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2017年10月17日
飲食店専門の接客英会話レッスン 6日目 in 代々木上原
目次
宿題
①日常生活の中に「英語を聞く」習慣を取り入れていただきたい
②自分がよく使うフレーズを英語でなんて言うか知り、それを使っていただきたい
上記2点の理由から、毎週「洋画や英語のドラマを5分でいいので見て、その中から、普段皆さんがよく使っているフレーズを選び、日本語の意味と一緒にレッスンで紹介してください。」という宿題をお出ししています。
▼映画「ノッティングヒルの恋人」から
「If you don’t mind,」(もし良かったら、/差し支えなかったら、)
▼何かの会話から
「Anyway,」(とにかく、) ※話題を変える時の文頭
▼映画「奥様は魔女」から
「This clears everything up!」(これで説明がつくわ!)
「If you don’t mind,」(もし良かったら、/差し支えなかったら、)は店内でも使えますね♪
If you don’t mind, may I open the blinds?
(差し支えなければ、こちらのブラインドを開けてもよろしいですか?)
などです。
これまでの復習
前回に引き続き、お会計とお見送りのシーンの復習を行いました。
みなさん、Receipt(レシート)の発音に悪戦苦闘されています^ ^
Pがありますが実際にはPは発音しないので、「ゥレスィート(最後の「ト」は舌で弾く音)」という音になります。
やはり、Rは発音が難しいですよね。
また「こちらにサインをお願いします。」は
Could you sigh here?
でまったく問題ありません。
4語で十分伝わると思うと、少し気持ちが軽くなりませんか?
今日のレッスン
弊社のレッスンの特徴の1つに、お教えするのは接客英会話だけではない!というのがあります。
言語と文化は表裏一体なので、例え英語を理解出来たとしても、日本語をそのまま英訳するだけでは、不自然な英語になるという事が頻繁に起こってしまうのです。
そこで弊社が大切にしているのが、言語と同時に文化も学ぶこと。
そうすれば、「日本語ではこういう風には言わないけど、英語だと言うんだ!?」という言語間の違いを少しずつ理解していけるようになり、より自然な英語を身につけることが出来るからです。
その代表例が、お勘定を渡した際にお客様に言う、「Whenever you are ready.」です。
Wheneverは「いつでも」という意味なので、直訳すると「お客様の準備が整いましたらいつでも」となります。
ただ、これだけだと?って感じですよね。
もっと分りやすくすると、「お支払いはお客様のご準備が出来てからで構いませんので、どうぞごゆっくり」という意味になります。
そもそも、日本の飲食店はお会計時にこういう言葉は言わないので、なかなか日本語に訳しづらいのが現状です。
ただ、英語圏の一流ウエイトレス/ウエイターは「Whenever you are ready.」をよく使います。
なぜなら、お客様はこれを言われることで、
「『食べ終わったんだから早く出て行け』という訳ではないのね。」
と安心でき、最後までお客様のペースで楽しむことが出来るからです。
ずいぶん前置きが長くなりましたが、今日のレッスンでは、whenever(いつでも)の応用として
Whatever:何でも
Wherever:どこでも
Whoever:誰でも
Whiciever:どちらでも
などもお伝えしました。
よく使う言い方としては、
Whatever you like.(何でもいいよ)
Wherever you like.(どこでもいいよ)
Whoever you like.(誰でもいいよ)
Whichever you like.(どっちでもいいよ)
です★
これらは日常英会話でよく使いますので、覚えておいて損はないですよ。
生徒さんの反応
実際に海外のお客様が来店された時、
「言いたいけど、何ていえばいいか分からず言えなかった~!orz」
という事がまだ多々あるようです^ ^
でも、言いたかった英語を学んだ際の反応は、
そうなんだ!こう言えばいいんだ!
知ってる単語や前に使った文法が入ってたんだ!
さっそく今夜から使おう!
など、皆さん心が上向きで意欲モリモリです♪
ちなみに、今日はこちらを英語でなんて言うか、ご質問をいただきました↓
当日キャンセルの際は、
I’m afraid there will be a cancellation charge if you cancel your reservation on the day.
(他社のお客様からですが)「海外の方は当日キャンセル(というか予約したのに来ない)が多いから困ってるんだよね。。。」
と伺ったので、電話で予約を受ける際にこちらのフレーズを言えると、少しはお店の負担を減らせるかもですね。
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)