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2018年5月17日
飲食店に特化した接客英会話レッスン 14日目 in 新宿区
目次
今日の接客英会話レッスン
先週は中間成績発表の日でしたので、ブログはお休みしました。
そして、今日から接客英会話レッスン【後半】が始まります♪
全25回のこのレッスンですが、残すところあと12回!
後半戦も集中を切らさず、一気に突っ走りましょう(^ ^)
今日の宿題
さて、これまでの宿題は好きな海外ドラマや映画を見て、そこで「お店の中で使えそうな一文」を見つけて持ってきて頂く、というものでした。
しかし、今日から後半戦に入りますので、今までよりもレベルを上げた宿題をお出ししようと思います。
その内容がこちら。
来店された海外のお客様に、接客に関する事以外で聞きたいことをまずは日本語で考え、それを英語になおしてくる。
海外の方に街頭インタビューを行っていると、この様なお声を頂く事があります。
「日本は言葉も文化も違う国だから、店員さんと話して様々な違いも楽しみたい。」
「マナーのあるお客でいたいけど、日本のマナーが分からないから緊張してしまう。店員さんの方から『どちらからお見えですか?』とか話しかけてもらえると、心理的な距離が縮まって嬉しい。」
私がアメリカ・ネバダ州でウエイトレスをしていた時もとても感じたことなのですが、海外(特に欧米の観光客)のお客様は店員との会話もサービスの一環だと考えています。
ですので、
「ご注文はお決まりですか?」
「以上で宜しいですか?」
という接客に必要な会話以外もとても喜んで下さいます。
実際にあった話ですが、私のネームプレートには
MIKI
YOKOHAMA, JAPAN
と出身地が書かれていたので、それを見たお客様は
「一度日本に行ってみたいと思っているのよ!」
「横浜ってタイヤで有名な所だよね?」
「漢字ってクールだよね。私の名前を漢字でどう書くの?
など、本当に多くお声掛け頂き、様々な話題で盛り上がりました。
ですので、後半のレッスンでは皆さんに
接客に必要な質問文以外を、自分で考える
という課題に取り組んで頂き、海外のお客様が来店された時は是非
「どちらからお見えになったのですか?」
「日本は初めてですか?」
などの質問をして、お客様との会話を楽しんで頂きたいなと思います。
では、早速本日皆さんが考えて下さった質問をご紹介したいと思います♪
「どちらからお見えになったのですか?」を英語で何て言う?
Where are you from?
ゥウェア アー ユー フロンム?
【解説】
この質問は鉄板ですね!
国が分かればある程度言語も分かるので、スペイン語を話す方には “Gracias!”、フランス語を話す方には “Merci beaucoup!” など言えると喜ばれるかも(^ ^)
ちなみに、ある程度話が盛り上がった段階で “Where are you from?” は問題なのですが、会話を始める(切り出す)第一歩として使う際は、ちょっとストレートすぎます。
日本語でも「枕詞」ってありますよね?
「どちらからですか?」よりも、「失礼ですが、どちらからですか?」の方が婉曲的で失礼にあたらないと言いますか。
「失礼ですが」は絶対に必要ではありませんが、この一言を入れるだけで相手への思いやりが伝わります。
英語も同じで、1個目の質問はいきなりストレートに聞くよりも、1つクッションの役割を果たすものがある方がいい空気を作れます。
では、この際に使える英語の枕詞は、、、
May I ask ~?
メィ アィ アスク~?
です。
つまり、「失礼ですが、どちらからお見えになったのですか?」は
May I ask where you are from?
メィ アィ アスク~ ゥウェア アー ユー フロンム?
になります。
質問するたびに “May I ask” はくどいので、1個目の質問と、プライベートな質問の時に使う事をおすすめします☆
「どちらからお見えになったのですか?」の時は “Where are you from?” ですが、”May I ask” を頭に付けると “May I ask where you are from?” となり、”you” と “are” が入れ替わります。
これは、”May I ask” が既に疑問文になっているので、後に続く文は肯定文に戻るというルールがあるからです。
よって、“May I ask” の後に来る文は肯定文に戻る、と覚えておけば大丈夫です☆(もっと言ってしまえば、肯定文に戻さなくたって十分伝わります^ ^)
「今までこのお店に来たことはありますか?」を英語で何て言う?
Have you ever come here?
ハヴ ユー エヴァー カンム ヒア?
【解説】
“Have you ever ●●?” で「今までに●●した事はありますか?」です。
(●●には動詞が入ります。)
come =「来る」
here =「ここ」「こちら」
ですので、「今までにこちら(このお店)に来たことはありますか?」となるのです。
ちなみに、”here” の部分を “to ●●(店名)” として
Have you ever come to ●●?
でももちろんOKです!
「日本で東京以外に訪れた場所はどこですか?」を英語で何て言う?
Where have you visited except for Tokyo in Japan?
ゥウェア ハヴ ユー ヴィズィティッド エクセプト フォー トーキョー イン ジャパン?
