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2018年5月31日
飲食店に特化した接客英会話レッスン 16日目 in 新宿区
目次
今日の接客英会話レッスン
残すレッスンは今回を入れないとあと9回!
6ヶ月って長い様で本当にあっという間です。
でも、残り9回でも覚える事はたーっくさんあります。
それでは、まずは生徒さんが海外のお客様に聞いてみたい質問をご紹介します。
これらを英語で何て言うか、ご存知ですか?
今日の宿題
「日本で東京以外の街を訪れた事はありますか?」を英語で何て言う?
こちらはこれまでの宿題が頭に入っていれば、簡単に作れますね♪
正解はこちら↓(長いです。)
Have you ever visited other cities except for Tokyo in japan?
ハヴ ユー エヴァー ヴィズィテット アナザー スィティーズ エクセプト フォー トーキョー イン ジャパン?
【解説】
“Have you ever ●●?” で「今までに●●した事はありますか?」です。
この場合、●●には「訪れる」という動詞の “visited” が入っています。
どこに訪れたことがあるかを聞いているかと言うと、”another cities except for Tokyo in japan”。
“another cities” で「他の街」、”except for Tokyo” で「東京以外で」となります。
もちろん、”visited” の代わりに、「行く」という意味の “been” を入れてもOKです!
色々な言い方があり、こちらはあくまでもその一例に過ぎませんので、少しご自分なりに単語をアレンジできるようになると、一気に会話の幅が広がりますよ。
「日本食はお好きですか?」を英語で何て言う?
Do you like Japanese food?
ドゥー ユー ライク ジャパニーズ フード?
【解説】
飲食店に訪れたお客様に聞く質問なので、飲食に関係のある話題だと話しかけやすいですよね^ ^
ちなみに、この質問を聞かれて “No.” という方はまずいらっしゃらないと思います。(そういう意味で考えると、”Yes.” を取りに行く質問ですね。)
ですので “Yes!” と返ってきたら、次の質問に繋げられると会話としてとてもスムーズですね♪
「何の日本食がお好きなのですか?」を英語で何て言う?
What is your favorite Japanese food?
ウワット イズ ユア フェイヴァリット ジャパニーズ フード?
【解説】
“favorite” は「お気に入りの」や「一番好きな」という形容詞です。
この “favorite” は日常会話でもとてもよく使います。
Taylor Swift is my favorite singer!
(テイラー・スイフトは私の一番好きな歌手なんだ!)
Green tea ice cream is my favorite!
(私は抹茶のアイスが大好きなの!)
もしくは、お店でお客様がどれを注文しようか悩まれている際、店員さんにおすすめを聞くという意味で、この様に質問してくるかもしれません。
What is your favorite?
(あなたはどれが一番好きなの?)
「日本の何の文化が好きですか?」を英語で何て言う?
What Japanese culture do you like?
ウワット ジャパニーズ カルチャー ドゥ ユー ライク?
・・・もしくは、1個前の質問をアレンジして、この様にも質問出来ます。
What is your favorite Japanese culture?
ウワット イズ ユア フェイヴァリット ジャパニーズ カルチャー?
【解説】
日本って本当に文化の多い国ですよね!
私は日本独自の多様な文化が大好きで、誇りに思っています。
同じ23区内でも、秋葉原と新宿、渋谷、原宿だけでも全然文化が違います。
こんなに小さなエリアでそれぞれ文化が画一されている街って、珍しいのではないでしょうか?
日本の文化・・・、例えば、スポーツ(相撲など)、飲み物(日本酒、焼酎、抹茶など)、食べ物(寿司、ラーメンなど)、芸者(舞子)、庭園、漫画、アニメ、伝統芸能(歌舞伎、能など)、植物(桜など)、人物(侍など)、祭りなどでしょうか?
