メニュー」の提案や紹介がサーバーからあります。なぜなら、お店で一番おいしいものを食べたいという顧客心理は万国共通ですから、このような情報を提供することで、お客様は喜び、たくさん注文ができるのです。
しかし、日本には「提案する」という文化はまだ薄いです。相手が海外のお客様であればなおさらです。その結果、「『もう1杯いかがですか?』と聞いてくれたら喜んで注文したけれど、何も言われなかったから最低限のものだけ頼んでお店を出た」なんて話は決して珍しくありません。また、「お店からの提案がなかったけど、あれは帰れってことなの?」という疑問の声もちらほら聞きます。「外国人は全然注文しないから客単価が低い」という話を飲食店側から聞く事がありますが、そうではないのです。彼ら・彼女らは注文する気があったのに、お店がそのチャンスを逃したのです。
このように、日本と海外では文化が大きく異なります。それ故にお客様をがっかりさせ、お店の売上の機会損失になったのでは、双方にとって残念すぎます。
まずは海外の飲食店における文化を理解することが重要です。華ひらくの接客英会話レッスン DIDIT!では、代表の内木がアメリカのカジノホテル内の飲食店で働いていた経験と街頭インタビューの結果を踏まえ、インバウンド観光客が求めていることを理解することからはじめていきます。