【解説】
この質問はかなり難易度が高いですが、使う頻度も高そうですね♪
“Where have you visited?” で「(今までで)どこを訪れましたか?」と聞く事が出来ます。
“except for ●●” で「●●以外で」と使えます。
「当店をどうやってお知りになりましたか?」を英語で何て言う?
How did you know us?
ハゥ ディジュ ノゥ アス?
【解説】
「どうやって」系の質問はいつも “How” から始まります。
そして、過去形の質問なので “did you know” と続き、「私たち」という意味で “us” を使います。
もちろん、 “us” の代わりに “this restaurant?” と聞いてもOKです☆
今日のレッスン内容:数字
さて、今日新しく習って頂いたのは、数字の読み方です。
例えば、「123,456円」を英語で何て言うか分かりますか?
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正解は、”one hundred twenty three thousand four hundred fifty six yen.” です。
【解説】
「123,456円」の様に大きな数字を読む場合の、簡単なコツをお伝えします♪
それは、「123,456円」を「①カンマの前」「②カンマ」「③カンマの後」の3つのパートに分け、①②③の順で読んでいく事です。
1つ目のパート:「123」
まずは「,」の左側にある数字(123)を読んでいきます。
3桁ならまだ読みやすいですよね?
123= one hundred twenty three
ワン ハンドレッド トゥウェンティ スリー
2つ目のパート:「,」
2つ目はカンマ(,)です。
カンマにも呼び方はいくつかありますが、「123,456円」だとカンマは1個しかありませんよね?
1個しかない時のカンマは “thousand” (サウザンド)です。
ちなみに、「123,456,789」の様にカンマが2つある場合、左のカンマは “million”(ミリオン)、右のカンマが “thousand” です。
3つ目のパート:「456」
最後に「,」の右側にある3桁の数字を読んでいきます。
456=four hundred fifty six
フォー ハンドレッド フィフティ スィックス
最後に、1つ目、2つ目、3つ目のパートを全て繋げて読む
というわけで、1つ目のパートの “one hundred twenty three” と2つ目の “thousand” と3つ目の “four hundred fifty six” を繋げて読めば、大きな数字を正しく読めるようになります♪
こちらのやり方は、数字がどんなの大きくなっても変わりません。
例えば、先に出た「123,456,789円」も同じ要領で5つのパートに分けていくことが出来ます。
① = one hundred twenty three
② = million
③ = four hundred fifty six
④ = thousand
⑤ = seven hundred eighty nine
当然、この様に小さい数字も「カンマの前」「カンマ」「カンマの後」と分けて読めばOKです。
① = twelve
② = thousand
③ = three hundred forty five
どんな数字でも「カンマの前」「カンマ」「カンマの後」で分ければ簡単に読めてしまいます。
これでもう数字は怖くない!
数字の小ネタ
例えばこちらの数字、2通りの読み方があるってご存知ですか?
—- 1982 の読み方① ———————————————–
上記の読み方通りに考えれば、この様に読めますよね。
① = one
② = thousand
③ = nine hundred eighty two
しかし実は、これ以外にも読み方はあるのです。
—- 1982 の読み方② ———————————————–
① = nineteen
② = eighty two
つまり、1982 を “nineteen eighty two” と読むのです。
え、なにナニ?どっちが正しいの??
と困惑を招いてしまっているかもしれません。
どちらも正しいのでご安心ください。
どちらを使ってもいいのですが、例えば西暦を言う時は②の言い方が多く使われています。
例)
私は1982年生まれです。
I was born in nineteen eighty two.
しかし、”I was born in one thousand nine hundred eight two” が間違いという事ではありません。
また、例えばお会計が5,900円だった場合、
① = five
② = thousand
③ = nine hundred
Your total is five thousand nine hundred yen.
(お客様の合計は5,900円です。)
と言う方もいれば、
① = fifty nine
② = hundred
Your total is fifty nine hundred yen.
(お客様の合計は5,900円です。)
と言う方もいます。
“thousand” を付けた言い方(”five thousand nine hundred”)の方が丁寧なので高級店ではこちらをおすすめしますが、カジュアルなお店では簡単に言える “fifty nine hundred” でもOKです。
お好きな方をどうぞ!
以上、今日のレッスンでした!
華ひらくは飲食店専門の接客英会話コンサルタントです。インバウンド(訪日外国人や訪日外国人旅行者)が増える中、外国人に対しての接客英会話は、広く求められております。当社の代表である内木美樹は、アメリカ・ネバダ州の国際ホテル「Peppermill Resort Hotel」内のレストランで、日本人が誰もいない環境の中、マネージャーから「No. 1 food server」と称された実績があります。
その知識と経験を活かし、飲食店の方々に出張型の英会話レッスンを行っております。飲食店に特化したレッスン内容になりますので、多くの飲食店様からご好評いただいております。レッスンは基礎レッスンから行いますので、英語がチンプンカンプンという初心者の方でも安心して受講してください。
商工会議所様等でご好評いただいている飲食店向けインバウンド接客セミナーはこちら
written by 内木 美樹(飲食店インバウンド専門家/飲食店専門の英語講師)