ぱっと思いつくだけでもこれだけありますので、掘り下げればこの何倍の数も出てくるのでしょうね。
海外の方は日本人とは違う目線をお持ちの分、
「え、そこ!?」
とツッコミを入れたくなるような部分に惹かれている場合もあるでしょう。
この質問、奥が深くて話が弾みそうですね♪
今日の接客英会話レッスン:発音
今日から発音の練習に入りました。
これまでのレッスンでは「飲食店内で使う英語を何度も繰り返して覚える」というインプットに注力して頂きましたが、後半からはアウトプットを意識して頂きます。
つまり、「どう言うか」「何を言うか」です。
一説によると、英語には日本語の約10倍の音があると言われています。
つまり、普段私たちは英語の1/10の音しか使っていないことになります。
残りの9/10の音を出せるようになるには、コツコツと積み重ねた練習が必要です。
お口周りの筋トレです。
最初は頭や口が混乱する事もあるかと思いますが、慣れてくれば必ず正しい音が次第に出せるようになってきますよ!
まずは、正しい音がどういうものかを知りましょう!
A: Apple / Another
- 「A」は「ア」と「エ」の中間の音です。「ア」の口をしながら「エ」と言うと出しやすいですよ。
- 「th」は上下の歯で舌の先端を軽く噛みながら、舌と歯の間から息を漏らします。英語ではこの息漏れ感が非常に重要です。
- 「R」は舌を思いっきり後ろに巻きます。「R」は日本人が最も苦手としている音です。いきなり出来る様にはなりませんが、コツコツ続ければ正しい音を出せるようになります!
B: Beer / Beef
- 「B」は口を閉じた状態で「バッ」と勢いよく開けます。開ける直前(閉じている時)、唇は少し中に丸めた状態か好ましいです。
- 「Beer」と言う際、「R」を意識しすぎて「B」の時点で「R」を出そうとする人がいますが、「B」を発音してから巻くという順番に注意!
- 「F」と「V」は上の歯で下唇の内側を軽く噛む音です。この際、「フー」と歯や唇の間から息が漏れる「息漏れ感」が非常に大事!
C: Clear / Cooked
- 「クッ」という音です。小さい「ッ」が大事です。
- 「Clear」は「クッ」と発音してから、舌を上の前歯の裏にタッチして「le」を出し、「ar」で最大限舌を後ろに巻きます。
- 「Cooked」の「ed」は「D」よりかは「T」の音に近いです。優しく「トゥ」と置きに行くイメージです。
D: Dessert / Door
- 「D」は舌で上の前歯の後ろを「ドゥ」と強く弾きます。
- 「Dessert」は「ドゥ」と強く弾いてから「ザー」で強く舌を後ろに巻き、最後にまた「トゥ」と舌で前歯の後ろを弾きます。
- 「Door」は「ド」と強く弾いてから、「アー」と舌を強く巻いていきます。
E: Evening / Enjoy
- 「E」は日本語の「エ」や「イ」と同じです。(母音は単語によって音が変わるのです。)
- 「Evening」の「V」は「F」と同じで、前歯で下唇を軽く噛みます。「F」の時は息漏れ感だけですが、「V」では下唇が携帯のバイブレーターの様に「ヴー」と振動する音も大切です。
- 「ing」の様に単語の最後が「G」で終わっている場合、「G」は鼻濁音となり優しく置きに行きます。日本語の「グ」ではないのでご注意。
F: For / Few
- 「F」と「V」は上の歯で下唇の内側を軽く噛む音です。この際、「フー」と歯や唇の間から息が漏れる「息漏れ感」が非常に大事!
- 「R」は「Fo」を発音してから思いっきり巻きます。「Fo」の時点で巻いてはいけませんよ。
今後、洋画や海外ドラマを見る際は、キャストの口元にも注目してみてください。
「th」で軽く舌が見えたり、「F」や「V」ではしっかり下唇を上の前歯で噛むなど、1つ1つしっかり音を出されています。
新たな発見があって面白いですよ^ ^
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)